かけがえのない極上のわたし
2023.12.13更新
今日は雨が降ったり、やんだり。不安定なお天気でしたので、福山歴史散歩は中止にして、母の施設を訪ねたり、ランチ食材の買い物をたくさんしました。
いっぱい働いた一日の終わりに、ブログを書く、というのは、なかなか良いものです。一日の締めくくりになります。心の安定剤にもなります。
昨日夕方午後5時に、鹿児島大学宇宙天文学の中川先生が、月の舟にお越しになりました。そして、コーヒーを一杯飲んでから、霧島小学校へ。来年に予定している観望会を霧島小学校で開催するための打ち合わせです。
校長先生の息子さんも宇宙天文学がご専門とのことで、話は盛り上がり、詳細も次々に決まっていきます。ありがたいことりがたいこと限りなし。こうして、きみちゃん夫妻を霧島小学校の先生方が信頼してくださり、仲間に入れてくださり、さらに新しい輪ができていく幸せ。
約一時間のなごやかな打ち合わせのあと、毎週月曜日は祐太君がお野菜を届けてくれる日なので、お野菜を受け取ってから、祐太君、中川先生、そしてわたしたち夫婦の4人で夕食。
豚キャベツ鍋を囲みます。きみちゃん、カフェで鍛えられた料理力で、ささっとお出しして、大変歓んでいただきました。急なお客様でも、手早く料理をお出しするのは得意です。
中川先生とは、まだ3回しかお会いしていないのに、子育てや仕事に関して、価値観が似ていて、話が弾みます。ありがたいことです。
きみちゃんは、誰とでも仲良くなる天才。最近はさらに仲間の輪が大きくなって、この年末は、先日はじめてお会いした方のお宅に泊めていただき、宗像神社参拝の予定。
ヨーロッパでひとり旅をしているときも、いつも誰かと一緒に歩いていましたね。その日、列車のなかで会った人とか、いろんな方と。ハイデルブルグ、スペインのマラガからマドリッドまで、楽しい仲間ができて、しかもそれが男の子であっても、きみちゃん、あんまり気にしない。英語で話しているうちは、ただただ通じていることが楽しい、という感じで。
みんな、良い方ばかりでした。怖いこともちょっとはありましたけど、守られていましたね。そのありがたさに、今頃、涙が出ます。
カフェ「きりしま月の舟」をオープンしてからというもの、そうした初対面での意気投合がさらに加速して、最近は一気に気の合う仲間が増えています。
今日も、日曜日に月の舟でお母さまとランチをしてくださった美月ちゃんと一緒に、今度は鹿児島市内でランチをしました。というのも、美月ちゃん、月の舟に忘れ物をしたので、ちょうど今日はわたしたちが鹿児島市内に出る予定だったので、待ち合わせて、忘れ物を届けるついでにランチしたのでした。
素直で努力家で可愛くて、礼儀正しい美月ちゃん。卒論のこと、読書のこと、漱石のことなどで話が弾んで、美月ちゃんも「しあわせで、とてもあたたかなお昼ごはんになりました」と言ってくれました。ありがとう。
若い子たちを応援するのは、もはやみたけ夫妻の天職ですわ。なぜか、次から次に若い子たちがやってきて、その子たちを応援したくなります。明日は、若いオーダーメイド家具職人さんが月の舟にランチに来てくださる予定で、それもまたとっても楽しみ。
授業が始まる美月ちゃんとバイバイしてから、志學館大学へ。注文してあった本を受け取ります。担当の湯田さんはお留守でしたけど、毎回、志學館大学の本屋さんへ伺うたびに、その佇まい、大学の食堂、全体の豪華さに圧倒されます。
わが母校・日本女子大学も美しいキャンパスでとても快適だったけど、志學館大学も贅沢な造りです。以前、ここで講演させていただいたときも、机、椅子、スクリーンなど、ひとつひとつがおしゃれで、素敵でした。月の舟でも同じものを揃えようと、検索してみたら、お値段が高くて、買えませんでした(トホホ)。
その後、自然食品のお店「地球畑」に買い物に出かけ、それぞれの場所で「よしもとばなな」イベントのチラシを配ります。
地球畑のスタッフの女の子は、ばななイベントのチラシを食い入るように観てくれて、この写真の女性はお客様ですか?と尋ねてくれます。「そうですよ」とわたし。先日、重富荘でデザイナーの村山さんが撮ってくれた写真がとても綺麗に撮れているので、目の前の実物とチラシの写真を確認中(笑)。
「ばななさん、お好きですか?」と聞くと、「いえ、いま、初めて知りました」とのこと。でも、スピリチュアルに興味があるみたいで、それもまた嬉しいな。
わたしの大好きで、大尊敬していた大先輩、亡き大和田明江さんの丹精込めて創りあげた「地球畑」のお店。
大和田夫妻亡きあとも、こうしてきちんと仕事が廻っている、その活力は、大和田夫妻の丹精込めた努力の賜物。素晴らしいですね。
みたけ夫妻亡きあと、月の舟がこんな風に廻っていたら、いいなあ。文学という分野でなくても、月の舟が平和で、学び続ける場で、愛と感謝が循環する場であることを願っています。
その後、実家のある伊集院へ。母がお世話になっている施設を訪ねます。三女が母に膝掛けを送ってきてくれたので、それを届けます。
まだコロナ禍のなかでの面会なので、2メートル離れて、玄関で母と会います。まあ、母は元気、元気。なぜか突然に弟の名前を言って、なんだかわけのわからない話ではありましたが、「親が贅沢の見本を見せないといけない」ということらしい。
その声の張りのあること。政治家の演説みたいでした(笑)。施設長さんがおっしゃるには、食欲もあり、元気で、「こんなに赤い色がお似合いの方は珍しいです」と、母のファッションセンスを褒めてくださいます。確かに、赤いベストがとてもよく似合っています。
三女がプレゼントした膝掛けも素敵な色合いで、母も嬉しそうでした。施設長さんは若く美しい女性で、とても機転が利かれるので、母の耳元で「長女さん(きみちゃんのこと)、可愛くてしょうがないでしょ」とおっしゃると、「そうそう、可愛くて、可愛くてね」と母。
94歳の母が、66歳の娘を可愛い、という図はなんだか笑えますが、とても愛を感じて、きみちゃんもユタカ君もほっこりとなりました。
そしたら、母が突然「おしっこがしたい」と叫んだので、わたしたち夫婦は早々に失礼したのでした。
毎日リハビリをして、お食事も美味しく、スタッフの皆様がとても優しくしてくださって、母は幸せそう。母を施設にお願いしてからの一年は、どうしてわたしが引き取らなかったか、と自問自答が続きましたが、きみちゃんの仕事の忙しさを考えると、こうして施設にお願いして大正解でした。それも他のきょうだいたち、兄嫁さん、弟嫁さんのおかげでもありますね。
母の施設を出たあと、あちこちで買い物をして霧島に帰ります。カフェのランチの食材をたくさん買い込んで、こうして良い買い物ができることを感謝しながら、帰路に着きました。
ユタカ君は久しぶりに豚味噌を作ると張り切っています。ここのところ、シュトーレンを毎日作っていて、今日も、そのひとつを風邪で寝込んでいる弟夫婦に届けることができました。うつるといけないので、郵便受けに入れました。
さて、今日のブログのタイトルは「かけがえのない極上のわたし」。かけがえのない自分を、それも極上の自分を、とにかく大好きになって、愛して愛しまくって、大切にして、真綿でくるむように愛してあげること。
ばななさんの小説「王国」3に出てくる、高橋君の庭のように、ものすごく大切に手入れすること。自分の庭、自分だけの世界を創造することにおいて、わたしたちは誰よりも天才なのです。
その天才性は、自分しか発揮できないし、他の人の真似をしても、他の人がその真似をしてもうまくいかないようにできているのです。
「ほんとうのわたし」を生きる。「ほんとうのわたし」はいっぱいいます。変化も激しい。毎日、一瞬ごとに変わる。そのときそのとき、本当で、正直で、素直で、最高の自分を生きる。
他人の「金魚のふん」ではいけない。他人の生き様にぶらさがったり、他人の生き方に不満を抱いているうちは、まだまだ。自分を生きるとは、とても忙しくて、他人の批判をしている暇なんてないからね。
きみちゃんは、今日も最高の正直な、本当のわたしを生きることができました。ユタカ君ともそれぞれが自立して、お互いを尊敬と信頼で満たすことができています。
さ、これからもう少し、論文を書いてから休みます。書くことはもう決まっているから大丈夫。きみちゃんは天才だから、大丈夫。絶対に良い論文を年内に仕上げますよ。それに、まだ次があるのだよ。3月末までの論文書きが。ブログはたったか書けるけど、論文はたったか書くまでの時間が長い。だから、焦るね。だから、あなたは天才だよ、と自分に暗示をかけて、書き始めます。
すごいね、きみちゃん。偉いよ、きみちゃん。勉強して、料理して、論文を書いて、いっぱい読書して、授業準備をして。最高の自分を生きているね。褒めてつかわす(笑)。
よしもとばななの小説「王国」シリーズ最終巻の4に突入。ほほお、こういう展開かあ。ばななさん、天才すぎる。ばななの世界、大好きだな。来年3月24日、皆様、お愉しみに。
皆様、どんどんお申込みくださいませ。すでにお申込みいただいて、ご入金いただきました方にはチケットをお送りいたしますね。
月の舟へ直接のお申込みもお受けしております。ばななイベント、最高のイベントにしますよ。ご期待くださいね。
さあ、これからも、きみちゃんの人生、最高だよ。ぜひ最高のひとときをご一緒しましょうね。
いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。昨日アップしたものは、少しフォントがおかしかったり、改行がされていないところがありまして、読みづらかったのでは。ごめんなさい。いろいろと調整してみたのですが、うまくいかなくて。これもまた神の思し召しということで、どうぞお許しください。
またお目にかかりましょう。あ、そうそう、もうすぐ冬至ですので、「冬至特別ヒーリング」(12月22日~24日)をいたします。30分5千円のところを、30分3,300円で女神ヒーリング、お受けいたします。
ご希望の方は、090-3669-5354(みたけきみこ携帯)まで。皆様のご都合の良い時間をお知らせくださいませ。
では、明日も最高の一日をお過ごしくださいね。