自分を歓ばせる生き方
2021.12.06更新
5年前の今日12月6日は、ロンドンにいたのでした。
三女のロンドン大学卒業式で、わたしが袴を着せるべくロンドンに参上。無事、袴を着せてあげて、髪はロンドンの日本人が経営する美容室で整え、地下鉄で乗り継いで、卒業式の会場に着くまでに、ラブリー、ワンダフルの祝辞の嵐で、ほんと、嬉しく、楽しかった!
2021年のいま、コロナ禍で、さらにオミクロン株が出てきて、海外渡航が困難になり、あのときのロンドン滞在がとても貴重で、大切な時間として思い出されます。
娘たち、孫たちと海外に旅行する、というのがわたしの夢ですので、コロナ禍の終息を願って、その間に、じっくりとお金を貯めておきますわ。
この2月末には、初孫の中学受験が終わった段階で、初の娘たち3人と孫たち4人との家族旅行を計画しており、それを実現することが、わたしの大きな生きがいになっています。それぞれに自分の道を歩んでいる娘たちを愛してやまず、孫たちの豊かな暮らしを応援したいと強く思います。
愛が深いときこそ、自分への愛を自覚すること。それはとても大事です。
先日、あまりに疲れすぎて、午後7時半にはベッドに横になって、YouTubeの動画を聴いていました。YOKOの宇宙研究というチャンネルで「自分を大切にする」という話を聴いていたら、「おや、わたしって、人に親切にばかりして、自分を大切にしていたかしら?」という思いが湧いてきました。
「おや、わたしって、自分がお金持ちになることを自分に許可していないなあ」という思いも湧いてきて、あらら、わたしってこんなにネガティブな思いがくすぶっていたんだね、という気づきがありました。
それからベッドのなかで、自分で自分を救済すること数時間。半覚醒の状態で、自分を大切にしていました。
そして、朝はすっきり。ドツボから自分を救ったなあ。午前5時ごろには、本来の自分の力を取り戻しました。
おかげ様で、その後はさらに快適にパワフルに過ごしております。さすが、きみちゃん、自分で自分を救済できたね。偉いね、と自画自賛。
さて、いつも思うのですが、謙虚という罠に嵌まって、自分を自分で抑圧している女性の多いこと。
自分はダメ、ダサい、田舎者、優しくない、いつもお金に困っている、そんなネガティブなイメージで窮屈に生きておいでの方が多い気がします。
わたしはそんなことはない、自分ではクリアできてる、と思っていましたが、先日の夜、ひょっこりと雑草のようにニョキニョキ出てきた、そのダサいイメージを手放しました。
そして、改めて、自分を大切にすることを思い出してみる。自分を歓ばす生き方をする。そのことに思いをはせたのでした。
わたしが歓ぶことって、何だろうなあ。
ユタカ君と一所懸命働いて、さあ、今日も一日よく働いたなあ、お客様にも恵まれ、良い時間が過ごせたなあ、と思いつつ、コーヒーを自分のために淹れて、それにユタカ君お得意の上質な生クリームをのせて、ゆっくりと味わいながら飲む。
その美味しいこと。あまりコーヒーを好まないユタカ君も一緒に、ウインナコーヒーを愉しみます。深く深く幸せな時間です。わたしの魂が歓んでいます。
地位も名誉も関係ない、その深く幸せな時間。ユタカ君という最高のパートナーが天から降ってきて(笑)、いつもわたしに優しくしてくれて、わたしもまた彼を歓ばせようと努力して、その努力が楽しくって、という愛の循環に感謝する時間。
先日は、霧島一のイケメンさんから、彼の趣味である釣りの成果(全長50センチはある大きな鯛)を分けていただきました。嬉しかったなあ。彼のスイーツのお店に、月の舟のパンフレットを置いていただいたり、いつもわたしのことを「先生」と呼んで、尊重してくださったり、とそれだけで感謝なのに、こんなに大きな鯛を頂いて、ありがたい限り。
錦江湾に舟を出して、釣りをしたら、こんなに大きい鯛がいっぱい釣れたんですって。それをお世話になっているところに配って回っているとのこと。
お礼に、彼のためにコーヒーを淹れました。きりしま月の舟にも初めての来訪で、ゆっくりしてくれました。「素敵なところですね」「コーヒーも美味しいです」と絶賛してくれます。
たくさんお話ができて、イケメンコレクションが趣味のきみちゃんとしては、至福の時間でした。ありがとう。本当にありがとう。
さらに先々週は、ご近所のHさんから小さな鯛を3匹もいただいて、お刺身、湯切り、バターバルサミコソテー、アクアパッツァと多彩に楽しめたので、行きつけの伊地知鮮魚店でも鯛を一匹買って、ランチで提供しようと思っていたところに、さらにイケメン鯛の到着(笑)。
で、先週のきりしま月の舟のランチは、鯛祭りでしたわ。特に木曜日は、湯切りにしてお刺身で出したので、超贅沢なランチになりましたよ。源氏物語受講生の皆様に振る舞うことができて、大満足。皆様もとっても歓んでくださいました。
骨も出し汁にして、そのアラから身だけをほぐして、そぼろを作りました。鯛3匹分のアラがありましたから、たくさんの骨から身を取る作業をユタカ君がやってくれました。
その白身をわたしがそぼろにして、さらにユタカ君特製の山椒の実の佃煮を入れたら、まあ、絶品そぼろの出来上がり。
土曜日まで3日間、そぼろご飯をランチで提供できました。鯛の潮汁も、母のやり方で調理したら、澄んだお汁になって、これまた絶品。イケメン鯛は切り身にして冷凍したのを、あさりとミニトマトを加えて、昨日の日曜日にアクアパッツァにして出したら、まあ、お客様すべてが見事に完食でした。
ミートローフ、豚のフルーツロースト、鯖の竜田揚げ、とわたしの得意料理が並びます。キャベツのコールスロー、ニンジンのラぺ、と祐太君のお野菜レシピも大好評。
新鮮で旬な食材をふんだんに使う月の舟の女神ランチ、とっても好評です。今週は、どんなレシピになるかな。お野菜、お魚さんたちに聞いてからの調理になりますから、わたし自身も楽しみ。
ということで、最近は料理が至福の時間になり、スイーツを極めるユタカ君とのバランスも絶妙です。ぜひ、きりしま月の舟のランチを楽しみにお越しくださいね。
わたし自身が楽しむことで、人を歓ばせる。最高のしあわせです。
孫たちへも同じスタンスで、自分が歓び、娘たち、孫たちが歓ぶことをいっぱいしていきたいと思います。
どんなに人を愛していても、自分が歓ぶことが、まず最優先。自己犠牲では、他者への支配になります。
自分が歓ぶスタンスを外部に向けていると、他人も歓んでくれるのですが、自分を歓ばせるということを、自分の中だけに閉じ込めて、他者の存在を無視したり、もともと他人がいないかのように振る舞うと、幸福感は深まりません。
ほらほら、わたしって、こんなに素敵でしょ、という思いはとても大事なのですが、こんなに素敵な自分がいることで、世の中を明るくする、くらいに世界を広げていかないと、こんなに素敵なのに、誰もわたしを振り向いてくれない、というドツボに嵌まってしまいます。
それは、他人の目や賞賛を気にしているようで、実は他者の存在を無視したり、リスペクトしていないときに起こる現象のようです。
まだ他人と自分の区別がついていないとき。こんなに素敵な自分がいるのに、誰も注目してくれない、という孤独感は、愛のバロメーターをあげて、その輝きを周りにも届けるぞ、という意識があると、解消されますよ。
愛を奪うことから、愛を放出することへの転換。ただただ愛をふりまく。
その愛の充電が、自分を大切にする時間。自分を歓ばせる時間。
今週は、年末の大掃除を始めて、断捨離を断行。30年分の断捨離が待っていますわ。
ユタカ君は、孫の応援団長として単身赴任をしますので、わたしはお手伝いの方の力を借りて、きりしま月の舟を楽しく盛り上げます。
わたしを歓ばすことの最大のものは、やはり読書ですね。それがあってこその文学講座、オンライン講座です。読書を欠かさない人生を、これからも楽しんでいきます。
来年のイベントも続々決まっています。コロナ禍でゆっくりゆっくりですが、確実に取り組んでいきます。それが、わたしの大きな歓びですからね。
3年後の月の舟ホール建設に向けて、さあ、再スタートです。これでこそ、わたし、きみちゃんだ。絶対に、他人に真似のできない仕事ですしね。たくさんのお力を頂く仕事ですしね。
自分で自分が楽しみになってきました。
先日の女神塾も大盛り上がりで、とっても楽しかったし、これから、この女神塾はわたしの大きな仕事になっていくでしょう。
そのときに話題にあがった忘年会ですが、やはりオミクロン株のリスクがありますから、今年はやめます。来年、できるといいなあ。
来年のきりしま月の舟2周年イベントは、小規模であっても、やりますよ。お楽しみに。
では、これからユタカ君とお散歩に行ってきます。
皆さまも慌ただしい12月、ご自愛くださいね。自分を歓ばせる生き方にチャレンジですよ。