天上天下唯我独尊
2025.01.03更新
お正月の三が日が過ぎました。朝晩は冷え込みますが、良いお天気が続いて、霧島神宮の参拝客で、月の舟周辺も賑やかです。
「きりしま月の舟」では、穏やかな時間が流れ、皆様、ゆったりとしていってくださいます。お正月ながら、常連さん、ご近所さん、いつものようにいらしてくださいます。
霧島神宮までの長い渋滞で、月の舟におトイレを借りに来られる方々も、とても礼儀正しくて、テイクアウトのコーヒーとか、京都鳴海屋さんのあられ、月の舟オリジナル手ぬぐいとかを買っていって帰ってくださいます。
初めてのお客様も若い方々が多く、昨日は、大学で文学や心理学を専攻したという若い女性が立ち寄ってくださって、ひとしきりお話をして、「これからの人生に文学や心理学がとても役に立ちますよ」とお話しました。
きみちゃんもユタカ君も働くことは大好きですし、お正月ながら、これまたいつものように自分たちのペースで仕事をします。箱根駅伝が大好きなユタカ君は、自宅のテレビをつけっぱなしにして、ときどき月の舟から自宅に用事があるときに、テレビを観てからまた月の舟に戻り、お客様のお相手をする、というような時間を過ごします。
そこでは、何も犠牲になっていない、何も抑圧されていない、自由な時間が流れています。
先日、ふたりで発見したのです。わたしたちの仕事の売上が、たとえば一日3万円だとします。これで生活できるのかなあ、というようなギリギリの、もっと稼いでもいいよね、というような金額だったとしても、自分たちは33万円の仕事をした、と思って、宇宙銀行に預金をすると、何だかとてつもなく豊かな気持ちになる、ということを発見したのです。
そもそも女神ヒーリングのあとで、きみちゃんがヘロヘロになって疲れ果てているとき、ユタカ君が言ってくれたのです。「きみちゃんは、一回の女神ヒーリングで10万円以上の仕事をしているよ」と。
その声を聴いて、きみちゃん、思いました。「いや、10万円じゃない。33万円くらいの価値はある」(笑)。
それで、早速、きみちゃん33万円を宇宙銀行に貯金をしたら、なんだかとても豊かな気持ちになって、何でもできるような気になってくるから不思議です。
3億円も宇宙銀行にしっかりあって、時が来れば、3億円は小出しに降りて来るでしょう。そんな風に思えば、お金の心配も、未来への不安も一ミリも感じないで過ごしていけます。おススメの考え方です。
このお正月も、のんびりと、早起きするでもなく、かといって、午前10時にはちゃんとオープンできるように、あれしてこれして、と工夫しながら、ふたりで黙々と働いていると、三々五々、お客様がいらしてくださって、とても豊かな時間が流れていきます。
昨日も今日も、いつもの常連さん、女神マスターコースの卒業生の皆様、そしてお手伝いの郁未さんのご一家がいらしてくださって、郁未さんは、ちゃんとエプロンまで用意してきてくれて、立て込んだ時には、いつものようにお手伝いくださいました。
かおりさん、横山さん、さつきさん、のりこさん、郁未さん、ゆうかちゃん、ヨシマサ君、みんなみんな、ありがとうございます。
皆様の優しさ、勤勉さに助けられて、わたしたちもこうして豊かに生きていけます。感謝の気持ちの溢れるお正月。良い一年になりそうです。
2月25日から3月2日の京都文学散歩のスケジュールも決まりました。チラシができましたので、月の舟通信とともに、皆様のお手元に届くでしょう。定員6名様ですので、お早めにお申し込みくださいませね。お待ちしております。
さて、今日のブログのテーマは、「天上天下唯我独尊」。わたしの大好きな言葉です。お釈迦様が生まれてすぐにおっしゃった言葉として有名ですね。
今朝、起き抜けに、この言葉がふっと降りてきて、久しぶりにこの大好きな言葉を噛みしめました。
天上天下とは宇宙のこと。唯我とは「わたしたちひとりひとり」、だから、天上天下唯我独尊とは、「どんな人にも果たすべき使命があり、その使命の重さゆえに人間はひとりひとりが尊い存在なのだ」ということだそうです。
唯我独尊という字面からして、どうも「ひとりわがまま勝手」なイメージが付きまといますが、そうではなくて、みんなひとりひとりが尊い、ということなのですね。
きみちゃんは、この言葉からイメージするものとして、みんな孤独だけど、その孤独がいいんだよね、的な感じ。たったひとりでこの宇宙に存在している自分、ただそれだけで尊い感じ。
たったひとりを尊いものと思う気持ちがあるからこそ、隣りにいるユタカ君が愛おしく、遠くで豊かに生きている娘たちや孫たちが愛おしく、また、こうしてお正月に月の舟にいらしてくださる皆様に手を合わせたいほど愛が溢れる気持ちになるというもの。
次女のお産サポートから霧島に帰ってきて、何よりも楽しみなのが、温泉。ここのところ、毎日「祝橋温泉」に出かけています。
「あら、お久しぶり」と顔見知りの常連さんたち。「5番目の孫が生まれたものですから、その手伝いに行っていました」というと、「あら、おめでとう」と皆さん、言ってくださいます。
そして、お互いに名前も素性も知らないながら、「奥さんも背中を流してあげましょう」と言って、一キロが1300円するという高級なお塩で、きみちゃんの背中を流してくださいます。
ありがたいこと限りなし。おかげ様で背中がつるつるになりました。そしてまた、湯舟に浸かって、「どちらからですか?」という問いに答えていると、「あら、あのあたりは、うちの娘婿さんの実家があるはず」ということで、話していたら、なんと、いつもお世話になっているHさんのお宅がそうだとわかって、「まあ、世間は狭いね」とまた愛おしいものが増えていきます。
温泉と水風呂を5回くらい往復して、瞑想も目いっぱいして、あったまってあがると、狭い駐車場で車を誘導してくださるおじちゃんがいます。暗いので、かえって危ないのですけど(笑)、それでもありがたいこと限りなし。
夕陽に向かって車を走らせ、温泉を堪能して、お月さまとお星さまに守られながら自宅に帰ると、ユタカ君が「おかえり」と迎えてくれる嬉しさ。
それからふたりで晩酌をして、テレビを観て、きみちゃんはこうしてブログを書いて、英語のレッスンをして、ゆっくりとベッドに入り、ゆっくりと起きる、このお正月。
これから月の舟通信の作成、京都文学散歩のさらなる準備、1月9日の「光る君へ」クラス新年会の段取り、1月スタートの「枕草子」「源氏物語」「女神塾」新クラスの準備、そして何よりも鹿児島県立短大の「鹿児島学」レポート100人分の成績をつける仕事もありますし、まあ、きみちゃん、それほどのんびりしていられる場合じゃないのですが、気持ちがとても穏やかで、ありがたい限りです。
きっと「天上天下唯我独尊」の境地に至っているからではないでしょうか。自分の天命を知り、毎日をコツコツ生きるしあわせ。
これまで本当によく頑張ってきましたもの、きみちゃんとユタカ君。世間様も評価してくださっていますし、きみちゃんもユタカ君もそれを自覚して、愛し愛されの循環の中で生きていることを実感できています。
まだまだあと30年、生き抜きますよ。まだまだ70歳前。100歳まであと30年以上ありますからね。文学講座、カフェ、女神ヒーリング、どれもこれもやりがいのある仕事です。
その意味で、京都文学散歩は、ユタカ君もきみちゃんもとっても楽しみです。京都には孫たちもいますし、孫たちにまた会うのもさらなる楽しみ。
使命を全うしているという揺らがない自信。未来は明るいという希望。毎日が歓びと感動のなかで豊かに楽しく過ごせています。
すべてにありがとう。すべてはうまくいっている。宇宙さんにありがとう。宇宙規模で自分を愛せているという実感がまた、きみちゃんをさらに豊かにしてくれます。
明日も、張り切ってランチをお出ししますよ。今日もユタカ君のスイーツ「梨のクラフテイ」は大絶賛スイーツでした。きみちゃんの新メニュー「りんごとカマンベールチーズのはちみつバターソテー」も大好評。
今日で鶏飯の材料が切れたので、明日は、揚げ餅雑煮を中心に、白菜とハムのミルクスープ、鶏肉のカレー風味カツなどのメニューも揃えます。明後日は、鶏飯を準備しますね。20年ぶりにお雑煮を食べた方、お雑煮はもう飽きた、という方、いろいろですが、旬のお野菜をたっぷり使って、家庭以上、専門店未満の親しみやすいメニューをご提供していきます。
何をやっても楽しい67歳。明日もわがままいっぱい、天上天下唯我独尊の境地で生きていきます。
いつもブログを読んでくださいまして、大感謝です。豊かさを循環していきますね。人生を振り切りましょう。遠慮せずに。やりたいことは全部やる。そんな勢いで、誰にも遠慮はいりませんよ。過去なんてぶっとばせ。今を生きましょう。未来を信じましょう。
ではまたあした。