しあわせは、あなただけ
2024.10.28更新
昨日は、お天気が荒れ模様かと思いきや、思いのほか、雨も降らず、暑くもなく寒くもなく、穏やかで、午後には晴れるというラッキーな一日。
今朝は大快晴で、昨日の穏やかさに安心して、超ラッキーと歓ぶ天使ちゃんたちがいっぱいいるみたいでした。
昨日10月26日は、霧島市みやまコンセール小ホールにて、「源氏物語と和歌」のイベントを開催しました。
雨になるか心配しましたが、お天気が持ち、わたしたち夫婦の運の良さもあって、イベントは大成功。当日券でお越しの方もたくさんおいでで、思った以上の集客、しかも思いもよらない方のご来場もあって、大変感動しました。
まずは、いつものように椅子並べから手伝ってくれる農業青年の祐太君(お野菜、おこわの出店も)に大感謝、そして、出店の春奈さん母娘(コーヒー、ホットサンドなど)、おはぎの野村さん、皆様、売り上げもよく、おはぎとおこわは完売。出店で場が賑わうので、お声かけするといつもOKしてくださる出店者の皆様に大感謝です。
そして、着付けの福嶋美紀子先生、受付をお手伝いいただきました佐々木仁子さんにも大感謝。おふたりのおかげ様で、高野晴代先生のご本「源氏物語の和歌」が完売でした。ありがとうございます。
ピアノ演奏の春田友里恵さん、素晴らしいピアノ演奏できみちゃん、涙が出るくらいに感動しました。春田さんは、身長が高く、ルックスも女優さんみたいで、また指が長くて美しいのです。ピアニストに生まれついた人ですね。
今回、「光る君へ」ドラマオープニングピアノ曲の演奏をお願いしたのですが、かなり早くに美しく仕上げてくださって、その才能に脱帽。さらに、10月8日のリハーサルの時に突然、きみちゃんが無茶ぶりした「夢路には」という小野小町の和歌に、鹿児島国際大学の久保禎先生が曲をつけておいでの歌曲の伴奏もお願いして、それをまたさらりと仕上げてくださって、本当に感激。きみちゃんもユタカ君も大歓喜。
また、春田さんのピアノ伴奏で歌ってくださった上村加代子さん、「夢路にて」を短期間で仕上げてくださって、高音での絶唱も、とても安心感があって、さすがでした。「国際声楽コンクール」での入賞曲「落葉松」も歌ってくださり、最後にみんなで「赤とんぼ」を歌うときのリードもお願いしました。
春田友里恵さん、上村加代子さん、ありがとうございます。
そして、ご参加の皆様、大感謝です。歴代月の舟源氏クラスの皆様、日本女子大学桜楓会鹿児島支部の皆様、月の舟常連の皆様、元鹿児島県教育長の福元先生ご夫妻様、チラシを見てのご参加の皆様、本当にありがとうございます。深く感謝いたします。
ご参加の皆様の熱心なご聴講ぶりは本当に感動でした。一言も漏らさず聞き取ろうとされる熱心さ、素直さ、勤勉さ、最高の聴衆でした。魂から尊敬いたします。
そして、みやまコンセール事務局の岩崎様、いつも温かいご対応をありがとうございます。小ホールを安心して使わせていただけました。
何よりも、講師の高野晴代先生、素晴らしすぎて、感謝でいっぱいです。
まずは、ご講演の内容が凄かった。「源氏物語と和歌」という実に難解なテーマをたった一時間ちょっとで、初心者の方にも理解できるように話し込んでくださるその姿勢に大感動。
テレビドラマとの関連、ドラマ中に和歌を盛り込むときの配慮、苦労話など、全く飽きさせることなくお話くださいました。和歌の基本から、実在しない道長の和歌を高野晴代先生が独自にお造りになったときのプロセス、引き歌という手法など、大学院レベルの内容を、一般の方にお話しくださることは、とても大変だと思うのですが、笑顔で、そして期待以上のものを出してくださるエネルギー量の凄さ。
イベントの前日、10月25日の夜、飛行機でお越しになり、きみちゃんがお迎えに行きました。ホテルを予約していたのですが、先生の到着時間が遅くなりそうで、そうしたら、夕食の時間に間に合わなくなる可能性があって、急遽、月の舟にお泊りいただくことになりました。
月の舟にはこれまでたくさんの方に泊まっていただき、きみちゃんとユタカ君もお客様をお泊めするのは大好きですので、張り切って、おもてなしをさせていただきました。
案の定、風が強くて、飛行機が40分遅れで到着し、やはり、ホテルはキャンセルして正解でした。それで、先生とユタカ君ときみちゃんの3人でお夕飯をいただき、話も弾んで、さらに、先生はゆっくりとお休みになられたようで、何より。
そして、驚くことに、まず夕食のあと、もう午後10時過ぎでしたが、「わたくし、もう少し、明日の準備をいたします」と言って、パワーポイントを調整される先生。
さらに、朝ご飯のあと、雨が降らないうちにと霧島神宮の参拝をしたあと、また会場に向かう前にパワポの調整をなさる先生。
いやあ、凄い。細やかに細やかにご準備されるその姿勢に、本当に感動しました。きみちゃん、見習います。
さらに凄いのは、晴代先生の優しいお言葉。きみちゃんの手料理を、「おいしいわ」と大絶賛してくださいました。ユタカ君のチーズケーキにも「ほんと、美味しいわ」と大絶賛。朝ごはんには、鶏飯をお出ししましたが、それまた「美味しい」の連発。
わたしたち夫婦の素朴なもてなしを「超高級」とおっしゃって、何を出しても、何をしても、心底歓んでくださる先生のお人柄は最高でした。
そのうえで、あの緻密な講演なのです。打ち合わせのメールでも、きみちゃんのことを「みたけきみこ先生」と呼んでくださって、年下でも格下でも、敬意を表してくださるそのお人柄。最高です。
イベント当日の先生は、誰に対しても、穏やかで、お優しくて、お心遣いが細やかで、温かかったです。
鹿児島にお呼びできて、良かったです。最高です。感動です。
イベントが終わってから、鹿児島空港までお送りしましたが、上村さんと春田さんも空港までご一緒してくださって、上村さんの高級ベンツでお送りすることができました。
そして、空港で5人で夕食を共にし、そこでもまた楽しく過ごして、お別れしました。さらに、今朝のメールでもお優しいお言葉の連発で、きみちゃん、最高です。
きみちゃんの親友のローリーさんと同じエネルギーをお持ちで、超頭が良くて、人柄が良くて、フレンドリーで、繊細で、さらに事務的な仕事もきちんとこなし、人を批判するエネルギーが全くなくて、多くの人に信頼され、自分を磨くことに専念して、限りなく高い次元の女神様でいらっしゃいます。
きみちゃんもまた最高の女神様でした。高野先生とのトークでは、時間が押せ押せでしたけど、20分オーバーしても動じないで、先生のお話されたいことを全部出し切っていただきました。
春田さん、上村さんのピアノと歌を企画したのもきみちゃんのアイデアだし、「夢路にて」を思いついたのもきみちゃんだし、それを2週間前に無茶ぶりしたのもきみちゃんだし、いやはや、きみちゃんのアイデアと行動力には脱帽だね(笑)。
ユタカ君も凄いね。朝早くから椅子並べ、パソコンの設置、お金の管理、と事務仕事の天才・ユタカ君は、高野先生ときみちゃんが霧島神宮を参拝してから会場に着くと、もうすべてが仕上がっていて、完璧ですわ。
前日の10月25日は、ユタカ君の誕生日で、御年69歳。もう70歳の一歩手前ですけど、それはそれは元気。ありがたいこと限りなし。
ユタカ君は、中学生のときに、テレビ少年だったようで、「三人家族」というドラマが好きだったそうです。きみちゃんも観ていましたし、主題歌も覚えています。だから、ユタカ君がお風呂で「三人家族」の主題歌を歌っていると、あれだな、とわかりました。あおい輝彦が歌っていたあれです。
1968年から69年にかけて、木下恵介アワーで放映されたテレビドラマ「三人家族」。脚本・山田太一、主演・竹脇無我、栗原小巻。
あのときは 何気なく会った あの人が
なぜか心に残る 淡い恋心
この広い空の下
ぼくのさがす しあわせは あなただけ
ユタカ君は、中学生のときにこんな恋をしたいと憧れて、いま、現実になったそうです。ということは、ユタカ君が探し当てたしあわせは、きみちゃん、ということになりますね(笑)。
ありがたいことです。きみちゃんも同じ。支え合って生きていく夫婦でありたい、と中学生の頃からいつも思っていました。文学というジャンルで繋がり、本という宝物で繋がり、3人の娘たち、5人の孫という宝物で繋がり、お互いを尊敬し、月の舟を一緒に運営することに、大きな歓びを感じています。
お互いに唯一無二であるというありがたさ。お互いに働き者だから、それぞれがそれぞれにやるべきことをやっていれば、毎日が最高に幸せに過ぎていきます。
今回のイベントでも、毎日打ち合わせをして、毎日営業をして、毎日工夫して、約半年かけて昨日を迎えました。この間、大きなハプニングがあって、大変な思いをしましたけれど、それもまた神様のお試しであり、試練でしたね。
30年前は、こうしたイベントをするたびに、ふたり衝突して、喧嘩して、まわりのスタッフにご迷惑をおかけしっぱなしでしたが、今では、「あ・うん」の呼吸で、ほぼぶつかり合うこともなく、喧嘩することもなく、むしろ、外敵にふたりで立ち向かう、という感じの方が強いかな。
そして、「しあわせは、あなただけ」と言える境地に至りました。きみちゃんは、ユタカ君がいてくれるだけでしあわせ。ユタカ君と月の舟を運営するだけでしあわせ。娘たちが元気で、孫たちが健やかで、会員さんや常連さんがおしあわせであれば、さらにしあわせ。
今日も、ビッグイベントの翌日ながら、月の舟カフェをオープンし、ふたりで運営するしあわせを噛みしめました。ぼちぼちとお客様がいらしてくださり、ゆっくりと会話ができたり、常連さんが旅行したから、とお土産をくださったり、なんと女子大の後輩である方が訪ねてくださって、高野晴代先生の本を購入してくださったり、とたくさんのしあわせが流れ込んできて、超しあわせ。
きみちゃんは、温泉でゆっくりして、帰ってきてから、大河ドラマ「光る君へ」を観て、お夕飯をいただき、ふたりで「三人家族」を歌い、アイスを食べ、選挙速報を観て、こうして、ブログを書いているところ。
昨日のご講演の最後に、高野晴代先生が「しあわせって、何でしょうね」と問いかけられ、道長のように権力と富を持つことなのか、とおっしゃいました。
きみちゃんは、仕事や出世やお金も大事だけれど、「愛」がやはり最上位でなければならない、と強く思います。
仕事優先ではなく、愛優先。しあわせは、あなただけ。誰と深く愛し合うか。誰を信頼するか。
愛する人のために犠牲になることではなくて、お互いを活かしあう。そのためには、自分をしあわせの根源に置いて、自分がまずしあわせと思うこと。
自分がしあわせであるためには、他人と比べないこと。他人を貶めないこと。わたしの方が優れているのに、なんで、あんなバカがしあわせなのよ、と憤慨してはいけません。幸せが遠のきます。
きみちゃんとユタカ君は、たぶん、ぼっちであっても、自分らしく生きているので、しあわせだと思います。ひとりでもしあわせなので、ふたりだったら、しあわせが倍になるし、わたしたち夫婦の場合は、Ⅰ+Ⅰ=100くらいになります。
ひとりであってもしあわせな人に、さらにしあわせが寄ってきて、どんどんしあわせが膨らんでいきます。
大きなイベントが終わったので、これから新しいステージですよ。きみちゃん、今回のイベントで、さらに次元があがって、3段階くらい上の意識で世の中を眺めることができています。
月の舟ユートピアに向けて、さあ、レッツゴー。これからは足し算の人生。さらに楽しんで、歓びに満ちて、一歩一歩前進していきます。ご一緒に楽しみましょう。
いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の皆様を愛しています。これからも読んでくださって、しあわせを感じてくださいましたら、最高です。