月の舟ユートピア構想
2022.08.17更新
65回目の誕生日から一日が経過。たくさんのお祝いメッセージをありがとうございます。すべてにご返事したつもりですが、もし漏れている方がありましたら、ごめんなさい、お申し出くださいませ。総計200件くらいのメッセージを頂きました。感謝でいっぱいです。
今日は、れなちゃんがお泊り保育でお出かけ。ルイ君も英語の補習で学校へ。次女も仕事。で、朝5時に起きて、ルイ君のお弁当を作り、れなちゃんの昼食用のおむすび、みんなの朝食を作り、午前8時に一斉に家を出て、わたしはれなちゃんのお泊り保育のバスが出るのを見届けてから、コーヒーハウス「BAU」で一休み。
前回6月末に京都孫支援で来た時に、帰り際に発見したコーヒーハウス「BAU」。あまりの美味しさに唸りました。で、今回も、皆が出かけて、落ち着いた今日、美味しいコーヒーを頂くことができました。
マスターはわたしのことを覚えてくださっていたみたいで、「桜島の爆発はいかがでしたか?」とお声かけくださいました。BAUのコーヒーカップは、有田焼。青花さんの南蛮シリーズです。わたしも持っています。南蛮シリーズはいろんな形、柄があり、他のカップも見せてくださって、愉しいなあ。
マスターは、この南蛮シリーズが好きで、有田までまた行きたいな、と思っていたら、神戸にこの南蛮シリーズ専門の骨董屋さんがあるそうで、出かけて行ったとのこと。ほほお、なるほど。わたしもいつか行きたいな。
BAUのあたりは、その昔、西陣織の染色をするお店がたくさんあったそうで、今はちょろちょろとしか流れていない堀川が、かつては美しい大きな流れであったことなどを、訥々とお話しくださいます。
大好きだなあ、こんな時間。大好きなコーヒーを間に、大好きな歴史の話、器の話で盛り上がる。決して踏み込まず、決して無視しない間柄。
わたしの最大の特徴(美徳?)は、どこへ行っても、お友達ができること。以前は、スーパーで「あら、このお野菜、お安くなってますね」なんて立ち話を、全く知らない熟女としていたら、お互いに娘のところに支援に来ているおばあちゃん仲間だということがわかって、電話番号を交換したこともありましたっけ。その後、お会いしてはいませんが。
外国へ行っても、そう寂しくはないな。ひとりでいることが特に苦にならないし、誰とでもおしゃべりできるし、お友達はすぐにできるタイプ。
昨日は、娘とれなちゃんが大文字を観る会にご招待いただいている、とのことで、娘の職場までれなちゃんを夕方連れて行きました。娘の職場の一階に、大きな書店があり、そこで待ち合わせ。早く着いたので、れなちゃんに絵本を買ってあげようとうろうろしていたら、なんと、占いのコーナーがありました。
10分で1500円。ほほお。10分なら、占ってもらおうかな、ということで、タロット占い10分間。今後の一年間を占っていただきました。
そうしたら、占いの先生がびっくりするくらいに、「人」のカードが出てきて、9月から新しいことを始めると、人がどんどんやってきて、来年の一月がピークなのだそう。こんなに「人」の出ることはいない、と占いの先生もおしゃっていました。
何を隠そう、わたしって、よく「人たらし」って言われるのです。いつも人にまみれ、人を愛し、人に愛されています。動物はいまひとつ得意でないけれど、人間様が大好き。いつも人を集めることばかりを考えてる(笑)。
この8月は、「愛の力で、獰猛なライオンを抑えつける」カードが出ているそう。なるほどお。愛の力ねえ。獰猛なライオンって、何だろうね。コロナかな?孫のルイ君のお勉強を見てあげるのも、強い愛が必要そう。
さ、がんばろうじゃないのさ。わたしの場合、占っていただくと、必ず、素晴らしい未来が待っています。特に、仕事関係ではこれから絶好調なんだそう。ヤッホー。ブラボー。
これからの時代、「コミュニティ」が大事、という方があって、鹿児島県初の文化NPOを立ち上げて、コミュニティ創り30年超のきみちゃんがその極意を滔々と語っておりましたら、「そんなの初歩的だ」と一蹴されたことがあります。
わたしのコミュニティ創りの極意は、自分のやりたいようにやること(笑)。そりゃあ、初歩的だわ。結局、他人のことを慮っていたら、何もことが進まないのです。だから、リーダーはつねに悪者で、即断即決。
人の意見というのは、千差万別であるし、多数決って、ほとんどが5対5くらいの割合になるので、最後はリーダーの判断なんですよね。だから、わたしの場合、つねに5秒で決めて、5秒でその決断を覆す、なんてことを繰り返してきました。まあ、周りは良い迷惑でしょうが、結構、皆さん、一緒に楽しんでくださっています。
いま思うのは、コミュニティなんてちょろい、ちょろい。わたしが考えているのは「月の舟ユートピア構想」。大きく出ましたね(笑)。
わたしは、小さい時から、人前に立つことが多く、リーダーとしての仕事も多かったけれど、大会社に勤める、とか、大組織に属する、とか、大都会に住む、とかがどうにも苦手なようで、田園アウトロー的な生き方が性に合っているみたいです。
小さな組織の、しかもせいぜい200人くらいの組織で、そこをユートピアにする。いまの霧島の月の舟周辺を、2区画買いましたから、あとその周りを買い足して、そこをユートピアにしたい。
ユートピアと言っても、特に何があるわけでもなく、ちょっとした公園化くらいな感じ。雑木林だったところを整備し、空き家を美しい東屋にしていく、くらいのことですが、ここでたくさんの方がゆったりとお茶を飲んだり、音楽を奏でたり、お野菜や手作りのものを売ったり、というような、ささやかな楽園構想。
月の舟ホールは、いまの月の舟のキッチンを移動していけば、あと10人は入れるスペースができるので、それでOK。ただ、その資金が足りないので、満を持しての改築になっていきそうです。
で、いま、きみちゃんは、「何か知らないけど、300万円が手に入った」という未来を想像し、その呪文を唱えているところ。
ゴールドカード会員の方が、100人を超えると、300万円になるので、ぜひ、皆様、月の舟ゴールドカードの会員になってくださいませ。
きりしま月の舟のHPから「オンライン講座のご案内」をクリックし、そこから「サブスクリプションの購入」を選んで、指示に従っていけば、そのままゴールドカードの会員登録となり、オンライン講座はもちろん、リアルの講座も一年間いくらでも受講できます。
NPO法人月の舟自由大学は、年間授業料が3万円、という、とっても破格なお値段の授業料で、最高の講義を受講できますよ。
先日の「蒲原有明シンポジウム」みたいな最高の講座も、ゴールドカード、シルバーカード(4か月で一万円)の皆様は無料で受講できますので、ぜひ年間登録をされて、ご受講くださいませ。
9月1日から、源氏物語、万葉集、古事記講座、女神塾と続き、9月10日は十五夜コンサート、9月11日は女神塾特別講座「密教って何?」を開催します。こちらもすべて、ゴールドカード会員さんは無料ですから、ぜひお手続きくださいませ。
オンライン講座も、わたしが京都にいる間に、源氏物語ゆかりの地の動画を撮ろうと思っています。「桐壺」の巻の最後がなかなか仕上がりませんが、そのうち「源氏物語」解説動画を次々に撮って、再来年の大河ドラマに間に合わせたい、と思っています。ゆっくりですが、どうぞ楽しみにしてくださいませ。
前回のブログで、島村先生、竹本先生のあまりにも素晴らしいご講義に感動しまくって、文学研究者であることを辞めてしまった自分を寂しく思ったきみちゃんでしたが、よく考えれば、わたしが子育てにあたふたすることなく、文学研究者として自立していたとしても、やはり島村先生や竹本先生にはかなわないなあ、と思うことでした。
あれだけのトークをしてくださる背景に、どれだけの深い勉強と強い思いや、乗り越えてこられた数々の試練があったことだろうか、と思います。そのことに改めて敬服します。簡単に比較した自分が恥ずかしい。
わたしの場合、ただ勉強を続けたい、と思って、大学院に進み、そのうちに結婚して、赤ちゃんができて、しかも年子で長女と次女が立て続けに生まれ、その2年後には三女が生まれ、という流れで、早い段階で子育てに専念せざる得なかったのでした。
それは全く計画性のない出産でもあり、将来や現状を考えることのない無謀な生きざまではありましたが、どれだけ無計画に生きていたとしても、必ずと言っていいくらいに、文学というジャンルから離れることはありませんでした。
娘たちが小学生になる頃かな、鹿児島県立短大のお仕事を頂き、公民館講座のお仕事を次々に頂き、そのうちに満を持して、文学サロン「月の舟」を天文館に出して、新屋敷に移転し、さらに霧島に本格的に移転していったのでした。
ユタカ君と結婚したのも、必然と言っていいものです。彼がいなければ、「月の舟」はありえないし、文学が大好きで、蔵書も半端ないユタカ君と結婚する女性は、わたししかいない、とも思えます(笑)。だって、普通の家には、一万冊近い蔵書は入れませんし、本ばっかり読んでいる旦那だと、妻にとってみれば、孤独を感じるかもしれません。
それが、わたしとユタカ君の組み合わせだと、ふたりで文学談議で盛り上がれるし、「蒲原有明って、今年、没後70年だって。シンポジウムがやりたいね。やるとしたら、島村先生と竹本先生だね」とユタカ君が言えば、わたしが「あ、それって、いいね。やろう、やろう」となりますからね(笑)。
そして、わたしがこうして京都にいる間、彼は、「女と刀」英訳本関連、9月10日、11日のイベント関連の仕事を次々にこなしてくれています。
わたしが10日間ほど自宅を留守にすると、「ユタカ先生のお世話はどうされるのですか?」と聞かれることがありますけど、彼は、家事全般、とっても上手です。特に、床の拭き掃除は、神がかった姿勢で、黙々と木目に沿って、雑巾がけをしますし、食事も黙々と作ります。わたしみたいに、お皿に凝ったりすることはないですが、ちゃんとバランスの取れた食事をしますよ。
最高のパートナーです。
これまでの65年、全く悔いのない人生。さあ、これから35年の人生をどう生きるか。
先日のシンポジウムでも思いましたが、パソコン関係をどなたかやっていただけると助かるなあ。サイキッカーの怜子さんや何人かの占い師さんは、わたしたち夫婦をサポートする人材として、男性の姿が見える、とおっしゃいます。
zoom配信のときのパソコン関係だとか、動画の編集だとかをやってくださる方があるといいなあ。ちゃんとお給料を払えるNPO法人の事務局長が雇えたらいいなあ。わたしたち夫婦がどんなに元気だとしても、これから100人を超えるゴールドカードの会員組織をきちんと運営していくためには、優秀なスタッフが欲しいところ。
ま、そのうちに凄い方が現れるでしょう。そのことを確信しています。ゴールドカードの会員さんも、どんどん増えていくでしょう。そのことも確信しています。
これからも愛と豊かさに満ちた素敵で楽しい仕事を続けていきますので、ぜひ、ゴールドカードに登録されて、月の舟ユートピア体験を満喫されてくださいませ。
どんなときも、ゆったりとした空気が流れ、愛と豊かさと知性が溢れる月の舟自由大学。わたしとユタカ君の自慢の大学です。皆様もぜひご一緒に楽しんでくださいませ。
文学講座、コンサート、シンポジウムなど、どんどん開催していきますよ。
いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。魂から感謝いたします。また、お会いしましょう。