きりしま月の舟

美しい自由

2025.05.29更新


 5月27日、霧島新燃岳の噴火警戒レベルが3から2に引き下げられ、高千穂ビジターセンターの鹿ヶ原や中岳探勝路への散策が可能になりました。鹿ヶ原や中岳探勝路でのミヤマキリシマの花の見頃を今週は堪能できそうで、嬉しいです。

 本当に、霧島を終の棲家にして、最高です。最近は、かおりさんから桑の実がどんどん届いて、さらに、ユタカ君とふたりで自生の桑の実も収穫して、桑の実ジャムがいっぱいできました。ご近所の皆様、親しくさせていただいている皆様にもお分けしましたよ。

 また枇杷の実を桐木平さんから、夕べはいつもお野菜を届けてくれる祐太君が、籠一杯の茱萸(ぐみ)をおすそ分けしてくれて、いま旬の果物が続々と届いています。

 枇杷の実はシロップ漬けにして、ユタカ君がパウンドケーキに織り込みました。茱萸の実もユタカ君が丁寧にジャムにして、これはパンにつけて食べるというよりは、今週末に出す予定の豚肉のフルーツローストのソースにしてもいいな、と、きみちゃんは思っているところ。

 ほんと、お料理って、最高に楽しい。きみちゃんは、食べることが大好き。母がお料理の先生ということもあったし、父もきょうだいもみんなグルメで、美味しいものをいっぱい食べさせてもらってきた人生でもあるし、そのおすそ分けのつもりで、毎日、ランチの仕込みをしておりますが、やっぱり、お料理が大好きなんだなあ、と思います。

 昨日はランチのあとに、女神ヒーリングを3人させていただきましたが、お料理が好きという方が、きみちゃんのレシピを気に入ってくださって、お料理を習いたい、と言ってくださいました。

 郁未さんとも、きみちゃんの料理を手伝っていただきながら、いろいろとお話をしていくわけですが、それがまた人生のヒーリングにもなり、お料理とカウンセリングって繋がっているなあ、と実感します。

 先日、亡くなられた料理研究家の枝元なほみさんも、『クッキングと人生相談』という料理本を出しておられるくらいで、料理と人生相談は相性がいいですよね。ま、美味しいものでも食べて、元気出して、って感じかな。枝元さんは、自分のことを「めし炊き」と呼び、気取ることなく、お料理を人生の一部にされていて、そのお弟子さんの市瀬悦子さんともども、きみちゃんの大好きな料理研究家です。

 本当に、お料理って、哲学なんだなあ。どう生きるか、誰と食べるか、何を食べるか、肉派?それとも魚派?ということでも、性格がわかるし、有機野菜をできるだけ採るのか、あるいはコンビニ食品ですませるか、で、また一日の暮らし方が違ってきますよね。

 きみちゃんもユタカ君も、インスタントラーメンが大好きで、結構作るし、大手スーパーのカップ麺コーナーを観るのも好き。いやあ、食に対する情熱がびっしりと込められていて、勉強になりますからね。

 だから、外食もコンビニ食品もインスタント食品もいいとこあるし、さらに月の舟のランチも、最高のお寿司屋さん並みに、素晴らしいな、と思いながら、毎日仕込みをしています。

 今日のテーマは、「美しい自由」。ここのところ考えていることを、秋山眞人さんの本を読み返していて、この「美しい自由」という言葉で腑に落ちたところ。それをシェアしていきますね。

 自由というのは、「自らを由(よし)とすること」です。己を己として認める方法です。人間は結局、自己評価に対しては一番厳しいものですから、その厳しい自己が、自分を認めるならば、それが本当の幸せの基準なのではないか。(by 秋山眞人)

 社会も自分もお互いに納得する「自他共楽」でなければ、自由じゃない。自他共楽=自由、と秋山さんは言われます。人を自由にするための宗教や考え方が、人をまた縛ったりしてはいけないわけです。また、ひとりよがりでも「自由」じゃない。

 きみちゃんとユタカ君は、この「自由」という言葉で、この世で生きているといっても過言ではありません。娘たちや孫たちを育てるときも、仕事の上でも「月の舟自由大学」を名乗っているわけですから、「自由」というのは、わたしたち夫婦の最高最大のテーマでもあります。

 その自由の根本にも、己を己として認める、つまり、自分を最高傑作、天才、完璧と思う思想が必要なのだ、と秋山さんの本を読んでいて、あらためて納得しました。

 つまりは、自分を信じることが、美しい自由の入り口なんですね。他人基準でもなく、国家基準でもなく、社会基準でもなく、自分で自分を認める、信じる、尊敬することが最高の美しい自由の在り方なんだな。

 逆に、自分を良しとしない人は、どんな正論を張ったところで、「自由」ではないわけです。自分を認め、愛し、許す、ということが、「美しい自由」への道、というのは、新しい発見で、ガッテンでした。

 そんな自由人のきみちゃんとユタカ君ですが、本当に霧島という土地は、わたしたちを美しく受け入れてくださって、まあ、本当にここに住んでから13年目になりますけど、一度として嫌な思いをしたことがないんですね。

 ところが、ちょうどいま、明治以来続いている地域のある行事について、ちょっと揺らいでいて、きみちゃん、とても残念な思いをしているところ。きみちゃんが直接かかわっているわけじゃないけど、身近なところでの出来事ですので、愛と調和の精神で、見守っていこうと思っています。

 で、この「美しい自由」という考え方と照らし合わせていくと、ああ、これって「美しさ」が足りないんだな、と気が付きました。

 秋山さんによれば、最高の開運とは「楽しい」「美しい」「無邪気」が大事だとのことで、今回のことは、そのなかの「美しさ」が全然ないために、マイナスの感情が暴走して、闘いと同じくらいの破壊力をもって、その地域の活性化を混乱させてしまうんだなあ。

 ま、今回のことは、新しく見直しなさい、という宇宙からのメッセージと捉えて、きみちゃんなりに、愛と調和の学びとしていきたいと思っています。

 きみちゃんは、人間様が大好きなので、どこに行っても、誰とでも仲良くなるし、昨日も、イスラエルからいらしたという若い女性が、コーヒーを飲みにカフェ月の舟においででしたけど、英語で宗教の多様性についてお話ができたり、そしてまた会いましょうね、とハグしてお別れして、月の舟でのコミュニュケーションに関しては、いつも「美しさ」を感じていて、ああ、こうしてカフェをオープンして、本当に良かったなあ、と感謝でいっぱいになります。

 先週の土日は、大切な人のアテンドで、月の舟をお休みさせていただきましたが、ご予約のお電話に「ごめんなさい」と申し上げるたびに、こうして月の舟を愛してくださることへの感謝でいっぱいになります。

 きみちゃんは、仕事が大好きで、四六時中なんだかんだと働く人間ではありますが、仕事優先ではなく、いつだって「愛」が優先です。大切な人との時間を優先しての、先日の臨時休業でした。わたしたち夫婦にとっても、ゆっくりと過ごせて、またそうした意味でも楽しく、美しい休日。すべてに感謝いたします。

 今日も郁未さんとお料理しながら話したのですが、「子育てほど楽しいものはないよね」と意見が一致しました。「わたし、仕事があるから、子育てなんかやってられないわ」というお方がもしおいでだとしたら、もったいない。

 きみちゃんは、仕事も勉強も子育ても家事も、さらには趣味のピアノやバレエも着物も、と欲張り三昧の67年でしたけど、子育てほど面白いものはない。だからこそ、親離れ、子離れが大事になるわけです。

 先ほども、5番目の孫の冬馬君の写真が送ってきて、ああ、あの赤ちゃんのふにゃふにゃの身体に触れて、抱っこしたいなあ、ほっぺにチューをしたいなあ、としみじみと思います。

 身体を触れる。そのことの大切さ。結局は、人間、寂しさが人生を狂わせるとも言えて、握手をしたり、ハグをしたり、赤ちゃんを抱っこしたり、というような身体の接触がなくなったとき、寂しくて、精神が枯渇し、何かが狂ってしまう。

 五感のなかでの触覚って、本当に大事だと思います。忘れがちな感覚ですものね。さらにコロナ禍で、マスクだの、接触禁止だの、ということになれば、みんな寂しくて、コミュニュケーション不全になってしまうわけで。

 だから、まず、自分を楽しませましょう。自分の気持ちをアゲアゲしましょう。ワクワクしましょう。自分を責めない。他人に攻撃的な人は、自分を責めるかわりにそうしているようなもので、まずは、自分を責めないで、良しとする。

 自分の才能を愛する。きみちゃんは、料理するわたしを天才と思い、そう思っている限りは、たくさんの方が、月の舟にランチを召し上がりに来てくださって、楽しくおしゃべりもし、いっぱいハグもするわけです。

 きみちゃんは、輪廻転生の回数が多いのか、いろんなことができる人間になってしまって、料理のほかに本業である文学講座の講師もまた、実にやりがいのある素晴らしい仕事で、堪能しています。

 鹿児島県立短大での講義も、毎回、学生さんたちが熱心に聴講してくれて、きみちゃんの授業をとってよかった、と言ってくれます。学生さんたちとの交換ノートもめちゃめちゃ楽しみです。若い魂との交流は、きみちゃんの魂を活性化してくれるし、若者たちもきみちゃんを信頼してくれます。そのありがたさよ。

 6月になったら、鹿児島大学でのゲスト講師も2回ありますので、先日、資料を届けてきました。これまたワクワクです。楽しくて、嬉しくて、歓びに満ちた講義ができる環境に、深く感謝いたします。

 6月13日は、日置市中央公民館で、「日本古典文学の楽しみ方」という講演をさせていただく予定です。館長さんが、高校の同級生で、生涯学習講座のトップバッターに任命してくれました。

 「万葉集」から「おくのほそ道」までをお話する予定。我ながら欲張りですが、きみちゃんしか、こういうことはしゃべれないものね。めっちゃ自信があります。絶対、楽しい。そうに決まっている。90分で話し終わるように(笑)、ただいま、絶賛準備中。

 さらには、「月の舟超女神コース」の内容を吟味して、ただいま、パンフレット作成中。以下は、パンフレットに載せる予定の「月の舟超女神コース」の内容です。

  • <光> 超女神への3ステップ~光と神性を自覚する~
  • <直感>宇宙との調和
  • <自分軸>ハイアーセルフとの深い対話
  • <愛と調和>ピンクとゴールドの波動
  • <仕事>魂職へのいざない
  • <お金>豊かさと愛を受け取る
  • <ことば>愛を語る~声と言霊
  • <感情>喜怒哀楽を楽しむ
  • <結婚>最高のパートナーと最高の時期に出会う
  • <生活>女神的な暮らし~美しさと愛を日常に~

 素晴らしくないですか?めちゃめちゃ自信があります。おひとりおひとりに合わせた、理論と実践のカウンセリングになります。ぜひ気軽に受講されてくださいませ。一回3万円です。

 3回コース、5回コース、10回コースが基本ですが、いつからでも何回でもお受けいたします。

 090-3669-5354(きみこ携帯)、090-7536-6672(ゆたか携帯)、mokka@po4.synapse.ne.jp、どうぞメールしてくださいませ。ZOOMでも対応いたします。

 短大、大学で教えている鹿児島学の内容も小冊子にしていく予定ですが、これらもまた小冊子にしていく予定です。宇宙で唯一無二のあなたに贈る、女神きみちゃんからの大切なメッセージです。

 さあ、そろそろ温泉に行きましょう。毎日が楽しい。毎日が幸せ。毎日がワクワク。さあ、きみちゃん、いつだって、自分を良しとして、愛し、許し、大切にして、世の中を明るく、活性化していきますよ。

 いつもブログを読んでくださいまして、大感謝です。感謝の気持ちって、本当に心地よいですよね。ありがとうございます。

 ではまた、お会いしましょう。あなたを愛しています。