きりしま月の舟

こんなときこそ、最高の自分を生きる

2021.05.13更新


 鹿児島県のコロナ感染率が高まっていることを受けて、イベントだけでなく、きりしま月の舟そのものを5月いっぱい臨時休業いたします。

 明日14日の万葉集、あさって15日の読書会「芥川マラソン」は開催します。21日(金)の源氏物語はお休みです。鹿児島市内の月の舟ひまわりクラスも昨日は開催しましたが、5月いっぱい休講です。

 ということで、今日からお休みモードなのですが、慣れない(笑)。全速力で走っていたので、いきなりペースをゆっくりとダウンできないわたし。朝から、仕込みをしなきゃ、という思いでいっぱいで、心がそわそわしました。

 大根の煮物を作ったり、いろんな下ごしらえをして、自分とユタカ君のためにキャベツとアンチョビのパスタを作ったりして、料理モードをリセット。パスタがあまりにも美味しくできたので、またまた料理モード全開で、夕方、お勉強に来る子どもたちのために、サンドイッチの用意をして、こうしてブログを書いております。

 カフェを休むとなると、収入が減るのですが、やはり今回は、慎重にいきたい、と思います。県外のお客様もあるので、いちいちお断りするよりは、思い切って休みにしました。

 休みの間に、オンライン講座の動画をバリバリ撮って、じゃんじゃんアップしたいと思います。源氏物語、松尾芭蕉、しあわせトーク、南九州の文学など、いっぱいアップしたいなあ。

 そして、コロナが明けてから、何して遊ぼっかなあ、とうつらうつら考えています。

 まず、海外旅行をしたいぜ。それも娘たちや孫たちと行きたいなあ。やっぱりイギリス、そしてヨーロッパかな。南の島もいいなあ。

 気の合うお友達と、豪華なランチがしたいな。今回もひとつ泣く泣く見送ったランチ会がありましたしね。食べることは、読書の次に大好きなことですもの。

 6月6日の結婚記念日は、すでに楽しい予約を入れております。うふふ。ひみつ。

 やっぱ、わたしって贅沢なやつだ(笑)。バリバリ仕事して、じゃかじゃか遊ぶ。でもね、お金を廻す天才でもあるなあ、と最近思っています。学習棟建設に向けて、着々と準備が進んでいることに、自分でも驚き、理解ある皆様に深く感謝しているところ。

 最高の自分を生きます。まず、健康で長生きすること。90歳までのあと30年を考えていたけど、100歳まで延長します(笑)。生きているだけで楽しいですものね。

 一日でも長く、ユタカ君と一緒に仕事をする。ま、どっちもひとりでも仕事を続けそうですけどね。ギネス記録に挑戦するくらい、仕事がしたい。定年なんて、ありえない。生涯現役です。

 どんどん綺麗になっていくぞお。おしゃれを楽しみますよ。アンチエイジングどころじゃなく、気持ちで若返りますわ。

 一回でも多く講義をしていく。講義することが、わたしの最高の生きがい。読書すること、勉強することも、講義という形でアウトプットする環境にあるからこそ、楽しく充実したものになります。受講生の皆様は、わたしにとって「神」です。

 孫たちの成長を見届けること。娘たちのしあわせを祈ること。母を優しく見守ること。ユタカ君と最高に仲良くすること。

 オンライン講義は、わたしにとって、遺品のようなもの。わたしの仕事を、世の中にしっかりと残せる素晴らしい機会です。細やかに丁寧にやっていきますね。7月いっぱい無料で聴講できますので、ぜひ「きりしま月の舟」のHPから入って、「オンライン講座のご案内」をポチッとしてくださいませ。

 すでにいくつかアップしてありますが、この5月いっぱいに、随時増やしていきますから、お楽しみに。

 やはり、わたしの仕事は、「自分の心にウソをつかない」ことをこの世で証明して、どんなにわがままに正直に生きても大丈夫ってことを、わたしの身をもって証明していくことかもしれません。

 わたしの講義がなんぼのもんか、と言われると、「さあ」としか応えられないし、わたしよりも最高の講義をされる先生は多くおいででしょうが、わたしの仕事は、お金になる、ためになる、成績があがる、などの境地をはるかに越えたところにあります。

 まず、わたし自身が楽しくってしょうがない、という事実、真実。勉強するって、こんなに楽しいものなのか、新しいことを知るって、こんなに素敵なことなんだ、と体中でその歓びを表現することが、わたしの仕事なのです。

 鹿児島県立短大の学生さんたち、これから教える鹿児島大学の学生さんたち、月の舟の受講生の皆様も、心から講義を楽しんでくださっています。

 鹿児島県立短大の学生さんたちの目が、きらきらしている。その目の美しいこと。おとといは、梨木香歩の「海うそ」の講義をしましたけれど、まあ、本当によく付いてきてくれました。彼らに一冊でも多く読み、一行でも多く書くことを、どんどん推奨していきますね。

 月の舟ひまわりクラスの皆様も、素晴らしい。コロナ禍を心配して、お休みの方もありましたが、それも大丈夫ですよ。長年、休むことなく、丁寧に受講されるそのお姿は、まるで観音様です。いつも励まされ、さらに勉強して、ひとつでも心が軽くなるような講義をしていきたいと思います。

 新しく知ることは、心が軽くなる、ってことなのです。知識が増えると、脳が重くなるのではなく、軽くなるのですよ。生きやすくなります。

 ああ、これはこんな風に解釈したらいいのか、理解したらいいのか。わかったぞ。じゃ、それを実践してみよう、と読書を通して思うことがいっぱいですからね。

 ひとつの生き方しか知らなければ、心も固くなるでしょうが、あんな生き方、こんな考え方があるんだ、と知ると、世界が一気にぱあーーーっと明るくなりますからね。

 いつも自分が一番じゃなきゃいやだ、と思っていると、他人に対して警戒心が強くなり、心が落ち着かないでしょうが、自分の知らないことを他人が知っていると、ただそれだけで、気持ちが明るくなって、「良いことを教えてもらったなあ」と感心しますよね。

 本当にインテリの方ほど、心が柔らかく、お話していて、楽しい。警戒心と猜疑心と競争心に満ちたエセインテリの方とお話していると、それだけで疲れます。

 楽しいか、疲れるか。自分の心にウソをつかないで、正直に感じ取れば大丈夫。楽しいことをやって、疲れることをしない。それで大変なことにはなりませんから、大丈夫です。

 講義もランチもやって、疲れるでしょう、とご心配いただくのですが、どちらもやるからこそ、楽しい、ということが、休んでみて、わかります。昔から、わたしはカフェをやる運命にあったかのごとく、ランチの仕込みは楽しいものです。

 これが普通に夫婦ふたりだけの食事作りであれば、かえって、楽しくなかったかも。ランチを提供することで、料理のレパートリーが増えて、わたしたち夫婦自身が美味しい思いをしています。裕太君のお野菜、小谷豆腐、久保商店の地鶏と霧島には素晴らしい食材がいっぱいですし、ご近所の皆様からいっぱいお野菜をいただくしあわせもありますので、ランチを提供することで、世の中に豊かさをお配りしていきますね。

 ブログを書くことも、心の整理になって、本当にありがたいです。

 これからも、お役に立てるような、読んでいて楽しい、癒やされる、と読者の皆様が思ってくださるように、自分の心にウソをつかないで、書き続けていこうと思います。いつもご愛読ありがとうございます。