きりしま月の舟

”安心感″が人を動かす

2024.05.26更新


 わが庭の紫陽花が咲き始めました。霧島にいると、季節の移り変わりがはっきりとわかり、旬の食べ物もいつもそばにあり、それが本当に幸せなことだと実感します。

 先週の月曜日から木曜日まで京都に滞在しました。次女の新しい仕事(カフェも含む)が本格的に始まり、少しでも手伝えたら、と行ってきました。

 「ママが3日間、お店番をするから、その間、ゆっくりと休んでて」と言ったら、「いや、わが社は若い子しか雇わない」とのこと(笑)。カフェの経験豊富な66歳は雇わないってか(笑)。

 そりゃそうだ。と、孫のお世話と新しい引っ越し先のお掃除に専念するつもりが、水曜日の朝に、孫たちと大学での仕事に出かけた娘を送り出した後、頭痛がしてきたので、京都の娘のマンションで、丸一日寝ていました。

 おお、なんということ。れなちゃんとルイ君のお部屋をかたずけてあげよう、石山寺まで行こうか、宇治の源氏物語ミュージアムに行こうか、iPadの修理に行こう、買い物ももっとしないとね、と思っていたことがすべて叶わず、ただただマンションで寝ていました。夕方、何とか起きて、孫たちの夕食を作り、孫たちと一緒に食べたら、ちょっと元気になりました。

 で、金曜日までいる予定を一日早めて、鹿児島に帰ってきました。ちょうどユタカ君も月の舟を臨時休業にして、弟の本の出版関連のことでお出かけしていたので、帰りにきみちゃんを拾ってもらって、行きつけのお魚屋さんに寄って、カフェ用、自分たち用のお魚をいっぱい買って帰りました。

 京都にいた3日間で、6月末には長女のところ、三女のところに行く計画が決まり、8月の講演依頼もひとつ受けました。次女が新しくオープンしたショップ&カフェ(お米のお菓子のお店です)も素敵なところで、体調を悪くしたものの(たぶん、満月だったので頭痛がしたかも)、行って良かったなあ、と満足しつつ、帰路につきました。

 自分の子育て時代を思い出します。33歳で三女を産んだあと、仕事がどんどん増えて、毎日、勉強時間の確保、ベビーシッターの確保と奮闘しました。鹿児島に帰ってきたおかげさまで、両親や兄弟親戚の協力を得て、兄嫁さん、弟嫁さん、ベビーシッターさん、特に両親は本当に子育てを一緒にしてくれて、とても感謝しています。

 いま思えば、どれだけ協力してもらったんだろう、と涙が出そうなくらい、ありがたいことだったなあ、と思います。その両親の協力があったからこそ、きみちゃんの今がある、というもの。だから、娘たちにも同じことをしてあげたい。

 そして、何よりも感謝するのが、娘たち3人なのですよね。もし、きみちゃんが結婚・出産をしなければ、仕事三昧、研究三昧で、考えすぎて、働きすぎて、身体も心も壊していたんじゃないかな、と思うのです。

 だって、きみちゃんって、ものすごい集中力の持ち主なので、どんだけ仕事三昧だっただろうか、と思うのです。

 子育てがあったからこそ、きみちゃんは、こうして何とか壊れることなく、バランスを保って、素敵な暮らしができている、というもの。ありがたや、わが娘たち。娘たちは、命の恩人なのです。

 いま、孫たちが命の恩人かな。だって、孫たちは、未来の希望そのものだから。一緒にいるだけで、癒されますし。

 今回も、ルイ君が「おばあちゃん、風邪ひいたんじゃないかな」と心配してくれましたし、れなちゃんも、最後の日の朝、学校に送り出すときに、ハイタッチを何回もしてくれました。

 6月末に長女、三女のところに行くことを連絡すると、歓んでくれて、マンションのゲストルームを予約してくれたり、三女も何か奢る、と言ってくれます。どんだけ、ありがたいことでしょうか。ありえないくらい幸せです。

 ユタカ君とふたりで、「子どもたちが立派に育ってくれて、ありがたいね」といつも話しています。ありがたすぎます。わたしたちの宝物、そして命の恩人。

 次女のマンションで3日間過ごして気が付いたことは、仕事場と家庭の波動は同じじゃないといけないな、ということ。どちらも清潔で美しく整い、規則正しく、余裕をもって、豊かに過ごせる場所でないといけません。

 仕事優先ではなく、家庭優先でもなく、そのレベルを同じにして、どちらも高める。そこを意識しないといけないな。

 鹿児島に帰ってくると、早速、大忙しです。霧島はいま、ミヤマキリシマ(ツツジ)が満開で、きりしま月の舟も大盛況。たくさんのお客様とお話したり、女神ヒーリングをしてさしあげたり、もちろん、ランチ、スイーツもいつものように張り切って作りますし、25日は「お香とお茶席を楽しむ」講座も開催しました。

 講師の堀之内夕子先生が、伊佐市から長時間ドライブしておいでになる間に、アザミの花を見つけて届けてくださったり、風流な暮らしの基本を教えてくださいます。お薄とお濃茶の違いとか、お茶碗の愛で方とか、きみちゃんも初めて知ることが多く、ありがたい講座です。

 今回のお茶席のお菓子は、次女の会社がプロデュースした「恐竜の宝石箱」という琥珀糖とお干菓子のセットをお出ししました。夕子先生も、伊佐市名物の「かからん団子」をお持ちくださり、受講生の皆様と賞味しました。

 お香は「荷葉」。蓮の葉の香りを中心として、「かりろく」という飾り物も用意してくださり、アザミの花を挿す一輪挿し(霧島焼)、かわいいあひるさんのお香壺と、お道具も素敵なものばかり。

 ゆったりと素敵な時間を過ごすことができました。夕子先生にも受講生の皆様にも、大感謝です。来月は、6月22日(土)午前10時~11時半。すでにご予約も入り、ありがたいこと限りなし。まだお席はございますので、ぜひ皆様もゆったりとした時間を過ごしに、そして素敵な香りのなかで一服のお茶を楽しみにお越しくださいませ。

 やっぱり霧島は良いなあ。素晴らしい場所です。ここにいるだけで幸せです。そして旅の好きなきみちゃんは、この霧島を拠点に、あちこちと旅していきたい。来月は、長女と三女のところに行きます。嬉しいなあ。来年は、孫と海外旅行&英語研修に行きたいな。

 毎日を安心して過ごす。それが一番。「安心感」が人を動かすのです。不安や焦りからの行動は、実を結ばない。

 自分にくつろぐ。それが瞑想です。きみちゃんは、毎日温泉に行き、温かいお湯のなかで、自分にくつろぎます。最近は、「お久しぶり」とお声かけいただくことが増えました。きみちゃんが京都に行っている間、「あら、あの方、この頃、見えないわね」という会話が交わされていた模様で、「ここ、しばらくおいででなかったですよね」とお声かけくださいました。お互いに、名前も知らないのですけどね(笑)。

 毎日、仕事があり、稼ぎがあり、ユタカ君と仲良くできて、お客様との会話も最高に楽しくて、講座も女神ヒーリングも大好評で、お役に立っている感が半端なくて、最高に幸せです。

 毎朝、散歩する時間を確保することが、きみちゃんのただ今の課題かな。あとはお掃除。昨夜は、重たい課題の女神ヒーリングでしたので、温泉に入って、晩酌したあと、バタンキューで寝ました。10時間以上寝ましたわ。師匠の真理様が、22時間の眠りに入られることの意味がわかるようになりました。

 京都往復で、重たいスーツケースを持ち歩いたからか、背中が痛くて、明日は、久しぶりに南先生にマッサージをしていただく予定。そして施設の母のところに、次女プロデュースの「恐竜の宝箱」を届けるつもり。

 94歳の母は、最近、会いに行っても車いすの上でも寝ていることが多く、先日、弟とユタカ君が、三女の作品が載った雑誌を見せに行ったときも、いっぱい会話をしてくれたそうなのですが、ほぼ宇宙語のようだったとか。つまり、何を話しているのか、わからなかったそうです。

 91歳までひとりで暮らし、料理もして、家も整えていた母。立派です。カフェをするようになって、母の底力を想います。丁寧に料理すること、お皿にこだわること、母のお盆や食器をたくさん譲ってもらって、さらに感謝の念が湧きます。

 次女のカフェでも、母の食器類は大活躍です。母のセンス、行動力に感動します。かあちゃん、本当にありがとう。大尊敬、大感謝です。

 きみちゃんも、100歳まで自力で生きて、もちろんたくさんの方の支援をいただきながら、明るく生きていきたい、100歳まで仕事をして、料理をして、自分でトイレに行く奇跡を起こしたい、と思います。

 京都にいる間、孫のれなちゃんとお風呂に入ったら、「おばあちゃんさ、施設に行くの?」と突然聞くので、「おばあちゃんは行かないよ。自分のおうちで100歳まで暮らすよ」と答えました。

 れなちゃんにとっての「ひいおばあちゃん」である母の姿を見せているので、「施設に行くの?」と聴いたのでしょうか?次女とふたりで、れなちゃんの質問力に大笑いしたのですが、きみちゃんはたくさんの人のお力を頂くことで、天寿を全うして、明るく生き抜きたいと思います。

 そのためにも、いまを大切に、自分を大切に生きる。自分を大事にしてあげる。他人のご親切もしっかりと受け取る。自分を尊敬し、自分に感謝する。自分を最優先する。

 カフェにランチにいらしたお客様ともそんなお話をいっぱいさせていただき、皆様、平均滞在時間3時間とか、普通になってきている月の舟。お客様をお見送りするときも、玄関先でついつい長話をしてしまって、でもそれで「元気が出ました」と言ってくださって、京都から帰ってこの3日間でも、23歳とか、24歳とかの若い女性をどれだけ励ましたでしょうか。

 きみちゃん、偉い。凄い、尊敬するよ。

 さ、今日は、なぜかゆっくりな日曜日。きみちゃんの肩や背中が痛いので、神様が今日は休みなさい、とおっしゃっているようです。おかげさまで、こうしてブログが書けました。

 6月5日から6月9日までの666祭りウイーク、いっぱいアイデアが降ってきて、ランチバイキングの準備を進めています。料金は千円。スイーツもドリンクも、鶏飯も、サラダやランチメニューも食べ放題、飲み放題ですよ。ぜひお越しくださいませね。飛び入りパフォーマンスも大歓迎です。

 皆が平等であること。お互いを尊敬し、感謝しあうこと。それが「月の舟自由大学」の核心です。

 今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。書きたいことはいっぱいあって、机に向かう時間を確保することと、散歩に行く時間を確保することが、きみちゃんの課題でもありますね。

 ではまたいっぱい書きます。人生の真実をいっぱい書きますね。読んで、元気を出してくださいね。感謝です。