きりしま月の舟

感謝で道は開く

2025.01.05更新


 2025年元旦から今日の1月5日まで、お正月特別メニューで、きりしま月の舟をオープンして、5日間やり切りました。ヤッホー!

 偉かったなあ、きみちゃんとユタカ君。この5日間の間に、京都文学散歩のチラシを作ったり、段取りをしたり、1月9日の新年会の段取り、月の舟通信1月号を作成したり、ランチのメニューを考え、仕込みをするのは当たり前で、それ以上の仕事をつねにしているという、まあ、いつもに増して、よく頑張りました。

 そして、お正月にカフェを開けるのって、4年連続。霧島に「きりしま月の舟」を建ててからというもの、お正月の渋滞を目の前にして、おトイレに困っている方、長い車中で喉が渇いた方々に「よかったです」「ありがたかったです」と感謝していただくのって、本当にこちらこそ嬉しくて、ありがたい気持ちでいっぱいです。

 今年は、たくさんのお客様が来てくださったわけではないのですが、なんだかんだと売り上げも良かったなあ。お天気も良く、穏やかで、素敵なお客様ばかりで、幸せなお正月を過ごすことができました。

 特に、今日はこの5日間のご褒美みたいな日で、幸せ感満載。

 元日本近代文学会代表理事の島村輝先生が、ぶらりと「きりしま月の舟」を訪ねてくださって、なんとギター演奏をしてくださるというサプライズ。

 島村先生は、パートナー様のご実家が鹿児島で、よく帰省されるのですが、その帰省中にご講演をお願いすることも度々で、昨年は月の舟で開催した「大江健三郎シンポジウム」にご登壇いただきました。あの感動的なご講演は、忘れられません。

 月の舟でのご講演がスタート地点で、大江健三郎関連のお仕事や論文発表などもされたとのことで、月の舟がきっかけというのも、大変ありがたいなあ、と感無量です。

 さらには、日本近代文学会の島村先生の跡を引きついだのが、わたしの日本女子大時代の同級生である久米依子さん。久米さんの大活躍にわたしまで嬉しくなります。

 親友のゲイ・ローリーさん、高野晴代先生、島村輝先生、久富木原玲先生、後藤祥子先生など、本当に、知的で思いやりがあり、いつだって温かく接してくださる先生方に、本当に癒されます。

 社会的地位が高いばかりではなく、本当に平等で知的で温かい皆様です。久富木原玲先生も、こちらが大変お世話になっているのに、年賀状に「今年は大活躍でしたね」の一言からコメントを書いてくださるのですよね。ありがたすぎます。

 島村先生は、わざわざ新年の挨拶にいらしてくださったのですが、なんとギターを携えてきてくださって、ランチを召し上がったあとに、何曲か演奏してくださいました。常連のかおりさんとのりこさんがちょうどランチにおいででしたので、皆で島村先生のギターを聴きました。最後に「アルハンブラの思い出」を演奏してくださって、それはそれは素敵でした。

 月の舟は天井が高いから、音が響いていいな、と先生もおっしゃって、嬉しそうに演奏してくださるのが、きみちゃんもまた嬉しいです。

 その演奏の途中、目を閉じて聴いていたら、何か大きな存在が月の舟を大きく取り囲んでいるイメージが湧いてきて、「黒龍ではないし、何だろう」と思っていたら、どうも空海さんが、島村先生のギター演奏に惹かれて、月の舟にご降臨くださったようでした。

 「お釈迦さまとかイエス様とか空海さんとか、そんな超高次元の存在を感じました」と島村先生にお話したら、「僕、空海さん、好きですし、尊敬しています」とおっしゃって、やはり、空海さんがご降臨くださったことを、きみちゃん確信しました。

 その空海さんのおかげさまか、その後、2組のお客様がいらして、ランチを召し上がって、また、島村先生のギターミニコンサートをご一緒に楽しんでくださる、という、またまた素敵な時間が流れました。

 穏やかで、美しい時間。愛し、愛される時間。良い循環がありますね。そこには、無意味な批判とか、嫉妬とか、足の引っ張り合いなんて一ミリもなく、微笑みと信頼だけがある、というような時間。

 この5日間、毎瞬がそうであったような。穏やかで、美しい5日間。その集大成が今日だったのですね。大感謝です。

 島村輝先生、本当にありがとうございます。きみちゃんとご縁する皆様、5日間、ランチやスイーツを召し上がってくださいましたお客様、女神ヒーリングのご予約をしてくださっています皆様、本当にありがとうございます。

 よく断捨離と言いますが、昨年、悪縁を絶ったり、うまくいかないイベントをちゃんとやめることができたりしたことも、本当に大きかったなあ、といま、感慨深いです。

 たとえば、オリンピックで金メダルを取るような大選手も、たくさんの負けや裏切りを喫してきて、そして頂点に達するわけで、どんな人も順風満帆なわけではありませんよね。

 悔しさ、裏切りなども経験して歯軋りするような思いや大歓喜という、ふり幅の大きい感情を味わう方が、波動も細やかになり、人生の機微がわかるようになり、そのうちに一喜一憂することなく、どんなどん底にも冷静に対処できるというもの。

 自分を完全に信じ切る。自分の感性、直感を信じ切る。自分の違和感を大切にする。

 きみちゃんは、いつだって、自分の直感や違和感を大切にしてきたので、生まれながらのシャーマンとして、皆様のお役に立てる女神ヒーリングができていると思います。

 違和感を見過ごすことなく、しっかりとキャッチできるので、そのことがきっかけで、たくさんの方のブロックを外すことができています。

 そして、尊敬と思いやりに満ちた人間関係を、穏やかに豊かに築いていける幸せを感じています。ありがたや、ありがたや。

 何よりも、感謝の気持ちをもって、日々を過ごすことが大事ですよね。とくに、自分への感謝は忘れがちですから、まず最初に「自分に感謝する」。

 よく頑張っているね。よくやったね。ちゃんとできたね。

 「もっともっと」という意欲は、とても大切ですが、「もっともっと」という想いは、「今、何かが足りない」というメッセージを宇宙に投げかけることになってしまいますので、20世紀のやり方としては〇でしたけど、21世紀で地球の波動があがってしまった今では、かえって危険な考え方。

 ですから、今の自分をとことん褒める。ああ、あれがダメだったなあ、と反省もしない。とにかく、夢の理想の完全形を具体的に思い描いて、一歩でも前進した自分を褒めてあげる。

 感謝の扉を開けて、今の自分をとことん褒めてあげて、夢の実現への着実な一歩を踏み出す。そして、一歩一歩と着実に夢を実現していく。

 あるいは、夢が実現できたときの気持ちを予祝して、つねにその気持ちでいると、魂が次元移動して、簡単に夢のパラレルワールドへ移行していくでしょう。

 きみちゃん、この5日間、よく頑張ったね。ユタカ君に大感謝。この5日間の穏やかな時間に大感謝。きみちゃんの大切な皆様に大感謝。

 幸先の良い5日間を過ごせました。明日はゆっくりと起きて、散歩をし、遅ればせながらのお詣りをし、月の舟通信を仕上げて、皆様に発送いたします。

 きみちゃんのご縁する皆様に大感謝、こうしてブログを読んでくださいます皆様に大感謝いたします。

 これからも、歓びと感動に満ちて、毎瞬を丁寧に生きていきます。

 お正月特別メニューも大好評でした。新しいレシピもご提供できました。まさか自分がカフェを運営するなんて思いもよらないことでしたが、今では、料理することが、一日の豊かさの支え、そしてバロメーターになっています。

 これはもう、母に感謝するしかありません。母に大感謝を捧げます。母の娘に生まれたおかげで、こうして料理ができるようになりましたし。

 では、皆様、これから一年、どうぞ末永くお付き合いくださいませ。

 京都文学散歩、「枕草子」「源氏物語」「女神塾」の新講座のお申込みもお待ちしております(mokka@po4.synapse.ne.jp 090-7536-6672)。