きりしま月の舟

歓喜する人間

2024.02.27更新


 霧島の日当山あたりでは、山桜が咲き始めました。海抜500メートルのきりしま月の舟周辺はまだまだですが、ちょっと下に降りると、山々を彩るように、薄いピンク色の山桜に気が付きます。

 モクレンもあちこちのお庭で見かけます。美しいですね。それから椿も。視線を下げると、白いタンポポさんもけなげに咲いています。

 春ですねえ。今日は、ユタカ君と長時間散歩して、霧島小学校の子どもたちが昼休みでサッカーとかしていたので、見学に行き、「きみちゃーーーん」と駆け寄ってくれて、嬉しい限り。ふと見ると、霧島市立図書館の移動図書の車が来ていたので、のぞかせていただきました。

 大人の本もあって、ほお、という感じですね。今はもうあまり手に入らなくなった、福音館書店の児童書、岩波少年文庫などが移動図書の車にいっぱい積んであって、楽しいなあ。

 思いがけなく、「小さな恋のものがたり」という漫画本もあって、しばし、きみちゃん、立ち読みしました。

 きみちゃん、このシリーズ、全部持っていたのですが、人にあげたのですよね。チッチとサリーの恋物語。以前、串木野に住んでいた時のご近所さんが、大分に引っ越されて、その引っ越し先に、両親とまだ結婚前のきみちゃんは訪問して、一泊したことがありました。

 そこには30代の未婚のお嬢様がいらして、その方から、きみちゃん、「小さな恋の物語」全巻を譲っていただいたのです。一泊して、まあ、仕出し屋さんから豪勢なお食事が届き、びっくりするくらいの丁寧なおもてなしで、両親もきみちゃんも大きな歓びに包まれたことを今でも思い出します。

 お嬢様は、とても明るくて、その場を照らす光のようなお方でした。で、きみちゃんと気が合って、「小さな恋のものがたり」の話になり、なんと、全巻を分けてくださったのです。

 その後、きみちゃん、大事にしていたのですが、どうも、わが娘3人は、あまり「小さな恋」には興味がないみたいで、当時、きみちゃんの仕事を手伝ってくれた若い人が「小さな恋のものがたり」の大ファンということで、また全巻、譲ってあげたのでした。

 あれから30年は経っているかも。「小さな恋のものがたり」は手元に置いておけばよかったなあ、と思う気持ちがあったせいか、今日は久しぶりの再会に、心躍りました。そして、読んでみると、どうも新しいシリーズみたいで、世の中は進んでいるのですね。

 2月26日から3月2日まで、月の舟をお休みにして、いろんなことを片付けようと計画していますが、まあ、お休みとなったとたん、きみちゃんもユタカ君ものんびりしています。毎日がハードなので、いいよね、ということで、昨日も今日も、午前10時ごろ起きて、ゆっくりと朝食を頂いています。

 昨夜は、午後7時からと8時からのおふたりの女神ヒーリングがあり、途中で簡単なおむすびを出したりしたので、ヒーリングが終わったのが、午後10時半。

 途中、自宅のお手洗いにきみちゃんが行ったとき、台所を覗くと、ユタカ君が何やら作っています。それは、なんと「塩麴パン」でした。きみちゃんが、最近、「美味しいパンが食べたい」とうわごとのように言うので(笑)、翌朝の朝食のために、ユタカ君、パンをこねているところでした。

 めちゃめちゃ感激したきみちゃん。後半のヒーリングもきみちゃんの女神力炸裂でございました。難しい課題でしたが、ぽっと灯りがついたような気付きがあって、きみちゃんもお相手の女神様も感動しました。

 で、今朝は、ユタカ君謹製の美味しい塩麴パン。美味しすぎて、超ハッピー気分でしたわ。ありがとう、ユタカ君。

 塩麴パンの朝食を終えて、ふたりとも読書タイム。それから散歩。先ほど書いたように、霧島小学校経由で、ポップカフェへ。約2キロの道のりを、ふたりでゆっくりと歩きます。

 幸せと歓びと感謝でいっぱいの散歩。ポップカフェで、スパイスカレーを頂き、と言っても、朝の塩麴パンでお腹がいっぱいだったので、ひとり分だけ注文して、ふたりで分け合います。

 ポップカフェのカレー、ハンバーグは美味しそう、とインスタなどで拝見しながら、今回、お初だったのですが、めちゃめちゃ美味しかった。気品高いお味でした。ちょうど、KYTの取材が入って(かごピタ、3月15日放送分だそうですよ)、オーナーさんが忙しそうだったので、そのまま失礼して、また2キロを歩いて自宅に戻り、それから性空堂さんへ。

 666祭りでトークをしていただく真言宗僧侶の聖法さんに直接、チラシと案内状を手渡したかったので、性空堂さんを訪ねたのでした。

 聖法さん、大好きだなあ。会うなり、いろんなことを教えてくださいます。今年の龍の特徴とか、気を付けるところとか、あといい香りのお線香のこととか。

 聖法さんとトークの内容をお話して、666祭りがさらに楽しみになりました。こんな面白いイベントを考えつくきみちゃんって、最高だわ(笑)。お祭り好きの血が騒ぎます。ぜひ、皆様、666祭り(令和6年6月6日、島津重富荘にて、午前11時スタート)、どなたでも参加できますので、ぜひお越しくださいませね。

 2月25日の夜は、オペラ歌手の又吉秀和さんご夫妻と、バレエダンサーの玉川智美さんと一緒に「666祭り」の第一回打ち合わせをしました。

 智美さんは、昨年11月に赤ちゃんを産んだばかりで、3か月の赤ちゃんを連れてきてくださって、きみちゃんばあばは、玉川ベイビーと初対面。いやあ、美しい赤ちゃん。しっかりしてる。みんなで抱っこしあって、智美さんの善きママぶりも拝見できて、感激。夫さんの直さんがそのまま赤ちゃんを連れて帰ってくださって、智美ママはゆっくりとBAR13で、みんなで美味しいカクテルを頂きながら、打ち合わせができました。直さん、ありがとうございます。

 又吉夫妻は、その前に「合唱の祭典」でソロを歌ったので、お疲れでしたでしょうが、とても元気に、しっかりと打ち合わせをしてくださいます。きみちゃんが考えた原案をみんなで揉んで、あれこれ足したり、ひいたりして、面白い流れができました。

 ほんと、チーム月の舟の芸術家の皆様のご協力には、感謝しても感謝しきれないくらい。きみちゃんの提案を真摯に受け止めてくださって、唯一無二のステージ作りをしてくださいます。

 今回も、ちょっと無茶ぶりなんですけど、皆様、さすがですので、きみちゃんが思う以上の舞台を創造してくださるのですよね。凄いことになると思いますので、ぜひ、皆様、楽しんでくださいませね。

 人の歓ぶことをしたい。その前に、きみちゃんが誰よりも歓んでいる。その歓びがどんどん広がって、月の舟のイベントはいつだって面白くて、充実していて、大歓喜に溢れます。

 打ち合わせをしつつ、久しぶりのBAR13の谷口さんのカクテルを堪能。いやあ、世界一ですわ。甘いのに、気品があり、筋の通ったカクテル。月の舟@天文館時代は、月の舟カクテルを作って頂いたりして、イベントにも参入してくださいました。懐かしいなあ。

 又吉夫妻、智美さんと深い話ができて、きみちゃん、大満足。女神力の高い又吉夫人のなつきちゃんときみちゃんの女神力が合体して、いやあ、素敵なエネルギーの循環。女神たち、これから世の中をさらに明るくしていこうね、と充実の夜でした。ありがとう、みんな。

 ここのところ、女神ヒーリングが大盛況で、ほぼ毎日、ヒーリングをしている状態です。そのためにも、毎日温泉に行き、自分を浄化し、波動を高めているところ。やっぱり、きみちゃん、女神稼業が天職だわ。わたし自身が、深い達成感、使命感、お役に立てているという充実感を味合わせていただいています。大感謝です。ありがとうございます。

 さて、2月25日(日)は、午後2時までカフェを営業して、その後、「合唱の祭典」鑑賞のために、鹿児島市県民ホールへ。

 音処「華音」のピアニスト麗華先生の企画。華音は、元「月の舟」があったところで、麗華先生も、チーム月の舟の一員です。で、月の舟自由大学の合唱団の皆様は、そのまま「華音合唱団」に移り、大活躍。。

 舞台上でも、月の舟の卒業生の皆様のお顔がいっぱい。皆様、堂々としておいでで、素晴らしい。月の舟で生まれた歌声が、こうして大きな輪になってるね。嬉しいなあ。

 ユタカ君と離れて座っていたせいか、たくさんの月の舟ゆかりの方々がご挨拶に来てくださいます。懐かしく、話が弾みます。皆様、大活躍で、お元気で、きみちゃんも嬉しい。

 なんと、長女の親友のゆきちゃんの娘さんが、「合唱の祭典」に出演の児童合唱団に所属しているとのことで、ご夫婦でご挨拶くださいました。

 ゆきちゃんの子どもたちと長女の子どもたちは大の仲良しで、霧島の我が家にも来てくれて、月の舟を走り回って、遊んでいましたからね。懐かしくて、嬉しくて、頼もしかったなあ。

 「合唱の祭典」も大成功。麗華先生の企画力、凄いわ。たくさんの人が一体になった「合唱の祭典」。児童合唱とプロのソロ歌手とのコラボ。「鹿児島県民の歌」は素晴らしいね。実は、きみちゃん、この「鹿児島県民の歌」をYouTube動画で流しながら、鹿児島の風景と文学を短大、大学で講義しております。麗華ちゃんの作ったYouTube動画、又吉秀和君が歌って、麗華ちゃんのピアノで、素晴らしいです。

 で、「合唱の祭典」が終わってから、BAR13で、又吉夫妻と智美さんと待ち合わせしたのでした。その夜は、ユタカ君がアルコールを飲まずに(でも、ノンアルのカクテルも美味しかったみたい)運転してくれて、霧島に帰り着いたのが、シンデレラタイムでしたけど、気持ちが愛と感謝に溢れ、ユタカ君と幸せな気持ちでいっぱいでした。

 さて、3月24日(日)よしもとばななイベントの準備も着々と進んでいます。真理様との打ち合わせ、そして、当日、出店してくださる皆様との打ち合わせ、ほぼ終わりました。

 2月24日(土)午後4時から、よしもとばななイベントの出店者の皆様と打ち合わせをしました。皆さま、積極的にご参加くださって、ありがたい限り。

 香輝園さんの百合絵ちゃんの紅茶、春奈さんのコーヒー、ホットサンド、野村さんのおはぎ、祐太君のお野菜、おこわ。素晴らしいラインナップ。

 3月24日(日)午前11時から、出店しますので(イベント開始は午後2時です)、ぜひ、皆様、早めにいらして、桜を眺めながら、紅茶、コーヒー、ホットサンド、おはぎ、おこわなどをお召し上がりくださいませ。お待ちしています。きっと気持ちよいですよ。

 みやまコンセール小ホールは、飲食ができるので、本当にありがたいです。昨年3月「愛をぶっこわせ」イベントで初めて小ホールを使ってみて、とっても音響が良いし、広さもちょうど良いので、これからもどんどん使いますよ。いつか、きみちゃんの「ピアノリサイタル」を小ホールでやってみたいなあ。いつになるか、わかんないけど(笑)。

 2月24日は、打ち合わせの前に、「SORA」という天国葬祭さんの機関誌の取材。カメラが吉国さん、ライターがブックスセルバさん、ということで、みたけ夫妻は初対面ではありますが、おふたりのプロぶりを存じ上げているので、楽しい取材になりました。

 きみちゃんはずっとお客様にランチを出したり、コーヒーを出したりして、ユタカ君が取材を受けているのを耳にしながら、動いておりましたが、ユタカ君、いつになく雄弁。これまでの月の舟の活動を熱く語っておりました。

 ランチのお客様が一段落したところで、きみちゃんも取材に合流。きみちゃんもまたしゃべりまくりましたわ(笑)。

 かごしま文化研究所を立ち上げて、今年で30年。その間、NPO法人化し、月の舟自由大学と名前を変え、その間にやってきたことは、おそらく文学講座千回以上、イベントも大小あわせて千回は超えているはず。文学散歩なども入れたら、どんだけの活動をしてきたんだろう、と感無量です。

 たくさんの方々の愛と勤勉さがあってこその月の舟自由大学。いま、文学講座とカフェと女神ヒーリングができているのも、この歴史の上のたくさんの方々の愛と知性の積み重ねですね。ありがたや、ありがたや。

 いま、ここにある歓び。いま、こうしてフルに仕事ができて、愛をいっぱい感じている歓び。

 昨日読んだ「今日、誰のために生きる?」という本のなかにあったアフリカのブンジュ村の村長さんの言葉が刺さります。

 「ショーゲン、歓喜して自分らしく生きていくと決めてほしい

  周りにそういう人がどれだけいるかで、人生は決まるよ」

  この本の著者ショーゲンさんは、次のように解説します。

 「この村では、自分の喜びを、とても大事にしているのです。

 自分の喜びにどこまでも寄り添い、その喜びを素直に表現して生きる。それが歓喜する人間です

 自分の喜びを生きていく時、人は自然に自分らしくなっていきます。」

 ほんとだね。

 昨日も、新しくカフェをオープンされたカフェ3月の山口真理さんのところを訪ねて、美味しいホットサンドやチーズケーキを頂き、ほくほくしつつ、近くの国分TSUTAYAさんに寄って、またまた本を大量に買い込んだのでした。

 きみちゃんもユタカ君も本が大好きなので、国分TSUTAYAさんに行くのは、歓喜の時間なのですが、さらに、近くにカフェ3月さんがオープンしたので、これから老後の楽しみが増えましたわ(笑)。

 皆様も、ぜひカフェ3月さんへ。国分TSUTAYAさん近く、霧島整形外科さんのお隣りです。ゆったりできて、素敵な空間。山口真理さんも、長女の同級生のお母さま。子ども繋がりで、こうして近場で仕事ができて、嬉しいね。

 さあ、きみちゃん、毎日が歓喜に包まれ、大感謝です。いま、「ザ・マジック」の28日間の感謝ワークをしていますが、これ、おススメ。良いですね。

 感謝しないということは、「奪う」ことに等しい。その言葉が刺さります。その通りだな。すべては、感謝から。何かうまくいかないことがあれば、それは感謝が足りないから。

 わーお、きみちゃん、大感謝、大歓喜で生きていきますよ。

 今日も、自分のために、自分らしく、生きることができました。ゆっくり休めて、ユタカ君は、月の舟のワックスがけもやって、きみちゃんは、これから、書斎の書類整理、月の舟通信の編集、その他、やりますわ。

 2月29日までカフェをお休みさせていただき、3月1日、2日は次女一家が一泊で帰ってくるので、そのためにまたまたカフェはお休みさせていただきます。

 3月2日(土)は、午後2時から加治木加音ホールで、「心の花束コンサート」。3月24日のばななイベントで、ウエルカムミュージックを演奏してくださるピアニストのちあき先生主宰のコンサートです。クリスタルボウルの福山裕子さま、姶良市少年少女合唱団の皆様の歌声も楽しみ。きみちゃんも行きますよ。みなさまもぜひご一緒いたしましょう。ヒーラーのちあき様、裕子さまのコンサートは、その女神力で、深く癒されることでしょう。愉しみです。

 きみちゃんも、お休みの間、女神ヒーリングはやりますので、どうぞご予約くださいませ。夜の時間でもOKです。

 自分が歓ぶことをやる。それが他人様の歓びに繋がります。

 今日も歓びに満ちて、ブログを書くことができました。大感謝、大歓喜です。ここのところ、毎日、いろんなことが起こるので、書くことが追いつきませんが、ひとつひとつ丁寧に味わい、綴っていきます。

 少しでも気持ちが楽になったり、気付きがあったりしたら、とても嬉しいです。

 それではまた、お会いしましょう。