きりしま月の舟

奇跡を起こす

2022.03.22更新


 きりしま月の舟2周年記念イベント、3月19日、20日、21日の3日間、大盛況でした。心から感謝いたします。

 イベントに参加してくださいました皆様、フリーマーケットで買い物をしてくださいましたお客様、イベント出演の皆様、フリーマーケット出店の皆様、お弁当作りのお手伝いをいただきました山路シスター&ブラザーズ、本当にたくさんの方々のご協力をいただきまして、心に残る、魂に響く3日間を過ごせましたことを、心から感謝いたします。

 フリーマーケットの皆様も商品がほぼ完売で、大盛況でした。読書会、コンサート、女神大集合のイベントも素晴らしかった。いえ、素晴らしすぎたな。

 19日の読書会は、新しい参加者も加えて、じっくりとゆっくりと深い読みができました。楽しい時間でしたね。やっぱり読書って、いいなあ。「本」という魂の乗り物の素晴らしさを改めて感じています。これからもたくさんの本を読んで、皆様とその歓びを分かち合いたいです。ご興味のある方は、ぜひご参加くださいね。次の芥川龍之介マラソンは4月16日(土)午後2時からです。芥川龍之介「芋粥」を読みます。

 3月20日(日)は、月の舟コンサート。テノール歌手の冨松大幹さん、ピアノ伴奏は春田友里恵さん。どちらも昨年11月3日にドイツ歌曲を披露してくださり、特に「魔王」はとっても素晴らしかった。今回は、日本歌曲に挑戦で、「早春賦」や「春よ、来い」「さくら」「さくら横丁」「ヒスイ」「リフレイン」などの曲を披露してくださいました。

 冨松さんの「春よ、来い」は、最高でしたね。フィギアスケートの羽生結弦選手が選んだ、あの「春よ、来い」です。羽生結弦君みたいに、冨松さんの女性性が大発揮されて、まあ、震えるほどの感動を受けました。こんな歌い方は初めて聴いた。彼もまた会心の出来だったようです。もう一度、聴きたい。何度でも、聴きたい。また、いろんな曲に挑戦してほしいなあ。

 春田友里恵さんの伴奏も素晴らしい。冨松さんの歌声をとても活かしてくれています。また、友里恵さんのピアノソロも今回は入れて、ドビッシーの「版画」から「塔」を演奏してくださいました。いやあ、わたし、こうした前衛的な音楽が大好きなので、その選曲がまずとっても嬉しかったなあ。

 友里恵さんは伴奏も上手だけど、めちゃめちゃ美しい方なので、ソロにも絶対に向いている。次は、ソロリサイタルを企画しないとなあ。わたしと出会う若い芸術家の皆様は、挑戦ばかりをさせられて、その結果、さらなる才能を発揮していかれます。その姿を見るのが、きみこ女神の楽しみじゃからのお(笑)。うふふ。どれだけ、わたしの元から、若い才能が羽ばたいたことか。これからもめちゃめちゃ楽しみです。

 わたし自身も、ちあき先生とピアノ連弾をさせていただきました。予想通り、しっやかめっちゃか(めちゃくちゃ、という意味の鹿児島弁)でしたが、何とか最後、ジャンジャンと「運命」の曲にふさわしい終わり方で、凄い達成感がありました。

 今回、3日間連続のイベントでもあり、準備することは山ほどあって、ピアノの練習をする時間がなかなかとれなくて、まあ、どんなに時間をかけて練習しても、ちっともうまくならない自分にあきれて、もう人前で弾かない、と思っておりましたが、わたしってなんで、こんなにピアノを弾きたがるんだろ、と自分に聴いてみたら、ピアノの音が好きなんだ、とわたしの魂が答えます。

 なるほどお。じゃあ、素敵な音を皆様にお届けしましょ、という思いで演奏しましたら、出来はともかく、凄い達成感がありましたし、それに会場の皆様の拍手が大きくて、大感謝で、大感激でした。ピアノ演奏で、こんなに温かい拍手をいただいたの、はじめてじゃないかなあ。

 皆様、ありがとうございます。そんでもって、また人前でピアノを弾くことにしました(笑)。ちあき先生、これからも優しいご指導をお願いいたします。

 ちあき先生も「亜麻色の髪の乙女」をピアノソロしてくださいまして、さらに、その曲のもつ女性性のエネルギーを降ろしてくださいました。

 そうしたら、まあ、会場の皆様のお顔が目に見えて、柔らかくなられました。すごーーーい。女性性のエネルギーがこれからの地球を癒し、勇気づけていくのですね。ちあき先生、ありがとうございます。

 実は、この3日間、わたしは朝起き抜けに、いろんな言葉が降ってきて、それに勇気づけられました。

 まず19日の朝「新しい価値の創造」、20日の朝「奇跡を起こす」、21日の真夜中「自分を癒す」、21日の朝「異なる価値観から学びをいただく」。

 それで、20日の2周年にあたってのわたしのご挨拶は、次のようなことをお話させていただきました。

「わたしは、霧島で奇跡を起こします。その奇跡とは大げさなことではなく、みんなで力を合わせ、愛を循環させるユートピアのような場を創る、ということです。それは20世紀型の価値観とは違う、新しい価値の創造でもあるでしょう」

 わたしのこれまでのスピーチのなかで最高の出来でしたね(笑)。とても刺激を受けた、というお言葉を何人かの方からいただきました。

 そして、本当に、奇跡が起きました。今回、フリーマーケットで出店もされるし、お赤飯、おこわ、焼餅、ホットサンド、おはぎなどの食べ物が出るので、月の舟としてはお弁当と鶏飯をお出しすることにしたのですが、何しろ、わたしとユタカ君は忙しい。で、キッチン担当を山路さんにお願いしたのでした。

 快く引き受けてくださって、泊まり込みで準備を手伝ってくださいました。そうしたら、山路さんの妹さんや弟さんも駆けつけてくださって、お掃除やら、お弁当作りやらをお手伝いくださったのです。

 とくに弟さんは和食職人とのことで、まあ、鶏飯の錦糸卵を作ってくださいましたが、芸術品かと思うくらいでした。そして、山路シスターズの仕事の早いこと。感動の連続です。

 何よりの奇跡が、わたしがイベント前にピアノの練習をしている間に、お弁当がぜーーーーんぶ出来上がっているのです。いつもだったら、お弁当作り、鶏飯作り、そしてピアノ、イベントの段取りをユタカ君とふたりでやって、ふたりとも死んでるか、泣いてるか、イライラしてけんかしてるか、だったのに、まあ、この3日間は、ユタカ君もわたしも余裕ができて、極楽のようでした。

 奇跡だなあ。みんなで協力して、物事ができあがる、その素晴らしさ。山路さんたちも歓んでくださって、こちらも嬉しかったです。

 そして、いつもお世話になっている祐太君、彼のお野菜のファン、リピーターがまたまた増えましたね。祐太君にはお世話になりっぱなしで、わたしたち夫婦は彼を全面的に信頼しています。絶品のカメリアオイルを出品してくださった史歩さん、お友達をいっぱい連れてきてくださったバスソルトの智美さん、コーヒーの白神さん親子、おはぎの野村さん、竹製品の白石さん、本当に皆様のおかげさまで、にぎやかな2周年イベントになりました。感謝、感謝、大感謝です。

 祐太君のお父様は、お赤飯とおこわを提供されて、よく売れてましたよ。最終日には、わたしたちに特別にお蕎麦とお餅を提供してくださって、みんなで食べました。まあ、美味しくって、嬉しくって、最高です。お父様、ありがとうございます。昨年は紅白餅をプレゼントしてくださって、今年もまた、大感謝です。

 さて、21日の女神大集合。最高に熱気むんむん。直観カウンセラーの伊東怜子さんを特別ゲストにお招きして、それはそれは深く美しい時間を過ごすことができました。

 怜子さんによれば、たくさんの女神、男神様たちが応援に集まってくださったそうです。最初に、怜子さんのお友達の昌子さんが歌を歌ってくださいました(伴奏はちあき先生)が、あまりに感動した、と怜子さんは泣きじゃくりながら、踊ってくださいました。わたしもさやかさんも一緒に踊りました。一気に極楽まで行った感じでした。

 その後、ヨガ講師の純子先生のご愛息・空君(小学2年生)が、ピアノ演奏をしてくれました。まあ、かわいらしく、素晴らしく響く音で、とっても素敵でした。空君、ありがとう。今度、デートしようね(笑)。

 そして、写真家・民子さんのお孫さん・怜君(20歳)のトーク。素晴らしいトークに、怜子さんがいっぱいコメントしてくださって、若者を応援してくださいます。大感動です。

 次に、ユタカ君の朗読。「愛し合ったあなたへの手紙パート2」というわたしの詩を朗読してくれました。この詩はコンサートのときも朗読してくれて、2日連続です。「愛し合ったあなた」というのは、わたしの元彼のこと。ユタカ君と結婚する前に付き合っていた人のことなんです。

 それで、20日の夜に、あの詩は読んでほしくなかったなあ、と言ったら、ひねくれもののユタカ君は、もう一度「愛し合ったあなたへの手紙」の詩を読んだのです。

 しかしながら、2日連続で聞くと、我ながら、良い詩だなあ、と思えました。あのときは振られて涙にくれていたけど、泣ききったら、きちんと立ち上がって、次に愛する人、まあ、これ以上にない素晴らしいパートナーであるユタカ君に出会ったのですからね。

 女神大集合の前座の最後は、わたしのピアノです。「愛の夢」を演奏しました。わたしは、どんなときも緊張しない質なのですが、今回はちょっとあがりました。怜子さんもそうだとおっしゃっていました。あまりにも神様たちがお集まりくださって、テンションがあがったのでしょうね。

 いやあ、いつも通り、間違うところでは、ちゃんと間違えました(笑)。でもね、何人もの方から、フジコ・ヘミングみたいだった、と言っていただき、感動です。いやあ、この年でピアノを続けてよかったなあ、と思えました。

 さあ、いよいよ怜子さんの登場です。いやあ、凄い存在感。愛そのもの。エネルギーの高さが半端ない。美しい。うっとりするくらい美しい。大好きだなあ。

 ご参加のおひとりおひとりを大切にしてくださいます。ワークの中身は詳述できませんが、わたしの体験をここに書きますね。

 怜子さんは、シャーマニックドラムヒーリングを全員にしてくださいました。目を閉じて、ドラムの音を聴きます。

 目を閉じていると、ゴールドのカーテンのような柱が見えました。そのところどころに人影のような黒い部分もあります。そのうちに、ドラムの音が自分の頭の上に聞こえてきたら、ゴールドからプラチナシルバーの色に変わりました。ドラムの音が遠のくと、今度は、濃い紫色の目玉みたいな形が見えて、そのまわりは黒い縁取りがあります。

 紫のオーラは、わたしの敬愛する故・孤嶋圭子先生のオーラの色だったことを思い出しました。

 怜子さんによれば、わたしは高次の存在たちを色で感じているらしいのです。わたしはレムリアでヒーラーをしていたとのこと。だから、今生でも、他人様の背中を押す、才能を発揮するお手伝いをしているみたいです。

 何だか、じゅわっと腑に落ちました。だから、こんなにスピリチュアルなことに興味をもち、ヒーラーやカウンセラーの方々とのお付き合いがいっぱいあるんだなあ。きっとレムリアのヒーラー時代に、ヒーラーであるがゆえに、男に逃げられて、そのトラウマで、なかなかスピリチュアル好きをユタカ君に認めてもらえなくて、彼を失うことが怖くて、この才能を発揮することを躊躇していたフシがあります。

 けれど、女神塾を開催するようになって、わたしのスピリチュアル能力が発揮され、ユタカ君もまたそういうわたしを応援してくれますし、もう今更、大好きなきみちゃんを別れることのできないユタカ君ですから、思い切り、精神世界を謳歌していきますわ。

 もちろん、文学も精神世界の産物ですから、これからもこの世界を深めていきます。読書は、わたしにとって、宇宙の叡智そのものですから、これまで以上にじゃんじゃん本を読んでいきますよ。

 怜子さんは、自分の人生に責任をもつ。親や子どもや他人のせいではなく、自分のしあわせを創造すること。わたしたちは、世界から愛されていること。わたしたちもまた、世界に愛を贈ること。そんなことを繰り返し、たっぷりと語ってくださいました。

 愛の溢れる素晴らしい最高の時間。予定より40分ほどオーバーしましたが、それでも、まだ皆様別れがたく、立ったまま、感動を分かち合っておりました。

 最後に怜子さんが、エネルギーの回し方を教えてくださったのですが、わたしは愛を贈る方に気が行って、受け取る方がおろそかになっているみたいでした。

 そうだよね。みんなのために、ばっかり考えて、自分のことを忘れていることが多いものね。もっと自分を大好きにならないとね。

 そんなこんなで、怜子さんがホテルに帰られ、残った10人ほどで、祐太君のお父様のお蕎麦を美味しく頂き、心の底から笑って、笑顔で解散でした。

 そして今日、お昼からお客様が続いて、またこの3日間の感動を分かち合いました。嬉しい時間です。

 午後5時に、女神大集合にもご参加くださった、なごみさんのマッサージを受けに行きました。なごみさんが「イベント、素晴らしかったです。月の舟は、愛が溢れていますもの」ですって。まあ、大感激です。

 そっかあ、こんなときに、その愛を両手でいっぱい受け取らないといけないんだよね。SNSでも皆様、わたしにたくさんの愛を届けてくださいました。

 お花もいっぱいいただきました。お菓子もいっぱいいただきました。ハンドクリーム、カメリアオイル、バスソルト、またまたお隣りの宮原さんからお魚も届きました。感謝、感謝、大感謝。愛を受け取りましたよ。ありがとうございます。

 なごみさんの施術を受けて、身体がリラックスしたついでに、温泉に入りましたら、まあ、また言葉が降ってきます。

 すべては愛なんだよね。

 ですって。ああ、わたしって、まだまだジャッジして、あれが嫌、とか、あれ困るよね、ということが多いのですが、すべてが愛ならば、時間を守らない人も、ケチな人も、お金持ちだと威張る人も、ピアノが下手な人も、みんな愛なんだよね。

 上手下手、貧乏金持ち、頭が良い悪いじゃなくって、みんな愛なんだ。等しく愛なんだ、ということを「花の湯」のお風呂のなかで悟りました(笑)。

 いやあ、素晴らしいなあ。これから本当にありのままの自分を愛せて、大好きになれそうです。これまではまだまだ自分に厳しかったですからね。

 さあ、明日は京都。年度末で忙しい次女のお手伝いで、孫たちと3日間過ごします。ちょうどルイ君とれなちゃんの卒業式、卒園式とも重なりますし。

 どんな自分も大好きになった。大きな飛躍です。これからも、月の舟を拠点に、いっぱい愛の循環をしていきます。

 わたしが留守の間、きりしま月の舟は24日、25日をお休みします。3月26日、27日は、ユタカ君がひとりで営業します。ランチもご用意しますので、どうぞお立ち寄りくださいませ。

 2周年を迎えて、ますます面白くなった月の舟。見える方によれば、月の舟はいっぱい龍さんたちが取り囲んでくださっているようですよ。ありがたいですねえ。

 これからも、きりしま月の舟を愛してくださいませ。わたしとユタカ君も皆様を心から愛しています。大好きです。そして、ますます自分が好きになりました。

 ゴールドカードのお手続きもぜひされてくださいね。源氏物語、万葉集、古事記講座、楽しんで続けていきますよ。女神塾も最高です。次は4月3日(日)午前10時から。ぜひお越しくださいませ。お待ちしております。

 皆さまに愛を贈ります。お受け取りくださいね。わたしも受け取りました。