ありのままで完璧
2023.07.25更新
昨日、今日とオフの日。先週7月18日に鹿児島県立短大の前期講義が終了したので、切羽詰まった準備もなく、緩やかな日々。
たまたま一昨日の夜、霧島国際音楽祭のブッフェパーテイでヨガの純子先生にばったり会ったので、昨日の午後はヨガに行こうかな、とヨガスタイルに着替えたものの、うーーん、身体が休め、と言っているなあ、と思って、純子先生にごめんなさいのメールをして、台所をかたづけ、月の舟通信の巻頭言を書きあげました。その後、ユタカ君と散歩をして、いつものように「星とのあいだ」さんでソフトクリームを食べて、自宅に帰って、昼寝。
昼寝のあとは、お風呂に入って、祐太君がお野菜を持ってきてくれたので、一緒にご飯。
そして、就寝前に、大江健三郎さんの「燃えあがる緑の木」第2部を読み終わりました。
今朝、午前6時に気持ちよく起きて、太極拳のスワイショウをして、朝の清らかな空気をいっぱい吸ったあと、紅茶を頂きながら、ブログを書いているところ。
ブログを書くことは、わたしにとって浄化であり、生きる活力なんだな。書くことが生きること。
書くことが苦手な方が多い中で、わたしは書くことが全く苦になりません。以前は論文を書くのが嫌でしたけど、最近は、わたしのスタイルができて、あまり論文ぽく書かなくてもいいや、と思っているので、論文もどんとこいです。
そんなことを思っているせいか、8月いっぱいに論文書きの仕事が舞い込んできて、いやあ、大江シンポジウムもあるというのに、と、ちょっと焦りましたが、なんとかなる、と楽観しています。
とここまで書いたところで、ちょっと気分が悪くなったので、一休みして、また二度寝してから、カフェランチの買い出しに行き、いろんなところを廻って、先程帰ってきて、また昼寝。何しろ、暑いですからね。昼寝が生き返ります。で、またブログの続きを書いています。
さて、前回のブログで「光と闇」について書きました。そのあと、ふっと「ありのままで完璧」という言葉が降りてきて、そうだよ、と深く納得しました。きっとスーパーきみちゃんからのお言葉で、ありがたく、ナイスタイミングで「光と闇」の問題が解決した、と思っています。
きみちゃんは努力家で、努力することも大好きなので、努力して闇を光に変えよう、というスタンスを取り勝ちですが、いや、存在そのものが光なのだから、光であるように努力しなくってもいい。
闇と思うような、許せないことがあったとしても、そう思う自分を許すことで、さらに光になる、というのか、闇の自分がいたっていいじゃん、と開き直る、というのか。
二元論で考えるとよくわからなくなりますが、何の根拠もなく、「わたしはありのままで完璧」なのだ、と思うことは大事です。
最近は、自分のことを尊敬し、信頼し、感謝しようと気持ちを自分に向けています。それを周りの方々への愛し方にも応用する。特にユタカ君へは、どんなときも尊敬し、信頼し、感謝しています。
自分を尊敬する気持ちは今まで気にしたことがなかった分、とても新鮮で、ああ、わたしって尊敬に値するなあ、よく頑張っているなあ、と思えて、とても豊かな気持ちになりました。おススメです。
逆に、人がしてはいけないことのひとつに、他人の人生に土足で上がり込むことがあげられます。これは「みたけきみこ調べ」の調査結果ですけどね(笑)。
ありのままで完璧な他人様を心配したり、生き方を提言したり、競争意識をぶつけてこられたり、「あなたに傷つけられた」だの、「あなたに搾取された」だの、「〇〇はもっと〇〇したらいいのに」とか、自分のことはそっちのけで他人様の生き方を批判し、支配しようとされる方って、多いです。
ああ、わたしも母ちゃんに甘えて「あれが嫌だった」「これが許せない」とか言うよね。ああ、恥ずかしいなあ。母であっても、娘のことを理解していない場合も多いから、違うときは静かに違うよ、と心の中で思えばよいだけです。
すべての自分に対する批判だの悪口だの誤解だの、そういうことって、スルーしておけば良いものを、いちいち気にするって、時間の無駄ですわね。
ま、傷ついても、誤解されても、わたしって、他人様の思惑など関係なく、親であっても言うことを聞かず、自分らしく生きてきたこの65年の歳月。そんな自分に、いま、心から尊敬の気持ちを抱きます。
65年、自分らしく生きてきたきみちゃん。ほんと、あなたは女神だよ。偉いね。ユタカ君もよく言ってくれます。「あなたほど優しい人はいない」と。いつも人のことを気にかけ、思いやりをもって接していると。
いま、ユタカ君とふたりでいるだけで、それだけで最高に幸せです。さらに文学講座をして、カフェをして、ヒーラー活動もして、ユタカ君とともに尊敬しあい、信頼しあい、感謝しあえる関係は最高です。ありがとう、ユタカ君。
さて、7月22日の夜は、霧島神宮で「かがり火コンサート」。歩いて行ける距離なので、ユタカ君とふたり散歩がてら出かけました。毎年、霧島国際音楽祭の一環として開催される霧島神宮の「かがり火コンサート」。毎年、参加していますが、無料なんですよ。ご近所の方ともいっぱいお会いします。
今年は、津軽三味線とエレクトーンのコラボ。とっても素晴らしかったです。エレクトーンの神田将さんは、霧島国際音楽祭の常連さんでもあるし、その演奏はひとりオーケストラみたいで、最高です。それに加えて、津軽三味線とのコラボは、わたしにとってお初のステージで、感動、感動、感動の連続でした。
津軽三味線の浅野翔さんとおっしゃる奏者さん、イケメンで演奏も凄くて、5歳のときから天才でおられた方。和製モーツァルトですか、ってな感じですね。津軽じょんがら節などの定番も迫力ありましたが、曲目が、サマーナイト、コーヒールンバ、西郷どんのテーマ、最後は、剣の舞、チャルダッシュなど、クラッシックの定番もエレクトーンと合わせて演奏されるのって、素晴らしすぎましたわ。
打ちのめされるくらい感動して、ユタカ君と歩いて帰り、家に帰ってから、焼酎のロックで乾杯して、ふたり宴会をしました。ありがとう、霧島国際音楽祭!ブラボー!
そうそう、途中でおはら節を演奏されて、踊りたい方はどうぞ、ということで、お隣りに座っておいでだった着物のおばさまが「踊りましょうよ」とおっしゃって、わたしも踊りました。わたし、おはら節、大好きなんです。
で、そのお隣りのおばちゃま、わたしのことをご存じだったみたいで、2014年の宝山ホールで開催した「五感で愉しむ源氏物語」にも参加してくださったとのこと。ほほお。お茶の先生をしておられるとのこと、また翌日のブッフェパーテイにも出店されるとのことで、楽しい方とお友達になれました。
7月23日は、霧島国際音楽祭オープニングコンサート。午後2時からでしたので、ユタカ君にカフェを任せて、わたしひとりで参加。その後のブッフェパーテイにも参加しました。
オープニングコンサートは、落ち着いた雰囲気の静かなコンサート。癒されました。最初の若者たちの弦楽四重奏は、まるで天使の音でしたよ。メインの河原さんのピアノと堤剛さんのチェロもまた、河原さんの母性的なピアニズムが堤さんのチェロを包み込んで、素晴らしかったです。
ブッフェパーテイは、雨が心配ということで、野外ではなく、室内でありましたけど、4年ぶりの開催ということで、どのブースもお料理、飲み物と張り切っておいででした。どれもこれも美味しく、さすが霧島です。
わたしも霧島に住んで11年目、仕事の拠点を移して3年目。知り合いの方がいっぱいで、ひとりで参加しても、めちゃめちゃ知り合いだらけ。ヨガの純子先生ご一家。前夜に知り合いになった弓削さん、西さん、瀬戸口美紀代先生、古木さん、中村さん、鹿児島県の重鎮の皆様はじめ、たくさんの方とお話できました。
堤剛さん、河村さん、弦楽四重奏のビオラの方、神田さんともお話できました。きみちゃんって、こういうとき、誰とでもお友達になる才能があるので、全く見ず知らずの方にお声かけをして、すぐにお友達になります。
鹿児島市内からおいでの姉妹おふたりの熟女といっぱいお話しました。お姉さまの方が、きみちゃんが横切るのを見て、「オーラのある方だなあ」と思ってくださったそうです。嬉しいなあ。きりしま月の舟のご案内もして、とても興味を示してくださいました。
そんなこんなで、昨日はゆっくりと休み、今日もまた買い出しもばっちりできて、最高の一日です。これからもう少し仕事をして、月の舟通信を完成させて、8月27日(日)の大江シンポジウム大成功に向けて、がんばります。
自分を尊敬する。おススメです。どんな自分も無条件に愛する。自分が言っていたことが、実感としてわかってきました。
さあ、これから本格的な夏ですよ。きみちゃんの季節です。夏の生まれのきみちゃんは、暑さには強い。いつだって元気だけど、夏はさらに元気になります。ユタカ君とふたり、カフェと文学講座とヒーラー活動に頑張ります。
美味しい桃が手に入りましたので、明日もまた桃のパスタを中心に、ランチメニュー、取り揃えております。ぜひ、きりしま月の舟にお出かけくださいね。大江健三郎シンポジウムのお申込みもまだまだお受けしますよ。
今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。皆様を愛しています。尊敬し、信頼し、感謝しています。