きりしま月の舟

人の話を聴くのが得意です

2023.08.21更新


 ここのところ、嬉しいことがいっぱい続いています。

 まず、先週の木曜日だったかな、夕方、とっても鰻が食べたくなって、鰻を焼いて売るお魚屋さんに車でひとっ走り。我が家から車で30分以上はかかるところ。

 着いたら、もうシャッターを閉めるところで、「鰻は全部、売り切れたよ」と魚屋さんのお兄ちゃん。

 がーーーーん、人気の魚屋さんだしね、電話予約もしてなかったしね。しょうがないな、とあきらめて帰ろうとしたら、駐車場に先程のお兄ちゃんがわたしを追いかけてきてくださって、「これ、焼きすぎたやつで、苦みがあるけど、よかったら食べてください」と差し出してくださいました。

 わーお、素晴らしすぎる。もちろん、ありがたく頂きました。焼きすぎたところをちょっとはがしたら、もう極上の鰻でしたわ。なんというか、神様からのプレゼント!感動!

 ユタカ君曰く「あなたが一時期、鮎を大量に買っていたから、そのことを覚えてくださっていたのかもね」。そういえば、ランチに鮎の塩焼きをお出しして、何度も新鮮な鮎を買ったよね。これを書くと、霧島に詳しい方は、あの魚屋さんだな、とわかられるかもしれませんが、良い子は真似しないでね(笑)。

 そして、8月18日から3日間、長女と孫ふたりが、霧島にご来臨。可愛いなあ、孫たち。特に、ショウリ君は世界ポケモン大会で24位という快挙を成し遂げたので、褒めて褒めて褒めちぎりました。もちろん、年子の弟、カナト君も大好きコールを連発。

 ふたりとも背が高くなって、男らしくなって、可愛すぎる。次女のところとLINE電話をして、孫4人が一同に会したら、またばあばの歓びも増し増し。

 ショウリ君とカナト君は、月の舟でもポケモンカードを出して、何やら対戦しています。で、ショウリ君ったら、英語でしゃべるではありませんか。そっか、そっか。世界大会だものね。英語が共通語で、ジュニアで出場でも、小学4年生でも英語で話すわけよね。

 ばあばは感動しました。きみちゃんの小学4年生って、英語の存在すら知らなかった田舎者だったよね。それが孫の時代には、世界大会に英語で参戦、という人類の進化(笑)。

 きみちゃんも英語は話せますし(一応、英国留学体験者)、雅子皇后さまのように5か国語ペラペラになりたい、と理想を描いておりますが、こんなに小さい時から国際的に活動できている孫たちを、心から誇りに思いました。

 そして、今回孫が来てくれて、一番印象的で、嬉しい言葉は、「かごしまって、思いやりがすごいね」というもの。

 野菜をおすそわけする、先程の鰻の話も、ショウリ君、感動してくれました。「すごいねえ。都会にはないよ、そんなこと」、ですって。

 わたしもユタカ君もその言葉に感動!だって、小学4年生で、そんなことがちゃんとわかるなんて。これまた人類の未来は明るいぞ。嬉しいなあ。

 翌19日、長女は、伊集院の母の施設に会いに行き、わたしたち夫婦と孫二人は、午後から近くのカフェであるミニコンサートへ。

 午前中は、ショウリ君、オンラインでお勉強があり、午前9時から12時まで、10分間の休憩のほかは、ほんと集中して勉強してからのコンサート。朝ごはんが、ユタカ君の特製塩麴パンでしたから、お昼は軽めにすませて、コンサートへ。

 わたしの知り合いが、この6月にカフェ「森や」をオープンされ、そこでのコンサート。しかも、わたしが仲介した、オペラ歌手の又吉秀和君とピアノの室屋麗華さんのコンサート。又吉秀和君が出演するオペラを紹介していく、オペラのアリア三昧コンサートでもありました。

 ちょっと広いリビングという感じの自宅開放型カフェなので、ソファでくつろいだりしながら、コーヒーを頂きながらのコンサート。素晴らしい別荘地の一画のカフェで、森の木立が絵になって、とっても素敵。車で移動中、バンビちゃんにも会いましたよ。

 ショウリ君もカナト君も、一番前の席で、しっかりと一時間集中して聴きました。偉いね。内容が「女たらし」のお話なので、わからなかっただろうけど(笑)、又吉君の歌声と麗華ちゃんのピアノに釘付けだったね。

 又吉秀和君と室屋麗華ちゃん。わが月の舟チームきよらのメンバーであり、素晴らしい芸術家のおふたり。何よりもこの10年近いお付き合いのなかで、成長していかれるお姿を拝見させていただき、月の舟のかあちゃんとしては、感無量。

 よく感謝力の高い人は、運がいい、と言いますが、ほんと、このおふたり、感謝力が凄くて、いつもわたしたち夫婦を大事にしてくれます。

 なんと、そのコンサートの最後のところで、わたしの誕生日おめでとうサプライズ。近くのペンション異人館のチーズケーキを特注し、薔薇の花束を用意し、さらには、わたしの大好きな「ワインレッドの心」をしっとりと歌い上げてくれて、ああ、感動だわ。

 わたしの方から花束を渡すべきなのに、これまで自分たちが成長できたのは、みたけ夫妻のおかげです、って言ってくれて。なんという人間力。さらに成長され、大活躍されることを、いつも祈っていますよ。ありがとう。

 その後、母との面会を終えて帰ってきた長女を駅で拾って、みんなで温泉へ。先日、わたしとユタカ君が行った関平温泉の家族風呂。予約をしておいたので、ゆったりと温泉三昧。

 ここの家族風呂は、とても広くて、大空を抱え込む感じなのが、とっても素敵。孫たちも長女も歓んでくれて、ばあばも嬉しい。

 長女は、年子の男の子をしっかりと平等に大切に育てていることがよくわかり、わたしも母としての長女を尊敬します。偉いね。長女が里帰りするたびにお掃除道具が増える我が家ですが、たしかに掃除力は凄いのよね。

 ばあばは料理に忙しくて、掃除の時間が取れないのだけど、長女は掃除に忙しくて、料理の時間が取れないタイプ。

 ユタカ君もわたしも、孫たちのためにたくさんお料理しました。ユタカ君のおむすびが大好きで、おむすびに付いているフランスの塩がお気に入りの模様。瓶に小分けして、持たせました。

 20日の朝には、もう帰っていきましたけど、孫って、ほんと可愛い。そして、人類の進化を感じて、感動の3日間でした。

 20日は、きみこ源氏ひとり語りの特別ヴァージョンで「紫式部と藤原道長」についての特別講義。いつもはZOOM参加の愛さんも、今回はリアルで参加されて、嬉しかったなあ。お嬢ちゃんの小学4年生のえみかちゃんも来てくれて、さらに感動。いつもより多い人数で賑やかに特別講義ができました。

 来年の大河ドラマ「光る君へ」に向けての特別講義ですので、皆様興味を持ってくださって、きみちゃん、張り切りすぎて、時間内にしゃべりきれなかったので、次回(9月3日)もまた、「紫式部と藤原道長」その2を開催します。

 気軽に歴史的背景を語るものなので、興味のある方、来年の大河ドラマを堪能したい方は、9月3日(日)の午前10時から11時半まで、きりしま月の舟に大集合。受講料千円、ランチ千円です。

 9月3日(日)午後2時からは、霧島市民会館で、又吉秀和君出演のオペラ「コジ・ファン、トオッテ」上演です。きりしま月の舟は午後を臨時休業にして、オペラ鑑賞に行きますので、わたしも行きたい、という方は、ぜひご一緒しましょう。チケットは、みたけまでお尋ねくださいね(090-3669-5354)。

 そうそう、小学4年生のえみかちゃんも、ショウリ君と同じように、「鹿児島の人って、優しいよね」とママに言ったそうです。そっかあ、鹿児島の良さを、あらためて小学生に教えてもらった夏。嬉しいね。

 そして今日。尊敬する大先輩シャーマン様からお言葉をいただきました。「きみこさんは、水を媒介とするシャーマンだったみたいね。人の話をしっかりと聴くシャーマン。単なるヒーリングだけではなく、カウンセリングも取り入れると良いですね」。

 たしかに、わたしって、人の話を聴くことは大得意。きっとその人の話をそのまま再現できるくらい集中して聴くことができます。聴覚は弱いのだけれど、すぐ近くにいて、気配だとかもわかるし、直感力が高いので、その人の表情とかからも読み取ることができる、と自覚しています。

 わたしとしては、他人様の深いお悩みも聴くことのできるシャーマンになりたいのですが、すでにそれをやっていたから、「シャーマンの魂をよみがえらせることを許可してください」と念じればよいとのこと。

 わたしって、自分がシャーマンである、と自覚することがとても心地よいのですよね。文学の分野で仕事することも誇りに思っていますから、このふたつの分野は、きっと繋がっている。

 わたしは文学研究を進めていくなかで、それがシャーマン修行になっていたのではないかな。特に源氏物語などの平安時代の文学は、自分がそこの時代を体験し、紫式部と藤原道長の関係なんかも、当事者みたいな感じで話せるのですよね。特に、和泉式部さんなんて、わたしの過去生ではないか、と思うくらい、深く入り込んでしまいます。

 今回、大江健三郎さんの『燃えあがる緑の木』をシンポジウムで取り上げるにあたって、シャーマンであることが、大いに役立ちそうです。素晴らしい研究者の島村輝先生が、「シャーマンとしてのきみこさんの読みを楽しみにしています」と言ってくださって、なんてお心の広い、素晴らしい先生なのでしょう、と大感動しまくっています。

 今日8月21日は、シャーマンであることを自覚した日。たくさんの方の生きるお力になりたい、と思っています。きりしまの女神きみちゃんに相談されたいことがあったら、ぜひ気軽にお問い合わせくださいませ(090-3669-5354)。きりしま月の舟のHPの「お問い合わせ」メールからもどうぞ。

 自分の学びを語る文学講座、癒しとしての旬の食材を使ったランチ、そして他人様の魂に寄り添い、しっかりと話を聴くシャーマン稼業。どれもわたしの大切なお仕事。あと35年、やり遂げます。

 今日は、南日本新聞で「大江健三郎シンポジウム」の告知をしてくださいました。たくさんの方のお力が集まってきています。大江健三郎さんの世界が身近になりました。もう資料も届いていますよ。ユタカ君がピンマイクを5本も用意してくれて、シンポジウムの準備は万端です。ZOOM関連の整備も整っています。

 まだまだぎりぎりまでご参加を受け付けますので、どうぞ気軽にお申込みくださいませ。わたしもぎりぎりまで読み込んで、シャーマンとしての力も蓄えておきます。

 いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。きみちゃんの創造性は、いや増しておりますわ。遠慮せずに、正直に、オープンに生きていきます。だって、きみちゃんが素晴らしいのって、もう世間様にバレバレですものね(笑)。あなたもそうですよ。あなたが素晴らしいこと、最高な人生であることは、もうバレバレですよ。

 ではまた、お会いしましょう。