自分を最優先する
2024.12.17更新
2024年12月16日20時20分、きみちゃんの5番目の孫である小泉冬馬君が誕生しました。体重3312g、身長49.5センチの大きな赤ちゃんです。
母子ともに元気です。信頼できる病院での出産で、安心して待つことができました。宇宙に深く感謝いたします。
昨日、午前中にお産体勢に入ったとのことで、お兄ちゃんのるい君、おねえちゃんのれなちゃんは、学校を早退して、自宅に戻り、スタンバイしました。きょうだいも今どき、お産に立ち会うのですね。
きみちゃんは、中学3年生のるい君と小学3年生のれなちゃんをマンションで待ち受け、3人でお婿さんからの連絡を待ちます。お婿さんだけが、娘に付き添って、あとの家族はぎりぎりにならないと病院のなかに入れないシステム。そして、産婦の母であるきみちゃんは、病院のなかに入れないシステム(コロナ、インフル対策ですね)。
マンションで待っていてもしょうがないので、病院の近くまで行こう、ということにして、るい君、れなちゃん、きみちゃんの3人は、きみちゃんの提案で、京都文化博物館に行くことに。
ところが、月曜日で休館で、近くの素敵なパン屋さん「PAUL」でお茶しながら、連絡を待つことに。
いやあ、PAUL、きみちゃん大好きな京都のパン屋さんで、3人で美味しいパンを頂きながら、待ちます。それでも、なかなか生まれる気配なしで、また自宅マンションに帰還することに。
きみちゃんはひとり買い物をすませて、自宅マンションで待っておりましたが、「そろそろ」との連絡が入り、病院へ向かいます。
るい君もれなちゃんも慌て気味。きみちゃんは、病院に入れないから子どもたちを病院玄関に送り届けたら、そのまま帰ればいいから、というくらいの気楽な気持ちだったので、るい君の慌てぶりときみちゃんの波長が合わなくて困りました(笑)。
結局、病院の入り口まで辿り着いたのに、「カフェで待ってて」との連絡で、そこらへんにはカフェがなく、「すき屋」で待つことに。そうしたら、またすぐに「入ってきて」の連絡。そのとき、午後6時半。
きみちゃんは中に入れないので、マンションまで帰って、また出直そうと思いましたが、てくてく歩いているうちに、やっぱり近くで待とう、と「すき屋」までの道で見つけたビールBARに入ることにしました。
きみちゃんって、こういうところにひとりで入るの、好きなんですよね。ひとり遊びって得意だし。カウンターに座り、京都産の地ビールを頂きます。そうするうちに、やはり熟女のおひとりさまが次々に入って来られ、「いやあ、お久しぶり」というような会話をマスターとされて、ほほお、さすが京都、おひとりさまが多いね。
きみちゃん、2杯目のビールを頼んだところで、リュックからノートを取り出し、3月開催予定の京都文学散歩の行程を、ああでもない、こうでもないと考え、記録していきます。
そうしたら、カウンターのなかで料理をしていたマスターが、「お姉さん、ノートに何を書いておいでなんですか?」と聞いてこられました。「来年3月に文学散歩をするので、そのルートを考えているんです」ときみちゃん。
さすが、京都の繁華街のマスターさん、お客に声をかけるタイミングが絶妙ですわ。なんか、嬉しかったから、大河ドラマ「光る君へ」の最終回で「あなたと殿はいつからなの?」と鋭い突っ込みをする正妻・倫子に、正直に答えていくまひろ(紫式部)みたいな感じで、素直に答えるきみちゃん。
そして、いま、5番目の孫が生まれそうで、それを待っているところ、とマスターにお話ししたら、「いやあ、うちはねえ、〇〇病院の待合室みたいなところがありましてね」とマスター。
その会話で、BAR全体が「お孫さん誕生おめでとう」モードになって、カップルでおいでの2組と、お隣りの熟女様も「おめでとう」コールをしてくださって、盛り上がりました。
きみちゃん、どこへ行ってもすぐに誰とでも仲良しになる特技があって、お隣りの熟女おひとりさまと、その後話が弾みます。3杯目のビールも同じ伊勢の地ビールを頼んで、あれこれと話が弾み、めっちゃ楽しかった。大河ドラマ「光る君へ」のこと、源氏物語、宮沢賢治、太宰治、と文学にも造詣の深い熟女様で、話が尽きませんでした。
そうしているうちに、るい君からLINEで「もうすぐだよ」とのお知らせ。「いまおばあちゃんはビールBARにいて、みんなでお祝いしていただいている」とLINEを送ったら、「よかったね」とるい君。いやあ、お兄ちゃんになって、嬉しいね。
そして、今度は電話で「産まれたよ」とるい君、ちゃんとおばあちゃんに連絡してきてくれます。その電話で、またBAR全体が盛り上がり、再度乾杯してくださいました。ありがたいな。嬉しいな。
電話があったのが、20時22分で、「2」がいっぱい。良い数字だね。それから、るい君とれなちゃんと合流して、一緒に帰ります。
マンションに帰ってからも、興奮気味のるい君とれなちゃん。だって、産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこして、写真を撮ったのですものね。そりゃあ、興奮するよね。よかったね、おにいちゃん、おねえちゃんになれて。おめでとう。
きみちゃんは、マンションに帰ってから、もう夜9時半でしたけど、「すき屋」では何も食べなかったるい君と、少しだけ食べたれなちゃんのために、夕食の準備をします。ひとりてくてく歩いている間に買った、ヒレカツとかビーフカツ、サラダ、残りのカレー、PAULで買ったフランスパン、白菜とハムのクリームパスタ、といろいろ作って、お祝い膳になりました。
ふたりともまだまだ興奮気味で、るい君はお風呂に入って、大きな声で歌っています。歌の好きなるい君、「おばあちゃん、この曲、知ってる?」とまるで、きみちゃんを若者同様に接してくれて、いろいろと聞いてきます。ほぼ知らないけど、ちょっとは耳にした歌手の名前とか、歌のタイトルとかで、「いい曲だね」「この歌手は、映画の主題歌を歌っていて、迫力あるなと思ったよ」とか感想を言うと、歓んでくれて、またいろいろと好きな歌手とか曲のことを教えてくれます。
若い人と一緒に暮らすと、自分の知らない世界が広がって、嬉しいですよね。娘たちと暮らした日々も、なんだかんだ新しい情報がいっぱいで、それがきみちゃんの楽しみでもありましたね。いまは、孫たちが新しい情報を届けてくれますね。
さあ、今朝、きみちゃんは張り切って、るい君のお弁当を作り、朝ごはんを用意し、ふたりを送り出します。今日はきみちゃんがお婿さんと交代して、病院に泊まり込みです。れなちゃんの歯医者さんだとか、ばあばもなんだかんだ忙しい。
その間に女神ヒーリングのご予約も入ります。冬至スペシャルヒーリングは、延期させていただいて、来年1月8日から13日まで、30分3,300円でお受けしますので、どうぞご予約くださいませ(090-7536-6672 mokka@po4.synapse.ne.jp)。
きみちゃん、今回の出産サポートで悟ったこと。孫のためだろうが、何だろうが、とにかく「自分を最優先する」。
娘の家の手伝いをしている場合、あるいは他人様と暮らしている場合、自分を最優先させる。相手に気を遣いすぎない。相手の気持ちを慮らなない。憶測しない。言いたいことは全部言う。優しい言葉で、穏やかな言葉で、きちんと伝える。
自分を最優先する、というのは、「わがまま」と誤解されがちなのですが、そうじゃなくて、自分は、こういうスケジュールで、こうする。では、あなたはどうなさいますか?あら、そうなの。じゃあ、こういうことですり合わせができますね、という感じで、現実を推し進めていくのです。
昨夜も、きみちゃんひとりが病院に入れなかったことで、お婿さんも孫たちも心配してくれたので、じゃあ、ということで、おばあちゃんは、ひとりでも遊べるよ、という感じで、ビールBARにわざと入ったところがあります。それが自分を最優先する、ってことです。
拗ねていないで、自分を面白がらせる。自分を楽しませる。そうしたら、周りが楽になるのです。あ、おばあちゃんは、ほっといていいんだ、と。頼りがいがあるんだ、と。
かまってちゃん、とか、承認欲求の強い人が最も人間関係が下手な人。自分を最優先して、自分で自分を認めて、「きみこ、完璧」「きみこ、天才」「きみこ、最高」と言い続けていると、みんなが優しくしてくれますよ。
さ、今日もまた忙しい。きみちゃんを最優先して、その次がれなちゃんとるいくんを優先して、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をしましょ。大人はほっとけ(笑)。あ、自分は最優先ですよ。
きみちゃんの人生、楽しくってしょうがない。いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。
「光る君へ」解説講座は、12月18日の予定でしたが、12月12日の源氏物語の日に「光る君へ」講座をやらせていただきました。最終回は、なかなかの展開でしたね。来年1月9日(木)に、「光る君へ」クラスの新年会をしますので、そのときにたっぷりと感想を言い合いましょう。
ばななマラソン(読書会)は、一月に延期です。3月に予備日を設けてありましたので、一月から順に押していきます。来年は、村上春樹マラソンですので、ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。
いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。きみちゃんの知らないところで、このブログが読まれておりますこと、ご縁する皆様に深く感謝いたします。これからも、自分を愛し、家族を愛し、深い愛で地球を包んでいきますこと、さらに自覚して生きていきたいと思っています。