霧島の女神、京都降臨。
2021.10.26更新
ただいま、京都。孫の中学受験応援団長としての単身赴任中。昨日11時45分発の飛行機に乗って、伊丹空港まで、そして京都へは、あっという間。本を2,3冊読んでいる間に、あらら、京都の次女のマンションですわ(笑)。
出かけるとき、特に長時間、長距離を移動するときは、本を3冊以上持ち歩きます。けれど、空港とか駅の本屋さんって、なかなか面白い本があったりするので、必ず覗くと、あちゃあ、また良い本見つけちゃったよ、ということで、5冊購入。重たいのなんの。
なかでもマドモアゼル愛先生の「月の教科書」という本は、素晴らしかった。目からうろこでしたね。わたしも「月の舟自由大学・学長」を名乗っている以上は、月の専門家として、月に関しては好奇心満載。
マドモアゼル愛先生の月に関する考えは、「へええ」というものでしたので、少しまとめる時間をいただいて、のちほど解説いたします。
昨日は、お昼ご飯を食べる時間もなく、移動したので、ルイ君の学校帰りを、マンション近くのコーヒー店で過ごして待ったのでした。
とても美味しいコーヒーで、お昼ごはん替わりにキッシュを頂き、それに合うコーヒーを飲みました。わたしとしては、もっと濃いコーヒーが好きなのですが、初めてのお店だったので、マイルドにしました。
雑味がなくて、飲みやすく、美味しかった。月の舟のコーヒーも負けてはいません。お客様にも「美味しい」と評判のコーヒーです。マリアッチのコーヒー豆を使用していますが、マスターの安藤さんの長年の研究により、素晴らしいコーヒーに仕上がっています。わたしもユタカ君も淹れ方がとても上手になりました。毎回、同じ味が出せるようになりました。
わたしは一休みして、買い物へ行き、夕食の準備。あれこれ作っているうちに、次女とれなちゃんの帰宅。鮭ときのこのホイル焼き、カニときゅうりの酢の物、残りご飯で梅チャーハン、わかめうどん、とれなちゃんの好物を並べました。
こんな風に家事をすることが、こんなに好きだったなんて、自分でもびっくり。フェミニズムの母性批判に同調して、家事そのものを批判的に見ていた、わたしの子育て時代(30代、40代)でしたが、お料理、おもてなし、お世話、みんな大好きなんだなあ、と気づく60代。
わたしは、太陽星座がしし座、月星座が牡羊座。どちらもリーダーシップが得意な独立系。自己主張し、リーダーとしてブイブイ言わせる星の元に生まれているみたいです(笑)。
マドモアゼル愛先生に言わせると、月星座の本質は、その人に欠けているものを象徴しているそうです。月星座牡羊座のキーワードは、「我、あり」という男性的で、自己主張が強いイメージです。
しかし、実際に月星座が牡羊座の人は、「我のない人」というのが本質で、「かっこいい自分、有能な自分、強い自分」がない、ということになります。
自分の無力を知り、その純な思いを祈りにした際、最終的に神がかったように機能するのです。
人間はすごいんだ、人間は本当はスーパーマンなんだ、人間は絶対に何にも負けないんだ、私たちはすごいんだ、との純粋な思いを抱けるのは月がおひつじ座にある人だけなのです。
ですから月おひつじ座の人の持つ仕事は、ただ、人間の勇気と情熱が最後は勝つというピュアな子ども時代の持ち続けることにあるのです。
そんな風にマドモアゼル愛先生は、アドバイスしてくださいます。
そっかあ、やっぱりね。わたしって、自己主張して、ブイブイ言わせるタイプではないなあ、といつも思っていました。
勉強が好きで、大学院に入学したときも、「結婚しない人」と思われていたようで、仕事まっしぐら、研究まっしぐらなのか、と誤解されていたようです。けれど、結婚願望はありましたし、子どもは一ダースくらいほしかったし、旦那に尽くすのも別にいやじゃなかった。
ただ、仕事をしたい、と強く思っていましたね。専業主婦願望はなかったなあ。今でもないけど。
60歳を過ぎてから、女性性と男性性のバランスが取れてきた感じです。それは、自分が本当にやりたいことをやったときにわかるもののようです。
わたしの場合は、文学講座と文学研究をやっているときは、子育てと同時進行で、研究も子育ても時間がかかることこの上ない、という代物ですから、まあ、本当に大変でした。簡単に「大変」とか「疲れた」とか言わないわたしが、自分の30代、40代の大変さは強調してもしきれないくらい。
でも、それだけ充実していた、ってことでしょう。あのときの勉強のおかげで、いま、あらゆることが頭に入っていて、授業がスムースに進みますし、子育てだけに集中しなかったからこそ、娘たち、孫たちとの関係が、緩やかで穏やかなものになっている、と言えるかもしれません。
まさか、きりしま月の舟でランチを提供することになるとは、夢にも思っていなかったし、それがこんなに楽しく充実したものになるとも思っていなかったなあ。なんという神の采配。
新しいお客様とゆっくりお話ができる歓び。わたしの料理、ユタカ君のスイーツを「美味しい」と歓んでいただくことは、文学講座がわかりやすかった、と言っていただくことと同じくらいの価値があります。
そして、食べ物の力の即効性に度肝を抜かれ、素晴らしいなあ、と思います。
これからも旬の食べ物をふんだんに使って、美味しいものをいっぱい提供していきますね。心から愉しんでくださいませ。
源氏物語新講座も、受講生の方々が熱心で、充実した講座になっています。すでに8クール目のみたけきみこによる源氏物語講座。かれこれ20年ほど教えております。
先日、源氏物語オンライン講座の録画をしましたが、内容は良かったのですけど、きりしま月の舟で午前中に録画したため、朝陽がわたしの顔に当たりすぎて、ゴールドに光ってしまい、あまりにも神がかっているので、また取り直します。
これから一千回ほどの源氏物語オンライン講座の動画を作成していく予定です。どうぞ、独学で源氏物語を勉強したい方、復習したい方、ご活用くださいませ。
女神カフェは、まだ3回しかやっていませんが、その内容の重要性に目覚めています。
「自己肯定感を持つって難しいですよね」「わたし、頭悪いし」などと言って、不幸のデパートみたいになっている女性たちに、「わたしたちって、凄いんですよ」「わたしたちは、宇宙の最高傑作なんですよ」「人間って、楽しいよ」「生きるって、素晴らしいよ」「学びは、最高!」と言い続けるのが、わたしの仕事みたいです。
だから、女神カフェって、何だか軽いので、もっと重厚に「女神塾」にして、しっかりと新しい時代の生き方を学びましょう、とたくさんの方にお声がけしたい。
で、11月からは、毎月第1、2,3日曜日の午前10時から11時半まで、女神塾開催です。きりしま月の舟(みたけ邸自宅リビング 定員6名)で女神塾を開催します。
11月7日、14日、21日です。ご自分の意志と選択で、日程を決めて、お越しください。だいたい10回くらい、みたけきみこさんの話を聴いたら、自己肯定感がじわじわと湧いてくると思います。
できれば、ご予約してくださいますと助かりますが、えいっと、日曜日の朝、勇気を振り絞って、お出かけになることも素晴らしいですね。女神塾のあとに、月の舟でランチをして、霧島を散策するのも、素敵な時間になるでしょう。
女神とは、愛と感謝に満ち溢れている人のこと。神様という遠い存在ではなく、わたしたち自身のことを言うのです。
自分が愚痴や言い訳を垂れ流していることが、どれだけこの地球に、人類にマイナスの意識を植え付けていることでしょうか。
自分がいくつになっても、希望をもち、明るく元気に生ききることが、どれだけ地球や人類にプラスの意識を植え付けているでしょうか。
孫たちと接するとき、学生さんと接するとき、文学講座の受講生の皆様、カフェのお客様に接するとき、いつも明るく最高のわたしでいられるように、毎瞬を大切に生きていきます。
そういえば、昨日は、ユタカ君の誕生日でした。誕生日だからと言って、特別なことをするのが好きではないユタカ君なので、わたしはさっさと京都に応援団として赴任したのでした(笑)。
それでも、月の舟塾の受講生のトモ君がお母さまと一緒に、ユタカ君の大好物のチョコを届けてくれたみたいで、本当にありがとう。わたしも嬉しかった。
ユタカ君とこの世で出会ったことは、神様からの最高のプレゼント。お互いにそう思っていることが、最高のしあわせ。ふたりでひとりだから、わたしって「我がない人」なのかな。
女神塾は、スピリチュアル嫌いのユタカ君も応援してくれています。「あなたの一番得意なことだしね」とも言ってくれます。
問題の核心を突くのがうまい、というのが、ユタカ君のきみこ評です。わたしからすると、「ふとそう思う」だけなんですけどね。
その直観力を活かして、これからも霧島の女神として、精進してまいります。
10月29日に帰ります。本当は、そのまま東京に出て、三女と会い、オペラを観る予定でしたが、8月の時点で、東京の緊急事態宣言下での感染増大にリスクを感じて、取りやめにしたのでした。29日は、長女の誕生日でもあるのですけどね。これまた、そこはスルーして、年を取らない、誕生日を祝わない人生に突入です。
孫たちには、たっぷりの愛情をかけて、育てていきます。それが、次世代に残す、わたしの財産でもありますからね。
先日、入院中の母とオンライン面会したときに、相変わらず、わたしのことは認識しないのですが、隣りで会話を通訳してくださる看護師さんに、わたしの母曰く、「うちの長女はですね(わたしのこと)、霧島に土地を4ヘクタール持っているんですよ」と大言壮語しておりました。
わたしが持っているのはせいぜい500坪、4ヘクタールって、源氏物語の六条院の大きさではないですか(笑)。一万2千坪ですからね。
それでも、母が霧島の土地を買い足していることを歓んでいるんだなあ、とわかって、わたしも嬉しかった。
その買い足した土地に、孫たちの撒いたコスモスの種が芽を出し、花を咲かせました。ここをワイルドフラワーガーデンにしたり、月の舟ホールを建設したり、と夢がまた膨らみます。
さ、霧島の女神、元気にがんばりまーす。京都は寒いです。風邪とコロナに気を付けて、これから買い出しに行ってきまーす。
皆さまも、急に冷え込んでいますので、風邪などひかれませんように、ご自愛くださいませ。
今日も、「女神なひととき」をご愛読くださいまして、心から感謝いたします。