きりしま月の舟

世界の中心に自分を置く

2022.01.08更新


皆様、あけましておめでとうございます。

お正月も一週間が過ぎました。早いですね。今年は、元旦からノンストップで、きりしま月の舟のカフェ営業をしています。

元日は、霧島神宮参拝の車が、わが月の舟の前で大渋滞。ほぼ動かない。午前10時に、ユタカ君と天才夫婦チャンネルの録画をしたときは、まだ車はスピードを出して走れる状態でしたが、正午近くにはもう身動きできない渋滞に。それから4日間は、ほぼ大渋滞。

昨年は、1月2日から営業しましたが、いやあ、寂しいくらいに車が通らず、人も通らず。今年もそうなんだろうか、と思っていましたら、渋滞だけは凄かった。

そのおかげで、月の舟におトイレを借りに来られる方も多く、ほんと、駆け込んでくる、という感じ。靴を脱いでくださいね、と声をかけると、バタバタと靴を脱いで、ああ、間に合った、という感じ(笑)。

そうしたお客様が、参拝の帰りに寄ってくださったり、初めてのお客様、常連のお客様、と、月の舟もゆったりとしたお正月の時間のなかに、久しぶりの再会もいっぱいあって、美しい時間が流れています。

一日に平均10人ほど。ゆっくりとお話しできるペースです。お客様が途切れる午後3時か4時には閉めて、ユタカ君とふたりで散歩したり、神社参拝をしたり、わたしだけ、マッサージ&温泉に行ったり。

元日の夕方、午後5時近く、霧島神宮まで歩いて参拝しよう、と出かけましたら、二の鳥居のところまで参拝の方が並んでいました。うーーん、これじゃあ、本殿までに一時間はかかるなあ、ということで、わたしたち夫婦は、展望台から遠隔参拝(笑)。

2日には、近くの豊受神社へ。ここは、明治の初めに、西郷隆盛さんの友人、桂久武さんが、もう武士の世は終わるから、と桂家の使用人たちとともに移住し、開墾した土地。霧島小学校の跡地も桂家のもの、と言われています。今では美しい田園地帯に、家も立ち並んで、桂久武の偉業が偲ばれます。

豊受神社の境内に、桂久武の顕彰碑があります。周辺には牛舎がいっぱいあるので、牛の匂いが満載なのですが、ひっそりとして、良い雰囲気です。近くには地元の方の共同風呂もあるそうです。

わたしもまた、桂久武みたいに、この霧島の土地を愛し、たくさんの方が移住するお手伝いをしたいなあ。だって、ここは天国みたいな土地だから。みんなで助け合う雰囲気ができあがっています。

わたしたち夫婦が霧島に引っ越してから9年。ご近所さんはめちゃめちゃ親切で、いつも気にかけてくださいます。いつもお野菜だのお魚だのいただきっぱなしで、ありがたい限り。

4日には、近くのポップカフェまで散歩して、かわいいオーナーさんご夫妻とお話をして、ビールを飲んで(車じゃないからね)、それから野上神社へ。野上神社は霧島神宮の摂社です。2時間近く散歩&カフェ&参拝をして、大満足。

やはり、霧島は最高だ。ご近所のカフェ仲間の若い方々もとっても頑張っておられます。もっとみんなで力を合わせて、霧島神宮表参道を活性化していきたいものです。良いタイミングで、良いアイデアが出てくるでしょう。

1月2日は、女神塾を開催しました。Aさんはお友達を誘って、タクシーで駆けつけ、Kさん、Hさんは渋滞のなかを午前10時に間に合うようにいらしてくださって、塾長きみこは大感激。

女神塾の内容も、波動高く、皆さん、来てよかったあ、とお正月早々、素晴らしいオーラが月の舟に流れました。大感謝です。

毎日、次々に、月の舟の女神様たちがいらしてくださり、ヒーラーのちあきさんとそのお友達、ヨガ講師の純子先生、カウンセラーの史歩さん、電話相談で源氏クラス受講生の佐々木さん(超久しぶりで、とっても嬉しかった)、と素晴らしいオーラを放ってくださいます。

6日の夜は、花の湯さんにマッサージ&温泉に行ってきたのですが、アロママッサージをしてくださるHさんは女神塾の受講生でもあり、マッサージしながら、ふたりでいつもスピリチュアルの話で盛り上がります。そのHさんが、わたしに本のプレゼントをしてくださいました。いやあ、大感動。ついでに紹介してくださった本を貸してくださり、その2冊もその日の夜に読み切って、またわたしのパワーは最高潮。

そのマッサージ&温泉の帰り、自宅玄関に入ろうとしたら、三日月が光輝き、いやあ、きれいだなあ、とまた大感動。そうしたら、ちあきさんのお友達のスピリチュアルカウンセラーの怜子さんもまた、その月を眺めておいでだったみたいで、女神がいっせいに繋がっている感じです。

月の舟の上空、周辺を女神エネルギーが取り囲んでおりますわ。

そして昨日はユタカ君の万葉集講座、今年の初講座です。受講生の皆様も張り切ってご参加くださいました。そして、いつものように講義後のランチタイムで歓談しておりましたら、富山からの林さんご一家が寄ってくださいました。

林さんは、天文館時代の源氏クラスの生徒さん。ご結婚で富山に行かれましたが、最近、月の舟オンライン交流会でまたご縁が復活して、小学2年生のEちゃんの笑顔をオンラインだけでなく、初リアルで拝めました。

本当は昨年暮れに、久しぶりに帰省するからと、月の舟にも寄ってくださる予定だったのですが、大雪で飛行機が欠航。で、陸路を乗り継いで帰ってこられたのです。そして、帰りにご両親ともども寄ってくださったのでした。

これまた大感動ですわ。すごいなあ。女神様たちの集結。すごいパワーです。

孫たちからもハガキ、お年賀が届き、娘たちからの嬉しい報告もあり、素敵なお正月です。ああ、わたしって愛されてるなあ。ありがたいなあ。

その愛を循環させますよ。今年のお正月メニューは素晴らしいんです。めちゃめちゃ美味しくできました。お客様からも大好評です。新メニューがいっぱいです。10日までお正月ヴァージョンですので、どうぞランチにお越しくださいね。お雑煮に飽きた方には、ユタカ君の世界一おむすびをご提供します。

さて、元日に散歩しながら思ったこと。それは、わたしって、勉強することが一番好きだなあ、ってこと。特に授業準備が大好き。ということは、授業が好きなんだけど、その前の準備としての勉強が大好きなんです。好きで好きでたまらない、というくらいに好き。

そして、もちろん、ユタカ君は最高に愛しているのですが、娘たち、孫たちへの愛が半端ない。好きで好きでたまらない。

その次が晩酌の時間。美味しいおつまみを創る時間、お酒をちびりちびりやりながら、そのお料理を大好きな人と分かち合う時間がたまらなく好き。月の舟の女神ランチは、どちらかというと、おつまみメニューに近いのは、わたしの晩酌好きのせいです(笑)。

おせち料理って、おつまみに最適なので、お雑煮セットでお出しするのは3品くらいと思っていたら、作るのが楽しくて、10品近く作ってしまいました。どれもこれも最高傑作です。

で、早くに月の舟を閉めて、散歩してお風呂に入ったあとは、ゆっくりとユタカ君と晩酌タイム。ここ一週間は、そんな流れで過ごしています。最高にしあわせです。

さて、今日のブログのタイトル「世界の中心に自分を置く」というのは、「自分をめちゃめちゃ大切にする」ということです。自分を世界の中心に置いて、何があってもぶれない。自分軸をしっかり創る。世の中の嵐に一喜一憂しない。

いま、92歳の母が再入院して、痛みはないようだけれど、病院のベッドの中です。毎瞬、母への感謝を心の中で唱えています。

転院のときに、妹が付き添ってくれて、その時に母は妹とおしゃべりもでき、顔色も良かったようで、「きみこちゃんのところは、ちゃんと儲かってるんだろうか」と聞いたそうです。妹は「儲かってるよ」と嘘をついた、と言っていました(笑)。

母は、自分が痛かったり、大変だったりしても、わたしのことを心配しているみたい。施設にお世話になっているときも、ガラス越しに面会すると、「すぐに退院するからね」と一所懸命言ってくれるのですが、退院して、わたしのお世話をするような勢いなのが怖い(笑)。

もう64歳の自立したわたしとしては、「あなたのことを信じてる。きっと仕事もうまくいっているでしょう。何の心配もない」と言ってほしいんだけどなあ。

自慢のきみこちゃん、素晴らしい娘と同時に、貧乏なきみこちゃん、自立できないきみこちゃんを手放してくれない。

母の世代の女性たちは、自己犠牲、母性全開を人生哲学として生きてきましたから、心配することが最高の愛なのですね。

しかしながら、心配とは、あまり高度の愛ではない。母は、良妻賢母の鑑のような女性で、時代の要請を完璧に体現できた努力の人です。お料理が上手、3食欠かさず、手抜きなんて一度もない。家が散らかっていたことなんて、一度もない。ファッションも、着物も、調度品も一流で、気品がある。夫の暴力に耐え、子どもばかりか、孫たちのお世話もきちんとする。

最高の女性です。しかしながら、他人を許し、受容するという母性の本質から遠く、いつもダメ出しばかり。他人を信じ切る、という最高の愛について無知だった。

母が病院のベッドで穏やかであるように祈りながら、わたしの中の愛の矛盾をどのように落ち着かせようか、と考えを巡らせながら、少しわかってきました。

母は、全力で「他人を信じ切る」ことについて、教えているかもしれない。わたし自身が、ダメなわたし、貧乏なわたし、自立していないわたしを手放していないのかもしれない。

母は完璧だった。わたしは、母の娘として生まれて最高だった。母の娘で良かった。いま、心からそう言えます。

母からの学びは、娘たち、孫たち、そして月の舟を愛してくださるお客様への愛として反映されるでしょう。

他人を信じ切ること。それは、自分を信じ切ることによってしか成就されない。自分を最高に幸福にする。

Hさんが貸してくださった『最高の幸せは、不幸の顔をしてやってくる!』(しんちゃん)という本は、まず自分に幸福のシャワーを浴びせる。自分が最高に幸福な気分でいる。そのうえで、お客様を笑顔にする。

一年で千人の人を笑顔にする、と保険のセールスをしていたら、2年連続で日本一になったしんちゃん。実家をフグ料理店にして大繁盛しているしんちゃん。妻と子どもを最高に愛しているしんちゃん。

しんちゃんのことは、以前、動画で拝見して、その人生哲学に感動して、ユタカ君に話したことがあったそう。あ、この人の本だったんだ、と読みながら気づいた次第。

まず、自分を世界の中心に置く。そして幸せのシャワーを浴びて、最高に幸福でいる。その幸福で周りを笑顔にする。

母ちゃん、大丈夫だよ。きみこは最高に儲かって、最高に幸福で、最高に美しいよ。

そんな風に思うきっかけを母が作ってくれたんだなあ。至高の愛だなあ。母ちゃん、ありがとう。今度、着替えを持っていくからね。

オミクロン株が猛威を振るいだしたいま、面会ができるかどうかわからないけど、わたしにお世話をさせて、母ちゃん。そして、最高の母であることに心から感謝します。わたしもまた、最高傑作の娘だからね。儲かって、儲かって、しょうがないよ(笑)。

相手の欠落だと思っていたものが、実は自分の欠落感だということ。人を批判しているときに、ちょっとしりぞいて自分の思いを振り返ってみる。わたしこそ、母性愛が足りなかった。人を信じ切る力が足りなかった。

さ、明日も明後日も、きりしま月の舟、オープンです。午前10時から、女神塾ですよ。皆様は最高の女神。男性であっても、女神。それを思い出す時間です。ぜひ、お越しくださいませ。お雑煮セットもお召し上がりくださいね。

わたしは、藤田真央君のピアノコンサートに午後から行きますが、ユタカ君が張り切ってお待ちしております。

そして、霧島学がいよいよスタートします。1月23日は、古事記講座「天孫降臨」。2月11日は、霧島神宮誌の編纂にも携わられた田村省三先生の「島津氏と宗教」のお話です。めちゃめちゃ興味深い。どちらも午後2時からです。ランチもご用意します。

1月12日から、鹿児島市のひまわりクラスの講座です。もうすぐ「おくのほそ道」に入ります。1月13日は月の舟源氏物語クラス、1月20日からは写真展も開催。

めちゃめちゃ素晴らしすぎる「きりしま月の舟」。今日も、ずっと来たかった、とおっしゃるお客様が続きました。愛されています。嬉しいです。

さ、自分を大事にしましょう。世界の中心に自分を置いて、まず、自分を幸福にして、自己犠牲ではなく、人を信じる力で、世界を創造していきましょう。

では、明日の女神塾でお会いしましょうね。お待ちしております。