きりしま月の舟

卑弥呼のエネルギー

2022.04.27更新


 連日、雨が続きます。霧島は、その名の通り、霧に包まれ、幻想的な美しさ。

 雨っていいなあ。ゆっくりしなさい、という神様のメッセージみたいで、ここ数日、のんびりと過ごしています。そして、昨日まで、まあよく寝ました。一日12時間くらい寝てたんじゃないかしら?

 一昨日の4月25日(月)、午前10時から伊東怜子さんのズーム個人セッション、午後1時に、末吉町で人と待ち合わせ。で、ユタカ君とともに末吉町へ。ひと仕事して、午後4時ごろ、霧島に帰り着き、早々とビールを飲んで、夕陽を眺めながら晩酌タイム。

 で、すっかりと良い気分で、とても眠くなったので、ベッドでうとうとしていたら、いつものようにどこからとなく言葉が降りてきました。

 「強制終了」

 結構、重たい響きでしたね。わたしには、それが何を意味するか、すぐにわかりました。母との関係を強制終了しなさい、ってことです。

 そうしたら、まだまだ自分のなかに分析のやり残し感があったものの、強制終了することで、いろんな思いが愛と感謝だけになったとさ(笑)。

 いやあ、あっけない幕切れですわ。強制終了すればいいんだね。うまくいかないこと、しっくりいかないことを、グダグダ考えても、答えは出ないし、堂々巡りなだけなんだなあ。

 さすが、みたけきみこさんですわ。直観カウンセラー伊東怜子さんとの個人セッションでも、わたしがヒーラーとしての働きをすることを示唆してくださって、本当に嬉しく、ありがたく、励まされます。

 わたしは、卑弥呼のエネルギーを持っているそうです。そのことをいつも怜子さんは言ってくださいます。もっとそのことを前に出していい、と。

 鏡御拝を毎日していますけど、自分の本質と繋がろうとすると、卑弥呼が出てくるのですよね。

 わたしは「きみこ」なので、「卑弥呼」のことを学校で習ったときに、「あ、もしかしたら、わたしって、卑弥呼の生まれ変わりかも」なんていう妄想を抱いていたら、伊東怜子さんが卑弥呼についてお話くださったり、空海にも興味を持っていましたから、空海の話もしてくださったり、で怜子さんとのつながりも深く感じています。

 わたしが敬愛して、いまその著書を愛読し続けているドクタードルフィンこと松久正さんも「卑弥呼と天照大御神の復活」という本を出されています。もちろん買って愛読しています。

 歴史上では、卑弥呼はひとりの人間ですが、それはエネルギーとして継承され、14代まで続いたそうです。

 卑弥呼のエネルギーとは、「お互いを尊重し、お互いを生かし合う文化」で、それは人を抑えつけるという発想のなかった縄文文化そのものだそうです。

 卑弥呼とは、弥生を卑しいと呼ぶことからつけられたそうですが(松久正説)、弥生文化とは、奪い合いの世界で、個人の尊重がなされず、分離と破壊が進んで、ついに現代まで続いてしまっています。

 ドクタードルフィンは、卑弥呼ではなくて「日美乎」と新しく命名されていますが、もともと卑弥呼は「日の子」であり、天照大御神とつながって、そのご神託をもとに国を統治していましたから、その名前もいいですね。

 わたし的には、「日美呼」かな。日本を美しいと呼ぶ。わたしは源氏物語の時代の平安文化をこよなく愛しているので、植物で染色された着物の色、お香の文化、自然を愛でる心、和歌を詠む風習、四季の巡りの美しさに心惹かれる生活をもっと推奨したい気持ちから、卑弥呼(日美呼)としてのエネルギーで仕事をしていきたいものです。

 いま、松尾芭蕉の「おくのほそ道」を受講生の皆様と一緒に読んでいますが、芭蕉の美意識である「わび、さび、軽み」といった文化もまた素晴らしいですけど、日本って、もっと華やかで、きらびやかで、底力のある強い文化だと思います。男性性ではなく、女性性の文化。

 卑弥呼は、火と鳳凰のエネルギーで、女性性を象徴しているとのこと。怜子さんとの個人セッションでも、卑弥呼(女性性)のエネルギーの循環のさせ方を教わりました。身体を通して、エネルギーを受信、発信することが大事、と言われます。

 わたしの役割として、女性性を開花させるお手伝いをする、というのが大きいんだなあ、といま、自覚しています。

 きりしま月の舟を中心に、個性を尊重し、その人の能力を最大限に発揮することで、皆が協力しあっていく。

 わたしがいま、ゴールドカード、シルバーカードを推奨するのは、そのシステムで、皆が自分の能力を発揮し、お互いを尊重して、協力し合う場を創ることにあるのです。

 月の舟で学ぶ方々は、ただ学ぶだけではなく、ご自分の能力も発揮していただきたい。それは他者を抑えつけたり、批判して、自分の言うことを聴かせるものではなく、お互いのエネルギーを交流させる、そんな感じです。

 月の舟で出店される方、カフェをお手伝いいただく方も、従来の雇用という考え方ではなく、ゴールドカード、シルバーカードの会員になっていただき、そのうえで、月の舟という場を借りて、自分の力を発揮していただきたい、と思っています。

 たとえば、農業青年の裕太君もゴールドカードの会員となり、お野菜の販売をはじめ、お野菜作り講習会なんかも開いて、どんどん発信し、また、月の舟の「古事記」講座なども受講する、という形で、お互いの得意分野を往来する、というかたちでの交流をしたい、と思っています。

 ゴールドカード、シルバーカードの会員さんが200人になれば、安定した管理運営ができます。3500人になれば、億レベルの仕事ができます。ひとりでも多い方が、多様で賑やかな文化発信ができます。わたしたち夫婦ふたりでは経済的にも体力的にも限界がありますけど、たくさんの方々が協力して、華やかな文化が形成されるでしょう。

 リアルで霧島に引っ越してこられるのも、おススメです。こんなに素晴らしいところはないですからね。400万円ほどで別荘も売りに出ているようですから、ぜひチェックしてみてください。

 実際に、都会から40代の女性がひとりで霧島に引っ越してこられ、別荘を購入された事例もあります。ほんと、大尊敬ですわ。霧島がしっくりきて、ここに住みたい、と思われたそうです。素晴らしいなあ。 

 まず自分を尊重し、他者を尊重し、リスペクトし、他人の領域を侵略することなく、自分のいる場所を美しく、誇り高く維持する。そのうえで、自分の能力を発揮し、人の助けを借りて、お互いに協力しながら生きていく。

 このシステムがどんどん広がっていくといいですねえ。特に、女性性を開花させることで、わたしたちの秘められた能力もまた開花するというもの。

 ぜひおしゃれして、愛を育み、明るい色のオーラを放ち、自分を思いっきり表現しましょう。女神塾で、女性性の開花を大応援しますよ。

 それをしているときが、いちばん幸せ、というものをじゃんじゃんやるのです。お金になるとか、それで人が自分を認めてくれるとか、ではなくて、自分がやって楽しいもの、心地よいものを、まずとことんやってみましょう。

 みたけきみこさんは、そういう「お金にならないこと」をやり続けて30年(笑)。これからは「自分の大好きなことがお金になる時代の到来」です。その先駆者になりますよ。

 皆さまもぜひ「きりしま月の舟」をいう場を愉しみ、活用されてください。まずは、ゴールドカード、シルバーカードの登録をお願いします。きりしま月の舟のHP「オンライン講座のご案内」をクリックし、たとえば「源氏物語」の講座を開くと、そこに「サブスクリプションの購入」という欄がありますので、そこをクリックして、手続きをされてくださいませ。

 わからないことがあったら、いつでもお電話くださいね(090-7536-6672)です。ユタカ君が優しく丁寧に教えてくれますよ。

 お金というのはエネルギーですから、貧乏波動を出さずに、しっかりとペイしましょう。ちゃんと出すと、しっかり返ってきますから、ご安心くださいね。貧乏波動とは、「タダでちょうだい」とやること(笑)。わたしも気をつけなくちゃ。母のものを、タダでもらってばっかりだわ。

 5月7日(土)から、「きりしま月の舟」にて「古事記を読む」講座が始まります。霧島神宮のお膝元で、「古事記」についてしっかりと学びましょう。オンライン講座にもアップしますので、お楽しみに。

 また、5月20日(金)から「みたけきみこの鹿児島学」が始まりますよ。わたしが大学、短大で講義している鹿児島の文学を中心に、新しく美しい南九州の文化創造を目指して、学びを深めていきます。

 それこそ「日美呼」のエネルギーを駆使した講座になりそうです。鹿児島には、卑弥呼伝説がいっぱいありますしね。巫女的な女性がいっぱい活躍した土地だったのでしょう。

 折しも、わたしが以前から研究を続けている作家・中村きい子さんの小説「女と刀」がちくま文庫で復刊されました。ユタカ君も近々、新聞の連載で取り上げる予定です。月の舟の会員さんでもある上別府エツ子さんによる「女と刀」の英訳版も、月の舟書房から発刊の予定です。

 すごいね。巫女的な日美呼のエネルギーが爆発していますよ。さあ、この流れに乗っかっつチャイましょう。きりしま月の舟という遊覧船は、楽しいことだらけ。豊かなエネルギーの循環する舟です。

 わたしも「日美呼」ならぬ「きみこ」のエネルギーを最大限に循環していきます。まず自分を抑えつけないこと。自分を最大限に発揮すること。

 わたしは、こうして文章を書くことが大好き。読書が死ぬほど好き。本が好き。ユタカ君、娘たち、孫たちが大、大、大好き。受講生の皆様を愛しています。尊敬しています。

 講義をすることが、とっても好き。燃えます。緊張もしますけど、その分、いっぱい準備していきますからね。

 ピアノを弾くのも好きだな。なかなか上達しないけど、ピアノのない人生は、クリープを入れないコーヒーみたい。ピアノリサイタルが何といっても大好き。今回もみやまコンセールでの小林愛実さんのチケット、ゲットしましたよ。霧島国際音楽祭も楽しみだな。

 楽しいことをいっぱいやっちゃおう。男性性の強い鹿児島で、女性性を開花させていくのが、わたしの役目かな。さ、どんとこい、だ(笑)。

 今日もこうしてブログを読んでいただき、ありがとうございます。皆様は何を強制終了させますか?何を前向きに発信していきますか?FBのコメント欄で教えてくださると、嬉しいです。

 また、5月1日午後8時から「月の舟ズーム交流会」です。毎月1日にオンラインで交流会を開催しています。とっても楽しいですし、充実しています。皆様に愛と調和のエネルギーを送りますので、ぜひオンライン交流会にご参加くださいませ。きりしま月の舟のHP「新着情報」の欄に、URLを貼り付けますので、そこからお入りくださいませ。

 お待ちしてまーす。一緒にしあわせになりましょう。