周波数を合わせる
2025.08.03更新
毎日、昼間は暑いですが、霧島の我が家では、落ち着いた夏の朝、そして涼しい夕方を満喫しています。
今日は、霧島国際音楽祭のファイナルコンサートを堪能しました。エリソ・ヴィラサラーゼさんのピアノ、ファイナルコンサートのために特別編成されたオーケストラ、指揮は、デイビッド・レイランドさん。
きみちゃん、霧島国際音楽祭は、ここ10年以上、毎年参加しておりますが、ファイナルコンサートを聴いたのははじめて。みやまコンセールの舞台は狭いので、オーケストラだと舞台の壁ギリギリまで椅子が並んで、第一ヴァイオリンの方々は特にギューギューという感じですが、なにせ、音響の良さは素晴らしくて、音が響く、響く。
第一音から鳥肌ものでした。モーツアルトの歌劇「皇帝ティートの慈悲」をオーケストラだけで、優しく、けれどはっきりした音で、モーツアルトらしいというか、可愛らしい曲でした。はじめて知った曲ですけど。
次が、エリソさんのシューマン・ピアノ協奏曲イ短調Op.54。世界一のシューマン弾きと言われるエリソさん。ピアノの音とエリソさんの存在が一体化し、またオーケストラとも一体化しているような、大調和のシューマン・ピアノ協奏曲でした。
今回の霧島国際音楽祭で感じたのは、演奏する皆様は、ピアノであれば、他の楽器も、オーケストラであれば、指揮者ほどの全員の音の流れを把握している、ということを、今更ながら、思い知ったのでした。
音楽はハーモニー、というけれど、そのハーモニーを創り出すために、自分を知り、相手を知り、作曲家の意図を知り、というような信頼と尊敬の連係が必須ですよね。そのことを、今回は強く感じました。一流の皆様のコミュ力というか、ハーモニー創りに感動しました。
エリソさんは82歳。いつも黒の同じドレスしかお召しにならない、あまりおしゃれじゃないし、お顔も無愛想な感じなのですが、そのピアノ指導法にも定評があり、ピアノは叫ばなくていい、ひとりひとり違う、とおっしゃるその姿勢にも感動します。
ここ何年も続けて、エリソさんのピアノ演奏を堪能しておりますが、彼女には「年を取る」という側面がない感じがしますね。可憐なのです。演奏も佇まいも。
最後は、ドボルザークの交響曲第8番。とっても素敵でした。フルートの上野星矢さんが大活躍。めちゃめちゃ美しいフルートの音色でした。上野さんのお隣りには、オーボエの広田さん。きみちゃん、広田さんのCDを持っているくらい、大ファンです。
オーケストラのど真ん中に、上野さんと広田さんがおいでになるだけで、絵になるし、音が締まる。良いものを魅せていただきました。
今夜は久しぶりに、エリソさん、広田さんのCDを聴いて寝ましょうかね。
さて、きみちゃん、先日、YouTubeで並木良和さんがおっしゃっていた「周波数を合わせる」ということについて、今日聴いたファイナルコンサートと重ねてみたいと思います。
願いを叶えるのに、その願いが叶ったときの感情を先に感じて、その気分で過ごす、ということがよく言われます。周波数を合わせる、というのは、それとよく似ていて、自分の行きたいパラレルワールドに行く、という言い方もできます。
並木良和さんの解説では、若い人と話すのが苦手、という人がいたとしたら、若い人と話すのが好き、という周波数に合わせると、若い人と自然に話せる。
きみちゃん的な解説であれば、素敵な恋人がほしいなあ、お金がたっぷりあって、安心できる感情に浸りたいなあ、と思っていたら、素敵な恋人がいたり、お金がたっぷりとあるときの感情を味わいながら、毎日を暮らすと、現実がそれに追いついてくる。
きみちゃんは、エリソさんの周波数に合わせると、たとえば、シューマンのピアノ協奏曲を全曲、暗譜して美しく演奏する、という在り方は、きみちゃんの場合に重ねるならば、源氏物語の原文を全文覚えることに等しい。
源氏物語は、400字詰め原稿用紙で、約2500枚の分量がある、と言われていて、その2500枚分の原文を、きみちゃんが暗記しているかというと、全くそんなことはないのですが、エリソさんのピアノは、源氏物語の原文を全文暗記するに等しいくらいのパワーを秘めておられる、と思いました。
きみちゃんには無理。それを想うと、エリソさんの凄さが一目瞭然、という意味で、そのたとえにしてみたのですが、きみちゃんの最高の生き方は、このような晴れ舞台で自己表現する、というものではなくて、一万人女神ヒーリング、月の舟ユートピアの建設、家族を大切にして、孫たちの未来を想い、霧島の活性化に寄与する、という範囲のものですが、ファイナルコンサートを聴きながら、自分の周波数の合わせ方がわかった、と思えました。
ひとつには、今日のオーケストラは100人いないくらいでしたけど、きみちゃんのこれからの仕事もまた、100人ほどのスタッフ、協力者、仲間というか、そういう方々とともに創りあげていくものだなあ、と感じました。それがまた、とても頼もしく、信頼できる方々との共同創造で、きみちゃん、安心して、指揮者として立っている気分になりました。
まず身近なところで、明日から月の舟はお休みをいただいて、母の49日、長女一家が帰ってくるので、その準備、さらには、大学、短大のテストプリント、レポートの採点があります。また、朝の時間をゆったりとした自分時間にする、というきみちゃんの最大の願いをじっくりと叶えていくこの一週間になりそうで、すぐそこに月の舟ユートピアが出現しています。
先日は、女神ヒーリング体験セッションを3人連続でやらせていただき、女神ヒーリングのご予約もどんどん入ってきている状態で、嬉しい限り。
今日もファイナルコンサートに酔いしれて、月の舟に戻ると、女神ヒーリング受講生のMさんがいらしていて、ひとしきり、先日の女神ヒーリングのその後についてお話しました。こうして、月の舟カフェがあることで、振り返りもできますし、きみちゃんの人生って、本当にすべてがつながり、うまくいっているなあ、と感無量です。
きみちゃんがコンサートに出かけている間、ユタカ君がカフェを守ってくれますし、最高のパートナーがいて、最高に幸せです。
最高のパートナー、最高の家族、最愛の娘たち、孫たち、最高の月の舟カフェがあって、最高の文学講座、読書会のメンバーの皆様、最高の女神ヒーリングの受講生の皆様、最高の温泉仲間の皆様、すべてが最高に幸せで、ありがたきかな。
それをこれからもう何段階か、次元をあげるべく周波数を整えて、きみちゃん、笑顔で生きていきますよ。エリソさんのピアノまでいかなくても、源氏物語の一部は暗唱したり、しっかりと教えたり、また、誘導瞑想ができるように、ピアノの練習も再開しようかな。女神ヒーリングのパワーもさらに強化していきます。めちゃワクワク。
先日、日本文学史を学びたい、という学生さんがいたのですが、よく考えたら、古事記から村上春樹までを教えられる文学の先生って、日本広しと言えども、きみちゃんしかいないんじゃないのさ、と思えましたね。ここにいるのよね。何も東京まで行かなくたって、ここにいるよ。丁寧に教えてあげますよ。しかも、高い学費を払うことなく、ご相談に応じますよ。
きみちゃんって、これまであまりにもがむしゃらに生きてきたので、自分の力をあまり認識しておりませんでしたが、意外に、凄いのよね(笑)。もちろん、世界で闘えるキャラではないけど、日本でなら、ユニークな存在だし、鹿児島だったら、ダントツだね(笑)。鹿児島一頭の良い女を自称しております(笑)。
いずれにせよ、なかなか面白い仕事をしているし、充実した人生を歩んでいることに大感謝、大感激、大歓喜。
今日は、周波数をあげて、そこに目標を定めて、自分の価値を感じて、なかなか良い一日でした。
今朝、ランチの仕込みの最中に、鰹節を削ろうとして、なぜか指を怪我してしまったのは残念で、しかも痛いのですが、ま、こんなこともあるさ。明日になれば、治るでしょ。
いつもきみちゃんのブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。きみちゃん月の舟オーケストラをぜひ楽しんでくださいませ。これからさらに素晴らしいハーモニーを奏でていきますよ。ご期待くださいませ。
では、またお会いしましょう。