きりしま月の舟

大河ドラマ「光る君へ」

2022.05.12更新


 2024年のNHK大河ドラマが「光る君へ」というタイトルで、紫式部の生涯を描くものになるそうです。

 ひゃっほー!凄い。そうか、わたしの時代が来たか(笑)。今日も、午前中の源氏物語講座で、大河ドラマの話で持ち切りでした。

 脚本は大石静さん、主演は吉高由里子さん、総括プロデューサー、演出チーフがすべて女性で占める初の大河ドラマになるそうです。

 わたしは「源氏物語」を教えて30年近く。最初は、鹿児島市にあるMBC学園の社長さんに「源氏物語」講座の講師を頼まれて、わたしの専門ではないから、とお断りし続けたものの、押し切られて講座を始めることになって、そのうちに、わたし自身がドはまりした、という経緯があります。

 現在の「きりしま月の舟」の源氏物語新講座で、8クール目。延べ100人以上の方が源氏物語を原文で読んでいかれました。皆様、大きな達成感をもって、読了されています。

 いやあ、めちゃめちゃ面白い「源氏物語」。この世界最高の傑作を読む人生と、読まない人生では大きく違います、といつもわたしは言っています。

 そして、源氏物語を教える先生方は、本当に素晴らしい方が多いです。身近なところで、日本女子大学の恩師・後藤祥子先生、久富木原玲先生、高野晴代先生、と源氏物語をご専門にされている先生方との出会いは、ものすごく大きいものがあります。どれだけお世話になったかわかりません。                           

 わたしも文学研究者の端くれ、文学研究の何たるかはわかっています。そのなかでも、源氏物語研究の先生方は、美しく、聡明で、もちろん専門性が高く、まあ心底、お優しい。

 わたしは、やはり文学研究という分野が大好きで、どの時代の文学であっても、日本文学を教えることに、わたし自身が天命を感じています。わたしの教える文学講座は、どの講座も大人気です。

 月の舟自由大学オンライン講座でも、「源氏物語」を講義しています。いつもの授業を録画して、そのままアップするものもありますが、それだと一時間以上も視聴していないといけないので、疲れますから、30分ずつ丁寧に解説したものを正式にアップしています。

 この正式版は、まだ最初の「桐壺」巻までしか動画ができていませんが、まあ、中身は最高です。我ながら、偉い、と自分で自分に太鼓判を押しています。ぜひご視聴くださいませ。

 ただ、この正式版は有料ですので、年間購読か一か月購読かを選んで、オンライン上で手続きしてくださいますと、視聴できます。

 リアル源氏物語講座ヴァージョンは、いくつかは無料配信しておりますので、どうぞゆるりとお楽しみくださいませ。

 先ほども、4月17日の源氏物語講座の動画をアップしました。録画していることを忘れて、きみちゃんったら、あちこち歩き回りますし、カメラを意識していないため、お腹が映ったり、お尻が映ったりして、大変申し訳ない画像になっております。ごめんなさい。

 けれど、講義している中身は素晴らしいのです(笑)。ですから、こちらは聴くだけでOKですよ。

 正式30分ヴァージョンを丁寧に作って、アップしていきますので、ぜひゴールドカード、シルバーカードのお手続きをされて、視聴してくださいませ。

 今から源氏物語を勉強しておけば、2024年の大河ドラマには間に合いますよ。月の舟源氏物語講座は、一か月で一巻のペースで進んでいきますので、光源氏が六条院を造営する頃「初音」の巻あたりまでは、しっかりと学べるでしょう。

 源氏物語の文化的背景、歴史的政治的背景もばっちり学べますから、ぜひ月の舟源氏物語講座を聴講されてくださいませ。

 ということで、今日は源氏物語講座の宣伝になりましたが、やはり、わたしは文学が大好きなんだなあ、と最近しみじみと思うことが多いです。

 明日死ぬとしたら何をするか、そんな問いを自分に投げかけたところ、やはり授業準備がしたい。そして、お孫ちゃんの世話をしたい。

 わたしのなかの愛を世の中に放出しまくります。文学講座、カフェ、ランチ、食事作りを通じて、世の中にきみちゃん愛を大放出します。

 まだまだ愛の放出が終わっていないので、わたしはこの地球で長生きをして、世の中を明るくしていきますよ。

 オンライン講座も、わたしの知的な遺産だと思って、心を込めて動画作成しますね。

 古事記、みたけきみこの鹿児島学もオンラインにアップしますので、しばらくお待ちくださいませ。

 わたしはやっぱり言葉が大好き。言葉を綴ること、産み出すことが得意なんだな。

 さあ、5月、6月はいっぱい講義がありますからね。きちんと資料を整理して臨みたいと思います。そのための時間が必要なので、しばらくピアノのレッスンはお休みです。

 ショパンコンクールに出場される方々などは、お勉強もピアノも両立される方が多いですが、どうにも、きみちゃんはピアノでショパンコンクールレベルに行けそうにないから、もう少しピアノとの向き合い方を変えて、自分の生活に音楽をしっかりと取り入れたいと思っています。しばらくは、ピアノリサイタルを聴く方専門かな。耳を肥やしておきます。

 総じて、文化芸術が大好き。読書が大好き。ブログを書くことが大好き。小さな「大好き」をいっぱい重ねて、きりしま月の舟の周辺に文化芸術の華を咲かせていきます。

 わたしの大得意は「言葉」だから、そこを深めて、音楽や美術とコラボしていきたい、と思っています。

 さ、源氏物語、楽しんでくださいね。みたけきみこが皆様の源氏物語ライフを応援しますよ。

 今日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。先日は、ユタカ君と一緒にいて、ただそれだけで最高にしあわせなんだなあ、と感じました。

 同じように、こうしてブログを書いて、読んでいただくことが、最高にしあわせだなあ、としみじみと思います。

 源氏物語を読むしあわせ、この世界に生きるしあわせ、ともに感じてまいりましょう。