きりしま月の舟

愛をぶっこわせ・その6

2023.02.01更新


 おととい1月30日に、京都、東京の孫ラブツアーから帰ってきました。孫たちに会えて、とても嬉しく、穏やかな気持ちになりました。また、ローリーさんとの3月の源氏イベントの打ち合わせもしっかりとできて、大満足の旅でした。

 1月29日、わたしだけ京都から東京に出たので、午前7時には次女のマンションを出て、京都駅へ。京都駅から新幹線で品川まで。品川から目白に出て、目白で長女と待ち合わせ。

 午後1時に、ローリーさんと長女と3人でランチの約束が、12時10分には着いたので、あら、と思っていたら、長女も早めに来てくれたし、なんと、ローリーさんも約束のレストランにすでにいらしていたのでした。

 ほんと、ローリーさんって、素晴らしいなあ。これまで40年近いお付き合いになりますが、遅刻したことはないし、イライラしているのを見たこともないし、いつも優しくて、穏やかで、気品があって、最高の女性です。

 打ち合わせもどんどん進んで、さすがローリーさん、外国人ながら、日本語の、しかも難しい源氏物語の原文をしっかりと理解しておいでで、感動しきり。いろんな視点からの読みをお互いに交わし合い、素晴らしく充実した時間になりました。

 長女の大学受験のときも、お付き合いしてくださったことから、長女とも懐かしい再会。長女も、目白のオーガニックレストランの予約をしてくれたり、と、ありがたいこと限りなし。

 わたしとローリーさんの打ち合わせが長引きそうだったので、買い物してるね、と細やかな配慮もあり、我が娘たち、ほんとよくできてる。長女も次女も三女も、素晴らしい。ああ、親の顔が観たいものです(笑)。

 長女のところに泊まり、晩ごはんと翌日の朝ごはんを作りました。孫のために料理する、というのは、超しあわせ。好き嫌いの多い孫たちのために、あれこれと作りましたよ。よく食べてくれました。特に、シンプルなおむすびが大好評。素材を活かし、あまり手のこんだものにはしないで、「これ、嫌い」と言っても、小さく刻んで、わからないように入れ込めば大丈夫。

 買い物したスーパーで、鹿児島産のソラマメがあったので、嬉々として買って、すぐに茹でて、テーブルに出しても、「おれ、これ、きらーーーい」と孫たち。で、翌朝の卵焼きに小さく刻んで入れたら、カナト君、パクパクと食べました。うふふ、おばあちゃんの勝ちだよ(笑)。

 で、30日の朝は、みんな学校、仕事なので、きみちゃんも早めに出ます。「ママ、今の時間帯、列車、混んでるよ」と娘が言うので、駅で時間を過ごそうと、カフェを探したら、なんと、駅ビルに新しくできたTSUTAYAが、午前9時から開いているではありませんか。本屋が大好きなきみちゃん、早速、スーツケースをゴロゴロ言わせながら、店内を隈なく見渡します。

 結局、舐めるようにして店内の本を見渡したので、いろいろと欲しい本が見つかり、それを購入し、併設のカフェで読みました。気が付くと、もう11時。あらあ、と慌てて、次の目的地へ。

 わたしの最大の目的地は、池袋のジュンク堂。ここで、源氏物語関連の本を買う予定。で、しっかりとありました。源氏物語の研究書がいっぱい。全部買い占めたいところを、ぐっと我慢して、3冊に絞りました。

 レジで無料のコーヒー券を頂いたので、ゆっくりとコーヒーを飲み干し、空港へ。結局、鹿児島空港に着くまでに2冊を読破。え、もう着いちゃったの?というくらい、時間は矢のように過ぎます。

 なぜ、こんなにも本が好きなのか。小さい時から、本を読む時間は至福のひとときでしたね。今でもそう。普通の単行本で、だいたい2時間で読み終わるな。やはり、紙の本が好きですねえ。電子本も嫌じゃないけど、紙の本が落ち着きます。

 鹿児島空港で、ユタカ君が待っていてくれます。ユタカ君は、その日の朝、京都から新幹線で鹿児島中央駅まで出て、そこからリムジンバスで鹿児島空港まで来て、わたしを待っていてくれたのでした。鹿児島空港に車が置いてありますからね。

 まあ、何とか、雪にも負けず、往路は道路が凍ったりしていましたが、復路は、気温もそう低くなく、無事、霧島の家に辿り着きました。

 ああ、我が家はいいなあ。今回、娘たちの家族も安定し、じいじ、ばあばの出番はそうないなあ、と思うくらい、ちゃんと暮らしています。だからこそ、わたしたち夫婦は、わたしたち夫婦の新しい生き方を追求していかなきゃね。

 65歳からの30年を、きみちゃんはどう生きるか。飛行機のなかで読んだ、並木良和さんの「新しい地球の歩き方」という本は、とっても示唆に富んでいました。並木さんの解説力には脱帽です。いつもわかりやすく、でもしっかりと宇宙のしくみについて解説してくださって、「自分史上、最高の自分になる」生き方を教えてくださいました。

 そうだよ、まだまだ、これからきみちゃんは成長するからね。自分史上、最高のきみちゃんになりますよ。

 その秘訣は、ネガティブな意識をちょこちょこ手放す。嫉妬を感じたら、手放す。罪悪感を感じたら、手放す。劣等感を感じたら、手放す。

 「今の自分」と「本当の自分=ハイヤーセルフ」との間にあるネガティブな感情を達磨落としみたいに、手放していく。そうすると、「今の自分」=「本当の自分=ハイヤーセルフ」となり、自分が成長し、次元があがっていく、という宇宙のしくみ。

 ほほお、これですっきりしました。だんだん、「わたしって、凄くない?」という気持ちがむくむくと湧いてきて、そんな自分をきちんと肯定できるようになります。

 霧島に帰宅すると、お手紙やら、贈り物やらが届いています。月の舟ひまわりクラスが終了したことを寂しく思ってくださって、本当にありがたいです。若い人にも、きみこ先生と出会って、変わった、ということをたまに言われますが、同年齢あるいは、わたしより年上の皆様からも、きみこ先生と会って、変わった、と言っていただけています。

 嬉しいですねえ。わたしがいつも気を付けているのは、正直であること、素直であること。ただ、それだけなのですけど、そのことに感動してくださる方が多くて、ありがたいですね。

 最近のわたしは、ネガティブな感情をすぐに捨てるのが上手になっているかもしれません。ほんと、悩みも迷いもほぼないですもの。うーーん、お金がないのだけが、困り者(笑)。

 並木さんが解説しておられるように、お金には罪悪感がつきものらしい。この罪悪感を払拭すると、お金の問題は解決するみたいだな。

 どうもきみちゃんは、暇そうなお店の店員さんがかわいそうだなあ、みたいな気持ちで、ついつい物を買ってしまう傾向がある。世の中にかわいそうな人なんていませんよ、というのが、きみちゃんの口癖なのに、「かわいそう」という上から目線で、お金を使っていたなあ。いかんよ、それは。「いい人」ぶっていたなあ。反省、反省。

 コロナ禍になったからこそ、わたしにとってはお金についての学びがいっぱいありました。子育てで実感できなかったことを、孫育てで、「ああ、子どもって好きだなあ」「子どもはかわいいなあ」と思える自分に気づく。それと同じで、コロナ前は、お金についてほぼ無頓着だったきみちゃんが、「お金」という存在を意識するようになりましたね。

 一万円札にキスをするとか、一万円を抱いて寝るとか、そんなことを見聞きしますが、きみちゃんは、お金が好きだなあ、と大きな声で言いたい。

 お金がたっぷりあって、安心して暮らせるって、ほんとありがたいよね。稼ぐ、という行為も、大好きだなあ。働くのが好きなんですね。

 今日は、初めて水曜日にカフェをオープンしました。これまで、月の舟ひまわりクラスがあったので、水曜日は鹿児島市内に出かけていましたが、今月から水曜日もカフェオープンです。

 思いのほか、ぼちぼちとお客様がいらしてくださいました。先月、話が盛り上がった母娘さんおふたりもいらしてくださいました。お嬢様の方は、わたしのブログやSNSを見てくださっているそうです。嬉しいなあ。ありがたいなあ。

 本好きな方が大好きだなあ。ずっと本について話していたいなあ。そういう意味では、ほんと、ユタカ君と結婚したのは大正解。彼とはいつも本の話で盛り上がりますからね。神様に感謝です。

 お金に関する罪悪感について、もう少し考えていくと、どうもたくさん持っていてはいけないから、放出しないとな、という罪悪感があるんじゃないかな、わたしだけでなく、多くの人に。

 たくさん持ってもいいんですよ。たくさん持って、自分のためだけに使っていいのですよ。

 そういえば、あの3億円どうなったんでしょうね(笑)。ヒーラーの怜子さんと真理さんが言ってくださった「きみこさんには、3億円が入る」というあの予言。

 神様、きみちゃんには、3億円を受け取る準備ができていますよ。自分のために使う準備ができていますよ。そうそう、わたしって、自分は取り分なくても、人には払う、ってことがよくあります。それもよくないね。みんな平等だから、みんなで稼いで、みんなで分配。

 年を重ねると、わかることがいっぱい。これから30年、きみちゃんはどんどん進化し、成長していきます。

 今日も素敵な一日をありがとうございます。明日2月2日は、源氏物語講座。「葵」の巻を読んでいます。2月5日(日)は、「きみこ源氏ひとり語り」第3回目「紫の上①」です。

 紫の上って、好きだなあ。特に、「悩み」を「祈り」に変えるところ。できすぎじゃないの?というくらい、よくできた女性です。だからこそ、紫式部は、そんな紫の上を病気にさせますね。

 我慢はよくないね。スーパーヒーローの光源氏って、本当の意味で、女性を救っていないし、その内面を理解できていないよね。紫式部の辛辣な人間観察がここでも生きています。

 ユタカ君と結婚したこと、文学を仕事にしていること、カフェをオープンしたこと、娘3人を産んだこと、孫が4人いること(まだまだ、増える可能性もあります)、最高に幸せです。

 さらに、自分史上、最高の自分になるって、どんな感じなんだろう。ユタカ君と穏やかに暮らし、ゴールドカードの会員さんが100名を超え、カフェが大繁盛で、孫たちとも頻繁に会って、旅行をいっぱいして、どこへでも行き、なんでもできる。

 きみちゃんは、規則正しい生活が好きだから、午前中に勉強、午後から仕事、夜は温泉、晩酌、という静かな生活がいいなあ。嫌なことは一ミリもなく、違和感をもったら、すぐにそれを言い、問題なくスムースに事が進む。そんな静かな生活をベースに、ときどき大きな仕事を、素敵な皆様と集中力をもってやる!それが、きみちゃんにとっての最高の人生かな。

 さあ、3月19日の「愛をぶっこわせ」イベント、めちゃめちゃおススメです。自分で自分に感動しています。素敵な出演者の皆様とご一緒にイベントができること、それをたくさんの方に観ていただけること、最高の自分であり、最高の幸せです。

 ぜひ、皆様、万障お繰り合わせの上、3月19日(日)午後2時~4時、霧島市みやまコンセール小ホールへレッツゴー。チケットは、オンラインからも購入できますよ。十字屋クロス、山形屋プレイガイドにも置いています。きりしま月の舟でも好評販売中。

 そして、今夜2月1日(水)午後8時~9時、月の舟オンラインサロンです。HP「きりしま月の舟」の新着情報の欄に、URLが貼り付けてあります。そこから、お入りくださいね。どなたでもどうぞ。

 皆さまにお会いできますことを、心から楽しみにしています。いつもブログを読んでいただきまして、魂から感謝いたします。ありがとうございます。