きりしま月の舟

自分で決めて、自分で計画して、自分でやる

2025.03.04更新


 昨日夕方、京都から霧島の我が家に帰ってきました。

 東京は雪だったそうで、そのため伊丹空港でも欠航があったりして、多少の混乱があった中、きみちゃんとユタカ君が乗る飛行機は定刻離陸、定刻着陸でラッキー。

 そして、鹿児島空港から我が家に帰る道中、白梅が見事なまでに満開で、いやあ、癒されましたね。これぞ極楽の別天地ですわ。

 さらに、我が家に帰り着くと、きりしま月の舟のテラス側の紅梅、我が家の庭の白梅、紅梅も満開で、それはそれは美しい。京都に行く前は、梅の蕾は膨らんでいるのに開花が見られなくて、一週間経って帰ってくると満開の極楽世界に突入。

 きみちゃんは、お土産品などの整理をして、そのまま温泉へ直行。温泉って、なんて素晴らしいのでしょう。京都のホテルにも大浴場があり、毎日癒されましたけど、やはり天然の温泉にはかなわない。身体の奥から浄化され、また温泉瞑想のなかで、新たな気づきがあって、ほくほくで我が家に帰りました。まぐろ山掛け丼と京都のお漬物で、ユタカ君と夕食を頂き、ビールで「お疲れさん」と乾杯したのでした。

 京都文学散歩の旅のご報告を随時していきたいと思っていますが、まずは記憶が鮮明な方から書いていきます。

 3月2日に京都文学散歩のすべての行程を終了しておりますので、昨日3月3日は、きみちゃんとユタカ君、飛行機の時間まで、高台寺と六波羅蜜寺を見学してきました。3月2日までは連日晴れ、あるいは曇りの良いお天気だったのに、3日はなぜか雨。しかも氷雨でございました。

 高台寺のなかの圓徳院にある三面大黒天様御開帳の日ということで、きみちゃん、気軽に高台寺&圓徳院へ行ったのですが、御開帳は午前11時からなのに、午前10時には長蛇の列。100人は並んでいたのかしら?雨の中を傘をさして、静かに皆様、待っておられます。

 昨年末、キョンさんの大黒天様お繋ぎツアーで、この圓徳院の三面大黒天様に繋いでいただいて、そのお礼詣りのつもりが、いやあ、全国から御開帳のご参拝においでなのですね。

 基本、待ったり並んだりが嫌いなので、ま、いいや、と帰りかけたら、「ご本体をお求めの方は、列を抜けてテントの中にお入りください」とのアナウンスがあったので、じゃ、ご本体を買って、家の祭壇にお祀りしますかね、とテントに行って三面大黒天様のミニ像を買おうとしたら、なんと2万円也。

 さすがのリッツカールトンが似合うセレブなきみちゃんも、2万円は出せなかった(笑)。

 でもね、きみちゃん、この三面大黒天様に繋いでいただいてからというもの、お金の稼ぎ方がわかってきた感じなのです。

 基本的に、いまのきみちゃんの悟りは、自分の外側に神を創らない。自分自身を神と思い、宇宙意識と繋がる。宇宙的な大きさのもの、秋山眞人さん的な言い方をすれば「すべての限界を超えてしまった意思が、わたしを守っている、わたしとひとつである」という感覚を持つことなのです。そうすれば、大成功の人生が待っています。

 ヒーリング&カウンセリングで、よく自分を完璧である、最高傑作である、と思いましょう、と誘うのですが、ほとんどの方が、そういうことは謙虚ではないと尻込みされます。

 謙虚な自分を演じている限り、不幸のドツボから這い上がれなくて、いつも自分は被害者であるという設定のなかで生きることになりますが、わたしは女神である、女神様に守って頂いている、わたしと女神様はひとつである、と思うことが、自分の金運、恋愛運、成功運を爆上げしてくれます。

 シンプルに言えば、わたしは完璧である、女神である、と思い続けて、宇宙の意思に従っていけば、すべての人が幸せ満載の人生になっていくのです。

 で、きみちゃん、長蛇の列を離れて、ユタカ君と高台寺の庭巡りをして、もう一度、列がどうなっているか、もし流れができていたら、その流れに従って、三面大黒天様を拝んでから帰ろう、と思って、圓徳院にまた戻ったら、さらに長蛇の列は長くなり、ひえーーーっという長さになっていました。

 じゃ、圓徳院そのものをまだ見学していないユタカ君と一緒に圓徳院のお庭だけでも拝見しようかな、と思っていたら、後ろから、なんと声をかける人があって、なんとキョンさん(笑)。

 きみちゃんを三面大黒天様と繋いでくださったキョンさんは、その日はリトリートで大黒天様お繋ぎツアー中とのことで、以前、お会いしたことのあるキョンさんのお仲間さんがきみちゃんを見つけて、お声かけくださったのでした。

 あの長蛇の列のなかで、こうして出会う不思議。「きゃーーー」と大声をあげて騒ぐ、キョンさんときみちゃん(笑)。

 何だか、キョンさんに出会えたら、ここでのミッションは終わった気になって、キョンさんを拝んでから(笑)、近くの六波羅密寺へ。

 ここは、きみちゃんが深く繋がっている弁財天様がおいでで、その弁財天様に会いに行ったのでした。

 やはり、弁財天様は心落ち着きます。きみちゃんと繋がっている宇宙意識だな、と思えます。水、芸能、お金、すべてきみちゃんが愛してやまないものではないですか(笑)。

 御本殿で拝んでいると、ここの神仏様はきみちゃんにはっきりと伝えてくださいます。「自分の道を行きなさい」「しかも、堂々と、しっかりと、自分の道を行きなさい」と。

 前回、キョンさんたちと来た時は、「まだ産まれていない子どもたち、産まれなかった子どもたちを救いなさい」とのメッセージが来たのですが、今回は、自分の子育てが終わったから、もっと世界を広げて、自己愛の範囲を超えて、自分の道を歩きなさい、ということみたいです。

 納得。了解。という清々しい気持ちで、六波羅蜜寺を後にして、じゃあ、朝ごはんを食べていなかったから、と近くのおしゃれなベーカリーカフェにユタカ君と入りました。

 店内のデザイン、女の子たちのスタッフさんもみんなおしゃれなんですが、どこか、落ち着かない。つまり、スタッフさんたちが、お客様を見ていない、自分たち、あるいはお店そのものが素敵でしょ、という感じで、一体感がない。

 案の定、注文を取りに来るのも遅い、ものすごく長いつけ爪でお皿をサーブして、音がガチャガチャするわ、頼んだコーヒーを忘れているわ、広い店内なので、それぞれが役割分担している感じなのですが、その役割分担に一体感がない感じ。

 カフェをやっているきみちゃんとユタカ君にとって、こうして外食するのは、とても勉強になるので、つい観察してしまいます。要するに、このお店では、オーナーさんが考えたコンセプトだの、考え方だの、働き方だのに縛られて、現場が機能していない。

 飲食業の最大の難点は、予測がつかない、ってことです。今日はこんなにお天気が良いのだから、凄い人が来てくださるだろうな、と思っても、いまひとつだったり、思わぬ日にたくさんのお客様に来ていただいたり、と本当に予測がつかない。

 その予測のつかない人間の感情や行動に、ひとつひとつ丁寧に接して、やり方を変えたりして、挑戦と失敗を何度も何度も重ねていくことしか、つまり、現場において挑戦と失敗を重ねていくしかないわけで、それをあきらめずに続けてこそ、成功がある、ときみちゃんは、この5年間のカフェ経営から学んでいます。

 そのカフェでは、経営コンサルタント的なデータとそれに従うロボットのようなスタッフがいるだけで、挑戦と失敗を繰り返す本物の人間がいなかった、ということなのですね。

 きみちゃんは、商売の家に生まれて、お金を稼ぐことをつねに神事であるかのごとく育ってきたので、こうしたロボットねえちゃんのいるカフェに敏感に反応するのですね。

 ユタカ君も同じで、やはりサラリーマンの家ではなく、農家で育って、定期的に稼ぐのではなく、不安定な収入をどうするか、というワイルドな金銭意識が身に付いているので、ふたりして「勉強になったね」とそのカフェを出たのでした。

 今回の京都文学散歩もそうですが、わたしたち夫婦の企画は「自分で決めて、自分で計画し、自分でやる」というコンセプトがしっかりしているので、ハプニングに対しても強いし、何よりもご参加のお客様をしっかり見つめているので、スケジュール変更もありますが、深い感動にお誘いできると自負しています。

 月の舟カフェでも、つねにお客様を歓ばせる基本ができていますから、どんなときもお客様は大満足で、リピーターも多いです。ありがたいことです。

 ということで、自分たちの仕事ぶりに自信を得て、京都駅に向かい、漬物のお土産と、3月2日の旧三井家下鴨別邸で頂いた「三友居(さんゆうきょ)」さんのお弁当についていたお椀の白味噌に感動したので、京都駅の伊勢丹デパートの地下で、西京白味噌を買って、帰路についたのでした。

 京都懐石の老舗「三友居」さんのお弁当は本当に素晴らしかった。3月2日、旧三井家下鴨別邸のツアーに4名様だけ申し込んで、富山からお越しの愛さん母娘さんときみちゃん夫婦の4人で、「三友居」さんのお弁当を頂きましたが、いやあ、その建物のツアーも含めて、大感動のツアーでした(その分、料金も半端なかったけどね)。

 そのご報告はまた明日。自分の外に神を創らない。自分そのものが神である。自分が金運の神様であると思えば、自分でしっかりと稼ぐことができます。

 では、明日からのカフェオープンに備えて、仕込みに入ります。京都での学びを活かして、新鮮な気持ちでカフェをオープンいたしますね。どうぞゆったりとしにお越しくださいませ。

 3月10日(月)に、京都文学散歩の復習も含めて、鹿児島市草舎にて、枕草子、源氏物語の講義をいたします。講座にはどなたでも参加できますので、ぜひお越しくださいませ。

 午前10時から「枕草子」、午後2時から「源氏物語」講座です。2講座受講しても3千円。一講座でも3千円。一年間通年支払いにしますと、3万円の受講料で、6千円のお得になります。

 さあ、京都文学散歩で、さらにエネルギーチャージされ、パワーアップしたきみちゃん。3月は月の舟5周年記念イベントとしてフリーマーケットを、3月20日から23日まで開催。

 祐太君のお野菜、白石さんの竹細工、ユタカ君のぜんざい、きみちゃんのランチと、いつもの月の舟の力を合わせてのアットホームなフリーマーケット開催ですよ。

 「楽しい、美しい、無邪気」が幸福のためのキーワード(by秋山眞人)。さ、いつだって、楽しんで、美しいものを愛でて、無邪気に生きていきましょう。

 今日もブログを読んでいただきまして、大感謝です。ありがとうございます。引き続き、京都文学散歩のご報告をしてまいりますので、どうぞお楽しみに。