きりしま月の舟

天才は正直である

2025.07.31更新


 少し風は強いのですが(台風の影響かな?)、今朝の霧島は、涼しく、穏やかで、美しく晴れています。

 今朝7時半ごろ、ユタカ君とふたりでブルーベリーの実を摘みました。母の49日で長女一家がやってくる頃まで実がついていたらいいな。可愛らしくて、孫たちもブルーベリー摘みを楽しむだろうな、赤い実がどんどん紫になり、ブルーベリーの色になったときが摘み時。

 実は、きみちゃん、人生初のブルーベリー摘み。こんなに自然に近く暮らすなんて、シテイガールだった幼少期からは考えられないくらい。働き者のユタカ君が毎日草刈りをしてくれて、植物がすくすくと育ち、いろんな実が収穫できています。

 どうもイノシシさんが夜中にやってきて、寝っ転がっている形跡もあったりして、ただただ観賞用の自然ではないのですが、植物や動物たちのエネルギーをいただく毎日に、本当に癒されています。

 さらに今朝は、6番目の孫の聖凪ちゃんの顔を動画で観ることができて、これまた幸せいっぱい。孫は宝。幸せの柱。

 昨日は、午前中が女神ヒーリング、常連さんのかおりさんも勉強とランチ、Kさんもコーヒーを飲みに。はじめてのお客様もちらほら。午後は、霧島神宮に用事があって、その帰りという83歳のTさんと、お隣りの85歳のAさんがいらして、人生経験豊かなお話を伺えました。

 80代の皆様が、こうして元気にお過ごしの様子は、実に励みになります。わたしもかくありたい。100歳まで現役で仕事をしたい。ユタカ君とふたりで、ずっと仲良く丁寧に暮らしていきたい。

 83歳のTさんに「きみこ先生はボケないよ」と力強く断言していただいて、「そうかも」と自信をもつきみちゃん(笑)。たくさんの方に助けていただいて、100歳を全うしますよ。

 さて、7月22日で鹿児島県立短大の講義が終わったと思いきや、なんと29日も授業があることが判明し、なんと!こんなことは、きみちゃん鹿児島県立短大に非常勤講師として勤めてはじめての経験。何しろ、7月23日から補講があったので、29日はもうテスト期間かと思っておりやした。

 ま、心残りがいっぱいあったので、学生さんたちにも対面でしっかりと指導できて、良かった、良かった。ひとりずつの疑問に答えることができて、バッチシ。

 そのなかで、男性性と女性性について関心を持った学生さんがいて、そのことについて、個人的に話をしたのですが、その後、まだまだ説明が足りなかったな、と思い、ここに記しておきます。Aさん、このブログ、読んでくれているかな?読んでくれていたら、嬉しいなあ。

 男性性、女性性とは、ひとりの人間のなかにある多様な側面を、文化的な解釈、たとえば「男らしさ」「女らしさ」の範疇を超えて捉えるもの。

 たとえば、「力強さ」「リーダーシップ」「論理的思考」「競争」「独立」「お金」「地位」「感情を抑える傾向」を男性性。「優しさ」「柔らかさ」「受容性」「協調性」「感情表現」「共感力」「美的感覚」「ケアする精神」が女性性。と説明される場合が多いよね。

 でもね、陰と陽、表と裏、あなたとわたし、というように、それらは対立する概念というようなわけではなく、繋がっているものを別の側面から見る、というものなので、積極的なのが男性性、消極的なのが女性性、というような分類をしてしまうと、ちょっと違うよね、という感じになります。

 むしろ、母性と父性、という言い方の方がわかりやすいかな。きみちゃんは、河合隼雄さんの『母性社会日本の病理』という本によって、母性と父性について深く理解し、そのおかげさまで、子育てもジェンダー論も乗り越えてきた、と言っても過言ではありません。

 これまで自分のなかに「母性」を認めたくなくて、あえて、男性性、女性性という言葉を多用してきたと思いますが、あえて、ここでは母性、父性という言い方に変えてみましょうかね。

 「受け取る」のが母性。母性は子どもを受け入れ、受け取り、抱きしめ、養育する。けれど、抱きしめすぎて、自分のテリトリーから逸脱する子どもを許さない。それでいつまでも子どもを自分の世界に抱え込んだまま。

 それだと子どもが自立できなくなるので、父性が、母親と子どもの間に割って入って、その関係性を「切る」機能を果たす。

 それが、きみちゃんの母性と父性の理解です。日本社会は、母性が強く、父性が機能していないので、いつまでも密着する母子が横溢し、また、会社組織も、母性的な機能を果たして、養ってもらうかわりに、その場に従順であることを求められる。

 この母性社会日本の「型」にはまるようにきちんと生きることが前提で、この日本社会をリードしているのが、男性性優位のおっさんたちという複雑な構図がまだまだ健在なまま、そこに生きる女性たちは、母性社会日本のリーダーたる男性が好きな女性像を生きる、という実に反転した生き方をしておられるように思います。

 きみちゃんの魅力は、この母性社会日本の男性たちの好みに全く合わせないばかりか、社会そのものから逸脱しても平気だったこと。

 母に「本を読むな」と言われても、本ばっかし読んでいたし、むしろ、父の方が母性が強くて、きみちゃんが何をしても、「よかよか」と目を細めていてくれたっけ。

 なんだかんだ言っても両親がきみちゃんのやりたいようにさせてくれたおかげさまで、きみちゃん、21世紀を迎える前に、すでに「ほんとうの自分」を生きることができて、とっても幸せなのです。

 それは単に、きみちゃんが運が良かった、というだけなのかもしれません。でもね、きみちゃんはきみちゃんなりの「型」にはまらない努力をしたよね(遠い目)。

 社会の求めるバランスではなく、自分のなかのバランスを重視したおかげさまで、論理的思考と身体感覚としての料理、子育て、孫育てができて、自分が200%満たされていることを感じています。

 さらには女神ヒーリングという魂職に出会ったおかげさまで、自分の才能と収入を同期できているなあ。ありがたいことです。

 男性性、女性性という言い方をするので、わかりにくくなるかもしれませんね。競争、組織優位の社会から、共生、個人の自立優位の社会への移行、と言った方がいいかも。

 きみちゃん、会社勤めしたのは、たったの一年。あとはずっとフリーで仕事をしてきて、しかも、収入は少ないのに、両親やユタカ君や親戚の皆様のおかげ様で、お金には困らなかったし、まあ、困ることがあっても、あまり心配しない性分。というか、とっても恵まれていた、と今頃気が付きます。

 40年近いフリーター生活のおかげさまで、自分の力でお金を稼ぐ術を身に付けているし、最近は、きみちゃん自身が金のなる樹じゃないか、と思うくらい、お金を稼ぐことに自信があります。

 ただ、最近のきみちゃんは、新しい月の舟ユートピア建設に向けて、気持ちが盛り上がっているので、それを考えるだけでもわくわくしますし、また大きなお金を動かすことへの恐れもあります。

 でもね、やるしかないのよね。あと30年。月の舟ユートピアを建設しない人生なんて、クリープを入れないコーヒーどころじゃない、それをしなければ、ただ老いを受け入れるだけの全く絶望のなかを生きるような感覚。きみちゃん、何よりもチャレンジの人だしね。死ぬまでチャレンジだ!

 だから、きみちゃん、自分の人生を豊かにするために、そして、希望に満ちた未来を孫たちに届けるために、さらには、愛してやまない霧島の地を活性化するために、きみちゃん、月の舟ユートピア計画を進めていきます。

 男性性、女性性の話に戻れば、キャリアのために出産を諦めていた女性たちが、安心して出産、子育てができるような社会が、女性性優位の共感と協働に満ちた社会の実現の第一歩になると思います。

 新しい命の誕生というのは、人類の奇跡であり、こんなに素晴らしく美しいものはありません。

 出産が怖かったり、仕事と子育ての両立に悩む女性の皆様、大丈夫ですよ。周りの方々がしっかりとサポートしてくださいますし、女性性優位の社会は、あなたを決して見捨てることはありませんよ。希望を持って生きていきましょう。まず何よりも、きみちゃんがあなたを見捨てないよ。

 先日、鹿児島県立短大の本当に最後の授業が終わったあと、近くの発酵レストラン「アルカナ」さんに、ユタカ君とランチに行きました。ここの店主さん姉妹は、コロナ禍のとき、月の舟の絵画を購入してくださって、そのおかげさまで、月の舟はコロナ禍を生き延びることができた、といっても過言ではないくらい、恩を感じているきみちゃんです。

 いつもながら、美味しい発酵食品のランチ。それを頂いたあと、妹さんの方にきみちゃんの未来を占っていただきました。「アルカナ」さんは、占いと食事のお店なのです。

 きみちゃん、自分がもはや「人間を超えた女神」になっているという自覚はあるのですが、どうもその先が見えなかったんだよね。そうしたら、アルカナ妹さんによれば、「テレパシー」というのが出てきて、きみちゃんは言葉の人だけど、もう言葉を超えたテレパシーの世界に入る、とのこと。

 へええ、面白い。その日の朝、LINEをしようかな、と思っていたけれど、これは黙っていても、きみちゃんの愛が伝わるかな、と思って、あえてLINEをしないで、気持ちで「よく頑張ったね」と伝えた出来事があったので、ほほお、それのことかあ、と感無量。

 きみちゃんの人生、こうして愛がいっぱい循環していて、とっても嬉しい。アルカナさんに感謝して、こうして自分の女神性を磨くことを怠らず、さらに精進していこう、と元気が出ました。

 さて、今日のテーマである「天才は正直である」という「吾輩は猫である」をもじったタイトルですが、正直に細やかに生きることが、これからとっても大事だよ、とお伝えしたい。

 天才とは、すなわち、自分を神である、と思うこと。完璧、最高傑作であると思うこと。きみちゃんの周りの天才さんたちは、ほんと、正直。そして、立ち居振る舞いも言葉も愛情のかけ方も細やか。

 正直と細やかさ、これさえあれば、この世を天才として生きていけますよ。型にはめる人生ではなく、自分に正直に、でも細やかな計画、細やかな生活、細やかなイメージ力で、自分の思う通りの人生を歩んでいきましょうね。

 正直に生きることは、従順に生きるよりは難しいし、辛いことが多いかも。そして、孤独を感じることも多いかも。きみちゃんがそうだものね。正直だから、孤独でもあるよ。それをいつもユタカ君が優しく包み込んでくれるし、月の舟の会員さん、娘たち、孫たちの愛も循環して、正直ゆえの豊かさを感じています。

 今日は、霧島神宮に繋がる道路も、ほぼ車が走らないという状況。静かですわ。まるでコロナ禍ですか?というくらいの静けさ。

 嵐の前の静けさみたいに、時代が大きく変化していく前の静けさ。本当に時代が大きく動くのだと思います。男性性優位の社会から女性性優位の社会へ。がんばらなくても大丈夫な世の中がやってきますよ。誰かに承認してもらわなくても大丈夫な世の中がやってきていますよ。さ、きみちゃん、張り切って生きていきますよ。

 こうしてブログで皆様に愛と勇気をお伝えしたいと思っています。お役に立てたでしょうか。いつもブログを読んでくださいまして、大感謝です。

 今日で7月も終わり、明日から8月ですね。きみちゃん、8月16日生まれですから、わが誕生月です。

 8月7日から11日まで、きりしま月の舟は、お休みです。母は、夏至の日に亡くなり、ライオンズゲートが開く8月8日に49日を迎える、という実にドラマチックは人ですわ。さすがの母でございます。

 ライオンズゲートとは、しし座の門が開くということで、魂の覚醒があったり、新しい変容やチャンスがやってきたり、直感力や創造力が高まったり、願望実現へのサポートが入ったり、と良いことがいっぱい起きます。

 きみちゃんの人生は、もはや良いことしか起きないので、毎日ライオンズゲートが開いているようなものですが、さらに気を引き締めて、生きていきます。

 8月20日から31日まで、きみちゃん、京都、東京お孫ちゃんお世話ツアーですので、きみちゃんはおりませんが、ユタカ君がきりしま月の舟を守って、ランチ、スイーツと張り切ってご提供いたしますので、どうぞ、気軽にお立ち寄りくださいませ。

 月の舟超女神コース、8月末まで半額になりますので、この機会をお見逃しなく。鹿児島近辺の方は8月19日まで受け付けますよ。8月末までにお申込みいただけましたら、実際のセッションが9月以降になっても、半額で対応いたします。

 では、素敵な8月をお過ごしくださいませ。