わたしには価値がある
2024.01.02更新
新年あけましておめでとうございます。
新年いきなりの能登地震で、びっくりしております。富山、岐阜に月の舟会員さんがおられ、連絡を取りましたら、岐阜も長く揺れたけど、大丈夫。富山の愛さんは、鹿児島に帰省中でしたから、さらに安心。ご自宅も大丈夫とのこと。
何よりも苦しい思いをしておいでの方々が早く救助され、ライフラインが復旧することを切に願い、祈ります。
科学万能の時代から、自然を崇拝し、助け合って生きる時代へ。自分ひとりが称賛を得て、他者のもの、自然のものを奪い、得意になる孤立の時代から、お互いを見つめ合い、助け合い、支え合う自立と共生の時代へ。そんなメッセージがあちこちから聞こえてきます。
新年二日目の今日も、霧島は大快晴。自然豊かな霧島で、地下水を汲み、薪ストーブの火が燃え、食材も確保できている今の現状に深く感謝し、月の舟でも災害対策に力を入れていこうと思える2024年の始まり。
そして、今年最初のブログをこうして書くことのできる歓びと使命感。いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。今年も皆様が元気になり、新時代への生き方の気づきを得る、そんなブログを書いていきますので、ぜひ読んでくださいませ。
昨日の元旦も今日も、月の舟常連さん、霧島で知り合った大切な方々が「月の舟お正月特別メニュー」を食べに、大渋滞のなかをかいくぐってきてくださったり、加計呂麻島にお住いの方が霧島神宮参拝のあとに、バスを待つ時間までに、ふと月の舟を訪ねて、特別メニューを食べてくださって、「こんなに美味しいものを食べられるなんて思わなかった」といたく感激してくださったり、と、いつも通り、お客様に恵まれての月の舟で、幸先の良い一年の始まりでした。
大渋滞は相変わらずで、大晦日の夜、紅白歌合戦が終わる頃から、車の音が我が家のリビングまで響いて、霧島神宮参拝の車の渋滞が始まります。今年は、意外に車が流れていて、おトイレ駆け込み組も、それほど多くはなかったですね。
それでも、切羽詰まってトイレを借りられるのは、ほぼ若い女性。高校卒業間近で専門学校への進学が決まっている妹さんを連れて、車で霧島神宮までいらしたお兄ちゃんが、妹さんのために「おトイレ貸していただけますか?」と丁寧に頼まれ、またテイクアウトドリンクも注文してくださる礼儀正しい兄妹愛に、きみちゃんもユタカ君もしばし癒されました。美しい光景をプレゼントしてくださるという神様の采配まであって、きみちゃん、感激。
今日も最後にトイレに駆け込んでこられた女性が、天女ヒーリングをされる方とのことで、本も出版されているそうです。いやあ、凄すぎ。コーヒーを飲んで行かれて、さらにコーヒー豆のお気に入りが同じ「マリアッチ」さんとのことで、ふたりで大感激。いろいろと好みが似ていますね、とハグしました。
昨日は、暖かい元旦だったので、わたしたち夫婦も少し散歩しましょう、と午後4時には閉めて、ご近所を散歩しました。
いつも神宮前のロータリーでは、屋台が立つので、そこを見学に行きました。今年は初めて、みかんの大量販売があって、つかみどりで800円。販売しているおじちゃんが、「今日はね、10万円儲けたよ」と豪語しておいででした。熊本のおみかんで、おじちゃんもはじめてのお顔。トラックいっぱいのみかんを運んでこられ、ベトナムの若い人を雇っておいでです。
最近できて、テレビでも紹介されたハンバーガー屋さんはちょうど閉めるところでした。「この間、テレビ、観ましたよ」とお話したら、とっても歓んでおいでで、また来よう、と思えました。
いつもお世話になっている霧島屋酒店さんにも新年のご挨拶をして、ユタカ君と「じゃ、家に帰って、一杯、やっか」とほくほくで帰宅し、お風呂に入って、お正月特別メニューのさらに特別メニューをささっと作って、さらにおせちじゃない「キャベツとベーコンのミルクスープ」なるものを作って、ユタカ君と新年の大宴会(笑)。
ユタカ君、前世はイタリア人ですか?というくらいマカロニだのパスタだのバターたっぷりのレシピがお気に入りで、バターと牛乳がたっぷりの「キャベツとベーコンのミルクスープ」を美味しいそうに食べてくれました。
きみちゃんは、イクラ丼を自分だけ(笑)。数の子とゴルゴンゾーラチーズの組み合わせもグッドだったな。特別メニューで作った「きんとん卵」(笠原将弘さんレシピ)はお客様にも好評で、とっても美味しいわ。
今日は、月の舟を閉めてから、近くのコンビニまで出かけて、渋滞の様子を探りにいきました。午後4時で、月の舟から小谷豆腐店までが大渋滞。ほぼ車が動きません。コメリ横のファミマまで行き、帰りにAコープに寄って、ちょっと買い物をして、その後は、高千穂牧場経由で帰宅。
この道はすいすい運転できます。渋滞を避けるにはグッドな道。最後の県道に出るところで、ちょっと渋滞にひっかかりますが、すぐに左にあるラブホテルの道に入れば、うなぎの吉宗さんに通じる道に出て、きりしま月の舟もすぐそこ。
あと、渋滞の抜け道として、霧島公民館横の細い道を県道60号線と並行して走る道もおススメ。霧島に10年以上住んで、毎年お正月の渋滞を見て暮らしておりますからね、抜け道くらい、いくらでもお教えしますよ。月の舟でランチを召し上がった方に限り、車を停めて霧島神宮に参拝するのもありですよ(大きな声では言えないけどね)。今日も何組か、そんな風にされました。ブログを読んだ方限定(笑)。
さて、今日のお題の「わたしには価値がある」について。大晦日の夜、近くの前田温泉にぎりぎりで間に合って、サウナと水風呂の往復で、温まりつつ一年の垢を落としているときに、ふっと降りてきた言葉が「究極の自己愛」。
難しい言い方ですが、つまり、「ありのままの自分に価値がある」と信じること。「ありのままの自分」って、磨かない泥大根みたいな感じがあって、きみちゃん的には使いたくない言葉なのですが、もっといえば、「無条件の愛で、自分を満たす」ってことかな。
学歴、お金のあるなし、職歴、おうちが金持ちかどうか、才能があるかどうか、そういう社会的な条件をすべて取っ払ったときに、「わたしには価値がある」と思えること。
「わたしには価値がある」と心底思えれば、もう何も怖くない。予習復習もしなくていいし、すっぴんの顔でいいし、ブランド物のお洋服を着ていなくてもいいし、結婚していなくてもいいし、頼れる人がいなくてもいいし、詩人で童話作家の工藤直子さん風に言えば、「わたしよ、わたし、わたしが付いているから、大丈夫」という感じですかね。
わたしには価値がある、自分を誇りに思う、自分を信じてる。これまで言葉としては理解していたことを、昨年末、ぎりぎりのところで、悟ることができた不思議。
伊東怜子さんのオンラインセッションで課題に出された「女性性とお金」の答えが、自分のなかでしっかりと固まっていなかったのですが、「わたしには価値がある」と思うことが、愛についてもお金についても解決に導く糸口なんだなあ、と思えました。
わたしには価値がある。何度でも唱えたい言葉です。みんなに教えたい言葉です。
あなたは価値がある。生きていく価値がある。どんなに何かを失っても、どん底に落ちても、極楽状態であろうがなかろうが、そのままで価値がある。
品格あるセレブを目指しているときに、ふっと「わたしって、品格あるセレブだわ」と思える状態であれば、現金が底をついてもなんとかなる。と、思う(笑)。
きみちゃん、66歳で、ようやくここまで来れた。感無量ですね。ようやく最高の悟りの入り口に来たぞ。
という感じで、今朝、ゆっくりと目を覚まして、さらにぬくぬくとお布団のなかであったまっていましたら、やはり、きみちゃんは「作家でありたいな」と思いました。
書くことを中心とした生活がしたいんだな。で、お正月特別メニューもしっかりとできているので、お客様がおいでになるまで「書く」ことを優先していましたら、ぼちぼちとお客様も見えて、いつもの常連さんもおいでになって、午後4時までなんだかんだノンストップで、営業ができました。
どわーっという感じでの来客ではないのですが、いつもの月の舟みたいに、ゆっくりとお客様とお話ができながらの研ぎ澄まされた愛の時間がゆっくりと流れます。
ああ、これって、わたしが望んでいる世界なんだね。価値あるわたしの価値ある生活なんだね。
で、午後4時に月の舟を閉めて、コンビニまで行き、渋滞状況を探り、帰ってきてから、夕食の時間まで、こうしてブログを書いています。
ただいま、午後6時。わたしの書斎から、霧島神宮へ参拝の車の渋滞が見えるのですが、まだまだ渋滞が続いています。昨夜は、この渋滞が午後11時まで続きました。
さ、わたしたち夫婦は、これからお風呂に入って、晩酌の時間。一日のうちでいちばん大好きな時間かも。これがあるから、生きていける、みたいな。
論文書きも進んでいます。きみちゃんの仕事には価値があるね。きみちゃんの存在そのものも価値があるね。こう言い切るのは、ちょっと勇気がいりますが、やはり、言っておくべきです。わたしには価値がある、と。わたしは、わたしを誇りに思う、と。
さあ、明日もあさっても、1月8日までノンストップで、月の舟オープンです。午前10時から午後5時まで。たまに、午後4時にどっかに行くかもしれませんが、そのときはお電話くださいね。
1月7日(日)から「シン古事記講座」スタート。天孫降臨の地にふさわしく、古事記をご一緒に読みましょう。午前10時から11時半まで。どなたでも受講できます。単発1500円。ゴールドカード(年間3万円)も使えますよ。
1月10日(水)は、大河ドラマ「光る君へ」を100倍楽しむ講座@カフェ・ド・マリーエ、スタートです。午後2時から4時まで。スイーツ・ドリンク付きで参加費3,300円。こちらは要予約です。090-3669-5354(きみこ携帯)までご連絡くださいね。
毎月第2水曜日の開催になります。スイーツは、1月がプリン、2月がチョコケーキ、という感じで、カフェ・ド・マリーエさんの美味しいスイーツをいろいろと出していただく予定です。
1月17日(水)は、同じく「光る君へ」を100倍楽しむ講座@きりしま月の舟。こちらはゴールドカードを使えます。午前10時から11時半まで。
ぜひ、この講座はどちらの会場でも良いので、受講していただきたいですね。何しろ、源氏物語を書いた紫式部さんが主人公ですよ。それに平安時代の文化って、素晴らしいですからね。
何よりも、脚本の大石静さんは、わが母校・日本女子大学出身で、きみちゃんの大先輩。そして、きみちゃんが敬愛する源氏物語研究者の高野晴代先生(現・日本女子大学桜楓会理事長)の大学時代の同級生なんですって。
人間に生まれて、源氏物語を読まないなんて、もったいない、くらいの素晴らしい源氏物語。紫式部さんって、けっこう面倒くさい感じのおねえさん(おばさん?)だときみちゃんは思うけど(笑)、物語作家として、ほんと、天才。
源氏物語、古事記、万葉集、日記、随筆の類、日本文化って、最高。そんな最高の文化に触れていられるきみちゃんの人生も最高。皆様、ぜひご一緒いたしましょう。
ということで、今回もまた長くなりましたが、ここまで読んでくださって、ありがとうございます。言葉って素晴らしい。言葉は人に伝えることができるもの。テレパシーでの言葉のいらない交流が理想の状態でしょうけど、きみちゃんは、なぜか言葉に惹かれる。だから、正直に、自分の感覚、感情、真実を伝えるようにしています。
よしもとばななさん、紫式部さんたちの言葉って、やはり素晴らしい。本物。ぬるくない。オリジナル。正直。きみちゃんも、このレベルでありたいな。
わたしには価値がある。伝わりましたか?
今日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。大感謝です。これからもどんどん書いていきますので、たくさんの気づき、愛の言葉を受け取ってくださいね。