光と闇
2023.07.22更新
先日の好評に気を良くして、今日も桃のパスタをランチメニューに取り入れました。今日のお客様も皆様完食!わーい!
昨夜は、わが息子の又吉秀和君が出演するオペラの事前学習会があって、国分地区まで出かけましたので、少し早めに出て、果実専門店「たわわタウン」に桃を買いに行きました。そしたら、福島産の桃が届いたばかり、とのこと。わーい!ついでに美味しそうなマンゴーも買いましたわ。
旬の食べ物を食べる。なんて贅沢なのでしょうか。葡萄はまだ、とのこと。スーパーではいつでも出回っているけど、本当の旬の前の葡萄はまだ高いですね。
カフェを始めるようになってから、専門店の良さに目覚めています。野菜は祐太君が届けてくれるし、魚、肉、調味料もできるだけ専門店で買うようにしています。スーパーでもそれぞれのお店で得意分野があって、あの野菜、この調味料はここでしか買えないよね、というのがあります。
買い物が大好きなきみちゃん。ユタカ君ときたら、買う予定のものにまっしぐらで、他の品には目もくれませんが、きみちゃんは、どんなに頻繁に行くお店(スーパー)でも、隅から隅まで物色して、新しい品はないか、探します。
やはり、なんといっても、お店の方との会話が何よりも楽しい。今日は何がおススメですか?ときみちゃんが聴くと、〇〇だね、と即答してくださるプロの方々。ありがたく、嬉しいなあ。
きみちゃんは魚が好きなので、お魚屋さんとは何軒も顔見知りです。久しぶりですね、と言われるくらい、いろんなお魚屋さんを浮気して廻っています(笑)。ブリ、カンパチなどの大きな魚を得意とするところ、つねにお刺身の良いものを揃えておられるところ、一か所に決めても良いのですが、その日の気分で、いろいろ行きます。
7月18日で、鹿児島県立短大の前期講義が終了しましたので、火曜日はまた霧島管内で朝から買い物しまくって、仕込みしまくる日になりそうです。楽しみーーーーーー。
思うに、コロナ禍のおかげで、きみちゃんはランチを始め、ヒーラーにもなりました。なんということ。これまで少しも考えていなかった料理三昧とヒーリングでお金をいただく、という仕事につくなんて。
逆に本来の仕事は、文学講座であると身に沁みて、文学講座とカフェとヒーリングができる毎日を本当に嬉しく思います。
そうなんです。わたしの本業は文学なんです。カフェ営業とヒーラー活動は、助さん、格さん、つまり、右腕、左腕、という感じですね。
そして、文学活動、カフェ営業、ヒーラー活動の三つは、それぞれ底辺で繋がっています。
すなわち、「癒す人」としてのきみちゃんが、そこにいるわけです。
最高の癒しとは、自分を知ること。きみちゃん自身が自分を知り、他人様の癒し=その人自身を知ることのお手伝いをする。
学ぶことほど楽しいことはないですね。学びによって、わたしたちは成長していきます。しかも、新しいことを学ばないといけません。学生時代だけが学びの時間ではないのですよ。社会人、親になったり、歳を重ねていく中で、どんなことを学んでいくか、それが人生を決める、と言っても過言ではありません。
7月18日に、鹿児島県立短大の前期授業が終わりましたが、今年は15回の講義のあとで、学生さんたちが成長している、ということを教師であるきみちゃんの目標にしました。
最終的に24名の受講生でしたが、全員、成長しました。素晴らしかったです。手応えを感じました。
きみちゃんも、県立短大で教えて26年目。さすがに内容は暗記するほど勉強したものばかり。しかも、きみちゃんオリジナルな作品研究を重ねたものばかり。さらには傑作ばかりを選んでいるので、毎回、学生さんたちは感動してくれました。
欲を言えば、もっと授業コマ数が欲しいところ。15回で南九州の文学全般をしゃべり切れませんわ。できれば、100回欲しいところ。と、そういうわがままは言えないので、もっとコンパクトにしゃべる訓練をしていかないとね。日本文学って、傑作が多すぎて、語り切れませんわ。
授業前半の15分の「しあわせトーク」も学生さんたちに大好評。個別の相談、ヒーリングもしました。必ず、ハイヤーセルフ様が言葉を降ろしてくださるのです。全力で応援できたなあ、と達成感でいっぱいです。
受講生の何人かは、大江シンポジウムにも参加してくれるし、これまでの経験から、ご家族で月の舟を訪ねてくれたりするので、ほんと、みんな、待ってるよ。いつだって、応援してるよ。
さて、7月18日は、午後4時半から鹿児島大学で研究会があり、それに参加しました。わたしがいつも講義で取り上げている一色次郎の研究発表です。鈴木優作先生とおっしゃる鹿児島大学近現代教育研究センターの特任教授のご発表で、鹿児島県立短大の学生さんを連れて、参加しました。
いやあ、素晴らしかった。わたしも一色次郎さんの作品については新聞に書いたりしているのですが、調査研究が中途半端だったところを、鈴木先生はとても緻密な研究をしておられ、勉強になりました。同伴した学生さんも歓んでいましたよ。しっかりとメモを取っていましたからね。
まだ、興奮冷めやらず、というところです。さらに、昨夜は、又吉秀和さんが出演するオペラの事前勉強会に、ユタカ君と参加しましたが、これまた、最高の学びを頂きました。
モーツァルトの「コジ・ファン・トッテ」の登場人物のキャラを、楽譜から探る、というもので、いやあ、オペラって、こんな感じなんだね、とか、モーツァルトの新しい試みとかもわかって、最高の一時間でした。
又吉秀和君(バリトン)の後輩、溝田さん(バス)の色っぽいこと(笑)。ああ、オペラって楽しいんだなあ。さっそく、9月3日の本番のチケットを買って帰りましたよ。
さらに、8月6日(日)午後4時から5時まで、きりしま月の舟でも、又吉秀和さんがこのオペラについてのトーク&ミニコンサートを開催してくださいます。ピアノ伴奏は、室屋麗華さん。参加費千円。参加ご希望の方は、きりしま月の舟(090-7536-6672)までお申込みくださいませ。参加費は当日支払いでOKです。
そうそう、7月19日は、ある旅行雑誌の取材があり、きみちゃんとユタカ君が月の舟で取材を受けました。きみちゃんは、前日のハードワークですっかりとお肌がたるんでおりましたが、朝、きっちりとお化粧して、写真映りが良いように準備したのですが、なんと、19歳のモデルさんが、月の舟のスイーツと紅茶を飲んでいるシーンが撮影されました。わたしじゃなかったんだ(笑)。
ライターの方、カメラマンさん、モデルさんとわたしたち夫婦で、その後お茶をして、スイーツ談義で盛り上がりました。11月1日発売の霧島特集に掲載予定だそうです。ありがたいですね。
と、こんな感じで、毎日が激しく幸せで、最高の日々を送っております。が、今日、このブログで書きたかったのは、ここから。「光と闇」について。
よくサイキックカウンセラーの伊東怜子さんが、「光と闇はひとつ」という言い方をされます。これを自分なりの言葉で書きたいな、と思っていたら、意外と難しい。
男と女、あなたとわたし、という分離の考えではなく、たとえば、わたしたちは、女性性と男性性というものを、わたしたちひとりひとりが持っている、というように、男と女は分離したものではない、ということ。
あなたはわたしであり、わたしはあなたである。これもわかります。あなたを愛してる、ということは、わたしを愛してる、ってこと。「わたし」は、「あなた」から分離した存在ではない、ということ。
よく亡きコジマ圭子先生が、「それはね、あなたの鏡よ」という言葉を使われて、わたしが気になる嫌いな人の嫌いな行動について、それはわたしの嫌な面の映しなのだ、と言われました。
光と闇、というときに、たとえば、WEB上ではこんな説明がありました。光は「本来の自分を生きること」、闇は「自分を見失うこと」。
この説明だと、光と闇は、分離したもの、という感じのままですよね。
たとえば、先程の嫌いな人の行動が「あなたの鏡」である場合、自分の闇を見せつけられている、ということになるでしょうか。
闇は誰だって、見たくない。でも、嫌いな人の嫌いな行動で、自分の闇が浮き彫りになる。それって、凄い教えであり、学びなんだなあ。
いま、きみちゃんは自分の闇を見せつけられています。自分が一番賢いのだから、わたしの言うことを聴きなさい。わたしの提言に従って生きていれば、あなたたち、安泰なのよ、とおっしゃるおばさまが目の前においでになるとして、「ああ、嫌だなあ」と誰しもが思いますよね。でも、ご本人は、すごく大事なことを忠告して、自分の忠告があるから、あなたはきちんと生きていけるのよ、という態度。
これって、わたしの母のいつもの在り方で、つねに「あんたのファッションは変」「あんたはしゃべりすぎ」「あんたは目立ちすぎ」「本なんか読むんじゃない」「本が好きです、と言ってはダメ」と小言を並べておりました。
先日、ふと「ああ、豊かだなあ」と感じたことは前のブログで書きました。さらに、最近は、「ああ、今が一番しあわせだなあ」と毎瞬思っています。幸せでしょうがない。最高の毎日なのですね。
これって、母のあの小言を聴かなくなったから、というのがあるなあ、というのが、わたしの分析なのですが、ようやく、わたし自身が自分の闇に気が付いて、「わたしが一番賢い」という思いのありかに気づけた、ということでしょう。
「わたしが一番賢い」というのは、実は、知性に対するコンプレックスで、知らないことがあると、わたしの場合、そわそわするのです。いやあ、まだまだ、わたしって勉強不足だわ、と自分を責める癖が確かにある。
でもね、最近は、先日の研究会にしても、昨夜の事前勉強会にしても、素直にいい勉強ができたなあ、と豊かな気持ちになったのでした。ああ、わたしって成長してるわ(笑)。
心が穏やかになってきています。大江健三郎シンポジウムにしても、司会者として、読むべき本が次から次に出てきて、いやあ、間に合うかなあ、と焦りますけど、ま、読めるだけ読んでおこう、とちょっと開き直れている。これまた、成長だなあ。
劣等感とか嫉妬心を自分で気づけば、気付いた段階で、すでにもう克服できている。手放しができて、闇が光になっていく。
そんな感じで、わたしは光と闇を捉えています。明るくて行動的で天才の「光」のきみちゃんも素晴らしいけど、まだまだ劣等感や嫉妬心の残る「闇」のきみちゃんもまたいじらしいね。
闇を悪として、切り捨てなくてもいいし、それについて知ることが大事かな。善も悪もないし、すべてがひとつ。「正しさ」で人を裁くってことはしないように。
うーーん、まだまだよくわからん(笑)。でも、闇のきみちゃんが愛おしいな、というのはわかるようになった。
母の超絶嫌味の忠告は、こうして、わたしの役に立ったんだなあ。母ちゃん、いつもありがとう。母ちゃんの娘に生まれて良かったよ。だって、あんなに働き者で、おしゃれで、美しい人だからね。
わたしの「光」は母ちゃんの遺伝だしね。努力し、工夫し続け、前向きに生き続けるきみちゃんが、わたしは大好きだもの。ありがとう、母ちゃん。
ということで、少しは生きることがラクになりましたでしょうか。こっから先は、自分で自分をヒーリングすると、ハイヤーセルフ様のスーパーきみちゃんがいろいろと教えてくださいます。
エネルギーワーク、恐るべし、ですからね。どんなことも、さらりと解決できるんです。不思議。きみちゃんのヒーリングは最高ですからね。ぜひ、お時間を取って、ヒーリングにいらしてくださいませ(要予約 090-3669-5354)。
8月27日(日)の大江シンポジウムのご参加もまだまだお受けします。リアル参加、ズーム参加、まだ大丈夫ですので、お申込みくださいませ。恐れ入りますが、当日リアル参加の皆さまは、混雑が予想されますので、以下にお振込みくださいませ。振込完了をもって、予約完了といたします。ZOOM参加の方も、同じ振込先です。
ゆうちょ銀行 17830―14755001
店番788 普通預金 1475500
口座名:トクヒ)ツキノフネジユウダイガク
特非)月の舟自由大学
皆様のご参加をお待ちしております。
では、今日はここまで。いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。あなたを愛しています。