きりしま月の舟

Sarasvati

2025.10.21更新


 霧島・新燃岳の噴火警戒レベルが3から2に下がって、にわかに霧島が賑やかになりました。登山客、霧島へのドライブ、月の舟カフェにお越しのお客様も、人吉とか延岡など、ちょっと遠方の方が増えました。約2時間から3時間で霧島までドライブに来れる距離の方が多くなったなあ。

 さて、今日10月21日、レモン彗星とスワン彗星が地球に最接近するらしく、さらにこのふたつの彗星が、北斗七星にかかるのだそうです。アトラス彗星というのも、12月に最接近だけど、今の時期にも接近しているから、3彗星とオリオン流星群、そして、今日は新月ということもあって、特別な一日ですね。ブラボー。

 もう本当に、世界が変革のときを迎え、わたしたちは否応なく次元上昇しています。これから導かれるように行く先は、幸せへの道ですから、そこに抵抗波動を出さずに、ただ素直に従ってくださいませね。わたしは幸せになる権利なんてないわ、という抵抗波動を出したらだめですよ。これからすごいことが続いて、最高の世界に導かれますからね。遠慮せずに受け取ってくださいませ。

 女神きみちゃんの場合、月の舟ユートピア計画だの、7番目の孫の出産サポートだの、娘たち、孫たちへの愛が高まり、また受講生の皆様やカフェのお客様、ご縁する皆様に愛されているなあ、愛の循環の輪が大きくなっていることを実感する今日この頃です。

 きみちゃんは、夢見る夢子の異名をとるくらい、夢見がちで、現実離れしている、と言われ続けて60年。これまで、自分の描いた夢が叶わなかったことってないなあ。願えば叶う、を実践してきた人生です。

 つねに常識とはかけ離れた生き方をしてきました。中学生のときには、結婚するなら、お釈迦様みたいな人がいいなあ、きみちゃんはそのお釈迦様の手のひらで暴れまくりたいなあ、と思っていたことが、68歳の今、完全に実現しています。しかも一回の結婚で、こうして仲良く、つねにユタカ君はお釈迦様のように、きみちゃんのやんちゃぶりを笑って見守ってくれます。

 今朝はオフですから、ゆっくりと起きて、曇り空でひんやりした空気のなかを、ユタカ君とふたりで散歩しました。いちじくがあと数個実をつけており、晴れた日があと少しあれば食べられます。モロヘイヤが種をつけています。パセリもバジルもがんばってくれています。タイムがなぜか育たないなあ。どうしてだろう。

 柿の実がいくつかオレンジ色の輝きを見せていますが、渋柿なので、鳥もついばまないのです。もっと寒ければ干し柿にするのですが、この暑さでは干し柿にならない、とユタカ君は言います。

 クコも花をつけました。今年はクコの実の収穫ができるかな。金柑がすでに緑色の実をつけています。季節外れのツツジの花をいくつか発見。植物たちも、暑すぎたり、急に冷え込んだりで、戸惑っていますね。

 ふたりで500坪ほどの庭を散策しながら、きみちゃん、気づいたことがあります。これからの人生、若い時みたいに鼻息荒く、これをやるぞ、ということはないなあ。これまでものすごく頑張ってきて、この霧島という地に住み、娘たち、孫たちも元気に大活躍してくれているし、まあ、心配事や悩みってほぼないし、将来への不安もありません。

 けれど、月の舟ユートピア計画とか、女神ヒーリング千人達成とか、お孫ちゃんサポートとか、どうして思いついて、それを実行しようとしているんだろう。それを思ったとき、それはすでに、きみちゃんの意志というよりも、天の啓示というのか、宇宙の采配というのか、宇宙からの宿題というのか、そんな気がしてきました。

 きみちゃんにはまだ余力がある。100歳まであと30年。その30年で月の舟ユートピアを建設し、たくさんの方が月の舟に来るだけで癒され、女神ヒーリングを受けて、魂の目的、使命に目覚め、生きることが軽くなり、カフェで旬のお野菜をいっぱい使ったランチを召し上がり、スイーツやドリンクで癒され、学びを得る、そんな空間づくりって、女神きみちゃんの使命なんだな。

 宇宙の「源」のエネルギー、すなわち、受容と許可だけがあり、ワンネス、ノンジャッジの世界観で溢れる、ありのままで神様でいられる空間。きみちゃん自身がそうでありたいと思う理想の世界としての月の舟ユートピア。

 ありのままで神様になる、というのは、たとえば許せないことも許す、とか、別に最高の人格者でなくても、やんちゃでも、ケチでも、ブスでもチビでもデブでもOKと思える世界観。世の中の常識としての、お金持ちで地位があって、美人で知的で優しい、というレベルに達するってことではなくて、自分には最高に価値がある、と心底信じられる世界観のことです。

 だから、きみちゃんよ、応募している賞も受け取りなさい。静かに月の舟ユートピア建設に励みなさい。もうきみちゃんは社会の承認を得る必要もないし、エゴからの活動でないことは明らかだし、ただただ宇宙のお導きに従って、人を歓ばせ、自分も歓ぶことをたくさんしていきなさい。そんな風に宇宙が言ってくれているように思いました。

 昨日はオフながら、午前中が着付けのお稽古、午後が歯医者さん、それが終わってから、シェラトンホテルで、月の舟専属デザイナーの村山さんと「女神ヒーリング」の新しいパンフレット作成の打ち合わせ。

 村山さんは、わたしたち夫婦がとても信頼し、また村山さんも「おふたりと話をしていると、頭がすっきりして、楽しいなあ」といつも感動してくださって、会うのが楽しみな方。今回は「女神ヒーリング」のパンフレットが残り少なくなったので、新しいコースを付け加えて、月の舟超女神コースの内容もヴァージョンアップさせての打ち合わせ。さらには、ユタカ君がいま編集中の「中村きいこ論集」の表紙のデザインもお願いしたのでした。

 きみちゃんは村山さんに、女神ヒーリングの一番の核心は「わたしには価値がある」「最高傑作、天才、完璧」と思えるように寄り添っていくこと、とお話ししました。

 延べ200人以上のヒーリングをさせていただいて、今たどり着いているのは、ここのところなのです。価値がある、というところからスタートして、「わたしはわたしを生きる」ところに到達する。それを3回、5回、10回と女神ヒーリングを重ねるごとに体得していく、という流れを作っています。たぶん、宇宙のお導きによって、それぞれおひとりおひとり違う流れで、それを達成されていくことでしょう。

 さらに、「夢を叶えるオリジナルコース」は、ご自分の夢、たとえば結婚、恋愛、お金、出世、直観力を磨く、などのそれぞれの夢を叶えるために、おひとりおひとりに合わせたコースを設定します。3回受講で、3か月以内有効、受講料は3,3000円。つまり、3か月で夢を叶えるってことですね。

 そのコースを新しいパンフレットに載せていただく段取りをしました。シェラトンホテルロビーで、3人で2時間半語らい、とっても楽しかったなあ。お互いを尊敬し、信頼しているオーラが充満していて、本当に楽しいのです。

 きみちゃん、昨日のランチは、豪華ランチをひとりで堪能しましたけど、いやあ、素晴らしい時間でしたね。ひとりで高級ホテルのレストランで食事をするきみちゃんって、やっぱり女神だよね、かっこいいわ(笑)。

 ランチを豪華にしたので、本当は村山さんとどこか夕食でもご一緒できればよかったのですが、前期高齢者はたくさん食べられないので、また次の打ち合わせで、美味しいものをいただきながら、というお約束をして別れたのでした。

 村山さんとはピアノ仲間でもあるので、今度村山さんが発表会で演奏する「戦場のメリークリスマス」の楽譜を分けてもらって、今後のピアノ復活の曲にしますわ。

 10月18日(土)の村上春樹マラソンもまた、本当に楽しくて、盛り上がりました。村上春樹の読者を巻き込む戦略って、すごいね。ユタカ君も張り切って、読書会をリードしていきます。

 村上春樹大ファンのNさんは、今回は「ノルウェイの森」のTシャツをお召しで、それはそれはかっこいい。美しいNさんだから着こなせる緑色のクリスマスカラー。新しくメンバーになられたおふたりも、率直なご意見を連発されて、ずっと笑いが止まりません。

 その読書会のパワーを感じ取られたのか、その日はランチのお客様が多くて、きみちゃんも超忙しかった。それに、5年前に、月の舟カフェがオープンしたころにいらした人吉からのお客様が再訪してくださって、文庫本を寄付してくださいました。かなりの読書家みたいで、ユタカ君と話が盛り上がり、本当に楽しいひととき。

 村上春樹マラソン常連のMさんが、「確かな調味料と、旬の食材で、本当に洗練されたランチをいただけて、幸せ」と言ってくださいます。読書会のあとは、皆様ランチを召し上がってくださって、話がさらに盛り上がります。

 10月19日(日)の夜は、小浜ビレッジで開催された「ペチャクチャナイト」に参加しました。アメリカのトークショーTEDを模した感じの、20秒×20シートのパワポをもとに、ひとり5分で、自分が取り組んでいること、信念みたいなものを発表するというもの。

 以前から興味があり、参加したいな、と思っていましたし、司会が友人の福元ゆみちゃんだし、久しぶりに会いたいし、また友人の田中君がプレゼンターで発表するし、さらには甥っ子の会社の社員の方もプレゼンするし、小浜ビレッジなら30分で行けるし、月の舟の仕事が終わった午後6時半からだし、ということで、すべての条件が揃っての、「ペチャクチャナイト」初参加でした。

 いやあ、びっくりしました。若者たちの頑張りに。偉いね。頑張ってるね。ただ気になるのは、自分を生きているかどうか。もっとわがままになっていいんだけどね。社会に承認されるためではなく、人の役に立つためではなく、家族のため、地域のためではなく、とにかく自分を生きる。それが、これからの生き方の主流になりますからね。でもね、若者たち、本当に素晴らしいわ。感動の夜でした。

 ということで、ここ3日間、とっても忙しくて、ブログを書く暇がありませんでした。ようやく、今日、ゆっくりと書いております。

 最後にお伝えしたいのが、「Sarasvati」コンサートのこと。

 Sarasvatiとは、弁財天様のこと。サラスヴァティは、サンスクリット語で「水を持つ者」という意味を持ち、元々はインドの聖なる川「サラスヴァティー川」の化身とされました。水は命の源であり、浄化と豊穣の象徴。

 サラスヴァティーは「流れるもの」の女神。川の流れが言葉や音楽、知識の流れへと転じた象徴です。現代でも創造性や知性を高めたい人々にとって、インスピレーションの源となっています。美しさと知性を兼ね備えた女神として、女性の自己表現や知的探求の象徴にもなっています。

 ヒンドゥー教では、芸術・学問・知識・音楽・言語・弁舌を司る女神。創造神ブラフマーの妻であり、彼女自身も「ヴェーダの母」と称されるほど知識の象徴とされます。

 白い衣をまとい、ヴィーナ(琵琶のような弦楽器)を奏でる姿で描かれます。乗り物は白鳥または孔雀。4本の腕には数珠、ヴェーダ、ヴィーナなどを持ち、知と芸術の力を象徴しています。

 以上のことがAIで検索すると出てきます。ありがたいですねえ。世界は水でできているので、水、音楽、知性の神様、サラスヴァティ女神様、日本で仏教と習合して弁財天様として崇敬されているこの最高の女神様は、女神きみちゃんともつながりがあります。

 そのSarasvatiをイメージした曲を、辻幹雄さんが作曲され、そのなかに光の螺旋や愛の波動を音として散りばめられているとのこと。素晴らしいですね。

 11月1日(土)午後2時から、きりしま月の舟にて「Sarasvati」コンサートを開催します。辻幹雄さんの11弦ギター、YOKOさんの篠笛、歌、バンスリ、美しい音と波動が満ち満ちる空間になることでしょう。

 きみちゃんも白い着物、奄美の白大島紬を着て、皆様をお出迎えします。ランチも午前10時から午後1時まで提供しますので、ぜひゆったりとお越しくださいませ。魂からお待ちしております。

 さらに、お知らせです。10月25日(土)、ユタカ君、70歳の誕生日を迎えます。長女がプレゼントは何がいい、と聞いてくれるし、きみちゃんもどんなお祝いにしようか考えてきましたが、ユタカ君が、プレゼントを貰うよりも、差し上げたい、とのことで、10月25日(土)、月の舟にお越しくださいましたお客様全員に、ワンドリンクサービスします。

 この日は、特別にビールやワイン、焼酎も用意しますので、どうぞ気軽にお越しくださいませね。お釈迦様のユタカ君らしい古希のお祝いだなあ、ときみちゃんも嬉しくなって、張り切って、皆様をご接待申し上げますよ。

 さあ、そのユタカ君、お昼ご飯を何にする?と先ほどから、きみちゃんの周りをうろうろしておりますので、そろそろブログを切り上げて、休日のランチを作ろうと思います。

 ちなみに、今日のランチは、焼きナスとアンチョビのパスタ。先日、京都で次女と食べた焼きナスのパスタが美味しくて、その隠し味になっているイタリア製の魚醤を次女がプレゼントしてくれたので、今日はそれを使います。結構、きみちゃん、月の舟ランチに使っていて、本当に味が深まるので、重宝しています。

 いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。ぜひ10月25日、11月1日、お越しくださいませ。

 女神きみちゃんもさらに愛の波動を上げて、皆様を深い愛で包み込み、皆様からの愛を受け取り、元気にパワフルに過ごしていきますね。

 急に涼しくなっておりますので、どうぞ風邪などお召しになりませんように。健やかな皆様の日常を応援しております。