きりしま月の舟

宇宙一美しい答え

2023.11.20更新


 霧島は紅葉が半ば。今年は初秋に真夏のように暑い日があったせいか、紅葉の葉がちりちりしていて、鮮烈な赤ではないのですが、今週あたりから、寒さが厳しくなって、紅葉も見頃になっていくでしょう。晩秋の霧島、最高です。ぜひお越しくださいね。

 今日はオフの月曜日ながら、霧島小学校の一年生の「たんけん」授業の一環で、一年生が月の舟を訪ねてくれるとのことで、ユタカ君と朝から大張り切り。お天気も良くて、たんけん日和。

 午前10時過ぎ、霧島小学校一年生ご一行様、ご到着。ひとりお休みで、子ども6人、そして、やすこ先生、けいこ先生の総勢8名様。かわいくて、かわいくて、待ちきれずに、きみちゃん、道までお出迎え。

 まだ一年生になって7か月。緊張の面持ちの6人でしたが、冷ました日本茶と、ユタカ君特製のみたらし団子でお出迎え。緊張もほぐれて、笑顔も出て、声も大きくなって、月の舟の自由な探検のあと、「気になる本を一冊えらんでね」とのきみちゃんのリクエストで、それぞれが一冊ずつ選んできます。

 「もののけ姫」「かえるの詩」などの絵本をそれぞれ選んでくれたなかで、「夜明けの本」という、きみちゃんのスピリチュアル本コーナーの本を、けんしん君が選んで、ほほお、ときみちゃん感動!

 それで、「夜明けの本」をきみちゃんが読み聞かせをしました。そのときに、みんなの好きな場所で、好きな姿勢で聴いてね、と言ったら、まあ、それはそれは自由に、寝そべったり、階段に腰掛けたり、いろんなところで、子どもたちはリラックスして、自由に聴いてくれました。

 「夜明けの本」、きみちゃん、その存在を全く忘れていた本ですが、けんしん君が拾い上げてくれました。朝陽を浴びること、希望をもつこと、夜明けの明星のことなどが書かれた本で、子どもたちも先生方もとても集中して聴いてくれました。きみちゃんも、感動しながら読みましたよ。

 その後、きみちゃんとユタカ君の庭を、特別に探検。ユタカ君は松の葉っぱ?で、子どもたちと何やら勝負しています。身体は大人、心は子どものユタカ君ですから、子どもたちと真剣勝負をしています(笑)。

 きみちゃんのハーブ畑、なぜか生えてきたきのこの観察をしたりして、ユタカ君が作った竹のドームを潜って、それから解散。

 一年生担任のやすこ先生が「とてもゆったりした気持ちよい時間でした」と言ってくださって、わたしたちもほっこり。一年生のみんなとも、大きくバイバイと手を振って、お別れ。

 お勉強が大好きな子、本を読むことが大好きな子に育ってほしいな。そのためには、自分が大好きであること、自分の気持ちを大切にできること、いつもリラックスしていること、リラックスができるから、集中もできるってことを身体で感じてほしいな。

 昨日も2年生のよしまさ君と3年生のゆうちゃんが遊びに来てくれて、ロフトでふたり仲良く工作したりしていました。

 ほぼ毎日のように、さくと君、よしまさ君、ゆうちゃん、ねねちゃんが月の舟に寄ってくれて、おやつを食べたりしていきます。

 さくと君は、月の舟のカウンターが大好きで、「おれ、ここがいい」とまるでバーのカウンターに座るおやじみたいな雰囲気で、ちょこんと腰掛けて、カルピスを飲みます(笑)。

 先日は、さくと君とよしまさ君がふたりカウンターに腰掛けて、カルピスを飲む傍ら、きみちゃんが言いました。

 「きみちゃんは100歳まで、ここでこんなして働くから、ふたりが20歳になったら、ここにお酒を飲みにおいで」。

 そうしたら、さくと君曰く「だったら、ぼく、つぎの七夕のときに、きみちゃんが100歳まで長生きできますように、って書くね」。

 きみちゃん、大感激。もうこうなったら、100歳まで生きて、霧島小学校の子どもたちが大人になって、仕事帰りに月の舟に寄って、焼酎なんか飲むのを楽しみに生きていこうじゃありませんか(笑)。お酒のツマミは何にしようかな、人生について、いっぱいお話しようね。ユタカ君はスイーツで女の子たちと語らっているかな。

 自分をとことん生きること。自分の能力を最大限に発揮して、生き切ること。そんなことを子どもたち、若い人たちにいっぱい教えたいな。

 デザイナーの島田順子さんも、「死ぬことよりも、勉強不足であることの方が怖い」とおっしゃっています。ほんとにそう。学ぶことほど大切なことはないですね。学ぶことほど楽しいことはないですね。

 学び、自分の力を発揮し、美しいエネルギーを世の中に拡散していく。

 先日、月の舟の仕事を終えてから、元新聞記者のマミさんが経営するカフェ「森や」さんへ行きました。「森や」さんは星野リゾート近くのご自分の別荘を改築してカフェをオープンされています。

 わたしたちが伊集院に住んでいるころ、マミさんが伊集院支局長だった時代があったので、マミさんとは仲良し。マミさん曰く「みたけさんたちが、文化的なイベントもして、カフェをしてくださっているのが、とても心強い」とのこと。

 わたしたちこそ、そう言っていただけて、とても嬉しいです。善き先輩であるように、これからも楽しくきちんと経営していきますね。

 で、美味しい紅茶を、ウエッジウッドの素敵なお茶碗で頂きながら、本がいっぱいの「森や」さんの本棚を眺めます。

 『世界一〇〇な疑問 宇宙一美しい答え』という本に惹かれました。〇〇のところは、素朴だったか、純粋だったか、忘れましたが、「宇宙一美しい答え」というタイトルに何だか胸打たれました。

 その本の内容は、「人間のいちばん最初はどこから?」みたいな疑問に、その道の専門家が答えていくというものでしたが、「宇宙一美しい答え」というフレーズがきみちゃんの頭を占めて、それから「宇宙一美しい答え」について考える日々。

 きみちゃんが出した答えは、「あなたは愛されている」ということ。

 とくに問いはなく、ただ答えだけがあるのです。「あなたは愛されている」。無条件に、頭が良くなくても、器量が良くなくても、運動神経が良くなくても、親の言うことを聞く子でなくても、「あなたは愛されている」。

 それはきみちゃんにとっての「宇宙一美しい答え」です。

 それから、「最後は愛だけ」というフレーズも、きみちゃんの頭をぐるぐる回っています。

 どんな事件も、どんな難題も「愛されている」「最後は愛だけ」という想いで、解決できます。その方向に行くように、メッセージが来るのです。

 きみちゃんも毎日、なんだかんだと忙しいし、あらら、という事件があったりしますけど、「愛されている」という感覚は、自分を強くしてくれます。

 もちろん、ユタカ君に愛されている、娘たち、孫たちからも愛されている、霧島小学校の子どもたちも「きみちゃん、大好きだよ」と言ってくれるし、周りの大人の皆様にも信頼していただいているという想いがとても強くありますし、そのことに深く感謝しつつ、さらに「愛されている」という感覚を意識して思い出すようにしています。

 「愛されている」「大丈夫」「大好きだよ」という想いは、自分を深くリラックスさせてくれます。究極の愛に包まれている感覚。特定の人に愛されることよりも、自分自身が宇宙の一員として、自分を含めた宇宙全体を愛している、という感覚かな。

 そんな感覚で、女神ヒーリングもさせていただいています。「愛されている」という感覚を思い出すこと。きみちゃんの女神ヒーリングを受けてくださいます皆様は、100%、愛されている感覚で笑顔になっていかれます。ありがたく、宇宙一美しい時間です。

 11月18日(土)は、朝早くに霧島を出て、八代にある熊本高専で開催された日本近代文学会九州支部の学会に参加しました。

 その日は、月の舟で古事記講座、午後が読書会と忙しい日なので、学会参加はオンラインで、と予定していたのですが、たまたま月の舟にランチにお越しのお客様が、文学と教育に興味がある、とのことで、「じゃ、わたしと一緒に学会に参加しませんか?」とお誘いしたのでした。

 そのお客様はお母さまとお嬢様。お嬢様が教育学部在学中で、文学にも興味があり、国語に関する仕事を目指しているとのことで、じゃあ、と一緒に行くことにしました。

 翌日、鹿児島中央駅で待ち合わせをして、「つばめ」で新水俣まで出て、それから「おれんじ鉄道」で肥後高田まで海沿いの線路をとことこ走る列車に乗って、学会に参加したのでした。

 いやあ、昨年秋に鹿児島県立短大であった学会で、司会をさせていただいたり、鹿児島中央駅で懇親会をしたりしましたし、きみちゃん、独身時代、つまり大学の学部を卒業してからの学会所属ですので、かれこれ40年以上のお知り合いの先生方ですから、なんだか懐かしい古巣に帰ったような気持ち。

 これから文学を学びたいと思う方にも、こうして文学研究を志し、文学や国語を教える仲間がいるといいいなあ、という思いで、お誘いした学生さんもとても刺激的であったようで、ああ、来てよかったな、と思いました。

 学会の特集が、「文学と教育について」。新しい指導要領のなかで、小説を教える機会が少なくなること、文学をどう位置づけるか、など、先生方の真摯なまなざしが感じられ、たくさんのヒントをいただきました。

 きみちゃんは、大学や短大で文学を教えていますし、月の舟自由大学の学長として、文学を教え続けていますが、結論としては、「これでいいのだ」(笑)。

 きみちゃんは、文部省がどうのこうの、というスタンスは必要ない立場ですし、それに惑わされたこともなく、ただただ自分が素晴らしいと思う作品を紹介し続けている、というスタンスで、文学講座を地道に、30年以上の長きにわたって続けてきましたが、「これでいいのだ」、きみちゃんのスタンスで、きみちゃんの感性で、きみちゃんの愛を伝え続けていいんだよ、という安心感を得て、帰路につきました。

 こんな愛、あんな愛、こんな自立、あんな自立、こんな人間、あんな人間、こんな生き方、あんな生き方、とたくさんの愛溢れる生き方を紹介して、人間の真実を深めていくという方法、「これでいいのだ」(笑)。

 帰りの新幹線のなかで、とっても可愛い同行者のMちゃんに「自分は愛されている、と思って生きていくのよ」と偉そうな大人の助言をしたら、Mちゃん、美しい目を見開いて、大きく頷いてくれました。そして、「また、月の舟に伺います」と強く言ってくれました。

 Mちゃんと会うのは、そのときで2回目なんですけど、きみちゃん、あるある、の誰とでもすぐに仲良くなるきみちゃん魔法で、とっても楽しく過ごすことができました。Mちゃんもそのお母さまも凄いね、ひと目できみちゃんを信用してくださって、その人間力に感動しました。

 ユタカ君が霧島神宮駅まで迎えに来てくれて、「どうだった」と聴いてくれます。たくさんのことを報告しながら、ユタカ君に感謝の気持ちが溢れます。その日は案の定、お客様も多くて、講座も読書会もあって、とても大変だったはずなのに、まずは優しく「行っておいで」と声をかけてくれて、「ワンオペで大変だった」という言葉も一切なく、優しく帰りを待ち受けてくれたのでした。

 「やっぱり、行って良かった」というと、「それは良かったね」とユタカ君。それでおしまい。そして、翌日の講義やランチの仕込みに、またふたりで頑張り、おかげさまで、昨日もたくさんのお客様で賑わいました。

 午後5時に閉めて、さあ、ユタカ君と国分の「ユニクロ」に行って、お買い物しよう、と予定していたら、午後5時閉店と同時に熊本からのお客様が見えて、「いつか来てみたいと思っていて、ようやく来れました。見学だけでも良いですか?」とのこと。どうぞどうぞ、とお話していたら、登山したあとで、お腹が空いている、とのことで、ランチの食材はもう切れていたのですが、少し作り足して、ランチ仕様をお出ししたら、とっても歓んでくださって、きみちゃんも嬉しかったなあ。

 それで、時間は遅くなりましたけど、ユタカ君と予定通り、ユニクロに行き、ユタカ君のズボンを買い、きみちゃんの手袋も買い、その足で、今度、月の舟の若者たちと行く予定のBAR「The HAUSE」へ、ユタカ君と行きました。

 そこは先日ユタカ君とふらっと入ってみたら、マリアージュフレールの紅茶が置いてあるし、お食事も美味しかったので、若者たちと一緒に行こう、と思って、再度訪ねたのでした。

 あまりお腹は空いていないけど、少し何か作ってくださいな、とお願いすると、それはそれは素晴らしいお料理が次々に出てきます。いやあ、感動。今日も頑張ったご褒美だね、とユタカ君と感激しながら、お食事と紅茶をいただきました。

 そして、帰りにマックスバリューでビールとおつまみを買って、さらに、マックスバリューならではの品揃えの、カップラーメンの類をいろいろみていくと、いやあ、インスタントラーメン業界、進化しとりますなあ、といくつか買って、その夜、一品をビールとともに堪能。いやあ、美味しいわ。月の舟のランチも負けてないけど。たまには、こんな寄り道も楽しいね。

 と、昨夜も、そんな感じで楽しく過ごし、今朝、霧島小学校の一年生をお迎えしたのでした。これから、11月25日に月の舟でコンサートをする予定の堀之内僚君が打ち合わせに来ます。

 いやあ、毎日が楽しい。これから、きみちゃん、良いことしか起こらない。良いことだけをしていきます。愛と感謝だけを感じて、生きていきます。

 11月23日(祝)午前10時~11時半「古事記特別講義 天孫降臨」、ユタカ君の講義で月の舟で開催。参加費1500円。

 11月25日(土)午後3時~4時「堀之内僚ピアノ弾き語りコンサート」。

 11月25日、26日は、フリーマーケットも開催します。祐太君のお野菜、春菜さんのコーヒー、白石さんの竹細工、恒吉さんの古布など出品。楽しみですね。

 月の舟、これからもどんどん進化していきますよ。たくさんの方がゆったりして、リラックスして、人生を愉しみ、深く学び、人生の真実を噛みしめ、愛と感謝に溢れて生きて行けるように、きみちゃんとユタカ君、力を尽くしていきますね。

 どうぞ月の舟を楽しんでくださいませ。

 きみちゃんの女神ヒーリングも随時受付中。思い立った時に、ぜひ女神ヒーリングを受けてくださいませね。おかげさまで、たくさんの方がヒーリングを受けてくださいまして、笑顔になっていかれます。お役に立てているなあ、と実感しています。

 文学講座、イベント、女神ヒーリング、女神コースランチ、ご予約くださいませ。

 090-3669-5354(みたけきみこ携帯)

 090-7536-6672(月の舟携帯)

 メール mokka@po4.synapse.ne.jp

 本当に幸せで楽しく嬉しい日々。皆様とお会いできますことを楽しみにしています。

 合言葉は、「愛されてる」。

 今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。