きりしま月の舟

女神化計画

2025.10.28更新


 おかげさまで、ユタカ君の70歳の誕生日をカフェのお客様にお祝いしていただき、静かに豊かにお祝いできましたこと、皆様に感謝いたします。いつものように楽しく働き、お客様と接することを歓びとし、幸せに生きていることに深く感謝いたします。

 もう70歳かあ。きみちゃんもあと2年で70歳。でもね、まだまだ元気で、奇跡の100歳を目指しますよ。100歳の誕生日に、自分の足で歩けること、さらには自分の力で稼げること、生活できる、そんな理想を掲げて、あと30年を生き切ります。

 あと30年ということは、もうすぐ産まれる7番目の孫が30歳になるってことだよね。それまで元気でいようね、きみちゃん。そしてユタカ君。

 さて、昨日(10月27日)の南日本新聞で、エッセイストの酒井順子さんが「女性首相誕生に思う」ことを特別寄稿されていました。とても興味深く読みましたので、皆様とシェアしていきたいと思います。

 女を「売り」にしていない高市早苗さん、女性の権利を主張しているわけではない高市さん。これまで女性は、「男性に対して「下」の存在だからこそ、同性を頼りにするシスターフッド的感覚は強かったのですが、それはもう幻想になるのかもしれないと、選択的夫婦別姓に反対する首相を見ていると思います」と酒井さんは言います。

 それは、「女性がようやく二流で下の存在から脱することを意味するのかもしれません」と酒井さん。「女性であっても「あちら側」にいる戦略をとり、「女だから」という理由で憎まれずにきたように見える‘名誉男性的’ な存在」としての高市早苗氏。

 酒井さんは、女性が連帯する時代は終わったのだ、と言われます。

 きみちゃんも68年の人生、とくに40年近い仕事人生において、「あちら側」の女性たちを感じてきました。きみちゃんと同じ女性なんだけど、男性的立ち位置にいて、その人はいつも庇護者としての権威的存在をバックに持ち、女性の権利なんて主張しませんわ、いつだって、わたしは男性側よ、と言わんばかりの女性たち。

 そういう名誉男性的な女性ほど、きみちゃんの生き方から遠いことを実感してきました。向こう様もそうだったかもしれません。

 かといって、きみちゃんは女性だけで集まり、シスターフッド的な人間関係はあまり持たなかったので、男女共同参画が声高に叫ばれたころ、女性たちの集まりに出て、とても励まされたことはありますし、そのことを深く感謝しておりますが、仕事人生のほとんどを独自な形で歩んできたので、つまり、組織に属することなく生きてきたので、出世とか男性社会との確執をほぼ感じることなく、同性同士でつるむこともなく、生きてこれたのは本当にきみちゃんらしくていいなあ。

 仕事の上では、自分でNPO法人などの組織を作って、そのなかで、きみちゃんとユタカ君に共鳴してくださる受講生の皆様に愛していただき、本当に感謝しております。月の舟自由大学の受講生の皆様、公民館講座、市民講座、講演会でお会いした皆様に、いつもきみちゃんの個性を受け入れていただき、その懐の深さにどれだけ救われたかしれません。

 30年近い大学、短大での講義のなかでも、学生さんたちの素直さと勤勉さに助けられ、彼らを愛すること、知識のみならず、生き様を伝えようと全力で精進してきました。

 本当にどれだけの愛をいただいたか計り知れません。わたしの母は、どちらかというと名誉男性的な存在でしたが、それでもきみちゃんを理解しようと心砕いてくれたんだなあ、と思います。大感謝です。父はもう手放しで愛してくれましたしね。きょうだいたちもいっぱい愛情を注いでくれました。

 そして思うに、やはりユタカ君という存在が、きみちゃんにとって、とても大きいなあ。彼は、きみちゃんをいつだって「最高の女だ」と大絶賛し、きみちゃんほどすごい女性はいないよ、と言ってくれます。

 男性性も女性性も併せ持つ存在としての、総合的なきみちゃんを愛してくれます。このことがどれだけきみちゃんを強くしたか、どれだけ支えられたか、計り知れません。

 自分で言うのもなんですが、女性性と男性性のバランスが絶妙で、そういうところはきみちゃんの自慢です。

 若いころのきみちゃんを知る人は、きみちゃんが太ったのは、豊さんが甘やかすせいだ、と言われますが、本当にそうかも。甘やかされまくっていますわ(笑)。

 きみちゃんはフェミニズムを深くかじったので、母性を否定した子育てをしてきましたが、やはり、ユタカ君が一度倒れたときから、ああ、この人を守るのはわたししかいないんだな、と思えてはじめて、ユタカ君との関係性のバランスが取れたのでした。

 そして今は、仕事よりも愛が優先という生き方をしています。そういう年齢になったということもありますが、イケイケどんどん、働いて、働いて、ワークライフバランスを破壊する生活とは程遠いところで生きています。

 それは年金だけで生きていくというような制度的な枠にはまった生き方ではなくて、最初に書いたように100歳で自立し、かつ稼いでいるという生き方を目指しています。集中的に「働いて、働いて」というのではなく、ずっと持続可能なワークライフバランスを保つ生き方。

 それはあまり自分にノルマを課さない、というのか、他人のために生きることをやめて、徹底的に自分を生きる、というのか、つねに自分を許しまくる生き方をする、というのか。好きなことしかしないし、楽しいことしかしないし、愚痴、悪口、批判はしない人生というのか。

 だから、今回、7番目の孫の出産サポートに行くことも、きみちゃんのなかでは大歓喜の出来事で、孫のお世話をしたり、いわゆる専業主婦的な時間を持つことが楽しみでしょうがないのです。

 きみちゃんはいつだってお金を稼ぐ仕事をしていますから、緊張感の中で料理をし、掃除をしているわけですが、専業主婦的な生き方は、とても新鮮なのです。料理して、掃除して、洗濯して、そして自分の楽しみを見つけて、ほくほくと楽しい一日を過ごすことは大得意ですし、自信のある分野です。

 わがままなきみちゃんを受け入れてくれる娘たち、孫たちに本当に感謝していますし、最大の無条件の愛を捧げます。きみちゃんは、娘たちを愛し、魂から尊敬しています。よくこんな母親から、こんな素敵な娘たちが育ってくれたね。ありがとう。

 なんだかんだ言って、きみちゃんって最高傑作、完璧、大幸福、という自慢の文章になりましたが、それもまた良し。女性が国のトップリーダーになることの素晴らしさを前提にしつつ、女神的生き方をしているきみちゃんもまた素晴らしいな。

 きみちゃんのこの女神的生き方の極意を月の舟超女神コースでお伝えしていくのが、今後の使命です。一番大事なのは、宇宙とつながること、自分が女神であることを思い出すこと。つねに自分の「ハイアーセルフ」さん=女神さまと対話すること。

 たぶん、名誉男性的な女性が最も苦手とする分野かもしれません。でも、きみちゃんは、これからの30年で、ここを強調していきたいと思うし、だからといって、「あちら側」の皆様を非難するわけでもなく、自分が非難されたとしても大丈夫という境地に今はいますし、人間をやめて女神になってからというもの、きみちゃんの幸福度は爆上がりして(これまでもずっと幸せだったけど、その一万倍くらい幸せになってる今)、この感覚を自分だけの幸せとしないで、多くの方に広げていきたいなあ、と思っています。

 それが最高に価値あるきみちゃんの、最高に価値ある生き方だから。きりしま月の舟発「女神化計画」。ご興味のある方は、HP「きりしま月の舟」の「女神ヒーリング」をご参照くださいませ。

 7番目の孫の誕生が予定よりも早まるかもしれず、11月1日のコンサートが終わったら、きみちゃん、孫誕生サポートに出かけますので、11月上旬から27日までは京都で対面ヒーリングが可能です。11月28日から30日までは東京ですので、東京近辺の方の女神ヒーリングをいたしますよ。HP「きりしま月の舟」の女神ヒーリングのバナーからお申込みくださいませ。

 昨日、今日とオフの2日間、神水峡を散策し、川に足を浸し、純子先生のヨガに3年ぶりくらいに参加して、今日は近くをユタカ君と散策。その時間の豊かで濃厚なこと。

 今朝は、建築家の味園さんとの打ち合わせ。デザイナーの村山さんと同様、きみちゃんたちと気の合う若者たちとの仕事は、本当に楽しい。さすがにプロの方は思いがけない提案をしてくださって、きみちゃんの想像力がさらに増していきます。

 奇跡の100歳に向けて、レッツゴー。人間には歓ばれて嬉しい、という習性があるそうです。きみちゃんもこれからずっと歓ばれる人生でありますように、自分をもっと歓ばせていきますね。

 いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。11月1日(土)午後2時からの「Sarasvati」コンサート、まだお席がありますよ。豊かな時間をご一緒いたしましょう。

 皆様の大幸福を応援しております。