きりしま月の舟

重荷をおろして

2025.08.13更新


 母の49日法要も無事に終わり、8月9日、霧島に帰ってきました。そして、今日12日に、長女一家が埼玉に帰りました。

 あまりにも孫たちが可愛く、嬉しく、毎日がさらに楽しく、長女夫婦もよく協力して、しっかりと子育てをしていることに安心しました。生後一か月のセナ君の可愛いこと。天使です。

 ありがたいことに、わたしたちが9日、鹿児島市内を出ようとするときに、通行止めだった高速道路が区間開通となり、予定通り、鹿児島空港インターで降りて、長女一家は温泉へ、きみちゃんは買い物をして、無事、霧島に帰り着きました。

 途中、泥が溜まっていたところがあったり、路肩が崩れて、一方通行のところがあったりしましたが、車の流れもスムースで、ほぼ渋滞もなく霧島の我が家に帰り着くことができました。

 もちろん、我が家は無事です。川は下の方を流れておりますし、何しろ龍さんたちが守っていてくださいます。福山のTさんのお宅が浸水したと、SNSで報告がありましたが、テレビで観た「流された車」というのは、そのTさんの持ち物ではないか、とユタカ君と話したところでした。思った以上に被害が大きく、胸が痛いところです。

 9日夜は、長女一家と夕食を囲みました。ショウリ君御用達の手巻き寿司。中の具材は、大トロ、中トロ、サーモン、まぐろと、ショウリ君やカナト君が大好きなもの。外食する時の半分の値段で、大トロや中トロが食べることのできる鹿児島。

 そして、お婿さんとユタカ君には、黒毛和牛のステーキ。これまた安いんだ。半額だったしね。これをお店で食べたら、5千円はするよね。

 手巻き寿司、厚揚げと焼きナスの炊き合わせ、おぼろ豆腐、ステーキ、桃とモチェアラチーズと生ハムのオリーブオイルサラダ。それにミニトマト、バジルを添えて。

 舌の敏感なショウリ君は、受け付けない食べ物が多いのですが、おじいちゃんのおむすびが大好き。おじいちゃんのおむすびは世界一、と言って、何個も食べます。ステーキもみんなで奪い合いの感じで、爆食。

 ああ、嬉しいなあ。こうして孫たちが「美味しい」と言って、たくさん食べてくれるのって、ほんと幸せ。亡き母も、孫たちにいつもたくさん食べさせておりましたが、どんだけ幸せだったことか。ありがたい限りです。

 そして10日朝は、ユタカ君特製の塩パン。前夜のうちにカナト君と一緒にこねて、準備して、朝焼きました。焼きたてパンの美味しいこと。ユタカ君手作りのジャムを3種類、たっぷりとつけて、いっぱい食べました。これまた食に敏感なショウリ君の大好物になりました。

 10日は、霧島神宮で、セナ君のお宮参り。午前8時半から、長女に着物を着せて、何とか無事に着付け終了。3人の娘たちが着物好きで、きみちゃんも着付けの美紀子先生に習って、自分でも着付けはできるのですが、人に着せるとなると、ちょっと緊張しますね。見栄えが良いように、間違えないように、と。でも、汗をかきかき、美しく着せてあげられましたよ。ヤッホー。美紀子先生、ありがとうございます。

 長女のお友達のYちゃんもお宮参りに参加してくれました。Yちゃんのお嬢ちゃんふたりと、うちの孫たちは小さい時から一緒に遊んで、しかもいつも「きりしま月の舟」が集合場所で遊んでいましたから、今回もとっても賑やか。

 セナちゃんをきみちゃんが抱っこして、きみちゃんの弟の七草祝いのときの着物をせなちゃんに着せて、お詣りします。弟の着物は、60年ものですわ(笑)。こうして一族で着物を継承していけるって、素敵ですね。

 せなちゃん、太鼓の音にびっくりしたのか、緊張したのか、ちょっとむずがって、きみちゃん、立ってあやしました。そして、お祓いのときは、セナちゃん、ご機嫌さんになって、しっかりとお祓いができました。

 ありがたいことに、雨も降らず、暑くもなく、良いお日和。なんという僥倖。儀式が終わると、本殿の方にもお詣りして、我が家に戻りました。

 そして、お腹すいたーーー、と子どもたち。シンプルに、ユタカ君のおむすびと、きみちゃんのニラ入り卵焼き、お味噌汁。大人には、昨夜の残りの大トロ、中トロで、握り寿司。

 きみちゃんの卵焼きが美味しいと、子どもたちに大評判。嬉しいな。アラミニッツのシュークリームもいっぱい頂き、庭でスイカ割もして、これまた大賑やか。夜はバーベキュー。いつものくるみとんの豚バラとソーセージ、そして祐太君のお野菜、ナスとピーマン。さらには、暗くなってから、子どもたちは花火をして、ワイワイ。大人は、ユタカ君特製のコーヒー焼酎を頂きます。

 きみちゃん、孫たちがいる間、ずっと台所に立っていた感じ。11日昼は、牛すじカレーを煮込んで、ナスやオクラやコーンをトッピングして、大好評。夜は夜で、うなぎが食べたいとの要求で、これまた大好評。

 そして、セナちゃんをいっぱい抱いて、実は全身、筋肉痛(笑)。何しろ、5キロある赤ちゃんを、床から持ち上げる時に、ほぼ重量挙げのスタイルとなり、毎回、床から抱き上げるので、落とさないようにとの緊張感もあってか、11日は、全身が筋肉痛でした。それもまた、愛の痛みだわ(笑)。てか、どんだけ筋肉ついてないのよ。

 10日はYちゃん一家もお泊りだったので、11日は、子どもの時間。雨が降っていたので、子どもたちはユタカ君と一緒にケーキ作り。カップケーキを作ります。その間に、きみちゃん、牛すじカレーを煮込んでいたってわけで。

 ケーキ作りは、子どもは大好きだね。ユタカ君も大張り切りでした。若い親たちは、若い人たちの会話で盛り上がっています。

 世界平和を凝縮したような時間が流れました。11日お昼にYちゃん一家が帰り、12日朝に、長女一家が帰って、夫婦ふたりの時間になりました。

 きみちゃんとユタカ君には、いつも協働の仕事があり、12日朝も長女一家を送って行って、レンタカーを返したら、弟のところまで自家用車で行き、用事を済ませ、きみちゃんは県立短大の成績を届けに行き、「先生、霧島大丈夫でしたか?」と事務の方にご心配をいただき、50回目くらいの「大丈夫ですよ」との会話をして、図書館に本を返して、買い物をして、自宅に帰り着いたのが、午後3時過ぎ。

 それから昼寝をして、起きたら、7組分用意したふとんを片付け、洗濯をして、きみちゃんは温泉に行き、先程、晩酌をして、いつもの自分時間。

 温泉に行ったら、「あら、お久しぶりね」と温泉仲間の皆様にお声かけいただき、「孫が来ていたので」と答えて、これまた世界平和な時間。

 温泉と言えば、10日夕方、長女一家とYちゃん一家が岩戸温泉に行ったら、ものすごい人で、洗い場が足りなくて、裸で待っていた、とのこと。きみちゃんは、せなちゃんのお守でお留守番。

 大雨被害で、隼人町は断水なので、温泉に人が殺到している模様。しかも隼人町の方には割引があるとのこと。霧島はこれだから、ほんと素敵。断水でも井戸水の家もあるし、湧水もあるし、こうして温泉もある。被害にあわれた方は大変だけれど、こうして助け合いもあるよね。

 きみちゃんにできることは、こうしてブログを書くこと。そして、明日からお盆の3日間、月の舟カフェをオープンします。16日がきみちゃんの誕生日で、パイプオルガンを聴きに行くので、臨時休業。17日はオープンします。

 皆様が元気になるように、今日のブログのお題は、「重荷をおろす」。

 直観カウンセラーの怜子さんが、お仲間とともに富士山で世界平和を祈られたあと、降りてきたメッセージが「私たちの間に、もうカルマはない」という言葉だったそう。

「それぞれが、自分たちの魂で終わらせたのだと。

それは、親子の間にも、仲間同士の間にも、過去から受け継がれてきた重荷が時離れたという感覚。

ただ、愛と美と調和の中で、生きるだけの世界が、もうここにあるのだと。」(伊東怜子さんのSNSより抜粋)

 古事記神話のなかの、花のような木花咲耶姫命の「表の美」と、永遠を秘めた岩長姫命の「裏の美」の二柱がそろうとき、瞬間と永遠、可視と不可視、表と裏の美がひとつになる、と怜子さんはSNSに書いておられます。

 霧島神宮は、ニニギノミコトを主祭神としてお祀りしているので、その妻である木花咲耶姫命と、姉の岩長姫命は関連がありますし、文学としての古事記を講義もしている月の舟ですから、興味深く、納得しながら、怜子さんの書き込みを読みました。

 岩長姫命は、妹の木花咲耶姫命と対照的に「醜い」とされ、ニニギノミコトに婚姻を拒否された姫ですが、「醜い」は「見にくい」であり、「あまりにも深く美しすぎるからこそ、見る側の意識が澄み切らない限り、その美には気づけない、人間の目がクリアになった時、その姿は計り知れないほどの荘厳さと優しさをあわせ持ち、流行や人間社会の型には決して収まらない、原初の美として立ち現れます」。(伊東怜子さんのSNSより抜粋)

 岩長姫命の「見にくい」美しさ、石と重ねる強さに言及する解釈はありますが、ここまで美しく解釈されていることに、きみちゃんは深く感銘を受けました。

 そして、怜子さんのこのSNSの投稿を読んで、きみちゃんもまた、カルマを終えた、と思えたのです。すべての重荷をおろした、と。

 長女一家と過ごし、愛と美と調和だけがある、と思えました。長女、次女、三女、孫たちみんなと、きみちゃんもユタカ君もみんなみんな、愛と美と調和のなかで生きていて、本当に嬉しく、ありがたく、大幸福、大感謝、大歓喜です。

 ただただ、愛おしい。それだけ。産まれてきてくれただけで、本当に嬉しい。そこにいてくれるだけで、本当にありがたい。ただそれだけ。

 8月20日からは、京都の次女のところで過ごし、お孫ちゃん三昧。25日からは長女と三女にお世話になって、打ち合わせ、女神ヒーリング、親友との再会などを予定しています。そこには愛と美と調和だけがあるのです。

 きみちゃんは何の重荷もない。あと30年、ユタカ君とラブラブで、いつも一緒に仕事をし、協働し、しかも、その仕事が楽しくてしょうがない。文学講座も、カフェも、女神ヒーリングも、出版業も、すべてが楽しく、充実していて、その仕事ができることが最高に嬉しくて、それをさせてくださる皆様に大感謝なのです。

 これからの月の舟ユートピア計画も、楽しみでしょうがなく、すべてが動き出していて、大感動。魂の友が次々に集まってきてくださっています。

 皆様も重荷をおろしましょう。せなちゃんみたいな赤ちゃんは、手の中に綿ゴミなんかを握り締めていますけど、大人であるわたしたちは、その握りしめた綿ゴミを自分でポイできるのです。

 重荷をおろしましょう。女神きみちゃんが寄り添いますよ。女神ヒーリング、大好評です。自分でもほんと、ヒーリング&カウンセリングの天才じゃないか、と思えます(笑)。

 8月13日、14日、15日、17日、お盆期間&被災地応援価格で、女神ヒーリング受講の皆様には、ランチ半額でご提供いたします。13日午後1時はご予約が入っておりますが、あとは開いております。

 東京滞在中も、29日午後が開いておりますよ。おかげ様で、初めてお会いする方とのセッションもあり、本当に嬉しく、ありがたく、女神きみちゃんを信用してくださることに大感謝です。

 このブログを読んで、重荷をおろしたい、と思われた皆様、愛と美と調和のなかで生きていきたい、と願っておられる皆様、女神きみちゃんがそっと寄り添います。どうぞ気軽に、このブログの最後に添付してあります「女神ヒーリング」のバナーからお申込みくださいませ。

 愛と美と調和の世界へ。女神きみちゃん、動き出しました。次元移動しています。

 そうそう、8月8日の母の49日法要のとき、お坊様のお経を聴きながら、目を閉じていたら、ゴールドの光が見えて、阿弥陀如来さまみたいで、きっとあれは母が阿弥陀如来さまになったんだ、と思えました。

 セナちゃんのお宮参りの祝詞をあげて頂いているときも、目を閉じていると、ゴールドの光が見えて、母がそこにいるようでした。

 母はこうした儀式を大切にする人でしたが、かなりの高次元なところに行ったんだなあ。家族を大事にして、こうして亡き後も、みんなを愛と美と調和のなかにいさせてくれるんだなあ、と感謝でいっぱいです。

 生きているときは、暴言に思えたことも、今になっては、それも愛の範囲であったと思えます。横暴だった父も、亡きあとは、いつもわたしたちの側にいて見守ってくれています。それがどれだけ深い愛であったか、今になってわかるのです。

 しあわせだなあ。ありがたいなあ。みんなみんな、ありがとう。

 いつもブログを読んでくださいまして、大感謝です。きみちゃんの使命のひとつは、この世のからくり、この世の真実をこうして伝えていくこと。ブログを書き、女神ヒーリングをして、文学の真髄を伝え、料理を提供していきます。

 思うに、文学とは、カルマを明らかにすることでもあるもあるなあ。だとしたら、きみちゃん、40年以上の文学の学びのなかで、カルマのからくりを学んできたわけか。

 これからは、そのカルマやブロックを外すお手伝いをしていきます。

 では、明日からのお盆期間、皆様、どうぞ愛と美と調和のなかでお過ごしくださいませ。月の舟もオープンしてお待ちしております。