きりしま月の舟

きみちゃんマジック

2025.07.27更新


 ただいま、午前5時。窓の外の景色は穏やかで、これからまた大雨の予報ではありますが、今日も元気に「きりしま月の舟」をオープンしていきますね。

 今日7月27日に予定しておりましたイベントは、延期にさせていただきました。新燃岳の噴火がまだ続き、いつもなら夏休みの観光客の皆様、登山客、避暑においでの皆様で賑わう霧島が、いつもの3割まで来客が落ち込んでいるようですし。

 きりしま月の舟周辺は、降灰もなく、いつも以上に涼しい夏です。きりしま月の舟は、いつも通り、のんびり、ゆったりと営業しております。ふらっといらしてくださるお客様とゆっくりとお話できるのがまた嬉しいですね。

 先日7月25日は、温泉仲間の3人娘さんたち(平均年齢70歳くらいかな)がランチにいらしてくださって、それも台風による暴風雨のさなかを縫うようにしておいでくださいました。

 きみちゃんもユタカ君も張り切っておもてなししました。いつもならワンプレートのところを、一皿ずつお出しして、メニューにもこだわりました。

 イワシのコンフィ、夏野菜の焼き浸し、干しキュウリの佃煮、ピーマンのおかか和え、豚肉とプラムの赤ワイン煮、小玉ねぎのスープ、あめ色玉ねぎのパスタ、プラムのパウンドケーキ、そして紅茶やコーヒー。

 干しきゅりは、いま、ユタカ君がハマっているメニュー。いやあ、これは優れものですよ。きゅうりを干すと、食感がとてもよくなって、これまでユタカ君の十八番だった「きゅうりのキュウちゃん」を超えました。

 あめ色玉ねぎパスタも、ユタカ君がたまねぎを一時間以上炒めて、あめ色にしてお出ししたもの。これまた玉ねぎの甘みがぐんと出て、優れたメニュー。

 小玉ねぎのスープも、しっかりと鶏ガラの首のあるやつを、斧でたたいてスープをとって、梅干しの種とだし昆布と塩で味付けするという辰巳芳子さんのメニューを、いまきみちゃん、十八番にまで昇華しております。

 鶏ガラスープはもはや目をつぶってもできる、というくらいに、月の舟の定番メニューに加わり、鶏飯、煮物の出汁、スープの素として大活躍してくれます。

 農業青年の祐太君が畑直送のお野菜を届けてくれるし、あちこちから差し入れしていただくお野菜、果物たち、昨日も直子さんがごま油をお中元に持ってきてくれて、これまた調味料も優れものが多くて、月の舟のメニューに深みを添えてくれます。

 きみちゃんがカフェを開いたとき、母がとても歓んでくれました。お盆も器も母から譲られたものばかり。メニューも母のものを多く取り入れ、昨日のメニューも「さつますもじ」でしたが、これは父の大好物、そして母のお料理の師匠である石神千代乃先生の十八番でもありました。

 美味しいものをいっぱい食べさせてくれた両親に、深く感謝します。

 イベントに関しましては、本を出版された渡邊英理さんからオファーがあって一か月もない集客期間で、以前からやりたかった企画でもありましたから、亡き母が「ほら、今だよ」と言っているみたいで、歓んでお受けしたのですが、近隣地区の断水、温泉が出なくなった、との情報で、ふっと「さあ、がんばるぞ」という緊張の糸が切れました。

 大学生も試験期間ではあるし、教え子ちゃんたちに「霧島までおいで」と声をかけるのが難しく、月の舟の常連さんたちに、新燃岳の噴火で話題になっている霧島に、さあ、お出かけください、とお声かけするのが躊躇され、いつものきみちゃんとユタカ君の集客力に陰りが出たのでした。

 ユタカ君の素早い仕事で、ZOOM参加可能なところまですぐにセッテイングできて、さすがの月の舟の仕事力を発揮できたのですが、5月13日に開催した「ウエサク祭」みたいに一気にお客様がいらしてくださる流れにはならなくて、延期を決めたのでした。

 また、じっくりと企画を練って、新たにご案内いたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。

 このイベントの仕掛け人である渡邊英理さんの著書『到来する女たち』は本屋に並んでおりますから、ぜひお手に取って、お買い求めくださいませ。

 この本は、サークル村で活躍した三才女、石牟礼道子、中村きい子、森崎和江を横断的に論じたもので、きみちゃんは中村きい子さんのことを長年研究し、論文もいくつか書いておりますので、それを英理さんが取り上げてくださっていたのでした。

 石牟礼道子、中村きい子、森崎和江を一気に語る企画は、いつかやってみたいと思っていたので、英理さんの「霧島で中村きい子の話をしたい」とのオファーを快諾したのでした。

 母の死から一週間という頃でしたが、そのオファーになんだかとても元気が出て、仕事への意欲が湧いたのでした。

 多分、ご近所さんの断水、温泉のストップなどは引き金だったとは思いますが、なんだかんだ、母のお葬式やらなんやらで、自分では気が付かなかったけど、疲れていたのでしょうね。兄と弟夫婦が、儀式の段取りとかいろいろやってくれて、きみちゃん夫婦は、母の料理教室のテキストを復刻したくらいですが、孫の出産と同じくらいエネルギーを使ったようです。

 昨日も、みやまコンセールでの霧島国際音楽祭に参加して、コンサートを楽しみましたが、そのときに知人から「お母さま、残念でしたね」とお声かけくださって、たぶん、母のことを新聞で知ってくださったとは思いますが、母の死は「残念」ではないな、と思いました。

 お悔やみの言葉として、「お寂しくなりますね」とはよく言われますが、「残念ですね」というのは初めて聴かされる言葉で、人の死は残念ではなく、その人との関係性が新たなステージを迎える大切な瞬間なのだ、と思います。

 きみちゃんは、シャーマン能力が高く、あの世の声が聞こえて、あの世と交信できるのですが、父の魂はいつもきみちゃんの近くにあり、生きているとき以上に温かく見守ってくれている感じが強くします。

 母の魂は強く大きくて、一族の要であった人らしく、死んで間もないのに、ものすごい厚みで、きみちゃんを取り巻いています。

 死んだことがわからない魂とか、生きている間に子どもを甘やかしすぎた親の魂は、その愛情のかけ方が、生きている人たちを混乱させるのを感じる時もあります。女神ヒーリングのときに、それをお伝えすることもあります。

 2023年から女神ヒーリングの活動をして、これまで200人を超える方々を観させていただき、その回数を重ねるごとに、自分の能力が開花していくのが、よくわかります。

 きみちゃんの女神ヒーリングは、一回でも効果抜群なのですが、やはり、月の舟超女神コースを10回受講していただきますと、ご自分の人生開花、才能開花がばっちりできると思います。

 3回コースは初級、5回コースは中級、10回コースは上級。10回コンプリートされましたら、本物の女神となり、他人様のヒーリングもできるようになるし、ご自分の人生が軽やかになって、どんどん開運していかれるでしょう。このことには、きみちゃん自信があります。

 この2年半で、たくさんの方が笑顔になって、ご自分の人生を開花させていかれるのを魅させていただきました。何しろ、きみちゃんマジックで、皆様、自分の人生に希望を持ち、自立し、颯爽と自分を生きることができるようになるのですからね。

 月の舟超女神コース、おススメです。まずは3回コースからはじめてくださいませ。一年くらいかけて、10回をコンプリートしていかれるといいですよ。

 8月末まで、一回3万円が半額になりますから、超お得です。一年で30万円が15万円になりますし、一気に支払わなくても、一回毎でも大丈夫ですから、とにかく月の舟超女神コースは受講していただきたいなあ、と思います。

 8月20日から31日までは、京都、東京におりますので、その近辺の方はぜひ対面でお目にかかりましょう。きみちゃんマジックで人生を開花し、自立の扉を開けて、ご自分で女神ヒーリングができるようになりましょうね。

 きみちゃんは教育者ですので、人を自立させるのが使命。だから、きみちゃんの女神ヒーリングを受けた方は、自立度が違います。一気に軽やかになって、飛翔されます。きみちゃんに依存するようなかたちは取りませんから、ご安心ください。

 これまで3回コースをたくさんの方が受講してくださって、3回目での飛翔ぶりが、きみちゃん自身も目を瞠るくらい凄いのです。まずは3回。できれば5回。さらに10回受講してくださると、完璧です。

 きりしま月の舟のランチ営業と同じく、まさか自分が女神ヒーリングをやるようになるとは全く思いもつかなかった現在ですが、こうしてランチ営業、女神ヒーリングを大切な仕事として生きて、何よりも自分自身が癒され、幸福度が爆上がりしています。

 毎日が大幸福、大感謝、大歓喜なのです。その上昇ぶりが半端ないのです。落ち込むことはほぼなくて、「これで良かったんだ」「すべてはうまくいっている」と思えて、毎日、ユタカ君とラブラブしてます(笑)。

 本業である文学の仕事もまた、文学に携わったからこそ、こうして女神ヒーリングができる、と強く思います。

 先日24日、渡邊英理さんが聞き手をなさるというイベントが福岡であり、それにきみちゃんとユタカ君、福岡まで出かけて聴こうと対面で申し込んでいたのですが、翌日にランチの予約が入り、オンラインでの参加に切り替えました。

 芥川賞を受賞された鈴木結生さんと、群像新人文学賞を受賞された豊永浩平さんとのトークに、渡邊英理さんが聞き手としていろんな質問をされるもので、いやあ、一時間半がめちゃめちゃ楽しかった。

 若い作家さんたちの真摯な創作活動に感動しました。聞き手の英理さんも大興奮するような内容で、とにかく、ここでは真摯な姿勢、としか言いようがないのですが、孤独に仕事をする若者たちが、実はここに仲間がいたんだ、ということを目の当たりにするような感覚、といったらいいかな。

 「書く」ことで孤独を深め、同時代との溝を感じながら、自分の魂の真実を見つめ、深めることで、実は時代と深く繋がり、他の人とも繋がっていた、という感覚。

 きみちゃんは、ユタカ君と出会ったことで、ああ、自分は文学をやっていいんだ、と思えましたし、ユタカ君と世間のこと、文学のこと、仕事のことを話すことが一番幸せで、ここに仲間がいる、と信頼感を深めますが、こうして文学を生業とする方々に出会うとまた、ああ、仲間がいるなあ、と思えます。

 きみちゃんは、ヒーリング業界では、まだ3年もたたない新参者ですが、文学業界では30年以上在籍の古株ですからね。自分の古巣、故郷、という感じがします。だから、これからも文学の仕事は続けながら、論文を書くよりも、こうしてブログを書くことを自分の使命としながら、文学業界(ことばの世界)に身を置いていきます。

 文学、女神ヒーリング、そして食の分野での「癒し」を担当させていただきます。

 さて、昨日は、霧島国際音楽祭のコンサートに行ってきました。きみちゃんは、谷昂登さんのピアノが好きで、彼とカルテット・アマービレの「甘美なるショパンの世界」を堪能しました。

 ユタカ君と午後4時から、ギターの村治佳織さんとヴァイオリンの川久保賜紀さんの黄金デュオのコンサートで合流し、ちょうど月の舟に来ていた中学3年生のきょう子ちゃんもギターを習っているので、一緒に連れてきて、3人で愉しんだのでした。

 きみちゃんは、本当にクラッシック音楽が大好き。霧島に住んだ醍醐味は、この霧島国際音楽祭に気軽に参加できること。我が家からみやまコンセールまでは、車で20分で行けますからね。

 7月19日の霧島神宮でのかがり火コンサートも最高でした。ここは、我が家から歩いて15分。散歩がてらに行けます。

 みやまコンセールには、最近、パイプオルガンが設置され、8月16日のきみちゃんのお誕生日にもパイプオルガンコンサートがあるので、出かける予定です。

 昨日のコンサート、谷さんも凄かったし、カルテット・アマービレも超素晴らしかったし、途中の若い方々の無料コンサートも、あの若い作家さんたち同様、真摯なエネルギーを感じて、大きな感動をいただきましたが、何よりも、村治佳織さんと川久保賜紀さんの華麗な美しさには圧倒されました。

 村治さんの真っ赤なドレス、川久保さんの黒いスリムなドレス。ああ、これだよ、これ。鹿児島の女性に足りないもの。このおしゃれ感。超女神なファッション。洗練された美しさ。

 みんな親孝行をしたり、他人の人生をお世話することにかまけて、こんな風に自分を磨くことを忘れてる。

 いやいや、きみこ先生、わたしにはお金がないですから、そんなことはできません。とおっしゃる方が多いだろうなあ、と思うのですが、他人のお世話をすればするほど、自分の人生は貧しくなっていくのですよ。これは真実です。

 自分はわがままではなく、謙虚に生きています、という証拠のように、他人様のお世話をして生きている方々の人生は、例外なく澱んでいる。逆に、あまりにもお世話をしなさすぎる、怠けものの人生も澱んでいますが。

 強烈な言い方でごめんなさいね。とにかく、自分に集中しましょう。自分をピカピカに磨きましょう。

 自己犠牲的に他人のお世話をする、というよりも、この方々と出会ったことを美しい絆と捉え、それを感謝にかえていく、というのでしょうか。

 きみちゃんは、最近、ユタカ君への感謝が半端ないのですが、彼と出会ったからこそ、きみちゃんの人生は豊かになったし、こうして大幸福。

 ユタカ君と同じくらい、3人の娘たちへの感謝も深くなって、娘たちがいたからこそ、わたしは生きて来れた、とさえ思えます。どれだけ彼女たちの存在がわたしを勇気づけてくれたでしょうか。感謝だらけです。

 もちろん、孫たちの可愛さ、愛おしさは、これまた生きる勇気そのもの。この孫たちが最高に幸せになることを無条件に応援したい。

 さらに、きみちゃんの講義を受講してくださった皆様、月の舟会員の皆様、大学、短大での教え子の皆様、皆様のおかげ様できみちゃん、こうして生きてきたなあ。支えて頂いたなあ。ありがたくて、涙が出ます。

 そして、昨日、魅せて頂いた村治佳織さん、川久保賜紀さんの超絶技巧、きょう子ちゃんが言う「一音一音が美しかった」という音楽的才能ももちろんですが、あの超洗練されたおしゃれ度、華麗さは、近年になく、きみちゃんが圧倒された出来事でした。

 わたしたちは魂の美しさばかりに目が行きがちですが、身体的感覚、魂魄の「魄」のエネルギーを忘れてしまって、洗練する、ってことをついおろそかにしますね。

 亡き母もおしゃれな人でしたが、わたしたちに介護をさせない生き方もまた、超おしゃれな人生でした。

 ああ、きみちゃんも食べ過ぎて、ユタカ君から「このお腹、なんとかしたら」と言われている場合ではないな(笑)。女神きみちゃんも、67歳という婆ながら、洗練された美を目指します。

 ありのままの自分を全肯定しつつ、自分を磨き上げる。それが豊かさへの第一歩。よく考えたら、音楽業界の皆様は、人前に出ることが多くて、ファッションも才能のうちですから、皆様超おしゃれですが、文学業界、ことに文学の学会においては、超おしゃれな方はほぼおいでにならないな。

 きみちゃん、どの業界でもいいから、これから女神として、超おしゃれになることを決心しました。さあ、輝くぞ。

 ということで、もう午前7時半です。空が晴れてきました。これから散歩に行こうかな。ランチの仕込みはできているので、余裕ですしね。

 昨夜、きょう子ちゃんとコンサートが終わってから、祝橋温泉の夏祭りに出かけ、温泉仲間のせい子さんが出品されているお煮しめをゲットし、温泉には入らずに、我が家に戻り、お夕食をきょう子ちゃんと一緒に頂きながら、お母さんの直子さんとお兄ちゃんのとも君がお迎えに来るのを待っていました。

 きみちゃん、昨夜はちょっとワインを飲みすぎて、その後バタンキューでしたが、こうして早起きをして、ブログが書けてよかったな。

 すべてはうまくいっている。きみちゃんの超おしゃれ生活も大丈夫。母の49日までにお掃除もしっかりしなくちゃ。長女一家が我が家に泊まり、やれ、スイカ割りだ、バーベキューだと楽しんでくれるように、それがまた、きみちゃんとユタカ君の大きな歓びですから、張り切っていきますよ。8月20日からのお孫ちゃんお世話ツアーも超楽しみ。

 ブログを読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。人生の真実を少しでもお伝えできたでしょうか。まずはきみちゃんが超女神であることを、昨日の村治さんや川久保さんみたいに証明しなくちゃね。書くことと女神ヒーリングを通して。

 何よりも、きみちゃんの愛が深いことをお伝えして、また明日。

 霧島においでの際は、きりしま月の舟にどうぞお立ち寄りくださいませね。お待ちしております。