きりしま月の舟

魂の家族

2024.02.02更新


 今日から2月。今日は、格別に目出度い。

 なんとなれば、昨日1月31日、論文を書き終わり、提出しましたーーーーー。ヤッホー!

 原稿用紙で54枚。注釈を付けるのに時間がかかりました。骨格としての30枚は、スラスラと書けたのですが、この書き方はあいまいだな、とか、ここはもっときちんと整理して書かないと、とか、練っていくうちに、締め切り日が延びて、さらに磨き込んでいるうちに、結局ぎりぎりの提出。でもちゃんと締め切りを守ったぞ。

 この論文を書くきっかけを作ってくださったI先生から「力作ですね」と言っていただき、ほっとしています。このような機会を与えてくださって、またいつも励ましてくださって、本当にI先生には大感謝です。

 何よりも、きみちゃんの論文の良いところは、骨格がしっかりしているところだな、と自画自賛。もう20年以上も、「女と刀」という作品について、短大、大学で講義し続けているので、何を書くかは決まっており、あとはそれを肉付けしていくだけ、と思っていたのに、「書く」という作業は、「話す」ことよりも緻密な作業が求められて、久々に注釈を付ける論文を書いたなあ。牛のような歩みで、半年かかった。偉かったぞ。

 だって、毎日、文学講座、カフェ、女神ヒーリングをこなしながらの論文書きですからね。我ながら、よくやった!

 きみちゃんは、いつだって膨大な仕事をなんだかんだとこなしているもんね。「寝る時間がありますか?」とよく聞かれますが、毎日6~8時間近く寝ています。

 ただ膨大な仕事を何とかこなしているのは、悩みとかストレスに振り回されないから。いつも上機嫌で明るい気持ちで生きていると、モノごとがサクサク進むのですよね。

 たとえば、ひと仕事して、そのことについて、ああでもない、こうでもない、と反省ばかりしていたら、次に進めないじゃないですか。でも、ひと仕事終えたら、さ、次へ行こう、と、どんどん進んでいるうちに、仕事もバリバリ捗るのです。

 「悩まない」「反省しない」。これに尽きるな。特に人の悪口を言わない。だって、他人様のことにかまけていたら、自分のことができませんからね。

 そして、いつも直感を最大限に活用して、自分の感性、自分がこうだ、と感じたことを信じていく。サクサクと、マイペースで歩いて行く。

 きみちゃんは、ほぼ毎日、温泉に行きます。できれば、毎日、散歩をしたい。できれば、決まった時間に。夕方、温泉に行くから、朝、散歩をしたいところだけど、これがまた、ランチの仕込みだの、講座の予習だの、で、慌ただしくて、朝は散歩どころではない。だがしかし、きみちゃんはいつか朝散歩を習慣にするぞ。と、そういう決心をしていくうちに、いつのまにか、朝散歩が習慣になるはず。

 規則正しい生活をするのが、大好きなんですね。午後10時に寝て、午前4時に起きる、というのが、理想です。

 朝活、とよく言われますが、本当に朝の時間って、金だな。爽やかに集中できます。午前4時から夜明けまで、講座の予習をする。夜が明けたら、散歩に出かける。散歩から帰ってきたら、朝ごはんを食べて、ランチの仕込みをして、その間にちゃちゃっと掃除をして、午前9時にスタンバイ。月の舟のお掃除はユタカ君が時間をかけてやってくれるので、きみちゃんはトイレ掃除だけは毎日やる。午前10時に講座が始まり、11時半に終わる。正午から午後5時までカフェタイム。

 片付けを終えて、午後6時に温泉へ。午後7時に帰ってきて、晩酌。午後10時までにお金の計算だとか、翌日の準備などを済ませて就寝。

 てな感じで、まあ、朝散歩以外は、ほぼちゃんとできてるな。

 いやあ、あれだけのんびり屋でスローだったきみちゃんが、こんなにテキパキと物事をやっていける大人になったなんて、自分で驚きだわ(笑)。

 これもひとえに、赤ん坊が次々と生まれたおかげで、テキパキと物事を処理する能力が身に付いた感じ。子育ては、ほんと楽しかった。自分の仕事に集中すると、ついつい子どもたちをほったらかしにしちゃったかもしれないけれど、子育ては、とっても楽しくて、いつも子どもが可愛かったし、今でも本当に良い娘たちで、とっても嬉しい。

 今回も、京都で孫育てができて、最高に幸せ。いま、お孫ちゃんロスで、すぐにでも駆けつけてお孫ちゃんのお世話をしたい気持ち。子どもは大好きだなあ。

 今回の京都お孫ちゃん育てで、いちばん自分を褒めてあげたいのは、最後の日の朝、お弁当を作って、朝ごはんを用意して、ちょっと時間が余ったので、その時間に、ルイ君のズボンの裾を直してあげたこと。いやあ、これは時間かかるかも、と思ったけれど、何とかできるところまでやっちゃお、と思ったら、意外にカンタンにできて、おお、やればできるじゃないか、と自分を褒めてあげました。

 縫い物も、いつも着物の半襟をつけているので、それで慣れていますけどね。

 さて、何でもこなすきみちゃんですが、ここのところ、「666祭り」の準備で、案内状を出すために、過去の名簿を見直していたら、とても懐かしくて、おひとりおひとりに声を掛けたくなりました。

 とっても優しい皆様。一緒に笑い、一緒に学び、そして今でもご一緒している方も多数。ありがたいなあ。幸せだなあ。魂の家族だなあ。ご縁を頂いている皆様、本当に大感謝です。

 ユタカ君が、これまでの月の舟自由大学(前身はかごしま文化研究所)の歩みを振り返って、「いやあ、ほんとにたくさん、いろいろやってきたね」と声を挙げているのを聞いて、本当にそうだなあ、と感慨深いものがありました。

 近現代日本文学クラス(なでしこクラス)、日本古典文学クラス(ひまわりクラス)、源氏物語は、天文館時代、毎週木曜日は4講座やっていましたからね。午前11時~、午後1時から、午後3時~、午後7時~。

 その他、外部講師の先生方をお招きしての「とんでもなく役に立つ世界文学」講座もどれだけやったかわかりません。そろばん教室、絵画教室、ストレッチ教室、ミュージカル講座、タロット、瞑想教室、映画カフェ、いやあ、ありとあらゆることをいっぱいやってきました。

 たぶん、世界一の文化創造団体ではなかろうか。教室の表看板はいろいろだけれど、中身は「ただただ楽しい」ことをやっているだけ。暗記したり、テストがあったり、できないことをなじったり、というのは皆無ですからね。

 学びたい人が、学びたいことを、学びたいときに。それが月の舟自由大学です。学ぶこと、知ることが楽しい、と思えたら、もう人生の半分は大成功。あとは行動あるのみ。

 きみちゃんも学び続けているうちに、66歳で50枚の論文が書けたよ。さあ、まだまだ頑張るよ。楽しんで、前に進むよ。

 とってもささやかな、きみちゃんの人生。きみちゃんは、とっても幸せです。特に世界的に有名なわけでもないし、何かを成し遂げているわけでもないし、鹿児島という地球の一点に過ぎない場所の、そのまた一点に過ぎない霧島という土地で、自然を愛し、人を愛し、いつも魂の家族に出会って、素敵な方々に恵まれて、これまでもいつでも幸せだったし、これからも幸せであることが約束されています。

 ありがたいなあ。感謝だなあ。嬉しいなあ。論文を書いたことで、達成感に溢れています。

 今週中に、月の舟通信2月号を作成して、皆様のところに送ります。666祭りのご案内も同封します。きみちゃんの顔がデーンと写ったフライヤーが届きますが、びっくりしないでくださいね(笑)。さらに同封のハガキで出欠をお知らせくださいね。

 666祭りは、どなたでもご参加いただけますので、このブログを読んで、興味を持たれた方は、どうぞお知らせください。(mokka@po4.synapse.ne.jp 090-3669-5354)。3月24日のばななイベントも、このメールと携帯電話にお申し込みくださいませ。

 今日は論文が終わって、ちょっと自慢話が多かったかな。でも、それで良し。自分を全肯定ですよ。

 いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。皆様を愛しています。

 明日の朝は、散歩してみようかな。きっと気持ちが良いでしょうね。ではまた、お会いしましょう。