きりしま月の舟

突き抜けろPart2

2024.01.14更新


 紅梅の花が一輪咲きました。月の舟の道路側の紅梅の木。今年は梅の花が咲くのが早いと言われます。今日見つけて、嬉しかった。内庭の紅梅も蕾が膨らんでいます。

 梅一輪一輪ほどの暖かさ(服部嵐雪)。梅が咲くと、この俳句を思い出します。確かに。さすがに芭蕉の高弟のひとりだけありますね。

 冬至を過ぎると、夕方の時間が長くなり、午後6時近くまで明るくて、日に日に暖かくなっていくのを感じます。

 今日は、お正月明けの日曜日で、またまた霧島神宮参拝の車で、月の舟前の道路は渋滞。やはり、コロナ禍が落ち着いたこともあってか、4年前の賑やかさに戻っています。コロナ前までは、毎年1月15日くらいまで車が渋滞していましたからね。

 おかげさまで、きりしま月の舟も賑やかでした。ランチ、スイーツ、おむすびセット、ユタカ君とふたりでいっぱい働きましたよ。今日もまた、素敵なお客様ばかりで、「美味しかったです」とお声かけくださる方、月の舟イベントに興味を持ってくださる方、女神ヒーリングを受けてくださる方。ありがたいです。

 特に、昨日から続けて二日間通ってくださった、カメルーン生まれのフランス人で、フレンチレストランのシェフという方の3人組と長い時間を過ごしました。今日は午前11時にいらして、午後3時にお帰りになって、濃密な時間を月の舟で過ごしてくださいました。

 めちゃカッコいい3人の皆様、お仕事がらみで鹿児島においでになって、女性の方は、韓国岳にも登られたそうな。行動力ありますね。きみちゃんもユタカ君も会話を楽しみました。

 ありがとうございます。お客様の皆様。大感謝です。濃密な一日でしたので、午後4時には、月の舟を閉めて、遅い昼食を取り、きみちゃんは温泉へ、ユタカ君はお片付け。夫に片付けを任せて、自分だけ温泉に行っていいのか、と叱られそうですが、行って良いのです(笑)。だって、ユタカ君、温泉よりもお片付けが好きなんですって。

 ということで、またまた温泉三昧。今日もまた深い瞑想ができました。愛と感謝だけでいい。不安や怖れはいらない。きみちゃんの大切なもの、月の舟と家族、会員さんが仲良くして、信頼し合って、尊敬し合って、ただただ愛と感謝だけが循環して、最高の未来があることだけを祈っていればいい。

 よく遠慮したり、謙虚であったり、罪悪感を抱えていることが「良い人」の基本であるような文化がありましたけど、それはもうおしまいにして、不幸なんて一ミリもない世界へ移行しないといけません。北陸の皆様も、もう少しですよ。たくさんの応援と暖かい手が届きますからね。

 たとえば、お店を持っているとして、お店の売上がもっとあったらいいな、という思いがあって、不安を感じているとしたら、それは自分の思い込みがストップをかけています。

 きみちゃんもいつも大きなイベントをしますが、不安はいつだってあります。でも、最近気が付いたのです。そっか、うまく行くことだけを想定していればいいんだな。そのなかで何か事が起こったら、それに丁寧に対処していけばいいんだな。

 3月24日、大入り満員、大盛況。そうイメージしたら、ウエルカムミュージックが決まり、出店が決まり、良い感じで進んでいます。たくさんの方が歓んで、出演、出店してくだっています。

 大成功が大前提。あとはその成功のイメージに現実がついていくだけ。

 遠慮しない。素直に提案してみる。自分はここまでの能力、と限定しない。愛と感謝が循環して、あとは宇宙におまかせしていれば、良い方向に連れて行かれます。

 努力します、頑張ります、それは難しいです、は禁句。あ、それ、簡単です。すぐにできますよ。OKと言ったら、すぐにできているイメージ。最後には良いことが雪崩のように向こうからやってきます。

 さて、温泉に入り、さっぱりしたところで、午後6時のBS版NHK大河ドラマ「光る君へ」鑑賞に向けて、きみちゃんスタンバイ。お酒のおつまみ、ビールを準備して、テレビの前にノートとペンを持って待機。

 今日は、裳着のまひろでしたね。母が死んでから6年の月日。殺された母を病死とした父を恨むまひろ。

 うーん、裳着って、12歳から15歳くらいまでの女の子の成人式。1988年生まれ、35歳の吉高由里子さんの裳着の姿、20歳ほどのギャップを埋めているな。詮子役の吉田羊さんも17歳から20歳代を演じておいでなんだけど。。。でも、さすが大女優の方々、ちょっとおきゃんなお姫様たちだけど、かわいい。

 だけど、父に反抗したり、儀式を嫌がったり、巷を走ったり、大声を出すまひろに、きみちゃん、ハラハラし通し。いやあ、あの時代、走らないってば。外にも出ないし、室内でも立って歩かない。膝でズリズリですから(笑)。それに前回、いくら貧しくても貴族の女の子は拭き掃除しないはず(笑)。それに、まひろの弟に乳母がついているのに、まひろにはどうしていないの?当時は、母親よりも乳母との関係が大事なのにな。

 でも、代筆業、という設定は楽しかったな。さすが大石静さん。大石静さんと同級生の高野晴代先生が、和歌監修でクレジットに名前が出るのも、ほんと嬉しい。高野晴代先生には、月の舟のイベントで鹿児島までお越しいただき、城山ホテル鹿児島で、源氏絵巻についてご講演いただいたこともあって、高野先生のお名前を拝見すると、自分のことのように嬉しいです。

 それにしても、柄本佑さん、演技がうまいなあ。わたしの好きな映画「美しい夏キリシマ」に少年役で出ておいでだったのですね。あの少年と今の柄本佑さんが結びつかなかったけど、存在感ありますね。

 ほかの男優さんたちも、落ち着いた演技で、安心して観ていられます。藤原実資役の秋山さん、これからが楽しみですね。とても重要な役ですからね。実資の書いた日記「小右記」が、今回のドラマの根底にもあるわけですし。

 ということで、ハラハラな第2回でしたが、今回は「和歌」が主役でしたね。最初に出てきた「人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道に惑ひぬるかな」は、藤原兼輔の和歌で、紫式部のひいおじいちゃんです。堤中納言とも呼ばれ、兼輔は中納言にまでなって、三十六歌仙のひとり。

 紫式部は、この「心の闇」という表現を、源氏物語でも多用しており、曾祖父の和歌を心の支えにしていた気配。兼輔の次の時代から、紫式部の家系は没落の一途を辿るので、曾祖父の時代の華やかさを誇りに思っているとも言えます。

 1月17日(水)午前10時から11時半まで、「光る君へ」を100倍楽しむ講座@きりしま月の舟、を開催します。どなたでも参加できますのでね、ぜひ皆様、気軽にお越しくださいね。ああでもない、こうでもない、と語りましょう。

 1月11日(木)の源氏物語きよらクラス(第8期)の受講生の皆様も、とても熱心に鑑賞し、感想を聴かせてくださって、ありがたかったし、楽しかったな。みんなでワイワイ、楽しみましょう。

 史実というのは、よくわかりませんからね。きみちゃんにとって、紫式部という人は「孤独感の深い人」というイメージがあります。その孤独感の深さを、吉高由里子さん、すでに表現してくれている感じ。あ、だから、乳母が登場しないのか。

 「孤独であること」は、とても大切なスタンス。ひとりで凛として生きることは、これからの女性にとって、とても大切なこと。

 他人に承認されるように、可愛く振る舞うとか、遠慮するふりをするとか、謙虚なふりをするとか、そんなことをしていると、大切なチャンスを逃しちゃうよ、と叫びたい。

 大切な情報を掴んで、最高に幸せな人生を送るためには、遠慮しないで、謙虚という言葉なんて振り捨てて、突き抜けろ!

 まひろみたいに、通りで大声で叫ぼう(笑)。素直に自信をもって、自分を表現しよう。自分の能力を最大限に発揮しよう。

 このブログでも、「突き抜けろ」と何度も叫んでいるきみちゃん。きみちゃんもまだまだ謙虚すぎた(笑)。まだまだ孤独になりきれていないな。ひとりぼっちになっても、やりきるのだよ。ひとりぼっちになっても、愛する人たちと月の舟を愛し抜いて、守り抜くのだよ。

 そうしたときにはじめて、人を信頼することを知り、他人様から信頼されて、チャンスがどんどんやってきて、どんどん成功の波に乗っていくんだよ。

 これから楽しみだなあ。やっぱり「光る君へ」はいいぞ。NHKさん、ありがとう。

 もちろん、きみちゃんの人生も大成功、大感謝、大幸福、大歓喜の連続。さ、張り切って、生きて行きましょ。

 明日は、オフの日。きみちゃん、論文、仕上げます。突き抜けます!

 今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。読者の皆様あってのブログ。たくさんの美しく力強い言葉を届けていきます。