きりしま月の舟

覚悟を決める

2021.04.10更新


 今日は、父の祥月命日で、本当は伊集院の実家に法事に出向く予定でした。父が亡くなって、12年目です。母が91歳と高齢なので、13年忌を前倒しして、今年法事をしよう、母自身が決めていたのですが、急遽、取りやめになりました。それで、今日もカフェの営業をします。

 父は、亡くなってからの方が、身近にいるような気がします。ものすごく家族を愛した人で、どんなときも家族を守る、という思いで、仕事をし、毎日を暮らしていたと思います。

 わたしがいま住んでいる霧島の土地は、父が買ったもので、それを父が亡くなってから譲ってもらいました。そのおかげか、いつも父がわたしたち夫婦を見守ってくれているような気がします。

 祖父(父方の祖父)もまた、天上界からわたしを見守ってくれているようです。ある霊媒師さんのお話によると、「きみこは、赤い鳥居のところに行くと、運が開ける」とあの世からのメッセージを祖父が送ってくれたそうです。

 それで、いま霧島に住んで、霧島神宮の赤い鳥居の側に住んでいるので、めちゃめちゃ運が開けています。ありがたいことです。

 わたしは祖父母と一緒に暮らしましたので、深く祖父母の愛を受けました。いつも「宝子じゃ」と大切にしてくれました。一族で久しぶりの女の子の誕生だったそうです。

 愛されてる、という感覚。豊かさの極みです。ありがたいことに、ユタカ君、母、娘たち、孫たち、きょうだいたち、甥っ子、姪っ子、家族のみならず、たくさんの方に愛していただき、深く感謝します。

 わたしは、それ以上に、愛を振りまこう、と思います。100人に愛されるのなら、1000人に愛を手渡す、という感じで。

 来週から鹿児島県立短大の非常勤講師の仕事が始まります。先日も、鹿児島市内でのひまわりクラスで、「おくのほそ道」第一回を開催しました。新しい受講者の方も見えて、熱気むんむん。

 きりしま月の舟も、いつも大盛況です。おかげさまでランチが大好評で、毎日張り切って準備しています。講座も大盛況。昨日も、小学4年生の男の子が、これから月の舟で勉強する、ということで、お母さんとともにやってきました。

 赤ちゃんから91歳まで、いっぱいいっぱい愛していきますね。オンライン講座も充実させていきますので、そこでも一千人以上の方が待っていてくださるでしょう。感謝、感謝。

 日本の古典文学、「源氏物語」「万葉集」「古事記」「おくのほそ道」「しあわせトーク」など、オンラインでどんどん発信していきますね。いま、「源氏物語」その①をアップしています。引き続きアップしますので、お楽しみに。ただいま、鋭意編集中です。

 さて、先日、作家の本田健さんとスピリチュアルカウンセラーの並木良和さんのFacebookライブがあり、視聴しました。わたしは、いつもランチの仕込みをするときに、YouTubeをかけて、ときにクラッシック音楽をかけたりして、愉しんでいるのですが、スピリチュアル系のYouTubeが大好きで、いつも欠かさず聞いています。

 本田健さんと並木良和さん、どちらもいま大人気の方々ですね。おもしろい組み合わせだな、と思って、タケノコの煮物を作りながら、聴いていました。

 本田健さんの著書はほぼ全部読んでいるので、本田健さんのYouTubeもよく視聴するのですが、並木良和さんはあまりなじみがありませんでした。けれど、一度彼のYouTubeを視聴したら、その人気の秘密が一瞬にして、わかりました。

 お話が明快で、わかりやすく、ずしん、と胸に響く。そんな感じなのです。あのロン毛がすごく女性的すぎて、少し引いていたわたしですが、先日の本田健さんとのライブでは、深く感動して、並木さん、すごーーーーい、という気持ちになりました。

 「風の時代にお金に愛される人になる!」というテーマで、このビッグ対談がありました。その中から、素敵な言葉をここでシェアしていきますね。

「風の時代では、何を手放していくかで、生き方に雲泥の差が出てくる」(並木)

「お金や不動産、終身雇用制の時代から、フリーランスやノマド的な生き方に変わる。この半年で変わる」(本田)

「秋分の頃から、形が変化してくる。誰の目にも明らかな変化が見えてくる。」(並木)

「風の時代で、どっちに行きたいのか明確な人は上昇できる」(本田)

「向かいたい先が明確にならないと、迷いの森に入っていく。いかに執着を手放すか。しがみついていたものを手放し、軽やかに生きていくことが大事」(並木)

「年収が10分の一になる人と、10倍になる人が出てくる。100倍の差が出てくる。風の流れを見るセンスが大事になる」(本田)

「どこから風が吹いているのか、チャンスを見極める。風の時代には、チャンスがいっぱい。

いままでお金にならなかったものが、急に高額で取引されてきたり、誰にでもチャンスがやってくる」(並木)

「全く価値がなかった、空気みたいなもの、人気、癒やされる空気に人はお金を払う気分になってくるだろう。」(本田)

「気持ち良くお金を遣ったり、お金を手にする人が活躍する時代」(並木)

「お金を気前よく出す人が、もっとお金を得る時代」(本田)

「信頼が大事。自分に対する信頼ができること。崖の前で道が見えなくても、その前に進むと覚悟ができた者に、宇宙はバックアップする。闇に足を踏み入れると、見えなかったものがみえる。」(並木)

「不安とわくわくは同じエネルギー。どこから見ていくか、が大事」(並木)

「自分のハードルをあげると、見える不安も違ってくる」(本田)

「自分をいかに信頼するか。信頼する練習が大事」(並木)

「信頼とは、100%。95%はゼロに同じ。信頼とはするか、しないか、の二択」(本田)

「信頼とは、覚悟。いままでの生き方を手放して、新しい生き方をしていく覚悟をしないと、宇宙はサポートしてくれない。そうしないと、あいまいな人生になる。覚悟するトレーニングをする。意識のトレーニングをすると、えいやっと行ける」(並木)

「何かを決めるときは、心地よさ、楽しい、信用する、惹かれる。ちょっとでも、え、と思うことがあると、次もひっかかる。心地良い選択をしていくと、次々に道が開けていく」(並木)

「風の時代に敏感な人、こういうのが流行りそう、という眼力が大事」(本田)

「風をどう読んでいくか。人の気持ちが集まっていく方向を客観的に見通していく。」(並木)

「情熱より、冷静なワクワクが、風の時代には必要」(本田)

「成功しても成功しなくても、どっちでもいいや、というのが大成功につながる。エネルギー的にみても、執着は良くないので、結婚できてもできなくてもいいや、というぐらいがちょうどいい」(並木)

「三つのステップ、風を読む力、風を感じる力、自分で風を創り出す力が大事。罪悪感なく、この指止まれ、という感覚が、風の時代にお金に愛される」(本田)

「ワクワクして行動していると、みんな、それいいじゃん、と集まってくる。地の時代の生き方と全然違う。」(並木)

「これまでのOSを手放す。ゼロから生き方を変える」(本田)

「自分がやる、を手放す。わたし、をわたしたち、に変える。その意識のトレーニングをする。その意識が豊かさを生み出す。」(並木)

「これからは、誰もが主人公。手放す、気前よく出す。それが大事。」(並木)

「コロナ禍で落ち込むのではなく、これからどうやって、新しいやり方をしよう、窓を開けて、新しい空気を入れて、新しい生き方をする」(本田)

 まあ、本当に大事なことを30分ほどでおふたり、いっぱい話してくださいました。感動します。

 わたしが一番心に響いたのは、並木さんの「覚悟を決めた者に、宇宙はバックアップをしてくれる」という言葉。「わたし、ではなく、わたしたち、という感覚」「ワクワクして行動していると、あ、これいいね、と人が寄ってくる」という言葉。

 わたしにとっての覚悟って、何だろう。思うに、「ひとりひとりを大切にする」ってことかな。

 「きりしま月の舟」を創りました。そこにいろんな方がおいでです。鹿児島市内の講座、鹿児島県立短大、鹿児島大学の学生さんたち、わたしの関わる、そのすべての方を受容する、っていう感覚かな。母性の極みを行く、ってことかな。限りなく受容する、ってことかな。

 そのためにも、自分を100%信頼する訓練をしていく。どんな自分も許す。どんな自分も「あら、かわいいね」と思う(笑)。

 よく「感情的になって、子どもを叱って、いやになります」というお母さんがおいでですが、感情を表現することは、とても大事です。その表現の仕方のトレーニングは必要ですね。そうしないと、自分の感情がわからなくなり、並木さんのおっしゃる「迷いの森」に入り込むのです。

 感情表現の訓練には、こうしてブログを書くとか、「書く」ことがとても役に立ちます。これから、文章教室をいっぱいやっていこう、と思っています。これまたお楽しみに。

 明日4月11日(日)は、午前10時半から12時まで、芥川龍之介の読書会です。「羅生門」を読みます。どこでも手に入り、しかも短い作品ですから、ぜひ読んでご参加くださいませ。お待ちしています。読書会のあとは、ランチを召し上がれ。

 さ、今日も忙しいぞ。張り切って、参りましょう。