きりしま月の舟

甘露の雨

2022.07.19更新


 今日は、久しぶりのオフ。ゆっくりと過ごしています。と言っても、昨夜、早く寝たので、午前3時には目が覚め、紅茶を飲みながら、本を一冊読み切って、感動し、午前7時にまたベッドに入って寝ました。

 ユタカ君は、午前1時まで仕事をし(小説「女と刀」英訳版の校正)、その後寝たので、午前7時はまだぐっすり状態。結局、ふたりで午前9時ごろに起きだして、午前10時にゆっくりと朝食を頂く、という朝。

 朝食ができるまでに、ユタカ君は外出して用事を済ませ、わたしはあれこれと朝食を準備して、YouTubeを聴いたり、また、仕事の連絡を朝ごはん前にしようと思って、4人の方々と連絡を取り合う朝。

 いやあ、いいですねえ。わたしのことを、遊んでるように見える、と思っている方々、ゆっくりしながら、仕事してるんですわ(笑)。

 それに、ゆっくりとまたベッドに寝転びながら、外を眺めると、雨がしとしとじゃなくて、強く降り続いています。

 いやあ、いいなあ。これは「甘露の雨」ですわ。わたしの人生を潤す、お金も幸せもザバザバと降り注ぐ、甘露の雨。ありがたいなあ。わたしって、恵まれている。感動しますね。

 災害をもたらす雨でもなく、甘露の雨。わたしたちを潤す雨。雨音も癒されます。自然の音は、本当に癒される。これがマンションだと、雨音も聞こえませんしね。霧島に住んで、最高です。

 フリーで仕事をしていると、時間に縛られないのが、本当に嬉しい。寝たいときは寝る。仕事したいときは、仕事する。カフェを早めに閉めて、散歩したり、温泉に行きたいときはそうする。

 ここ3日間くらいは、なぜか人生相談デーみたいで、いやあ、立て続けにいろんな方の人生の伴走をさせていただきました(女神塾も含めて)。そういうときも、月の舟だと、時間の制限がないので、ずっとじっくりとお話ができて、少しはお役に立てる気がします。

 こちらは、いっぱいお話を聴いても、わたしがあれこれと助言した内容などすっかり忘れる方もあったりするんですけど(笑)、わたしのなかでは、人の話を聴くのは自分の使命だと思っていますから、あまり気にならない。というか、そういうことも予測できるし。

 わたしたち夫婦を信頼してくださってこその、お話ですからね。大切に聴きます。わたしたちもそこからまた学びを頂きますし。

 わたしたちの人生って、やっぱり、とてもシンプルだと思うのです。自分の思い通りに生きる。世の中の常識とか、波風立てない、だとか、人の批判が怖い、だとか、そんなことを思っているうちは、幸せになれない。満足感もない。自分らしく生きてない。

 自分の人生に責任を持ち、自分の本能や直感を信じ、信じることに焦点を当て、自分の使命を生きる。

 今朝読んだ「運のいい人だけが知っていること」(ウエイン・W・ダイアー)に書いてあります。わたしは、わたしの信じることを基準に生きていけばいいのです。幸福を自分の外側に求めない。

 他人の評価だの、批判だの、お金のあるなし、地位の高さ、じゃなくて、自分がなりたい自分になる。自分らしく生きる。親がどうとか、生きてきた環境がどうとか、ではなくて、いま、ここにいる自分が欲していること、やりたいことを、次々にやり続けていけばいいのです。

 わたしは女性経営者として、かつ芸術家、表現者として、大成したい。一億円を稼ぐ文化企業に、NPO法人月の舟自由大学を育てていきたい。

 そのために、いろんなアイデアが沸々と湧いてくるので、それをひとつひとつ丁寧に実行していきます。

 ユタカ君は、わたしの話すあれこれのアイデアを、「いや、これはこうだから、それはできないよ」と羅列するのが趣味です(笑)。が、わたしはめげません。「やりゃあ、いいじゃん」とわたしが静かに言うと、最近は、どんなことも簡単にできるとわかって、彼も納得してくれます。

 ただ、それを細かくやるのは、ユタカ君の事務能力なもんで、彼があれこれやれない理由を言うのはわかるのですが、わたしがリーダーですからね。稼ぐよ、とのわたしの一言で、彼もやる気を出してくれます。

 よく、他人に迷惑をかけちゃいけない、と優しくまじめで優秀な人ほど言いますが、そこをさらに成長するためには、「助けてください」と言って、他人様の迷惑になるようなことをしていかなければいけない。

 ほとんどが、そのような仕事は、他人様の迷惑になることではなくて、その他人様は「その仕事をやれて、嬉しい」「自分に頼ってくれて、嬉しい」となるので、全然、迷惑じゃないことの割合が高いのですけどね。

 どんどん迷惑をかけましょう。本当に迷惑をかけ続ける人は、その自覚がないので、いつのまにか、人がそばにいなくなっているものですが、誠実で礼儀正しい人ならば、どんどん人を巻き込んで、どんどんみんなで成長していけるのです。それは迷惑の掛け合いではなくて、成長しあっている証です。

 さあ、明日も明後日も、たくさんの方に迷惑をかけていきますよ(笑)。打ち合わせをしましょう、助けてください、お手伝いをください、というと、皆様、歓んで打ち合わせてくださいます。ありがたいなあ。恵まれているなあ。感動です。

 そんなこんなで、だらだらと時間を過ごしていたら、あっという間に、午後5時になってしまいました。そろそろ農業青年の裕太君が、お野菜を届けてくれる時間です。

 明日のひまわりクラスの「おくのほそ道」の予習をして、8月末に孫が来ることになったので、家の中を、ちゃんとかたずけておかないと。

 楽しみだなあ。楽しいこと、大好きなこと、嬉しいことをやり続けていたら、幸せだらけ。それでいいのです。魂の声に耳を傾けて、それを実現していきましょう。

 ヒャッホー、孫が夏休みに来るよ。孫育ては、もう大好き。仕事も大好き。孫は、わたしの宝。大切に、大切に育てていきます。

 わたしは、教師の仕事も大好き。わたしが30年近く前に、鹿児島外語学院という専門学校で「読書作文」を教えていたのですが、そのときの学生さんが、お母様とご自分の娘さん(11歳)を連れて、昨日、突然にきりしま月の舟を訪ねてくれました。

 お母さまは、すぐ近くにお住まいで、以前、月の舟でランチをしてくださった折に、娘さんがいま、アメリカに住んでいて、以前、わたしに「読書作文」を習ったことがある、という話をされていました。

 お名前を伺ったら、覚えていたのですが、昨日は、その娘さんがアメリカから3年ぶりに一時帰国したとのことで、おばあちゃま、娘さん、そのまた娘さん(11歳)の3人で、きりしま月の舟を訪ねてくださったのでした。

 嬉しかったですねえ。英語を学ぶ若い方々に、日本語の文章を書くことをお教えしていたのです。たぶん、鹿児島県立短大の非常勤講師や公民館講座の講師より前の仕事ですから、ほんと30年くらい前の教え子さんになります。

 いやあ、素晴らしいねえ。素敵ですねえ。11歳のお嬢ちゃんは、アメリカ人とのハーフさんで、日本語がよくわからないみたいだけど、おばあちゃまのたどたどしい英語とお孫さんのたどたどしい日本語の交流が、とっても微笑ましかったなあ。

 そして、おばあちゃまのお孫さんに注ぐまなざしの美しいこと。特に、外国で暮らしていると、どれだけご心配か、と思うのですが、その慈愛に満ちたまなざしは、海を越えて、届いているだろうなあ、と思えました。

 そして、今日、孫たちが8月に来ることが決まって、超嬉しいきみちゃん。さあ、張り切っていきますよ。若い生命力がそばにある、というのは、生きる気力が湧いてきますね。孫育ても生半可ではないですけど、そこはもう年輪のなせる技ってものがありますからね。

 みんなで力を合わせて、生きていきましょう。お互いをリスペクトしあって、他人のせいにしないで、喧嘩もしないで、生きていきましょう。

 何かがうまくいかないときって、焦ったり、時間に追われたり、誰かを恨んだり、しているとき。ゆったりと、不安もなく、自分の人生に責任をもって、生きていきましょう。

 今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の皆様が少しでも元気にお過ごしになれますように、明るいブログを書いていきますね。

 8月14日の「蒲原有明シンポジウム」も島村輝先生、竹本寛秋先生のお力で、どんどん細かいことが決まっていきます。ご参加の方もじわじわと増えております。

 zoom配信の準備もしております。整い次第、またお知らせしますので、お盆の期間中ではありますが、午後2時から4時ですので、遠隔の方もどうぞzoom参加をされてくださいませ。

 めちゃめちゃ楽しみです。月の舟自由大学ならではの企画をばりばりやっていきますね。

 甘露の雨が、皆様にも降り注ぎますように。