きりしま月の舟

楽しい 美しい 無邪気

2025.03.05更新


 京都文学散歩で臨時休業していましたが、今日から10日ぶりに「きりしま月の舟」カフェをオープンしました。

 今日もまた素敵なお客様がいらしてくださって、話が弾みました。日本の女性たちの悩みは尽きず、女神きみちゃんは、ほんの少しですが、お力添えができて、嬉しかったです。常連さんも久しぶりにお会いできて、お土産も渡すことができました。ありがたいことです。

 午後、お客様が途切れた時に、あまりにも良いお天気でしたので、ユタカ君とふたり、庭を歩き、フキノトウを探しました。3個の収穫。丈の短い黄色い水仙も、可愛らしく咲いています。

 動物の足跡も発見し、同じ時を生きる生き物たちもまた、春になって、活動が活発になってきた模様。

 きみちゃん、京都から鹿児島に帰ってきてからというもの、花粉症を発症したようで、目が痒いわ、くしゃみがでるわ。でもね、京都行きの前に、耳鼻科に行って、お薬を頂いていますので、今夜から飲み薬も活躍しそうです。

 さて、京都文学散歩のご報告、昨日、3月3日の分でしたので、今日は3月2日のご報告。

 富山県から、源氏クラスの生徒さんである林さん母娘さんが、京都までいらしてくださって、3月1日に一泊して、2日はわたしたち夫婦とともに京都文学散歩を楽しんでくださいました。

 3月1日の夕方、ホテルに着かれて、それから一緒にお食事。昨年末、キョンさんとの大黒天様ツアーで教えて頂いた、沢田研二ファンの聖地であるという中華料理の「珉珉」に行きましたよ。

 えみかちゃんはまだ小学5年生なので、先斗町の飲み屋街というわけにいかず、あれこれ考えた末に、「あ、珉珉だ」と思って、お誘いしたら、大好評。4人で、餃子だの、レバニラ炒めだの、いーーーっぱい食べましたとさ(笑)。

 2日の朝は、京都文学散歩の定番となった進々堂での朝食。パンとコーヒーの朝食を頂いた後、バスで京都アスニーへ。京都アスニーは、本当によくできています。

 大河ドラマ「光る君へ」のオープニングの画面で出たジオラマは、京都アスニーのものです。壁の源氏物語絵巻もよくできていて、解説しがいがあります。ここの地図で、平安時代の京都が一望できるので、おススメです。

 そして、京都御所に戻り、雅楽を見学。春の特別公開の時期なので、雅楽や蹴鞠を見学できるのは、ありがたいです。

 2月26日も雅楽&舞楽が2演目ありましたが、3月2日の演目はまた違いました。源氏物語にも出てくる「迦陵頻(かりょうびん)」と「蘭陵王(らんりょうおう)」。

 2日は、雨が降っていましたので、26日のように野外舞台が使えずに、承明門での舞楽&雅楽。きみちゃんとユタカ君は人混みを避けて、後ろの方で見学しましたから、ほぼ舞楽が見えませんでしたが、林さん母娘さんは最前列でしたので、動画も撮っていただき、小学5年生のえみかちゃんも楽しんだようです。

 その後、タクシーで旧三井家下鴨別邸へ。たまたま「京の冬の旅」というパンフレットで、旧三井家下鴨別邸の建物をご案内いただき、そこで茶懐石のお弁当を頂くというツアーを発見したので、早速申し込んでおいたのでした。

 7200円(プラス入館料500円)のツアーでしたが、本当に満足でした。定員10名で、ゆっくりとできて、最高。

 旧三井家といえば、あの広岡浅子様のご実家ではありませんか。きみちゃんは、母校の日本女子大学の第一回広岡浅子賞に応募して、惜しくも受賞はできませんでしたが、母校・日本女子大学の設立に大きく寄与した広岡浅子氏には深い関心を抱いているので、旧三井家の建物にも親近感を抱きました。

 まずは、ランチから。「三友居(さんゆうきょ)」という茶懐石仕出し屋さんの竹籠弁当を頂きます。三友居とは、中国の詩人・白居易の漢詩「琴、酒、詩は人生における三つの友である」との一節から取られた名前だそう。

 こんなところも、京都の素敵なポイント。教養が滲み出ていますよね。竹籠弁当の盛り付け、お味も最高でした。何よりも、白みそ仕立てのお椀が素敵。月の舟では、いつもユタカ君が創る手作り麦味噌を使いますし、あまり白味噌というのは使ったことがないので、興味津々。もちろん、ユタカ君手作りのお味噌も美味しいですよ。

 実は今日、京都で買ってきた西京白味噌でお味噌汁を作ってみましたが、かなりの量の白味噌を入れなければならず、さすがに、三友居さんのお味には程遠い。明日は、西京白味噌と豆乳を混ぜてみようかな。工夫、工夫。

 お食事のあとは、3階の建物見学。急な階段で、ロープを伝っていく、というもの。凄いね。

 その3階は、四方ガラス張りで、京都が一望できて、何よりも大文字焼のときの景色がみられるとのこと。これは絶景、そして最高のロケーションですわ。

 ただ、建物が古く、メンテナンスがかなり必要で、そうそうたくさんの方に来ていただくわけにはいかないようです。

 建物の歴史などを、ご案内の紳士が説明してくださって、これまた興味津々。そして再び、2階の竹籠弁当を頂いたお部屋に戻り、お抹茶と和菓子を頂きます。

 いやあ、大満足。竹籠もお持ち帰りできるとのことで、持って帰ってきました。いつか月の舟竹籠弁当で使いますし、竹細工の方にお願いして、いくつか作ってもらいたいな。

 その後、下鴨神社を散策してから、バス停の前にある「みたらし団子」のお店へ。大変な混雑でしたけど、すぐに座れて、みたらし団子セットを注文。あれだけお昼を食べたのに、まだ入る(笑)。京都のみたらし団子はちょっと固め。ユタカ君のお母さまが作ってくださったお団子の味に似ていました。鹿児島のみたらし団子は柔らかくて、もっとしっとりしている。

 それにしても、京都の和菓子の美味しいこと。皇宮警察の越智様に教えていただいた「出町ふたば」という豆餅のお店に行ったら、それはそれは長い行列で、信号を渡った向こう側まで並んでいるという人気店。

 2月27日のランチが、このお店の近くだったので、ユタカ君がずっと並んでくれて、わたしたち熟女組は、そこらへんをぶらぶらして、下鴨神社に先に行っている予定が、やはりお団子を食べたいという欲望に打ち勝てず、ユタカ君を待って、鴨川のほとりで、豆餅、桜餅、ヨモギ餅を携え、まずは桜餅を頂いたのでした。

 「出町ふたば」の和菓子は、鴨川と高瀬川の合流する三角州(デルタ)で頂くのが京都風との越智さんの解説で、わたしたちも京都風に従って、大きな桜餅をデルタのベンチでパクパクと頂き、ほっこりしたのでした。

 さすがに、あれだけの行列ができるほどの美味しさ。きみちゃん的には、豆餅が一番おいしかった。豆餅が一個240円というお値段で、これなら並んででも買いたくなるよね。

 この豆餅は、やっぱり、自分のおうちの居間で、熱いほうじ茶を淹れて、みんなでおしゃべりしながら食べるのがいいね。庶民の味のあんこだよ。

 里沙さんが別れ際にくださった北野天満宮近くの「粟餅」も最高でしたわ。里沙如来様はなんと、わたしたちのためにジョギングで5キロを走って、粟餅を買ってきてくださったとのこと。

 昨年末に頂いた「松風」だったっけ、お味噌の味のする和菓子も最高だったな。越智様の情報は、和菓子オンパレードで、京都愛はそのまま和菓子愛なのですね。

 越智様からは、虎屋のこしあんの瓶詰をお土産に頂いており、これはもう、高級食パンであんバターにするべく、今週の金曜日に「PANYAクラブ」の食パンをゲットして食べるぞ(笑)。楽しみ、楽しみ。

 ということで、3月2日も最高の一日でした。林さん母娘さんとお別れしたあと、きみちゃんとユタカ君、京都の夜の街に繰り出しました。

 バスで移動したので、まずは三条のビアBARへ立ち寄って一息ついてから、きみちゃんが孫の冬馬君が産まれるのを待った、あのビアBARへ。

 ビール好きのユタカ君、大喜び。きみちゃんは、お酒はどちらかというと、日本酒やワインが好きなのですが、ユタカ君は大のBEER党。

 そのBARに入るやいなや、マスターに「わたしのことを覚えていますか?」と聞いたら、顔を見ても思い出してはいただけず、「あの、ほら、孫が産まれるのを待っていた」と言ったら、思い出してくださって、大盛り上がり。

 ユタカ君は、2017年ものという、ビールには珍しい寝かしたやつを飲んで、それはそれは歓んでくれました。このお店のBEERを昨年末に飲んだ時、ああ、ユタカ君に飲ませてあげたい、と思っていたことが叶って、きみちゃん、感無量。ふたりして、上機嫌でホテルに戻ったのでした。

 きみちゃん、毎日英語のお勉強をしているので、どんなに飲んでいるときも、疲れているときも、英語学習は必須なのですが、京都では2日さぼったら、なんと3位から28位に順位を落とし、しかもダイアモンドリーグから黒曜石リーグに降格。

 で、鹿児島に帰ってから、順位を挽回すべく、何とか、黒曜石リーグで2位に挽回しました。

 こうして英語の勉強を続けていると、きみちゃん、英語が好きなんだな、と思えてきます。

 今日のテーマの「楽しい、美しい、無邪気」というのは、秋山眞人さんの教える「幸福のキーワード」ですが、英語学習は「楽しい」。

 京都の和菓子は「美しい」。京都文学散歩は、みんな無邪気でいられた。だから、京都文学散歩は、最高に幸せでした。

 どんなときも、「楽しい、美しい、無邪気」というのを心掛ける。

 そして、秋山眞人さんによれば、愛とは約束を守ること。時間を守ることの大切さを説かれます。

 女神きみちゃんにとって「時間」とは、規則正しい生活を送ることに等しい。規則正しい生活を送ることが、自分を愛することにつながります。自分を大切にして、つねに自分を磨く。

 午前4時に起きて、7時まで勉強。7時から8時まで散歩。8時から朝ごはん、朝ごはんのあとは掃除。9時から祈りの時間、そしてまた勉強の時間。正午から2時までランチの手伝いをして、午後2時から文学講座や女神ヒーリングのお仕事。その後、買い物に行き、それから温泉。温泉から帰ったら、ユタカ君と晩酌。晩酌のあとはテレビや読書を楽しみ、午後10時に就寝。というのが、きみちゃんの理想の生活。

 今は、文学講座もあるし、ランチの仕込みもありますから、午前9時にはカフェのスタンバイをしないといけませんが、3年後には、カフェはどなたかに任せて、きみちゃん、午前中は自分の時間にしていきたいと思っています。

 きみちゃん、昔から、夢を叶えるのに、緻密な計画を立てるのが得意でした。行き当たりばったりに見えて、細かい計画を立てる。

 今回の京都文学散歩も、実に細かい計画を立てました。そして、皆様の体力に合わせて、大幅な予定変更もしましたが、きみちゃんの直感力は凄いので、予定通りよりもずっと面白い企画になりましたよ。

 特に、2月27日は、宇治と石山寺を訪ねる予定でしたが、皆様のお疲れ具合とかを鑑みて、上賀茂神社、下鴨神社コースに変更したのは、大正解でした。このことは、また明日書きますね。

 きみちゃんの夢の叶え方は、細かい計画を立てることから、という話に戻れば、中学3年生のときには、もう、きみちゃんったら、将来の夫になる人は、「自分を手のひらで遊ばせてくれる人」という想定をリアルにしておりましたが、なんと、それが実現しております(笑)。

 ユタカ君は、女神きみちゃんを、まるでお釈迦様が手のひらで孫悟空を遊ばせておくように、実にゆったりと大きく構えて、遊ばせてくれます。

 楽しいことをして、美しいものを観て、いつも無邪気でいられるように、いつもユタカ君はきみちゃんの側にいてくれます。大感謝、大歓喜、大幸福。

 夢の叶え方については、3月9日(日)の女神塾の時間にお話しします。興味のある方はぜひご参加くださいませ。きりしま月の舟にて、3月9日(日)午前10時から。参加費3千円です。どなたでもどうぞ。

 3月20日から23日までの、きりしま月の舟5周年イベントでは、女神ヒーリングもやりますよ。30分3300円の春分の日特別ヒーリング。午前10時、11時、午後1時、2時の一日4回です。要予約(090-3669-5354 kimikomitake@outlook.jp)。

 きみちゃんのこの地球での使命、あるいは目的は「人を癒すこと」。できるだけたくさんの方を癒したい。だから、こうしてときどき特別ヒーリングを開催します。できるだけたくさんの方に、癒しの扉を開けていただきたいから。

 通常は、30分5千円、60分一万円、100分3万円です。月の舟女神マスターコースは、90分が3回で33000円。これは鹿児島の方には、ちょっと「えいっ」と気合を入れないといけない金額ですが、特別ヒーリングでは、もっと気軽に来ていただきたい。男女問わず、年齢問わず、どなたでもどうぞ。

 では、明日は上賀茂神社、下鴨神社について書きますね。

 いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。大感謝、大歓喜、大幸福です。

 ブログを書くことは、楽しく、美しい営みで、きみちゃんは無邪気でいられます。だから、大幸福。

 皆様を愛しています。ありがとうございます。