最高の贅沢
2025.09.09更新
今日は重陽の節句。そして、昨日は満月、皆既月食。
一昨日、いつもの温泉からの帰り道、車を運転していると、高千穂の峰方向の低い山のてっぺんに、まるでのっけたような満月がぷかり。しかも赤銅色。いやあ、感激しました。ああ、これがあのブラッドムーンってやつね。でかかったよ(笑)。
2011年、かごしま文化研究所あらため「月の舟」を名乗ってから、自分が月と近いことを自覚してきました。実家が「太陽ガス」という社名なのですが、全くそのこととは関係なく、気にもしないで、ユタカ君が高校時代に作っていた文芸誌の名前をそのまま借りて「文学サロン 月の舟」と命名したのでした。
きみちゃんは明るいから、太陽って感じだけど、月の存在感もまたいいよね。月の満ち欠けを大切にして、意識して、これからも「月の舟」とともに生きていきたいと思っています。
今年は「999」。9月9日だから、99で良さそうなものですが、もうひとつの「9」は、2025年の数字を足していくと、2+0+2+5=9,ということで、2025年9月9日は、「999」の日。
9という数字は、完了、手放し、精神性を意味し、「999」は9が3回繰り返されるので、これまでの人生が終わり、魂の成長、使命への目覚め、浄化のタイミングが来ているってことです。
過去を手放し、新しい目標を立てましょう。新しい自分の可能性の扉を開けるときです。
きみちゃんも、母の遺品を整理しながら、きみちゃんの新しい人生について思いを馳せています。
母の洋服、着物の量は半端ないですわ。昨日は、先に運んでいた着物を入れるタンスを運びました。農業青年・祐太君から軽トラックを借りて、ユタカ君が運転して、きみちゃんはいつも通り、自分の車を運転して出かけました。
昨日は、枕草子・源氏物語の講義の日でしたから、その講義を終えて、午後4時ごろ、実家に行きました。いま、弟夫婦が住んでくれて、母の大量の道具類を整理してくれています。弟はどんどん捨てる、というので、きみちゃん的には、捨ててほしくないものを預かる形で、着物用のタンスとともに、またまた大量のお洋服を霧島に持ち帰りました。
母は、50年分の洋服や着物をそれこそ一枚も捨てずにとっておいたんじゃないか、というくらいの量を保管していたようです。弟嫁さんが「おねえさん、こっちにもあります」と言って、押入れの下にある箱をあけると、お洋服がいっぱい。
母より16歳年下の叔母がたくさん持って行ってくれたにもかかわらず、まだまだ大量のお洋服。着物はすべてきみちゃんが預かりました。
形見分けはしましたが、それでもまだまだある母の形見。普通の人の10倍はお洋服や着物を持っていた母の人生。
お料理と同様、母が「ずんだれた(だらしない、という意味のかごしま弁)」恰好をしているのを観たことがありません。すべて質が良いので、シミはできても、50年くらいの風雪に耐える品質なのです。
そして母は、これらの大量のお洋服や着物をとても大切にして、まるで宝物、自分へのご褒美、そしてアイデンティティ、存在価値そのもの、として扱い、保管していたのだと思います。
贅沢できる自分が好きだった。贅沢できる境遇を愛していた。そう思います。だから、贅沢好きのきみちゃんが、母のお洋服や着物を預かり、それを活かしていこうと思っているところ。
大量のお洋服と同時に、わたしたちきょうだいの小さい時のものも出てきました。たとえば、きみちゃんの小学2年生のときの書「お月さま」。なんとーーーー。お月さまだよ。縦書きで、大きな筆で書いたもの。小学2年生ながら、自分の名前も「小平公子」とちゃんと漢字で書いてる。天才じゃないのさ(笑)。で、ちゃんと賞をとってるわ。「推薦」という銀紙がはってある。
きみちゃんね、書道は好きだったな。武田双雲さんみたいな方が同時代においでだったら、文学よりも書道の道に進んでいたかも。ま、文学の道に進んで、悔いはないからね。
世の中には「贅沢は敵だ」という人がいっぱいいますよね。ユタカ君も贅沢はしない人ですが、「贅沢は素敵だ」と言ってくれて、きみちゃんの洋服道楽、そして、ふたりの本道楽を許し合っています。
きみちゃんは、預かってきた母のお洋服を眺めながら、「まあ、なんて素敵」と、母のセンスを愛で、これだけの服をあつらえた母の人生を称賛するのですが、こうした贅沢に反感を示し、嫌悪感を表明する方もあります。
それは価値観の違いと言えばそれまでですけど、きみちゃんは、母の大量のお洋服や着物を観ながら、母の人生を寿ぎたいと思うのです。決して、否定してはいけない。かあちゃん、偉かったねえ。頑張ったねえ。凄いよね。
そして、きみちゃんも思うのです。贅沢する気質を責めないで、ファッションや料理をもっと楽しもう、と。
きみちゃんにとっての最高の贅沢は、ユタカ君といること。今朝もイチジクをふたりで収穫しました。その時間が最高に豊かだと思えます。
さらに、一緒に朝ごはんを頂き、片付けをして、それぞれの持ち場で仕事をします。世界がふたりだけになっても、それでも同じように愉しいと思える、今の生活。感謝だらけです。最高に豊かだと思えます。
次が孫たちと遊ぶこと。孫の可愛さは深い深い湖のように、静かで温かくて、嬉しいもの。7人目の孫が豊かに生まれてくるように、きみちゃん、全力でサポートしますよ。
そして、9月に入ってから、8月にお休みしていた文学講座が始まっていますが、いやあ、受講生の皆様の素晴らしいこと。こちらが癒されます。
昨日は、枕草子、源氏物語の講義でしたけど、おひとりおひとりが素晴らしくて、そのご感想も学びの深さも凄くて、きみちゃん、めちゃめちゃパワーを頂きました。
とくに、授業展開は、とっても工夫して、ああでもない、こうでもない、と思いながら、90分を構成していくのですが、その展開の仕方が素晴らしい、とのご感想を頂いて、きみちゃん、とっても嬉しかった。
たとえば、きみちゃんが母のお洋服を前にして、それを愛でるように、きみちゃんの受講生の皆様も、きみちゃんのセンスだとか読みの深さだとかを愛でてくださる、その愛と豊かさに感動するのです。
人類の真実はひとつ、それは類は友を呼ぶ、ということですが、受講生の皆様が「魂の友」であると想えて、本当に深く感謝し、講座を開く楽しみを満喫できました。
これからも、魂の友の皆様と人生を愉しんでいきますよ。魂の友は、もちろん、ユタカ君をはじめ、娘たち、孫たちもそうですし、こうして、このブログを読んでくださいます皆様も魂の友ですね。嬉しく、ありがたく、歓びに満ちて、大感謝です。
さて、前回のブログで、10月4日(土)に「中秋の名月感謝祭@きりしま月の舟」で開催することを告知しましたが、ちょうど同じ日、同じ時間に、みやまコンセールの野外音楽堂で、月の舟よりも大規模なお月見コンサートがあるようなので、月の舟の方の日程を変更します。
10月5日(日)午前10時から11時半まで、「女神塾~新しい自分の扉を開く~」を開講します。変化の時代にあって、どのように自分を解放して「ほんとうの自分」を生きていけばよいのか、そのコツを伝授し、誘導瞑想、そして質問会も開催いたします。
ランチ付きで参加費は3,300円。ぜひご一緒に成長していきましょう。自分には凄い価値があると知り、最高傑作で、天才で完璧と連呼して、これまで壁と思っていたところを突き抜けて、新しい可能性の扉を開きましょうね。
ご予約は電話、メールにて受け付けます(090-7536-6672 mokka@po4.synapse.ne.jp)。奮ってご参加くださいませね。
また、11月1日は「Sarasuvati」コンサート。辻幹雄さんの11弦ギター、YOKOさんの篠笛、素晴らしい音色とおふたりとも癒しの方々ですので、月の舟らしく、癒される素敵なコンサートですよ。昼間ですので、気軽にお越しくださいね。ランチも午後1時まで提供しますので、早めにいらして、ランチもどうぞ。
そういえば、先週の土曜日、午後4時半ごろ、ランチありますか?というカップルがおいでで、大丈夫ですよ、と準備し始めたら、「霧島神宮で御朱印をいただきたいんですが」とおっしゃって、社務所がしまる時間が迫っていたので、ユタカ君が車で送ってさしあげました。
そして、よくわからずに、霧島神宮駅から霧島神宮を目指して、歩いて来られたとのこと。普通に歩いて一時間はかかります。案内不足で、バスもよくわからなかったとのこと。
お腹が空いておられたのでしょう、「美味しい」を連呼して食べてくださいました。そして、帰りのバスもなかったので、きみちゃんがいつも温泉に行くルートなので、ホテルの近くまで車で送ってさしあげました。
きみちゃんとユタカ君にとっては何と言うこともないことだったのですが、とても歓んでくださって、Googleのレビューのすべての項目に5評価をつけてくださって、長いレビューを書いてくださっています。
「オーナーご夫婦も、仲が良く高齢でありながらも毎日充実した日々を過ごされていて羨ましく思いました」との文章の「高齢でありながら」というのは、ぜひ「とても若々しくて」との文言に変えて頂きたいものです(笑)。
きりしま月の舟に関するすべてのレビューが本当に温かくて、ありがたい限りです。先日のイタリア人団体様も一緒に撮った写真をアップして、5評価をつけてくださっています。思い出に残る時間だった、と書いてくださっています。ブラボー。
カフェをはじめて、お客様に丁寧に接して、楽しい会話をして、それを歓んでいただけるなんて、最高だな、と思います。人に優しく接するって、こちらの方が癒されるのです。大感謝、大歓喜なのです。
これからも文学講座、カフェ、女神ヒーリングで出会う魂の友の皆様と、楽しく、歓びに満ちたひとときを創造していきますね。皆様もぜひ気軽にお越しくださいませ。
女神ヒーリングも、きみちゃんにしかできない、きみちゃんらしいサポートをさせていただきますね。いまは変化の時代、ぜひ女神ヒーリングを受けて、軽くなってくださいませ。
女神塾も久々に開講しますよ(10月5日)。できるだけ毎月一回開講していきたいと思っています。きみちゃんらしい、わかりやすい宇宙とのつながり方、自分の才能の開花のしかた、そうしたことを毎回テーマを設けてやっていきますよ。
月の舟超女神コースは、女神塾でお話するような内容を、その方に合わせて深堀りしていきます。ぜひ10回受講していただきたいです。今年いっぱいは、半額ですからね。お支払い方法もご相談に応じますので、気軽にお問合せくださいませ。
まずは、このブログの最後に添付してあります「女神ヒーリング」のバナーから、日程をご予約くださいませ。いつでも素敵なあなた様をお待ちしておりますよ。
では、これから母の着物の整理に取り掛かります。最後までお読みくださいまして、大感謝です。ありがとうございます。