無条件の愛がわかったよ!
2023.09.04更新
8月27日の「大江健三郎シンポジウム」が終わって、その後の28日から31日まではお休みにしていたのですが、なんだかんだとお客様があり、休んだ感じがしてない(笑)。
8月29日は午前中に、すめら保育園の学童さんたち8人と保育士さんおふたりが、月の舟に見学においでくださいました。
学童さんたちのほとんどが、ご近所の子どもたちで、いつも「きみちゃん」と呼んでくれる子ばかり。ひとりだけ、違う小学校からのユウキ君(小一)。
見学会と言いつつ、みんな勝手知ったる月の舟で、大いにはしゃぎ、本をめくっています。好きな本を探してごらん。なんでもいいからね、と声をかけると、「わーーい」と言いながら、それぞれが本を探し始めます。
自由な探索が、子どもはみんな大好き。あれもだめ、これもだめ、というと、しょげてしまうよね。だから、月の舟では、すべて自由。そして、全肯定。
最後にサクト君が選んだ「すてきな3人組」の絵本を、きみちゃんが読んで、みんなの大好きなロフトから、あるいは、一番心地よい椅子に腰かけて、聞いてくれました。
おやつを食べたり、保育士の先生方にもコーヒーをお出しして、リラックスしていただきました。きみちゃんは、みんなが大好き、みんなもきみちゃんが大好き。
で、盛大にお別れの挨拶をして、「またねえ」と学童さんたちは帰っていきました。
さ、お昼ごはんにするべえか、と思っていたら、月の舟に入ってくる車があります。あ、今日はお休みなんだけどな、と思って、ユタカ君が車の方にお声をかけに行ったら、いつも内之浦からおいでのご夫婦の車でした。
農業をされていて、2か月に一回ほど霧島においでになって、必ず月の舟に立ち寄ってくださいます。そして話が弾んで、いつも長い時間をご一緒に過ごさせていただいています。
うーん、今日はお休みで何も準備していないしな、と思って、「ごめんなさい、またお待ちしていますね」とお声かけして、盛大に手を振って、お別れしました。
霧島に自宅を建てて11年目。きりしま月の舟を建てて3年目。こんなにも月の舟が大切な場所になっていることが嬉しく、大感謝です。たくさんの素敵な方々と、小さい子どもからご年配の方まで、いつも立ち寄ってくださるありがたさ。感謝、感謝、感謝です。
その日、午後3時には、月の舟で待ち合わせをして、お見合い。おふたりが並ぶと、とってもお似合いです。うまくいくといいなあ。話が弾んで、じゃ、ドライブでもされてきたら、とおススメしたら、陽射しが暑かった、と早めに帰ってこられたので、じゃあ、国分の街に出てみましょうか、ということで、お寿司屋さんへ。
単に、きみちゃんが食べたかっただけなんですけどね(笑)、ユタカ君も含めて4人で大いにおしゃべりして、お開き。あとはおふたりにおまかせ。
わたしたち夫婦は、夫婦で良かったな、と思うので、結婚の意思がある方には、ピピンときたら、お互いをご紹介しています。これまで2組の結婚が成立。別にマッチング屋さんなわけではないけど、最初のデートにくっついて行って(笑)、こちらも楽しんで、という流れです。
ということで、29日のお休みの日もなんだかんだと忙しかった。ちょうど、わたしたちが国分でお寿司を食べているときに、学童さんのユウキ君が、月の舟が気に入ったから、と夕方、お母さんと一緒にまた訪ねてきてくれたんですって。
翌日、たまたまご近所のスーパーで買い物をしていたら、ユウキ君に会って、お母様が「昨日の夕方、月の舟を訪ねたのですが、しまっていました」と言われて、あちゃあ、と思った次第。ユウキ君、月の舟を気に入ってくれてありがとうね。
30日、31日は論文書き追い込み。結構、サクサクと進みますが、うーん、終わらないな。焦らず、マイペース路線に切り替え。そうした途端、またお客様です。
鹿屋からのご家族。お休みと言っても、毎日、月の舟は開けて、月の舟で仕事をしているわたしたち夫婦ですので、外から見たら、休んでいるようには見えないよね。それに、月の舟通信を作成中で、しっかりと働いてもいるから、どうぞどうぞ、とお招きします。
夏休み最終日に夏休みの宿題をはじめて知って(笑)、どうしましょ、とのこと。はい、お助けしました。それに中学生のおねえちゃんが、本が大好き、とのことで、大いに話が盛り上がり、梨木香歩の小説「裏庭」を勧めて、あれこれと話が弾みます。
いやあ、楽しすぎた。小学生の妹さんは、ユタカ君とかるたをしています。ユタカ君はこういうとき、子どもと精神年齢が同じになるので、子どもたちから大人気。今回も2クール、かるたをやったそうな(笑)。
いっぱいお話して、いっぱい笑って、また来ますね、と言って帰っていかれました。ありがたいですね。嬉しいですね。
そして、9月1日(金)、午前中は万葉集講座で、受講生の皆様は熱心に参加してくださいます。午後は、ヒマでした(笑)。おかげさまで、月の舟通信の折り込み作業に集中できて、夕方にはユタカ君が国分郵便局まで持っていき、約200通を発送することができました。
月の舟通信は、毎月発行していますが、わたしたち夫婦にとっては、文学講座やランチの仕込みと同じく、毎月のルーテインで、楽しみに待っていてくださる方もあって、やりがいのある仕事です。
昨今、紙媒体はどんどん消滅する運命にありますが、もう少し頑張りたいですね。紙の手触り、インクの匂いが好きで、パソコンやスマホの画面上で読むのも良いけど、紙媒体も大好きなので、わたしたち夫婦が元気なうちは続けていきたいなあ、と思っています。
その日の午後に大切なお客様があり、深い話ができました。わたしはちょっと厳しいことをお話したのですけど、そのことによって、わたし自身に深い気づきがあり、とてもためになりました。
わたしたちは、目の前に起こることは、他人のせい、と思っていますけど、実は、自分の心の反映なんですよね。
その気づきとは、「駆け引き」についてです。スピリチュアルカウンセラーのREIKOさんに以前、「きみこさんの波動はずいぶん高くなっているけど、駆け引きするところがあるから、そこがまだかな」みたいなことを言われて、「駆け引きって、どういうことだろう?」と自分では身に覚えがなくて、不思議な疑問、というか、別に悲観もしなかったのですが、そのうちにわかるだろ、とそのままにしておいたのでした。
そしたら、その「駆け引き」の意味が、その方との話のなかで、とってもよくわかったのです。たとえば、自分がAをしてあげるから、あなたはBでかえしてね、ということを別にお互いに表明はしないけど、なんというか、無償の取引みたいなことをしている。
あなたのイベントのチケットを買ってあげるから、あなたもわたしのイベントのチケットを買ってね、みたいな感じかな。それが「お互い様」という感じになればよいのだけれど、そうでない場合、自分のチケットは売りたいけど、相手のイベントにはそれほど興味はない、というような場合、すれ違いが生じて、REIKOさんみたいなサイキックな方は、それを「駆け引き」という言葉で表現されたかな。
おお、そうだよ、それって、駆け引きだよね。と、きみちゃんは次の日の朝、ものすごく深く納得して、ベッドから出たのでした。
そして、「無条件の愛」とは、この駆け引きのない世界なんだな。わたしがこれしてあげるから、あなたはこれしてね、ということじゃなく、わたしはこれがしたいの、だってあなたが好きだから、大好きだから、愛しているから、というスタンスが大事なんだよね。
それって、めちゃめちゃ納得で、その日は一日気分が良く、9月2日、午前は古事記講座でしたけど、お客様も多くて、ユタカ君との連携もスムースで、楽しかった。
そして、2日の夜は、鹿児島市内で高校時代の同窓会。久しぶりに会う同窓生の皆様は、相変わらず優しくて、高校時代に一度も話したことのない方とも和気藹々と話ができて、穏やかな時間を過ごせました。みんな、ありがとうね。
その同窓会で、きみちゃんは出来立てのほやほやの月の舟通信を持って出かけ、皆様にお配りしたのですが、みんな気持ちよく受け取ってくださって、嬉しかったなあ。そして、きみちゃんの活動に興味を持ってくださって、大感謝です。
高校時代の同級生とは、結構、仕事の関連でご一緒することも多いのですが、お互いに敬意を払って接している感じかな。わたしの好きな感覚です。ありがたいです。
駆け引きでない活動をする秘訣は、自分の仕事に誇りを持つこと。その誇りが大事なんだ、と気が付きました。誇りをもって差し出すものは、本物だよ。
わたしがこんなに頑張っているんだから、あなたもその頑張りに敬意を表してね、ではなくて、たとえば、先日の大江健三郎シンポジウムの場合、大江さんのシンポジウムをこんなかたちでできるなんて、とても素晴らしくて、わたし自身もとても嬉しいのです。あなたもよろしかったら、その歓びのなかでご一緒しませんか、というようなお誘いになるわけですね。
自分が何かを我慢して、誇りの気持ちに達することのないままであれば、他人様もそれを誇りに思えないかも。
この気づきに至ることができて、きみちゃん、本当に嬉しい。きみちゃんは、これから本当の本物の仕事ができるよね。心の奥底から歓びと感謝に満ち溢れた仕事ができるよね。
そんな気持ちでいた9月3日、午前中は「きみこ源氏」の特別ヴァージョン、「紫式部と藤原道長」についての第2弾。これもきみちゃん、なかなかの出来でしたね。系図の読みに慣れていない方は、ちょっと混乱されていたようですが、大丈夫、そのうち慣れます。
そして、きみちゃん、もはや源氏物語や紫式部、平安文学に関しては、大家になった気分(笑)。源氏物語関連の講義をすることが楽しくてしょうがないのです。平安時代が面白くって、しょうがないんだよね。それをまたお伝えすることが楽しくてしょうがないのです。
9月13日(水)、10月11日(水)、11月8日(水)と全3回で、「紫式部日記を読む」講座をカフェ・ド・マリーエさんで開催します。これも世間に誇れるような講義ができると自負しています。
来年の大河ドラマ「光る君へ」を愉しむために、いえ、そうでなくても、「紫式部日記を読む」講座は、充実した優雅な学びの時間になるでしょう。
全3回で一万円、各回3,300円でもOKです。テキスト代、スイーツ代も含めての参加費ですので、安心してご参加くださいませ。テキストもこちらで用意します。
ぜひご参加くださいませ。メールmokka@po4.synapse.ne.jp 090-3669-5354(みたけきみこ携帯)までご連絡ください。9月12日、ぎりぎりまでお申込みをお受けします。
ということで、自分の仕事、生き方を誇りに思い、他人に何かを期待するのではなく、依存するのでもなく、自分を大切に、誇りに生きるという気づきを得ての昨日、自分の行動にとても自信が持てました。
昨日朝、起きたときに、いや、これは今日、お客様が多いな、ということは、午後1時に月の舟を閉めて、息子のように大切に思う又吉秀和君のオペラを鑑賞しに行く時間がないな、と判断。で、ユタカ君に「今日はわたしが残って、午後も月の舟を開ける」と言ったら、ユタカ君は「なんで?」ということもなく、即「わかった」との返事。こういうところが、ユタカ君、最高だわ。
で、午後1時になっても、案の定、お客様が続くので、きみちゃんのオペラチケットを有馬さんに譲って、ユタカ君とふたり出かけてもらいました。
そして、きみちゃん、月の舟の仕事に集中できて、良かった。さらに、これで又吉秀和君の「かあちゃん」卒業、と思えて、さらにすっきりでした。わたしがいつまでも「かあちゃん」をやっていたら、又吉君はいつまでも息子をやらないといけないからね。
そうしたら、なんと、午後3時ごろ、ユウキ君とお母さまと妹の赤ちゃんが月の舟を訪ねてきてくれて、嬉しかったなあ。わたしが月の舟を閉めて、オペラに行っていたら、ユウキ君、また泣いちゃっていたかもしれないからね。
ユウキ君、嬉しそうに遊んでくれます。月の舟に来る子どもたちは、みんなロフトが大好き。で、ちょうどお客様が途切れたときで、ユウキ君と遊ぶ時間がとれて、ふたりで「はらぺこあおむし」のカルタを2クールもやりました(笑)。いっぱい遊べて、良かったね。
オペラ鑑賞から帰ってきた有馬さんもユタカ君も、又吉君最高で、一番声が出ていた、との評。わたしは、彼の声がもう聴こえてくるような気がしました。もう十分成長して、大きなプロの音楽家になっていく又吉秀和君。素晴らしいね。
これからも若者たちに恥じない仕事をしていきます。駆け引きじゃない仕事。自分が誇りに思う仕事。自分を全肯定して、他人に大感謝して、いつも歓びと感謝に溢れた人生を過ごすこと。
無条件の愛がわかったいま、自分の価値は最高だ、と思うことからすべてを始める。他人に期待したり、頼ったり、ではなくて、誇りと大好き、愛からの仕事と人生。
今日は、「紫式部日記を読む」講座のご案内のハガキを作成して、32枚を投函。午後3時に遅いランチでかつ丼を爆食(笑)。その後、買い物をして、夕方、祐太君が野菜を届けてくれて、そこからの9月23日、24日の打ち合わせ。
9月23日、24日、カンタンな竹灯籠を作ります。ユタカ君は竹でドームを作ります。きみちゃんは、秋分の日特別ヒーリング開催。24日は、ユタカ君の味噌作り講座、午後は二胡ミニコンサート開催。
9月29日(金)は中秋の名月なので、月の舟の広場でお月見会をしましょう。23日に作った竹灯籠を灯しますよ。一品持ち寄りで、素敵なお月見会にしたいな。どなたでもどうぞ。会費はなしですが、一品持ち寄りです。
ということで、今日も素敵な一日でした。毎日が感謝と歓びに溢れています。わたしは宇宙に守られ、愛する人を全力で守り、誇り高い仕事をしていきます。
まずは、9月13日の「紫式部日記を読む」講座、ぜひご参加くださいませ。そして、9月23日、24日、とっても楽しみですね。いつもいつも宇宙のはからいには驚きがあり、感謝が溢れます。すべてが最高最善に流れていくのですもの。
こうしていつもブログを読んでくださり、感謝いたします。皆様にも宇宙は全力で愛を注いでくれて、どんなときも最高最善の道が示されます。行き詰ったときは、きみちゃんとお話しましょう。必ず、道は開けます。
ではまた、お会いしましょうね。