全肯定の女神
2023.11.27更新
霧島は、紅葉が最高に美しい。今年は初秋に真夏日が続き、すでに葉がちりちりしていて、これからどう色付くのか心配していただけに、いきなりの見事な紅葉に度肝を抜かれた上に、まだまだピークは続きそうです。
昨日は、あちこちでイベントが開催され、紅葉目当ての観光客でいっぱい。おかげさまで、月の舟もお客様がいっぱいで、とってもありがたかったです。
きみちゃんは、思わぬ熱発寸前で、風邪薬とユタカ君特製のホットする神社(ホットジンジャーのことです、笑)とはちみつ入りゆず大根で、この一週間を過ごしました。
今朝、こうしてブログを書きながら、ああ、よく乗り切ったなあ、と感慨深い。ああ、死なずに生きてる、って思えます(笑)。いやあ、それだけ毎日がハードなんですけど、その緊張感が大好きなんですね。
思うに、この66年の人生で「暇だな」ということは皆無だったような。どんなときも忙しく充実した人生。ありがたいことです。のんびり屋でぼけっと過ごすことも大好きですが、スピード感溢れる人生も大好き。旅も好き。行動派でもあるし、おうち派でもあるし、読書も好きで、ひとりでいても寂しくないな。いろんな面を持っている自分がさらに大好きです。
11月25日(土)は、月の舟フリーマーケット開催、そして午後3時から「堀之内僚ピアノ弾き語りコンサート」開催。
竹細工の白石さんが風邪でお休みでしたが、古布の恒吉さんは相変わらず元気で、ネクタイなどを使ってリフォームされたベストを3枚持ってこられて、ハンガーにかけておいででした。ベストはどれもなかなかのセンス。まだ月の舟に掛けてありますので、手に取ってご覧くださいね。
80歳を過ぎた恒吉さんの、そのマイペースなところが素晴らしいなあ。もっと古布をたくさん持ってこられて、売りさばかれるのかと思いきや、月の舟ランチが目当て、と早々にランチを「美味しい」と召し上がり、楽しそうに皆様とおしゃべりをしていかれました。
午後3時からの「堀之内僚ピアノ弾き語りコンサート」、僚君と知り合うきっかけになった曽於図書館の「田村隆一」トークイベントにご出演の橋口幸子さんもお越しになり、僚君のご両親様もお見えで、なかなかアットホームな素敵なコンサートになりました。
僚君は、最初の打ち合わせからさらに曲目を練って、ビリー・ジョエル「素顔のままで」は外しておりました。よかった、歌詞カードを作らなくて(笑)。お客様も初期の目標であった人数を超えて、大満足。僚君がお友達にいっぱい声をかけて、またそのお友達も、遠い霧島までいらしてくださいました。大感謝です。
僚君はひとりでの弾き語りは初めてとのことで、自分でトークし、歌い、とっても良かった。やはり、僚君は声が良いねえ。音を外さない。そして英語が上手。さすが早稲田大学国際教養学部出身なだけあるね。
そして、僚君の魅力は、おばあちゃまとふたり暮らしだ、ということ。その成果がオリジナル曲「わたしの願い」に出ていて、どんな有名なカバー曲よりもアナーキーだった。
「わたしのものは全部捨てて」と87歳のおばあちゃまが言うようになった、そんな歌詞が、これから老年期に突入する60代後半のわたしたち世代は身に沁みるし、そんなおばあちゃまに優しく寄り添う僚君みたいな孫がほしいな、と思わせる魅力になっています。
何よりも、僚君のご両親様の歓ばれるお顔を見ることができて、それが何よりでした。僚君のお母さまは、「わたしの願い」を聴きながら涙ぐんでおいででした。
僚君のお父様は、わたしの実家である太陽ガスとお付き合いの深い職場に勤務され、わたしの兄弟のことも、もちろん太陽ガスで常務をしていたユタカ君のこともご存じでした。現在は、鹿児島市勤労女性センターにお勤めとのことで、きみちゃんは、ここで何回も講演させていただき、また、講座も持たせていただきましたから、そのことでも話が弾みました。
月の舟が若者の自己表現の場であることを誇りに思います。ピアノ弾き語りに限らず、どの人の人生も、自分を表現することに尽きます。
自分の人生の主人公であること、自分の人生の責任は自分で取ること、自分の神様と繋がって、自分で決断を下すこと、他人の勢いに圧倒されたり、世の中の不安に巻き込まれないこと。自分を愛と感謝で満たすこと。
これからも、きみちゃんは自分軸をしっかりと持って、自信をもって生きていきますよ。
いつもユタカ君と確認しあうのです。寂しくない、と。わたしたちは、ふたりが愛し合って、ふたりが意気投合しているから、寂しくないわけじゃない。
お互いに、きっとひとりでも豊かに自立して生きていくタイプだと思う。そのふたりが一緒に暮らすと、さらに良い感じに、干渉しないで自由に生きていくことができます。
今朝もふたりで、「おはよう、愛してるよ」と言い合って起きることができました。大幸福、大感謝、大歓喜です。
さて、11月25日夜は、イベントが終わってから、若者たちと国分の街に繰り出しました。百合絵ちゃんが紅茶のコンテストで入賞したこと、僚君がピアノ弾き語りコンサートを頑張ったこと、祐太君がいつもお野菜販売を頑張っていることを寿ぎ、みんなで「The HAUSE」で飲み、食べました。マリアージュフレールの紅茶が飲めるお店ですから、最後は美味しい紅茶で〆。
百合絵ちゃんがお酒が飲めないので、運転手役を買ってくれて、5人そろって、繰り出します。きみちゃんもユタカ君も若者とお付き合いすることが大好き。いやあ、楽しかったなあ。
僚君は、その晩、月の舟のロフトに泊まり、翌朝、一緒に朝ごはんを食べてから、次の仕事に向かいます。美しい笑顔で旅立ちました。
きみちゃんもユタカ君も、11月26日を乗り切りました。その日は午後からお琴の梶ケ野亜生さんが出演する和楽器のコンサートがみやまコンセールであり、ご招待状を頂いたので、ユタカ君と出かける予定。
で、午後1時に出ないといけないので、カフェのお手伝いをお料理の得意なみどりさんにお願いして、委ねて出かけます。みどりさんはテキパキと料理その他を仕切ってくださって、頼もしい限り。
心おきなく、コンサートを堪能しました。三味線の本田浩平さん、篠笛の瀬戸口留美子さん、お琴の亜生さん、そして、和太鼓の金刺敬大さん。
本当は、月の舟主催で、この11月に源氏イベントで金刺敬大さんを呼ぼう、亜生さんとその仲間の螺鈿隊も呼ぼうと計画していたのですが、うーーん、この忙しさと資金と集客がどうかなあ、と思って、そのイベントを断念したのですが、皆様、そのキャンセルを快く了解してくださって、ありがたい気持ちになっていたら、なんと、神様の采配で、こんなかたちで、11月26日、わたしたちが何も企画することはなく、わたしたちがご招待をいただくかたちで、亜生さんのお琴、敬大さんの和太鼓を堪能することができました。
なんて、ありがたいことでしょう。敬大さんの和太鼓は素晴らしかった。めちゃめちゃカッコよかった。敬大さんの太鼓と、みやまコンセールという素晴らしいホールとの調和がまた素晴らしい。敬大さんの壮大な和太鼓の音を、みやまコンセールがホール全体で受け止めてくれた、その女神力。
ああ、和楽器っていいなあ。そして、みやまコンセールは、ほんと、素晴らしいわ。それで、帰りにロビーでお客様にご挨拶していた敬大君と盛大にハグしあって、その足で、みやまコンセールの事務室に向かい、来年3月24日の「よしもとばななの世界」イベントは、やっぱり「みやまコンセール小ホール」で開催することに決定。
何しろ、来年3月のイベントなのに、一緒にトークする、奄美のシャーマン・中越真理様のファンの方々からすでにお申込みが来ていて、合わせると、10人を超える勢い。いやあ、これでは月の舟では対応しきれない、ということで、みやまコンセール小ホールでの開催に切り替えました。
真理様も歓んでくださっています。「みやまコンセール小ホール」は、今年3月に「愛をぶっこわせ」イベントを開催して、大成功をおさめたところ。
2024年3月24日(日)午後2時から4時。
「よしもとばなな『王国』探訪~ふたりの女神がご案内します~」
参加費:3900円
主催:NPO法人月の舟自由大学
定員:100名
以下、フライヤーに載せる予定の案内文。
「潜在意識に読んでほしい」と願う、よしもとばななさんの作品世界。
魂が深みを増すことを実感できるばななさんの世界を、奄美の美しく全肯定の女神・中越真理と、霧島の女神・みたけきみこがご案内いたします。
よしもとばななさんの小説「王国」を中心に、吉本ばななさんの小説、エッセイも含めて縦横無尽に語り尽くします。
ご参加の皆様の運気があがり、癒され、感性豊かに新しく生まれ変わるひとときをご一緒いたしましょう。自然豊かな春爛漫の霧島で、皆様とお会いできますことを楽しみにしています。
皆様、よしもとばななさんの世界をご一緒に過ごしましょう。これから、フライヤーを作成して、皆様にお届けしますね。定員100名ですが、先着順、そして参加費振込をもって予約完了ですので、ご予約はお早めに。ご参加希望の方は、mokka@po4.synapse.ne.jpまでメールくださいませ。正式な申し込みは、12月1日スタートとします。
いやあ、こうしている間にも、お申込みがどんどんあって、真理様人気は凄いわ。きみちゃんも人気者だけど、やはり、真理様の全肯定の女神ぶりは安定の領域。凄いサイキック能力で他を圧倒していますね。真理様、ありがとうございます。魂から尊敬しています。
さ、きみちゃんも、よしもとばななの小説「王国」シリーズ制覇して、ばなな作品を読みまくるぞお。楽しみ。
昨日、和楽器コンサートで、最前列に座って、敬大君の和太鼓や、篠笛、三味線、お琴を堪能していたら、お隣りのご夫婦が熊本からおいでとのことで、休憩時間に話が弾みました。
「きりしま月の舟」というカフェをやっているとお話ししたら、帰り際に、月の舟に立ち寄ってくださって、ありがたいこと限りなし。
ご主人様は本が大好きとのことで、石牟礼道子「苦海浄土」、開高健の小説が霧島の旅館で書かれたことなどで、話が弾みました。
みどりさんも忙しかったようで、「すみません、まだ片付いてなくて」とおっしゃいましたが、なんのなんの、わたしたちはいつもお茶碗洗いと片付けは2時間以上かかりますから、ワンオペでランチを出して、デザートを出して、お茶碗を洗うことまでは同時にできませんからね。よくやっていただいて、大感謝でした。
そんなこんなで、なんだかんだと忙しかった一週間。冒頭でも書きましたが、乗り切りました。それで、オフの今日はゆっくりするつもりで、ゆっくり起きて、「よしもとばなな」関連の連絡を真理様と交わし、このブログを書いている途中で、お客様。
お能の会でご一緒していたMさんが、お友達を連れて立ち寄ってくださいました。そのお友達とはMさんのお茶のお師匠様。神奈川の方で、昨日は、黎明館のお茶室でMさんとともにお茶をたてて振る舞う時間を持ってくださっていたら、なんとそこに僚君がふらりと現れた、とのことで、ひとしきり、月の舟の話で盛り上がったそうな。
僚君は、もしかして猿田彦?(笑)。なんと、そのSさんとおっしゃる方を月の舟にお迎えする役目をしてくれたんだね。Sさんのお嬢様もご一緒で、とっても可愛い方。うちの次女と同じ年齢。長女や三女と同じく映画が大好きとのことで、お嬢様とも意気投合。
Sさんは篠笛も趣味としておいでで、なんと、月の舟でも篠笛を吹いてくださって、その素朴な音色に感動しました。「影を慕いて」をはじめとして、「太陽がいっぱい」など西洋の音楽も篠笛で演奏してくださって、しみじみ。
昨日も、瀬戸口留美子さんの篠笛を堪能したばかりでしたが、今日もまた篠笛の演奏をお聞きすることができて、大感動。
ああ、毎日忙しくても、体調が悪くても、こうしてご褒美のような時間がある大幸福。気の合う人との出逢いが何よりの贅沢ですね。
明日もオフ。月の舟通信の編集・発送、そして、きみちゃんは文学講座の準備ほか、論文書きも12月締め切りがあります。3月締め切りの論文もあります。ばなな関連の読書、仕込み、掃除、洗濯、毎日の愛の表現。そして何よりも女神ヒーリングが大好評で、たくさんの方を魅させていただいております。大感謝です。
「みたけさんって、いつ仕込みをするのですか?」とよく聞かれるのですが、毎日、なんだかんだと、たぶん、普通の主婦の倍はお料理しているはず。でもね、毎日お野菜を洗ったり、茹でたり、下ごしらえする時間が何よりの癒しかも。
お野菜って、神様みたいな神々しさがありますものね。季節の営みって、最高ですしね。メニューを考えるのは、論文を書くくらいな労力が必要ですが、ひーひー言いながらも、めっちゃ楽しんでいます。
嫌なことは何もないのです。毎日、毎秒、楽しいことばかりをしている感じ。またまた来年のばななイベント関連のお問合せで、きみちゃん、楽しいことを思いつき、いま、ドキドキしているところ。ウフフ、まだまだ秘密にしとこ。
自分のワクワクをストップしない。それが、きみちゃんの生き方。何とかなる。絶対、何とかなる。ダメなときは、神様からのストップがかかりますからね。神様の言う通り、素直に従っていたらいいのです。
自分を全肯定する。これが生きる基本です。自分を大好きになる。自分の大ファンになる。そうしたら、他人のことを気にしたり、心配したりする隙がなくなります。自分をとことん大切にする。
自分を大好きで、大切にする人に、みんなが集まるのです。みんな、自分が大好きな人が大好きなのです。
さあ、今夜も、自分を労わりましょう。優しくしてあげましょう。褒めて褒めて褒めまくりましょう。
朝になったら、願いが叶うことを予祝しましょう。
そうそう、今夜は満月。いっぱい感謝して、願いが叶ったことを寿ぎましょう。ああ、今日も無事に過ごせた。美味しいご飯が食べられた。素敵な人と出会えた。今日一日、誰とも話さない日があっても、そういう日もあるさ。明日は、自分から話しかけてみようかな、と。毎日一歩ずつ前進する。
というような感じで、楽しいことをいっぱいして、愛と感謝で自分を満たして、願いが叶うことを予祝して、わくわくして過ごしましょう。
あさって11月29日は、きみちゃん、4時間超予定のオンライン会議があり、ユタカ君も会議でお出かけの予定ですので、臨時休業とさせていただきます。
11月30日も、来年6月6日の「666祭り」打ち合わせのために終日、鹿児島市内におりますので、臨時休業です。
11月29日、30日は、第5週でもありますから、お休みとさせてくださいませ。12月1日からまた元気に、文学講座、カフェ、ランチ、女神ヒーリングと最高の時間を提供してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。皆様を魂から愛しています。おやすみなさい。