循環美人
2023.10.28更新
今日(10月27日)の霧島は、正午頃から雷を伴う大雨が降り、姶良地区では雹も降ったそうです。
最近、気候がおかしいですよね。わが庭の山桜は何輪か花が咲き、その狂い咲きはもう毎年のことなので、驚くこともなくなりました。今年は、これから秋になるというのに、タンポポが咲いていて、それがまた自然な感じで咲いているので、ユタカ君が薪ストーブの薪を用意し始めていることと、そう矛盾していない感じ。
ここのところ晴れが続いて、大地に水が足りていなかったので、今日の大雨は恵みの雨でもありました。きりしま月の舟でも、雨宿りでお茶をしていかれる方も多く、賑やかでした。
今日は、一粒万倍日、神吉日、大明日、母倉日という四つも吉日が重なっているそうです。きみちゃんも、一日楽しく、忙しく過ごしました。ありがたいことだなあ、と感謝しています。
10月25日はユタカ君の誕生日で、わたしからのプレゼントは、ビールとチョコレート。有馬さんからもたくさんのチョコレートを頂きました。有馬さん、いつもありがとうございます。
25日は、福山散策で、お天気も良く、ユタカ君のお誕生日日和でした。案内役の恒吉明美様、同行してくださいました松元様、ありがとうございます。
いやあ、福山地区は、隠れた歴史がいっぱいで、素晴らしいです。密貿易をしていた地域だそうで、そんなこと、ちっとも知らなかったよ。恒吉さんはさすが地元の方で、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。
ここの奥様が若いお医者様と駆け落ちして、錦江湾を渡って、あちら側に逃げたのよね、という話がきみちゃん的には大当たりで、小説よりも面白かった(笑)。人間って、面白く、愛おしいなあ。
福山から都城に抜ける道、旧日州街道を恒吉さんのリードで歩きます。いやはや、凄い急な坂道。恒吉さんはすでに80歳を超えておいでなのに、さくさくと歩かれるし、地元の方で同じ坂道を杖をついて歩いておられる方にお声かけしたら、86歳とのご返事。70歳超えの松元さんも元気に歩かれます。
凄いなあ。きみちゃんも100歳まで現役の予定だから、張り切って歩いていたら、あともう少しで中茶屋公園に到着というところで、お腹が痛くなり、最後の麓歩きはわたしだけ脱落で、中茶屋公園で待ちました。
中茶屋公園から、錦江湾と桜島が一望に見渡せます。絶景スポットです。ここの夕陽はとても美しいと、恒吉さんが教えてくださいました。
きみちゃんは、この絶景を眺めながら、ユタカ君が車で迎えに来るのを待ちます。いやあ、残念。いつもは元気いっぱいのきみちゃんなのですが、お腹の調子だけは、自分のコントロールの範囲外にあって、実はいつも苦労しています。きみちゃんの唯一の弱点かも。
ま、今週は休みなしだったからね。それにあの急坂を登るんだから、疲れるよね。きみちゃんって、いつもハイテンションなので、身体の不調に気づかないところがあるのです。身体は疲れているのに、気持ちが高ぶって、行動しまくると、どすーんとくるときがある。大きな仕事のあとにバレエレッスンに行って、肉離れをやるとか、いっぱいあったなあ。
きみちゃんの体調不良で、皆様にご迷惑をおかけした上に、その後のランチと温泉行きはまたにしましょ、ということに相成りましたが、いやあ、福山、素晴らしかった。ご案内の恒吉さんも素晴らしい。
12月の宮浦神社の夫婦銀杏の頃も良いですよ、と恒吉さんが教えてくださるので、12月12日(火)はどうかなあ、とユタカ君と話しているところ。みんなで車を乗り合わせて、行きましょう。しっかりと決まりましたら、またお知らせしますね。
おかげさまで、今はすっかり大丈夫ですので、ご安心くださいませ。ユタカ君がお粥を作ってくれたりして、ユタカ君のお誕生日の日、逆に労わってもらいました。松元さんに「やはり、きみこ先生のお世話は、ユタカ先生じゃないとだめですね」と言われて、大笑いしましたけど、ほんとうですね。松元さま、いつも優しく接してくださいまして、ありがとうございます。
26日は、たくさんのお客様がお越しくださいました。11月25日(土)に月の舟で、ピアノ弾き語りコンサートを開催する予定の堀之内僚君が打ち合わせに来てくれました。その日は、ユタカ君と一日違いの僚君のお誕生日だったみたいで、女神ランチをプレゼント。
彼は、娘たちと同じ世代の35歳。曽於図書館で開催されたイベントで歌を歌っていた彼に惹きつけられて、いつか月の舟でも歌ってくださいね、とお願いしていたところ、先日、ぶらりと月の舟を訪ねてきてくださって、11月25日開催が決まった次第。
いやあ、良いねえ。早稲田大学国際教養学部の卒業ということで、話がとても合うし、歌詞の言葉にも敏感で、同じ仲間だなあ、と思えます。
もの静かな雰囲気がまた良し。きみちゃんは、こうした若者を育てるのがうまい、と思う。わが息子と公言する又吉秀和君とか、先日も沖縄で素晴らしいコンサートを企画したり、今年の県民第九ではバリトンのソロをやるなど、大活躍で、本当に素晴らしい。実の娘たちも親よりもきちんと暮らしていて、素晴らしいなあ、と思います。
若者たちが巣立つとき、さっと手放すことが親世代は大事だと思うのです。俺も負けないぞ、わたしをもっとかまって、と飛び立つ若者にすがるのではなく、心置きなく旅立たせてあげる。若者が自分を超えて出世していくとき、孤独を感じたら、それを糧に自分は自分で成長していくことを誓うこと。
僚君は、わたしのおススメする神水峡に行き、川で禊をしてきたそうな(笑)。そういう素直さがまた良し。彼は、90歳近いおばあちゃまのお世話もしていて、偉すぎる。こうした優しさの溢れた青年がこれからの日本を再生していくんだろうね。ITが得意な頼もしい若者たちと、こうした芸術家たちがしっかりと手を結んだら、本当に平和な時代がやってくると思う。
他人の価値観を尊重できる。自分と相いれないものであっても、それに同調はしなくても尊重するという態度。それがとても大事です。
霧島小学校の子どもたちにも話したけど、自分を大好きでいるってこと。自分を大嫌いになるのは、他人から批判されたり、否定されたとき。そんなときでも、絶対に自分を自分で否定しないこと。
昨日は、夕方、勤務が終わるころ、霧島小学校の先生方が、先日の授業のお礼を子どもたちが書いてくれたのを、持ってきてくださいました。1,2年生の担任の先生、特別支援の先生3人で、いろいろと話し込みました。
まだまだ若い先生方、とっても頼もしい。子どもたちのことをとても大切に思ってくださっていますね。わたしもお手伝いさせていただきます。その仲間に入れてくださって、本当に嬉しい。
うちの孫たちもそうだけど、子どもって、どうしてこんなにかわいいのでしょうか。20歳までは大人たちが責任をもって、平和な世界と環境を彼らに提供しないとね。
わたしもどんどん成長していきますよ。思えば、きみちゃんはこれまで大きな不幸もなく、大きな病気もなく、実に恵まれた環境で生きてくることができました。実は人に言えない苦労もいろいろあったとは思うけど、全部忘れた(笑)。
夫婦喧嘩もいっぱいしてきたし、子育ても穴ぼこだらけだったし、今でも、自宅の掃除、断捨離ができていなくて、ああ、申し訳ないなあ、と思うこともいっぱいありますけど、だからといって自分を否定しないきみちゃんって、ほんと偉い。
きみちゃんの課題は、自宅の大掃除なのだけれど、そのうち必ずやる、と確信しているのです。こうしてブログを書いている間に、掃除しろよ、と掃除好きな人は言うのでしょうが、ブログを書かないと、わたしがわたしでなくなるからね。
毎日、勉強、仕込み、ランチ提供、片付け、買い物、散歩、ブログ書き、温泉、と息つく間もないくらいフル回転しています。掃除の時間もこれからは上手に組み込んで、今年中にはテレビの取材が来るくらいのセレブなおうちにしてみせますわ。
さて、今日のタイトルの「循環美人」、これは物部彩香さん(令和天皇の即位式で「君が代」を歌われた方)のYouTube動画で聴いた言葉。ランチの仕込みをしながら、いつもたっくさん、こうした動画を聴いています(見るんじゃなくて)が、この言葉には納得しました。
「どうして物部さんは、そんなに元気なんですか?」という質問に、「わたし、循環美人なの」と答えておいででした。
まず息を吐く、そして吸う。まず与える、そして受け取る。その循環が美しくできている、というのが循環美人。
「こんなにしてあげたのに、お返しがないよね」というのは、物部さんによれば、まだ与え切っていない、ということだそう。与え切ったら、お返しなんて考えない。それくらいに与える。
前回書いた「男性性と女性性」の循環と同じ論理ですね。「与える」と「受け取る」がきちんと循環していること。
物部さんによれば、循環美人の反対は「循環おブス」(笑)。謙虚なふりをして、受け取らない。受け取らないから、そのエネルギーはどこへ行っちゃうのよ。ということで、エネルギーのタダ漏れが起きて、効率が悪い←これはきみちゃんの言葉ですけど。
うーん、謙虚で受け取りが下手な女性って、多いよね。「わたしなんか」と後ずさりする。もったいない、というか、自分の人生に対して失礼だよ、ときみちゃんは思うね。しっかりと与えて、受け取って、堂々と自分を生きてほしい。すぐに他人に頼ったり、他人の土俵で勝負しようとしたり、と寄り道が多すぎて、エネルギーの循環が美しく廻っていきません。
また昨夜、仕込みをしている最中に聴いた野口嘉則さんのYouTube動画も、聴きながら感動していました。
野口さんは「鏡の法則」で有名なカウンセラーの方ですが、野口さんが尊敬する田坂広志さんについて話をされていました。田坂さんのことは、このブログでも書いていますし、「死は存在しない」という本など、ぜひ一読してほしい方で、きみちゃんも大尊敬しています。
野口さんは、ご縁があって田坂さんと食事をされたときに、同席しておられた野口さんの友人が、「田坂さんはどうしてご自分の才能をどんどん開花させていかれるのですか?何か秘訣がありますか?」と質問されたそうです。
そうしたら、田坂さんは「それはね、死生観が大事なんだよ」と教えてくださったそうです。
死生観。人間は必ず死ぬ。いつ死ぬかわからない。そんななかで、どう生きていくか。
野口さんの解説では、「三日後に自分が必ず死ぬことがわかっているとき、どうするか?」という問いを立てて、自問自答してみると、自分の死生観がわかるそうです。
きみちゃんは、どうかな。まず浮かぶのは、自分の人生にきみちゃんは大満足しているので、いつものように3日間を過ごす。とくにユタカ君との生活を細やかに愛情深く徹底して一分たりとも愛のない時間がないように、愛に溢れた3日間を過ごしたい。
次に浮かぶのは、きみちゃんの人生は、挑戦の連続だったから、それまでにしたことのない挑戦をしてから死んでいく。
たとえば、銀座のブランド店で、洋服やバッグを買いまくる。それって、わたしがしたいことのひとつなんだな、と今回、発見(笑)。
孫たちと過ごす。小さい子どもたちと過ごす。自分を大好きでいるんだよ、と連呼する(笑)。
自分の書いたもの、やった仕事を整理しておく。断捨離をする。このまま明後日死んでしまったら、これは周りの方々が迷惑だな。捨てるものがいっぱい過ぎて。いつでも死んでいけるように、断捨離しておかないとね。
循環美人、死生観。素晴らしい言葉ですね。きみちゃん、まだまだ成長していきますよ。どんどん挑戦して、時間がないから掃除ができない、なんて言わないで、セレブなおうちにしておきます。
と書いていたら、午前零時を過ぎて、10月28日になってしまいました。このブログで、今日とか昨日とか書いていたのが一日ずれますので、よろしく。
こんなテキトーなきみちゃんが、実は大好きだな。明日の朝になったら、仕込みで忙しいし、またYouTube動画を聴きながら、あるいは、夜、読書をしながら、考え事、瞑想をしながら得た真理について、こうしてブログに書いていきたいと思います。
書くことが、きみちゃんの天命。言葉がともだち。まるで自動書記のように言葉が降ってきます。あ、もしかして、3日後に死ぬとしたら、きみちゃん、ずっと人間の真理についてブログを書き続けているかも。
そうそう、霧島小学校の子どもたちのお礼のことばに、「きみちゃんは、ことばはふってくる、と言っていたけど、ほんとうにぼくにもふってきたよ」というよしまさ君の感想に、とても嬉しくなりました。よしまさ君は、2年生なのに漢字もしっかりと書けて、とっても偉い。
先日も、霧島小学校の子どもたち、学校帰りに「きみちゃーーーーーーん、大好きだよ」と大声で叫んでくれました。「大好き」「大丈夫」「最高」がきみちゃん言葉。みんないっぱい使って幸せになろうね。
ということで、きみちゃんもどんどん挑戦して、波動をあげて、自分を大好きで、循環美人で、明日死んでも悔いのない一日を過ごします。たぶん、死なないけど(笑)。
100歳まで生きる、と言って、先延ばしにしていることはいっぱいあるなあ。長生きすることに安住してはいけないね。
で、挑戦すること。そのひとつが、11月1日(水)から女神コースランチを始めます。前菜、魚料理、肉料理、ご飯&汁物、デザート、ドリンクがついて2,500円。いつもの1500円の女神ランチもそのままで、こちらはワンプレートですが、コースランチは一皿ずつお出しします。
女子会、同窓会、ご家族での会食など、どうぞ女神コースランチでお楽しみくださいませ。
文学講座も、こちらは30年選手のプロですので、鉄板の仕事。自信があります。唯一無二の源氏物語講座、鹿児島学、女神塾、人間の真理を語るブログ、これからも精進していきます。
女神ヒーリングも好評をいただき、こちらもわたしの才能のひとつですから、どんどんやりますよ。ご予約をたくさんいただき、嬉しく、感謝です。皆様の心が軽くなるヒーリングをしていきますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
きみちゃんの人生、最高!3日後に死んでも良いように、今をとことん生きる。明後日のヒーリングのために、まずは書斎を片付け、美しい空間にして、お待ちします。
月の舟は、ユタカ君が心を込めてお掃除をしておりますので、いつも美しいです。本棚の整理、花を飾り、さらに過ごしやすい月の舟を創造していきます。
今月から、毎月第4土曜日、日曜日はフリーマーケットを開催します。いつもの祐太君のお野菜や新米ほか、10月29日は竹細工製品の販売もあります。
挑戦してこそ、才能が開花します。自分の才能を開花し、世の中に価値を提供し、人を歓ばせていくこと。
今日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。これから紅葉の季節、最高の霧島で、きりしま月の舟にも遊びにお越しくださいませ。お待ちしております。