きりしま月の舟

未熟なわたし、でも誇りに思うよ

2024.12.10更新


 霧島の紅葉も、超絶美しい時期を過ぎて、華やかな舞台女優が引退するような雰囲気をまとっています。色が褪せ、落葉してもまだなお高貴な感じ。

 今年は、紅葉するのが遅かった分、紅葉し始めてから長く楽しめました。桜もいいけど、紅葉のグラデーション、変化の様相を観る高揚感は素晴らしいですね。紅葉に感謝して、冬を迎えます。

 さて、昨日は、「光る君へ」解説講座@カフェ・ド・マリーエの最終回でした。大河ドラマ自体は、12月15日が最終回ですが、解説講座は毎月第2月曜日ですので、それをそのまま踏襲しました。

 12月18日(水)に、きりしま月の舟での「光る君へ」解説講座がまだありますから、興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。ドラマ終了後の解説になります。

 昨日は、ここのところ、ドラマのなかでの大きな話題である「刀伊の入寇」を中心にお話をし、その流れで武士の時代の幕開け、白河天皇に至る系譜、外戚政治の終焉などをお話ししました。

 「刀伊の入寇」以外は、これまでもう語り尽くした気がして、さらに意識高い系女子の受講生の皆様への感謝と尊敬が溢れて、この一年間、素晴らしい講座ができましたことを寿ぎました。

 毎回、どんどん新しい受講生の方がいらしてくださり、会場のカフェ・ド・マリーエさんの椅子が足りなくなるほど。昨日は、久留米から月の舟会員のEさんが久しぶりに参加してくださって、とても嬉しかったです。

 来年は、鹿児島市青年会館草舎にて、第2月曜日の午前10時から「枕草子」、午後2時から「源氏物語」講座を開催します。お申込みも続々とあり、遠くからのご参加もあって、本当に嬉しいです。

 参加費は、年間3万円。きりしま月の舟での講座も全部受講できるシステムですので、受講すればするほど安くなっていきます。ぜひ、このゴールドカード(年会費3万円)を利用して、気軽に楽しく受講してくださいませ。

 きりしま月の舟での講座は、第3水曜日午前10時から「枕草子」講座が新しく増えます。第2日曜日午前10時からは、「女神塾」を再開します。月の舟女神マスターコースを受講された方をはじめ、新しい豊かな人生に一歩踏み出していきたい方を対象に、毎月講座形式で「女神学」を学ぶ機会を設けます。

 文学講座の個人レッスンは、一時間3,300円で承ります。「枕草子」でも「源氏物語」でも、ご自分ときみちゃんのスケジュールに合わせて、ご受講くださいませね。

 女神ヒーリングも、先日、11人目の女神様誕生でした。月の舟マスターコースを受講された皆様は、確実に一歩一歩人生を豊かにしていかれます。そのお手伝いができますことをとても誇りに思います。

 文学講座、月の舟ランチ、女神ヒーリングの三つの仕事をこなしているきみちゃんを、とても誇りに思います。

 先日も、紅葉の写真を撮影にいらしたお客様が、月の舟で女神ランチを召し上がってくださいました。ちょうど古事記講座をユタカ君がやっていた時間でしたので、その講義をBGMのように聴いておいでだったのですが、なぜかさめざめと涙を流しておられたので、「どうかされましたか?」とお声かけしたら、「身体にとても良い美味しいランチを頂いて、中身はよくわからないけれど、古事記のお話を耳にしていたら、なぜか涙が出てきました」とのこと。

 「よかったら、女神ヒーリングいたしましょうか?」とお誘いしたら、すぐに受けてくださって、すっきりとなられ、とても歓んでいただきました。

 お客様も感動、きみちゃんも、ユタカ君も、そこにいらした皆様も感動を共有して、とても素敵な時間になりました。

 やはり、月の舟って、波動が高いのよね。皆様が笑顔になっていかれますもの。ありがたいことです。

 昨日は、講座のあと、押し花作家の紀子さんのアトリエを訪ねて、注文してあった、月の舟クリスマス会の子どもたちへのプレゼントを受け取りました。

 先月、鹿児島市立美術館で開催された紀子さんの押し花教室のグループ展に出かけたら、とっても素敵な押し花作品があったので、じゃあ、これをクリスマス会での子どもたちへのプレゼントにしよう、と思い立ち、お願いしていたのでした。

 紀子さん、わくわくで制作してくださったとのことで、そのあまりの美しさ、可愛らしさに、今朝また眺めても感動です。ありがとう、紀子さん。

 紀子さんとの出会いは、きみちゃんが結婚前に働いていた学習塾で、きみちゃんは小、中学生の国語を教え、紀子さんは受付嬢ということで、毎日のように顔を合わせ、とても意気投合して、よく塾の仕事が終わってから、飲みに出かけていたのですよね。

 親友のローリーさんと同じく、紀子さんとは一度も嫌な思い出がなく、いつもきみちゃんのことを理解して、尊敬してくださり、きみちゃんもまた、いまや鹿児島の押し花界のリーダーである紀子さんのことを尊敬し、信頼しています。

 今回の仕事も、ささっと引き受け、ささっと仕上げてくださって、さすがです。妙円寺団地時代のご近所さんのIさんは、紀子さんのお弟子さんで、紀子さんと知り合いであるというだけで、きみちゃんたちまで尊敬してくださる、というありがたさ。

 Iさんも押し花界で頑張っておられ、先日のグループ展では、素敵な作品をたくさん拝見できました。すごいなあ。偉いなあ。自分の才能を伸ばし、頑張る女性たちって、大好きだな。

 紀子さんのアトリエで楽しい時間を過ごし、次は天文館の映画館へ。劇場版「ドクターX」を観ました。

 いやあ、泣けましたね。とっても良かった。まだ観ていない方には、ネタバレになるので、コメントは控えますが、観た方がいいですよ。

 きみちゃんとユタカ君、久々の映画館での映画鑑賞で、とっても楽しかった。でもね、5時40分からの回、きみちゃんとユタカ君とあと3人くらいで、ほぼ貸切状態。

 いやあ、鹿児島って、どうしてこうも映画を観たり、コンサートに出かけたり、という習慣とか文化が育っていないんだろう。

 子どもたちの問題でも、「貧困」が教育に及ぼす影響はすごいけど、文化においてもしかり。「お金がない」という人が多すぎる。豊かさを享受できる仕組み作りを創造していかないとね。きみちゃん、張り切ってこの世界を豊かにしていきますよ。

 そのためにも、まずは自分が豊かであることが大事。癒され、美しいもの、大好きなものに囲まれていることが大事。

 映画鑑賞のあと、きみちゃんとユタカ君は、数年ぶりくらいに、ステーキハウス「アンガス」でステーキを頂きました。この一年間、本当に、きみちゃんとユタカ君はよく努力し、働き、がんばりましたからね。自分たちへのご褒美です。

 久々の「アンガス」のステーキ、超美味でございました。とろけるような美味しさとはこのことですね。カフェを運営する者として、こうして美味しいものを頂く習慣は身につけておきたいもの。

 コロナ禍の低迷を脱して、勢いのある「月の舟」。これからも成長していきますよ。そのためにも、自分たちへのご褒美は大事。ユタカ君と月一回はこんな時間を過ごしたいね、と言い合って、霧島への道を帰りました。

 で、今日はオフの日ながら、午後2時からオンライン会議。先ほど、終わったところ。きみちゃんらしい意見が言えました。

 自分を誇りに思う、って超大事。昨夜観た「ドクターX」でも晶さんが「大門未知子を自慢に思う」というセリフがあって、きみちゃん、ユタカ君に「きみちゃんを自慢に思うよ」と言って、と帰りの車のなかで催促しました(笑)。

 で、ユタカ君、もちろんさ、と何回も言ってくれました。ありがたきかな。きみちゃんも言ってあげましたよ。「ユタカ君を誇りに思う」と。

 先日は、カウンセラーのSさんと話をしていて、子どもたちを育てる中で大事なことは何だろうね、という問いに、Sさん曰く、「その子のありのままを尊重すること」と言われ、深く賛同しました。

 こうあるべき、ああするべき、ここがだめだから、しっかりとやるように、という大人の在り方は、その子の自尊心を育てないし、「わたし、生きてていいんだ」という生命力をそぐことになってしまう。

 本当にそうだなあ。特にいいところがなくても、貧乏でも、病気でも、性格が悪くても、最低でも、自分は「生まれてきてよかった」「生きててよかった」という歓びに満たされて生きることの大切さ。

 ひとりぼっちじゃない。だって、自慢の自分がいるもの。そう思うことが、自分には価値があり、生きる歓びを爆上げします。

 きみちゃんも、自分を全肯定して、これからも夢に向かって邁進していきますよ。

 そろそろ、5番目の孫が生まれそうで、95歳の母もまた命を振り絞って生きてくれているいま、きみちゃんにできることを精いっぱいやって、毎日を歓びで満たしていきます。

 今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。きみちゃんの使命は、「人間の本質について、ひとりひとりの尊厳について、伝えていくこと」。

 文学の分野から、食の分野から、波動という目に見えない世界から、多角的にアプローチしていきますね。

 良いお年をお迎えください、という時期になりました。まだ年内にブログをアップするとは思いますが、師も走る、という年末、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。