世界最高の自分育て
2023.06.21更新
くちなしの花が咲き始めました。甘い香りが、とても官能的です。紫陽花の花もどんどん咲いています。いろんな品種があって、紫陽花は鑑賞するのが楽しいですね。
ようやく仕事に一区切りがつきました。毎日、いろんなことがありすぎて、ブログを書くネタには事欠かず、毎日の記録のためにも、人間の真実の発見と発信のためにも、どんどん書いていきたいところですが、ブログを書く2時間がなかなか取れなかった、この2週間。
大丈夫、乗り越えられるからね、と自分に言い聞かせる毎日。今日のタスクはできた、次のタスクのための準備は終わった、懐かしいお客様がいらした、初めてのお客様とも意気投合して話し込み、ヒーリングまでするので、毎日、全精力を使い果たす、って感じです。
授業準備、授業、ランチメニューの作成、ランチの仕込み、ランチの提供、お客様との会話、ヒーリング、わたしって凄いわ(笑)。偉いなあ、と自分で自分を褒める毎日。
今週の6月23日(金)は、久しぶりに日置市中央公民館で講演の予定で、今日は、鹿児島県立短大の講義で鹿児島市内に出ましたので、わたしの講義中、ユタカ君に資料を届けてもらいました。
「源氏物語の女君たち」というタイトルで話をするのですが、90分で6人の女君について話すのをどんな形で展開していくかな、とあれこれ考え始めたら、最初の予定よりも大幅に変更があって、何とか、これで行こう、と形になったので、資料も揃いました。あとは、講演中のパワーポイントを整え、講義のための原稿を仕上げるのみ。
あの膨大な源氏物語を全くの初心者の方に楽しくわかりやすくお話するのは、工夫が必要です。日本の文化がぎゅっと詰まった源氏物語。何よりも女君たちの個性が素晴らしくて、その個性を衣装、お香、生き方で紡いでいる源氏物語。やっぱり、紫式部さんって、天才だね。
いま、鹿児島県立短大の講義があるので、火曜日はフル回転です。一限目にあるので、午前7時に霧島の家を出て、8時40分から講義。10時10分に終わって、次の講義に向けての資料を教務課に渡したりして、その後は買い出し。
先週は、月の舟会員さんで友人のさやかさんと一緒に黎明館のシドッチ展を鑑賞して、一緒にランチ。今日は、月の舟オリジナル手ぬぐいのデザインを担当してくださった田中聡さんの個展に行き、一緒にランチ。
オペラ歌手の又吉君が月の舟を訪ねてきてくれて、9月3日のオペラについての案内を頂き、久しぶりの息子との会話を楽しんでいたら、新しく霧島にカフェをオープンした、元新聞記者のマミちゃんが訪ねてきてくれて、新たな宣伝展開に発展。やっほー、人の繋がりって、ありがたいね。あたたかいね。嬉しいね。
そして、わたしの実家・太陽ガスで長年事務員として働いてくださった真知子さんが妹さんとお友達を月の舟でランチをしてくださって、感無量。めちゃめちゃ話が弾みました。ユタカ君が善き上司でいてくれたおかげ様で、太陽ガスの女子事務員の皆様が、よく月の舟にいらしてくださって、ランチを召し上がってくださいます。ありがたや、ありがたや。
毎週火曜日は、鹿児島県立短大の講義のあと、魚屋さんに行ったり、デパ地下に行ったり、自然食品のお店・地球畑で買い物をして、どこかでランチをして、霧島に帰る途中で、小谷豆腐店でお豆腐を買い、お水を汲み、夕方、農業青年の裕太君が野菜を届けてくれます。
夏野菜が続々と届きます。今日は天然カンパチ、稚鮎が手に入りました。明日からのランチメニューも決まり、ヤッホー!美味しいですよ。ぜひ食べにいらしてくださいね。
毎日がフル回転だけど、とっても幸せ。とっても楽しい。きみちゃんの人生、これでいいのだ!
8月27日(日)に開催のノーベル賞作家「大江健三郎シンポジウム」もどんどんお申込みがあり、超嬉しいです。やはり、島村輝先生、渡邊英理先生のお力は凄い。先日も簡単な打ち合わせをしましたが、おふたりとも明快な論をお持ちですので、わたしの出る幕はないほどにサクサクと段取りが進んでいきます。
ユタカ君の事務能力の高さも凄い。サクサクとフライヤーができ、ZOOM参加申し込みの手筈が整い、ZOOM参加の方も続々。このシンポジウム、めちゃめちゃ楽しいこと、間違いなし。ワクワクしっぱなしです。
さ、わたしも久々の大江ワールド突入だよ。たぶん、1986年だったと思う。大学院修士2年のときに、東京八王子の大学合同セミナーに参加して、そのときに基調講演をなさった大江健三郎さんにサインを頂いたのでした。『同時代ゲーム』の文庫本にサインしていただいたのでした。すっかり忘れていたのを、ユタカ君が発掘してくれました。
お話の中身は全く覚えていませんが(笑)、パートナーの大江ゆかりさんも会場にいらして、わたしのすぐそばにおいでだったことは鮮明に覚えています。
やはり大江健三郎さんって、「魂の問題」を本気で追及しておいでですよね。大江健三郎の作品を鼻血が出るくらい読みまくっていた20代、30代。60代になって、ようやく大家の仕事の琴線に触れる準備ができたというわけか。感無量です。
文学の世界に身を浸したことで、どれだけ、わたしは救われたでしょうか。偉大なる文学者の作品を読むことで、どれだけ人間の真実に触れ得たでしょうか。また、文学研究者の皆様の真摯なお姿にどれだけ励まされたでしょうか。文学の神様に魂から感謝いたします。
わたしは、文学研究者としては、子どもが次々に生まれたこともあって、途中で論文を書くことを断念しましたけど、わたしには、こうしたブログを書きたいように書くことが似合っている、と思います。そして、わたしにしかできない文学活動ができている、と自負しています。
文学に関する企画をするときのきみちゃんって、ほんと、楽しそう、と自分で自分を客観的に眺めて、思います。コロナも落ち着いてきたので、大江健三郎シンポジウムみたいな企画をどんどんやっていきたいな。
そして、この3月末にヒーラーとしての伝授を受けて、本格的にヒーラー活動をさせていただき、おかげさまでたくさんの方を魅させていただいています。皆様、一所懸命生きておいでのところに、エネルギーワークでお手伝いができることの歓び。素晴らしいです。
文学活動は予習復習、事前準備が必須で、お勉強が大好きなきみちゃんはやりがいのある仕事です。一方、ヒーラー活動は予習復習がいらない分、いつも自分を浄化し、エネルギーをつねに大きく保ち、魂の成長が欠かせないため、これまたやりがいがあります。
男性性と女性性のバランスがよくとれているきみちゃん。毎瞬、わたしって、天才だわ、と思えます(笑)。
さて、今日のブログで一番書きたかったのは、『世界最高の子育て』という本について。カウンセラーの史歩さんに、わたしの本棚を差し上げたら、ぴったりと入った、という写真がSNSでアップされていて、その写真を眺めていたら、「世界最高の子育て」という本が目についたので、そのことを史歩さんに言ったら、貸してくださったのです。
すぐに読みました。全米最優秀女子校生に選ばれた娘さんをどう育てたか、というお母さまの教育哲学の本です。
「自分で人生を切り開き、どんなときも自分らしく強く生きて欲しい」
いきなり、この文章が書かれていました。著者・ボーク重子さんが、娘のスカイさんを産んだとき、思ったことだそうです。
そうそうそう、と膝を叩きました。もう凄い勢いでどんどん読ませてくれる本です。
最高の教育法とは、以下の力を養うこと。
- 自分の頭で考える力
- 回復力
- やり抜く力
- 自己表現力
- 協働(コミュニュケーション)力
あまりにも完璧で、こんな子育てをしてこなかった自分にちょっとがっかりしましたけど、とても参考になりました。
我が家の子育ては、とにかく自由であること。わたしとユタカ君の関係性を娘たちは学ぶのだ、といつも言い聞かせて子育てをしてきました。
おかげさまで、3人の娘たちは、自分の人生を切り開き、自分らしく生きています。それは、わたしとユタカ君の教育が良かったから、というよりは、娘たち自身がとてもしっかりしていて、大学受験も就職も結婚も、もちろん自分で決めて、「ママ、こうするからね」と言うのを、わたしはただ「イエス」と言っただけだったような。
まあ、子育ては終わったので、あとは孫育てを手伝うのみですが、それと同時に、やはり、死ぬまで「自分育て」「自分磨き」をしていかないとなあ、と思っているところです。
娘たちや孫たちよりも先に年を取っていく人間として、「こうありたい」と憧れるようなきみちゃんに成長していくこと。
わたし自身、自分のことがとっても自慢です。誇りに思います。偉い、凄い、と思う。冗談じゃなく。
もちろん、完璧ではないので、あのこと、このこと、きちんとしないといけないことは山ほどありますけど、いま、幸せだなあ、と思えて、そのことを娘たち、孫たちにも大っぴらに言えて、世間様にも「幸せなきみちゃん」で通していられることに、日々、大感謝しています。
いつも大きな歓びのなかにいて、ユタカ君を尊敬し、力を合わせて、暮らしていること、会員さんやお客様が皆様、素敵な方ばかりで、全くストレスがないこと、悩みもないことは、感謝の極みです。
もし、悩みが出てきたとしても、それを乗り越え、切り開いていける力を自分の中に感じています。
65年を生きて、もうすぐ66歳になるきみちゃんは、人生の柱となるのは、無条件の愛を自分にたっぷりと注ぐ、ということに尽きると思います。
どんな自分も許す。どんな感情も受け入れる。怒ってもいい、泣いてもいい、ドジでもいい、ブスでもいい、チビでもいい、デブでもいい、自分のすべてを受け入れること。自分の弱さを受け入れること。つまり、罪悪感を全捨て、ですね。罪悪感を感謝に替えること、ですね。
これまでは、できない自分を責めたり、自分で自分を叱ったりしましたけど、最近は、ほぼそれがなくなりました。自分責め、というのは、やってはいけないことなのです。学生さんたちにも、口を酸っぱくして、自分を責めないように、言っています。
自分を責めたり、悩んでいたりする暇があったら、授業準備をしたり、ランチの仕込みをしたり、ヒーリングをしたりする。
わたしの人生は、文学、カフェ、ヒーリング(シャーマン)と三層構造なので、悩んでいる暇がないのが、ありがたいことです。忙しく働くこと、動くこと。
いま、わたしの人生には欠けているところがなくて(お金はないけど、そのうちに入るので、笑、満ち足りています)、いつも愛が循環しています。
さあ、明日は夏至ですね。ここのところ、毎日、横になると、第3の目のあたりにものすごいエネルギーを感じます。おお、地球大変革のときなんだね。
最近、めまいがしたり、蕁麻疹が出たりしたのですが、それは大浄化、大飛躍の前兆だと、ヒーラーの大先輩である怜子さんがおっしゃってくださったので、とても勇気づけられています。
夏至は、改善しながら良い面を伸ばしていくのに最適だそうです(月星座占いのKeikoさん)。植物がぐんぐん成長するのと同じように、自分を大きく育て、発展させていくにはどうしたらいいか、工夫するのに最適なタイミング。旬のエネルギーをインテリアにも取り入れて、陽のエネルギーで満たす。
春分の日、夏至、秋分の日、冬至を意識するようになって、気持ちが軽やかになった気がします。
霧島は食べ物が豊富で、四季がはっきりしているので、旬を感じて、日々を暮らすようになってから、心身ともに健康そのもの。どんどん愛を循環して、無限大の愛を宇宙に放ちますよ。
夏至の日ヒーリングも、ご予約いただいています。ありがとうございます。大感謝です。特別ヒーリングのお値段(30分5千縁 60分1万縁)で、6月30日までやっていますので、気軽にヒーリングを受けにいらしてくださいませ(要予約 090-3669-5354)。
7月1日(土)から、「シン・古事記講座」第2期スタートです。霧島、鹿児島、日本に住んでいるからには、古事記を学ぶことはとても大切です。わたしたちの文化の源である神様、神話についてご一緒に楽しく学びましょう。三嶽豊が担当します。毎月第1,2,3土曜日午前10時から11時半。全30回の講座です。
「きみこ源氏ひとり語り」も、順調に半分を制覇しました。途中からの参加もできますので、毎月第1、3日曜日、ぜひ源氏物語早わかり講座で、源氏物語の女君たちの美しさ、生き様を堪能いたしましょう。
「大江健三郎シンポジウム」のお申込みも、どんどんお受けいたします。
学ぶことは最大の癒し。育てることも、最高の癒し。自分に集中して、植物を育てるように、自分を愛おしみ、育てていきましょう。
夏至の日、学びを始めるのに最適ですよ。月の舟自由大学では、ともに学ぶ皆様のお越しを、心からお待ちしております。
今日も、ブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。気づき、無条件の愛を感じていただけたら、とても嬉しいです。皆様を愛しています。では、素敵な夏至の日をお過ごしくださいね。