きりしま月の舟

愛一元化の世界

2024.06.24更新


 ただいま、午前4時半。昨夜、大河ドラマ「光る君へ」観た後、午後9時には寝てしまい、午前2時に目が覚めて、田坂広志さんの『死は存在しない』を読み返したり、メールに返信しているうちにこんな時間になりました。今日はお休みの日ですから、夜更かしならぬ、朝活をやってから、二度寝するのもありです。

 昨日も、実にスリリングな、刺激的で最高の一日でした。大雨にもかかわらず、女神ヒーリングのお客様、そして以前もいらしてくださった関東からの団体のお客様もお見えになって、楽しかったなあ。

 一昨日もまた、大雨にもかかわらず、「お香とお茶席を楽しむ講座」にたくさんの方がお越しくださり、とても素敵な時間を過ごすことができました。

 伊佐市在住の香司・堀之内夕子先生は、朝早く大雨のなかを長時間運転してきてくださって、しっかりとご準備くださいます。まずは一服の薄茶から。お菓子は、熊本の陣太鼓の小さいヴァージョン。

 渋滞やら、県外からはじめてご参加のお客様も迷ったりで、午前10時始まりが、皆様揃うのに時間がかかりましたが、そんなときこそ、お茶とお菓子をゆっくりと頂いて、静かに待つ、というその時間の豊かなこと。

 今回のお香は「荷葉」。夏のお香です。春が梅花、夏が荷葉、秋が侍従、冬が黒方という基本があって、旧暦では6月は夏ですので、夕子先生は「荷葉」をご準備くださいました。

 荷葉と言えば、源氏物語では、花散里の女君が調香したもの。きみちゃん、源氏物語を30年教えている身として、源氏物語のなかのお香は勉強し尽したつもりでしたが、荷葉はシンプルで引き算のお香だと、今回知りました。

 蓮の葉が荷葉の基本ですが、それに紫陽花を空間的に足していくとか。きみちゃん、荷葉って、薄荷みたいな感じかな、と思っていたんですけどね。まだまだお香は奥が深いですね。

 千葉から旅行でお越しの方も、お香に興味を持たれて、お友達とふたりでご参加くださいました。初参加の皆様も、とてもお香とお茶席を楽しんでくださって、ランチまで召し上がって、賑やかでしたよ。

 7月27日(土)は、印香作りをしますので、さらに楽しく奥深い体験ができると思います。午前10時から11時半まで。参加費5千円です。ご予約はお早めにどうぞ(090-7536-6672 mokka@po4.synapse.ne.jp)。

 昨夜も、「光る君へ」、さらに面白くなっていますが、きみちゃんの「光る君へ」講座もなかなかわかりやすく、充実しています。平安時代って、面白いなあ。歴史と人の心(物語)が本当に、きみちゃん、興味深くて、わくわくします。

 6月21日(金)は、「光る君へ」講座で、ちょうど夏至というのもあって、高いエネルギーで、富山の愛さんも、オンラインで参加してくださって、これまた充実していました。

 そして、その夏至の日、なんと面白いことに、きみちゃんが尊敬する先生のお嬢様ご夫婦が、月の舟にランチにお越しくださり、そのご夫君は、イギリス出身ということで、とても話が弾みました。

 ちょうどその日、お手伝いに来てくれた郁実さんも、「月の舟にはいろんな方がおいでですね」と言う通り、毎日、素敵な、そしてどこかしらご縁のある方々が、まるで運命のようにいらしてくださいます。

 ランチを始めたこと、女神ヒーリングを始めたことが、まるで当たり前に決まっていたことのように、素敵な循環で、わたしたちに豊かさを運んできてくれます。ありがたいですねえ。

 ちょうど今日、午後3時ごろ遅いランチにいらしてくださった6名の団体様も、昨年末、訪ねてきてくださった神社リトリートの皆様。その先生から「決めることが大事」、と前回教えてくださって、きみちゃん、そのお言葉を受け取って、とても大きな支えになっていたことのお礼を、昨日言うことができて、とても嬉しかったです。

 なんて素敵な愛が循環しているのでしょうか。それこそがきみちゃんの理想の月の舟のあり方。愛と尊敬と感謝で満たされる月の舟。

 きみちゃんの女神ヒーリングの科学的な基本を学んでいる田坂広志さんの『死は存在しない』をまた久しぶりに読んで、改めて、「愛一元化」についてしっかりと腑に落としました。

 自我意識(エゴ)を超えた「超自我意識」とは、自分と他者を分けず、自分と世界を分けない「自我一体の意識」。それが「愛一元化」の意識。

 愛一元とは、真偽、善悪、美醜、愛憎、好悪、幸不幸、運不運といった「二項対立」「二元論」を超えた「すべては一つ」という意識、「全一性」の意識である。(255頁)

 ケン・ウイルパーも、その著書『無境界』の中で、我々の「自我意識」が、世界の中に様々な「境界」を設け、その「境界」において、自分と他人、味方と敵、真と偽、善と悪、美と醜、愛と憎などの「対立」を生み出し、そのことによって、様々な「葛藤」や「苦しみ」を生み出していることを述べている。そして、その「自我意識」が消え、その「境界」が消えたとき、そこに、「至福に満ちた世界」、「愛一元化の世界が現れることを述べている。(255-256頁)

 このことは、ゼロ・ポイント・フィールドと呼ばれる、いわゆる天、神、あるいは、この世界、宇宙、すべての記憶、情報が集まっている膨大な領域に、人間が死後移動して、自我がなくなり、愛一元化の世界に移行して、現実世界に生きる者の祈りを聴き、導いてくれるのだと、田坂氏は言われます。

 きみちゃんは、自分と他人を区別する、というその「境界」が苦しみを生み出している、ということをいつも理解しています。きみちゃんの悪口を言う人って、それはきみちゃんのこと言っているのではなく、自分への攻撃に他ならない、と思うのです。

 他者と競争して、わたしの方が勝ち、と言いたい人は、「負けるわたしって、なんてダメな人間」と自分で自分を殴っているようなもの。だから、きみちゃんは自分の悪口を言われても、そう気にはならないけど、その攻撃性が痛々しくて、とても切ない。

 愛一元化の世界を、まだ肉体があるときに、月の舟という空間で実現したいきみちゃんとしては、その「切なさ」は切り離したい。

 きみちゃんは、ゼロポイントフィールドという考え方を信頼していて、ゼロポイントフィールドからの情報を、きみちゃんの神様を通じて降ろしてもらう、という考え方で生きています。

 こうして、書物から情報を得ているのも、月の舟のお客様との会話のなかで情報を得ているのも、天界からのメッセージであり、最愛の人からの「導き」であると信じています。

 まず自分の神様であるハイアーセルフ、きみちゃんの場合は「スーパーきみちゃん」と呼ぶ存在と瞑想のなかで繋がることによって、いろんな「導き」を得ています。その導きは「宇宙におまかせ」という感じで、信頼していけば、本当に面白いように素敵な方向に導かれ、愛一元化の、安心した世界に行きつきます。

 きみちゃんの女神ヒーリングも、おひとりおひとりハイアーセルフと繋がり、導きを得ることで、現実世界の問題解決がスムースに行くようにする方法をとります。最終的には、おひとりおひとりがご自分の神様と繋がって、どんなときもその神様と対話していくと、本当に奇跡のように素敵なところ、安心安全なところに導かれていくのです。

 ユタカ君は、きみちゃんの直感力を絶賛し、信じてくれています。「よし、こうしよう」とふたり意見が一致して、行動に移したときのパワーは最強です。

 自分を信じて、自分を尊敬する。それが、豊かに生きることの基本です。何ができなくても、無条件に自分を信頼し、尊敬する。そこにいつでも戻ること。他者に認められる必要なんてなくて、自分が自分を認め、愛し、尊敬する。

 今日も、きみちゃんを信頼し、尊敬し、自分を誇りに思います。他人様から見たら、本当に変人かもしれませんが、きみちゃんの愛は深く、おひとりおひとりを大切にしています。

 きみちゃんは、女神ヒーリングのなかでも推奨することがあるのですが、「別れてあげる」愛があると思っています。すべての根源は、自分の意識です。自分の思うことと違うことをしてしまわないこと。我慢しないこと。正直でいること。

 ほんとうの自分を生きること。きみちゃんがどんなに素敵でも変人でも、きみちゃんを他人様が生きることはできないのです。それぞれは、ほんとうに素晴らしい魂で、「境界」なんてありません。素敵なきみちゃんを好きなら、あなたも素敵なのです。

 ほんとうの自分は、自分の神様と対話することで、わかってきます。そして、導いてくださいます。みんな最高傑作なのだから、みんな神様なのだから、自分を信じて、宇宙を信じて、一歩一歩ていねいに歩き、一日一日を最高にしていきましょう。

 きみちゃんがご縁する、すべての皆様へ、自分と同じように深い愛と尊敬と感謝を捧げます。

 今日もブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。皆様をエンパワーするブログを、これからも書いていきますので、どうぞ読んでくださいませ。そして、ぜひ、きみちゃんの女神ヒーリングを受けてくださいませ。やはり、きみちゃんのヒーリング&カウンセリングは最高だな、と自画自賛しております。そして、文学講座も天才だし、お料理も最高だし、きみちゃんの才能を大開花して、皆様にお届けしていきますね。

 6月26日は、鹿児島大学の講義、そして27日から29日まで、東京滞在。ということで、6月30日まで、月の舟はお休みです。

 7月1日(月)は、久しぶりに「居酒屋きみちゃん」開店です。午後6時から9時まで。

 666祭りのお祝いも次々に届いて、本当に感謝、感謝、大感謝です。おひとりおひとりにお礼を申し上げたいので、もう少しお時間くださいませ。月の舟通信7月号とともにお送りしますね。