きりしま月の舟

感謝、それが人生の究極の真理。

2023.11.12更新


 先週(11月6日から11日まで)は、毎日が大イベント続き、というくらいに充実していました。それで、昨日11日夕方、眠くて眠くて、11月11日はポッキーの日だから、ということで、買い物をして、ポッキーを買って、明日の仕込みの準備もできたな、と思ったとたん、電池が切れたように爆睡。

 そして午後10時に起きて、午前1時に寝て、それで寝たような寝なかったような気持ちで起きだして、ただいま午前5時。 

 いろんなことがものすごいスピードで進んでいます。あれれれ、と思っている間に、あちこちでたくさんの方がきみちゃんのことを引っ張って行ってくれているみたい。

 昨日のことから逆算して思い出していくと、まず、霧島小学校の学習発表会が午前9時25分からあって、きみちゃんも参加しました。

 まずは、1,2年生の体操から。みんな知っているので、可愛くってしょうがないなあ。みんな、きみちゃんの孫みたいだわ。あら?よしまさ君がいないけど、どうした?と思っていたら、よしまさ君、お熱が出たんですって。 

3年生も昨年の作文教室のときに出会った子どもたちで、下校時には月の舟に寄ってくれたりするので、これまた孫みたいな気持ち。あら、めいちゃん、さすがにダンスが上手だね。みんな、朗読もうまいよね。 5年生の発表はパソコンも使って、凄いね。みんなできりしまマップを作ったとのこと。あら?きりしま月の舟が載っていないじゃないの?と休憩時間に教頭先生に伝えておきましたわ(笑)。料亭旅館・竹千代さんもないよ。

 保護者の方もいっぱいお見えで、お隣りの宮原さんご夫妻も。あら、真紀さんが手を振ってくれてる。いま霧島に移住して大人気のフリーライター藤原綾さんもお見えで、わたしのお隣りの席に座ってくださいましたわ。綾さんは「月の舟通信」にも寄稿してくださっています。

 5年生の発表は、綾さんの「霧島の素晴らしいところを発見しよう」とのご指導のもと、作成されたとのこと。普段、当たり前に思っていることが、実は凄いことだ、という視点を持つことの大切さ。 

 休憩時間に男の子がわたしのところに来て、「霧島のおススメのところはありますか?」と聞くので、「きりしま月の舟」と答えました(笑)。でも、それに付け加えて、「霧島はね、全部が良いのよ。とくに人が良いねえ」。

 そうなんです。自分ひとりのことを考えた時、もちろん、長所、短所、とあるけれど、まるごと、みんな素晴らしいんだ、と思います。 

 ダメな自分をまるごと愛してあげたときに、人はぐーーーんと成長するのです。逆に、ダメな自分を責めることが、成長を妨げ、どん底から這い上がれない悪循環を作ります。

 休憩時間には、一年生、2年生の子どもたち、知っている子はみんな、きみちゃんのところに来て、いっぱいハグしあって、嬉しく、楽しかったなあ。先生方やお母さま方ともいっぱいお話ができて、ああ、きみちゃん、皆様のためにできることをこれからも精いっぱいやっていきたいな、と思いながら、途中で抜けて、ユタカ君がワンオペをしている月の舟に戻りました。

 月の舟では、ユタカ君が「古事記」の講義中。これから月の舟では「古事記」講義に力を入れていきますね。11月23日(祝)午前10時から11時半まで「古事記」特別講義「天孫降臨」を開催します。参加費1500円。ぜひ奮ってご参加くださいませ。 

 天孫降臨の地、霧島に住んでいるからには、古事記をしっかりと勉強したいもの。いまや「古事記」はブームになっているようですね。月の舟では、しっかりと「古事記」のテキストを読み、「神話」の原点に迫っていきます。わかりやすく、楽しくお話していきますので、気軽にお越しくださいね。

10日夜は、霧島神宮ご神火祭に参加しました。霧島に自宅を建て、仕事の拠点を移したというのに、移住11年にして初参加でした。これもいつもお野菜を月の舟に届けてくれる祐太君が、高千穂ビジターセンターの駐車場係もしている関係から、午後5時から神事が始まるけど、午後4時から駐車場が混むと教えてくれて、午後3時に月の舟を閉めて、今年はがっつりと重装備をして、出かけたのでした。 

 鹿児島国際大学で非常勤講師をしていたときの教え子、山口飛雄馬君がちょうど遊びに来るというので、じゃあ、一緒にご神火祭に行こう、と誘って、ユタカ君と3人で出かけたのでした。

 飛雄馬君は、素敵なところに就職ができた、との報告に来てくれて、本当に嬉しく、頼もしく、やったー、と叫びたいくらい、ほんと嬉しかった。 

 素直でイケメンで頭がよくて、とすべてが素晴らしい飛雄馬君で、月の舟でも、祐太君とともに山登りのリーダーだの、ZOOMの段取りだの、新屋敷時代は、蔵書の整理だの、通信の発送手伝いだの、いっぱいお手伝い頂いていました。

 高千穂峰を一時間半で片道登れる、パソコンのプログラミングもできる飛雄馬君が、あちこち修行を重ねて、めでたく安定した会社に就職できたとの知らせは、きみちゃんもユタカ君も、自分の息子がどーーんと飛躍して大人になっていく姿を見せてもらって、超嬉しい。

 で、3人で高千穂河原の古宮跡に行き、ご神事も拝見し、九面太鼓の演奏、神楽の奉納も見学できました。

 ご神事では、大祝詞を神官さまたちが読まれ、雅楽の演奏もあり、とても厳かでした。午後から降り出した雨も上がり、皆様、防寒体制もしっかりして、良い雰囲気です。

 ご神事のときに、一番前に並んでいたら、そのお隣りに立っておられた方おふたりが、福岡からお見えだとのことで、話が弾みました。

 そしたら、「わたし、チャネラーの仕事をしています」と若い方がおっしゃいます。「あら、わたしもこの3月にヒーラーになりました」とお話したら、さらに意気投合。

 名刺交換して、「月の舟」にもお立ち寄りくださいね、とお話して、その日は別行動。そして、昨日、古事記講座にもご参加くださる予定でいたら、車のナビが、どうやら昔の天文館時代の月の舟を指してしまったようで、どうもおかしい、と姶良インターでUターンして月の舟にお越しくださいました。

 ちょうどきみちゃんが霧島小学校の学習発表会から帰ったあとに、おふたりは月の舟に到着されて、なんというか、グッドタイミング。

 おふたりは、母と娘さんで、とんでもなく素晴らしいエネルギーをお持ちでした。話し込むこと3時間。波長の合うヒーラー仲間、という感じで、最後はエネルギーワークをしていただき、いろんなヒントも頂いて、さらには、弁財天様つながりで、今度、宗像大社に行きますね、とお話したら、ぜひ案内させてください、とのこと。

 これまで宗像大社に行こうとして、なかなか良い宿が取れなかったりで、実現しなかったのが、ここへきて、一気に加速するという不思議。嬉しく、ありがたいなあ。

 きみちゃんは師匠の真理様とのセッションで、弁財天様を世の中に広めるという使命があるらしく、そのことがずっと気にかかっていて、鹿児島の出水にある弁財天様ゆかりの厳島神社は参拝したのですが、大元の宗像大社はまだ一度も参拝していなかったので、これは素晴らしく良い機会。ありがたいこと限りなし。

 さて、11月9日は、これまた充実した一日。午前中が源氏物語講義。午後4時に堀之内僚君(11月25日に月の舟でピアノ弾き語りコンサートをします)が来てくれて、一緒に「美食とワインの晩餐会with西川悟平」のイベントへ。

 西川悟平さんは、2022年のパラリンピック閉会式でピアノ演奏をされた方。ニューヨークを拠点に音楽活動をされている中で、突然3本の指が動かなくなり、そのことを克服して「7本指のピアニスト」として大活躍されている方。

 その生き方がドラマになったり、舞台になったり、これから小学3年生の道徳の教科書にも載ったりする、という素晴らしい西川悟平さん。

 いつもお世話になっている、そして大好きな島津重富荘のイベントということで、きみちゃん参加しました。最初はいろんな方をお誘いしたのですが、なかなか皆様スケジュールが合わなくて、じゃ、ユタカ君と行こう、と計画を立てていたら、そうだ、ピアノ弾き語りをする僚君を誘ってみよう、と思いついて、僚君と行くことにしました。

 ユタカ君は、ここのところずっと体調が悪かったのもあり、ちょっと静かにしていたかったみたいで、きみちゃんが若いイケメンさんと出かけることを、いつものようににこやかに送り出してくれます。ありがたいこと限りなし。

 僚君も歓んでくれて、帰りは車の運転も引き受けてくれました。で、わたしだけがワインを飲んで、実に嬉しい夜でした。

 西川悟平さんのピアノは、ごつごつした体格ながら、音も野太い感じながら、とっても癒されて、深く沁み込んできます。ピアノが大好きなきみちゃん、自分で演奏することも大好きですが、それ以上にピアノソロリサイタルを聴くことが大好きなきみちゃん、耳が肥えていることを密かに自慢しています。

 たくさんの美しいピアノの音を聴いてきたなかで、西川悟平さんのピアノの音は、ちょっと違いました。とにかく癒される。トークもお上手で、ユーモアがあり、ご自分の苦労を歓びに変えていく魔術師のような感じかな。

 お食事もダントツ美味しくて、ワインも、来年月の舟666祭りでお世話になる山下君が、きみちゃんにも気を配ってくれて、「この白ワイン、美味しいわ」と言ったら、密かに2杯目を注いでくれました(あ、これ、秘密ね)。知り合いの方もいっぱいで、しっかりとご挨拶ができて、素敵な夜になりました。

 音楽活動をする僚君もとても刺激的だったようで、しかも、ピアノを弾く指が一番よく見える席に座れて、僚君にとって素晴らしい学びの機会になったようです。いつも細やかなご配慮をしてくださる清川良子さま、深く感謝いたします。

 午後10時ごろに終わって、それから霧島に帰り、また僚君とユタカ君とお茶しながら、なんだかんだと午前1時半まで語り明かしました。それから僚君はおばあちゃまの待つ曽於まで帰りました。翌日来てくれた飛雄馬君は、泊まってくれて、朝ごはんも食べてくれて、きりしまの母ちゃんは嬉しい。

 若者たち、自分を大切に、大きく羽ばたくのだよ。応援してるよ。

 11月8日も、島津重富荘のカフェ・ド・マリーエさんで、「紫式部日記を読む」講座があり、皆様、熱心に聴講してくださいました。大好評につき、来年も毎月第2水曜日にやりますね。NHK大河ドラマ「光る君へ」の放映に合わせて、きみちゃんがその時々に大切なことを講義していきますよ。お楽しみに。

 源氏物語を30年以上教えてきたきみちゃんにとっても大きな挑戦で、やりがいがあります。毎月第2水曜日午後2時から4時まで、カフェ・ド・マリーエさんで「光る君へプロジェクト」を開催しますので、ぜひご参加くださいませ。参加費は3,300円。スイーツ付きです。

 11月8日から11日までの出来事を逆にたどりました。きみちゃん、凄いね。そして、たくさんの方に愛されているね。新しい出会いもいっぱいだね。

 やはり、人生を豊かにする根本は、「感謝」です。まずは両親への感謝。家族への感謝。友人への感謝。仲間への感謝。土地への感謝。地球への感謝。出会いに感謝。

 この感謝が半端なくできると、人生スムースに動き出します。どんなひどい出来事にも、自分を磨いてくれるのだと感謝する。西川悟平さんの素晴らしさは、そこですよね。

 そして、いま、「ある」もので勝負する。いま、「ある」ことに感謝する。

 水が飲める。電気がある。便利に生活できる。優しい人に囲まれている。新しく気の合う人に出会う。

 いつもいつも優しいユタカ君、しっかりと自立している娘たち、可愛い孫たち、霧島小学校の子どもたち、まわりの皆様、素晴らしいです。大好きです。感謝でいっぱいです。

 さ、今日もまた、たくさんの方の愛の詰まった食材に感謝して、美味しいランチを提供しますよ。ぜひ「きりしま月の舟」にランチにいらしてくださいませね。今日もたくさんのご予約をいただき、感謝しています。余裕がありますので、予約なしでもどうぞお越しくださいませ。

 ただいま午前6時半。そろそろ朝食を準備して、ユタカ君を起こしましょうかね。

 きみちゃんの最高の日々に大感謝。大歓喜、大幸福。ありがたいこと限りなし。

 今日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。きみちゃん、ここのところ、ものすごいエネルギーチャージができております。ヒーリングのご予約もいつでも受け付けておりますね。皆様のお役に立ちたいです。どんな小さなことでも話すことで、気持ちが楽になりますからね。

 では、今日も一日、感謝の心で過ごしましょう。