女神への道、進みます。
2021.12.20更新
師も走る師走、12月。クリスマス、お正月、とワクワクな日々が続きます。
わたしは「忙しい」「お金がない」などの言葉を言わない主義なのですが、さすがにこの師走は忙しいわ。
カフェでランチを始めてから一年半が過ぎました。きりしま月の舟をオープンするときに、「きみこ先生のご飯は美味しいから、ランチを出したらいいのに」というご意見をいくつもいただいていたのですが、いやあ、ただでさえ忙しいのに、毎日ランチなんてありえない、やったら、倒れるよ、と思っていましたが、倒れるどころか、かえって元気ですわ(笑)
飲食店というのは、集客しなくても、お客様が来てくださいます。おお、夢のような職業。文学講座だと、その内容に興味をもつ方しか集まりませんが、飲食だと、人間、食べていくことがとっても大事ですから、「日替わりランチ」の旗を出していると、わらわらとお客様が来てくださいます。
もちろん、波があって、あら、今日はお天気の良い週末なのに、どうしたのかしら、そういえば、車の行き来も少ないね、とお客様がなかなか来ない日もあり、また、どうしちゃったんだろ、というくらい、お客様が多くて、「すみません、ランチ終わりました」と早い時間に言わないといけない日もあったり。
それでも飲食店って、めっちゃ楽しい。わたしは調理師でもどこかのレストランで修業をした人でもなく、ただの主婦として、家庭料理を作り続けた、その時間の重さ、愛の深さだけを頼りにお料理が好き、というスタンスで、家庭料理以上レストラン未満のメニューをお出ししています。
昨日も、「めちゃめちゃ美味しかったです」というカップルの方があって、とっても嬉しかったです。先日も、午後3時に「ランチありますか?」というお客様のために、もうランチは終わっていたのですが、得意の「ささっと」料理でランチをお出ししたら、とっても歓ばれました。「どれもこれも美味しい」「何かが突出しているんじゃなくて、全部レベルが高かった」と大絶賛をいただきました。
また先週の木曜日は、月の舟塾の子どもたちとその保護者の皆様との交流会を開催して、そのときに、わたしが久しぶりに鶏飯を作って、皆様に振る舞ったのですが、「美味しい」と言ってくださって、「きみこ先生の鶏飯が食べたかった」とのお声もあって、嬉しい限り。
お勉強とごはんの組み合わせも最強です。子どもたちもよく勉強してくれますし、楽しみです。そこに、いつものおやつ、ご飯が入ると、信頼関係が深まりますね。
やはり、料理が上手で、良妻賢母の鏡のような母の存在は大きいなあ。母のおかげで、食べること、料理することが大好きで、カフェでランチを提供できるのですもの。お皿もお盆もありがとう。
また、最近は、以前にわたしの公民館講座を受講された方、講演を聴かれた方々が、わたしが霧島に拠点を移したことをどこかで情報ゲットされて、お友達連れとか、ご夫婦で、またはおひとりで訪ねてこられることが重なっています。
これまで30年近い文学講座講師としての仕事が、ランチで花開く、とは!高校時代の同級生も来てくれます。嬉しく、ありがたく、感謝でいっぱいです。
これからも、文学講座&ランチでいっぱいおもてなしをしていきますね。楽しみにお越しください。オンライン講座も、これからもっともっといっぱいアップしますので、こちらも楽しんでくださいね。
きりしま月の舟のオンライン講座から、有料購読の入り口を設けてありますので、ぜひ、そちらからお入りください。すでにたくさんの方がリアルでのゴールドカードも申し込んでくださっていますが、オンラインだけの会員さんも増えてきて、ユタカ君とふたり、嬉しくって、ワクワクしています。
本当にありがとうございます。源氏物語、万葉集、女神塾、古事記、このラインナップはこれからどんどん充実していきますからね。ご期待ください。
さて、フリーで仕事をしていると、何より素敵なのは、時間が自由に使えること。最近は、霧島神宮本殿が国宝指定の答申があったということで、特別拝観をされた方々が、拝観の帰りに、その感動を分かち合おうと、月の舟カフェにお立ち寄りくださいます。
ランチよりもカフェでスイーツセットを注文されるお客様が増えてきました。それで、お客様からその感動を分けていただいて、わたしまで豊かな気持ちになります。
月の舟のお客様は皆様、紳士、淑女で、礼儀正しく、穏やかで、午後5時の閉店時間にはお帰りになりますし、また午後3時以降もゆっくりな日は、片付けをそのままにして、わたしたち夫婦もまた自由な気持ちで、国分に買い物に行ったり、昨日はTSUTAYAで大量に本を買いました。
車で30分のところに、鹿児島第二の都市、国分があるのは、本当に嬉しい。何よりも、国分の街が、かつて暮らしたイギリスのブライトンみたいな雰囲気なのが、とってもいい。
デパートはあるし、TSUTAYAはあるし、鹿児島市内とほぼ変わりません。最近は、贔屓の鮮魚店ができたので、そこでの買い物もまた豊かな時間。伊地知鮮魚店のご家族も、わたしたち夫婦を待ち受けてくださり、お客様にお出しするのだから、と魚の骨をピンセットで抜いてくださったり、と、それはそれは魚もわたしたちも大切にしてくださいます。
急に寒くなったこの2日間、土曜日も日曜日も早めに国分まで気分転換の買い物に出かかたのですが、そのときに買った本10冊以上。
その中でも、黒川伊保子さんの「母のトリセツ」に感動しました。その感動を女神塾でも分かち合っていたら、ユタカ君も気に入ったらしく、「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」「息子のトリセツ」「娘のトリセツ」と全部買っておりました。
わたしは、施設に入った母のことをいつも思い、感謝しているのですが、施設で面会するときに、「早く退院できるようにするからね」と、退院して、あなたの世話をする、とばかりな勢いに、どう返したらいいのか、いつも戸惑っていたのですが、「母のトリセツ」を読んで、微笑むだけで大丈夫、ということがわかりました。
年を重ねた女性は、行き場のなくなった母性を発揮したくて、さらに成人した息子や娘に世話を焼く、どんなに理想の母親でも、子どもは苦しがる、ということがいっぱい書いてあって、本当に癒されました。
母と向き合うと苦しい。「母」として向き合うから苦しいのであって、「親友」になることを黒川さんは勧めておられます。
わたしも娘を持つ「母」として、娘たちと親友になります。だいぶできているとは思うけれど、まだ心配したり、心配させたり、と次元の低いところで関係を構築しているところもあるので、お互いにもっと信頼関係を築きます。
2月には娘たち、孫たちと旅行します。ルイ君の受験が終わったあとで、その慰労会を兼ねて。めちゃめちゃ楽しみ。初めてのみんなとの旅行だものね。嬉しすぎます。
ルイ君もお勉強をよく頑張っている。それだけでもう大丈夫。全力で立ち向かう姿勢を、受験というのは教えてくれますね。全力で、あと少し頑張れ~。このときの経験が、きっと未来に大きな宝ものになるからね。
夫婦関係も、親友レベルになるといいよね。課題を抱えた家庭は、妻が夫を子ども扱いしているケースが多いんじゃないかな。他人を子ども扱いするときって、結構、その人自身の劣等感とか課題の反映だったりしますしね。
わたしたちは、ひとりひとりが独立し、自立しないといけない。そのなかで、家族という縁を結んだものたちは、親友レベルに発展できる可能性がいっぱい。
いつまでもお世話するという母性だけではなくて、バランスの取れた人間力で、子どもや夫や孫や母と付き合うことが大事だなあ、と気づいたこの頃。
さあ、来年、わたしはもっと波動をあげて、女神として生きていきます。あさっての冬至で、わたしはもう人間じゃなくなってる(笑)。
やりたいことは全部やりますよ。月の舟ホール建設は、最初の予定地ではなくて、そのもう一段上に造ったらいいんじゃないか、と気づいて、来年はその準備を始めます。その横にアーテイストレジデンスもあってもいいなあ。
そのためにも、きりしま月の舟、がんばるぞお。楽しむぞお。
皆さま、応援お願いします。オンライン会員、ゴールドカード会員になってくださると、本当に嬉しいです。霧島を世界最高のパワースポットにしていきましょう。わたしも全力を尽くします。