きりしま月の舟

六根清浄

2024.07.12更新


 久しぶりにブログを書きます。というのも、わが最愛の夫がコロナに罹り、ずっと看病をしておりまして、今日、夫の万葉集講座を開講し、カフェも昨日から本格的に再開しましたので、ブログ書きを解禁した次第です。

 熱が下がらず、7月4日(木)の朝は、「きみちゃん、おしっこが出なくなった」とわたしを起こしに来たので、「これは、一大事」と救急車を呼び、病院で点滴していただき、事なきを得ました。

 いやあ、コロナって、大変ですね。コロナがわかってから、きみちゃんとユタカ君は夫婦生活37年目にして初の別ベッド生活を続けておりまして、おかげさまで、きみちゃんはコロナに罹患することなく、いつものように元気ピンピンで、今日を迎えることができました。

 先週は、特にたくさんのランチのご予約もいただき、また女神ヒーリングも連日予約が入っておりましたゆえ、そのスケジュール変更などで、お客様にご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。

 どうも東京でコロナちゃんを背負ってきた感じがあるのですが、鹿児島に帰ってきてからユタカ君から感染したかと思しき方は、いまのところゼロですので、それだけが救いです。何しろ、こんなに濃厚接触をしているきみちゃんが罹患していないのですから、軽症であったと思いますが、まあ、ユタカ君の憔悴ぶりは、気の毒なほどでした。

 ただでさえ、ちょっと熱が出ただけで、うろたえ、怯えるユタカ君。喉がめちゃめちゃ痛いとのことで、最初は重湯からはじめて、それも少ししか食べず、だんだん、スープパスタをくたくたにしたやつ、おじやにしらすと卵を入れたもの、彼の大好物のナポリタンを完食したころは、少しずつ元気回復でしたが、かなり痩せましたね。

 最初の一週間は、身体を拭いてあげたり、もちろん、料理もあれこれ工夫して、至れり尽くせりでしたが、だんだん、ユタカ君の暗く憔悴した顔を見ると、こちらまでげんなりとなって、「お願いだから、明るくして」とお願いしてました。

 ちょうど7月10日が、きみちゃんにとって大忙しの日で、午前10時に鹿児島大学に講義の小テストレポートを取りに行き、午前11時に、鹿児島県立短大で「鹿児島学」の講義打ち合わせ、午後2時から、カフェ・ド・マリーエさんでの「光る君へ」解説講座、とほぼ分刻みのスケジュールで、帰りに、ユタカ君にうなぎを食べさせたいと、国分山形屋に寄って、霧島の自宅に帰り着いたのが、午後8時。

 帰り着いてみると、ユタカ君、リビングでYouTubeの落語を聴いて、大笑いをしております。あら、よかった、笑ってる、と思ったのも束の間、ええええ?こちとらは、大忙しで走り回っていると言うのに、落語ですか!という怒りも同時に湧いてきて、お茶碗だのが朝出かけたときのままテーブルに置いてあるのを見ただけで、涙が出そうになりました。

 お風呂だけは沸かしてあって、ぶりぶりしながら、お風呂に入ったら、何だかどーーーんと疲れが出て、ベッドに横になったとたん、もう起き上がれないきみちゃん。うなぎを早く作ってあげないと、と思うものの、身体が起きられず、お願いだから、ユタカ君、もう復活しておくれ、と懇願しつつ、気力を振り絞って、うなぎ丼をつくったら、お醤油を入れすぎて、まずいのなんの。ブリブリしながら、完食しましたけどね。

 ああ、長い12日間でしたわ。何しろ、わたしたちふたりの仕事は、普通の人の6人分くらいはあると思う。ふつうのふたり暮らしではないので、お掃除する範囲もやたら広いし、ゴミ出し、庭の手入れ、買い物、仕込み、と、とてもひとりでは賄いきれない範囲を、きみちゃん、ひとりで何日間かはやって、昨日から郁実さんが来てくれて、本当に助かりました。郁実さんは、女神様です。

 ちょうど7月9日に、算命学の智代さんと占いとヒーリングの交換会をやろう、ということで、お約束してあって、ユタカ君の体調も落ち着いた頃でしたので、約束通り、交換会をやりました。

 そうしたら、きみちゃんが今後の10年で計画していることと、算命学で占いとして出てきたことが、なんとぴったりと当てはまって、なんだか、未来が明るくて、とっても嬉しかったなあ。

 そして、ちょうどいま、これまでのたくさんの方への働きかけの仕事の仕方から、少数精鋭のほんとうの仲間との仕事の仕方に変わる過渡期であるとの見立てに、「がってん」でした。

 いやあ、いま、人間関係が変わりつつありますねえ。ほんとうの仲間との仕事へとシフトしていっている、と実感します。

 きみちゃんとユタカ君を尊敬、尊重しない方とはお別れです。あと30年の人生ですもの。気持ちよく、最高の30年にしていきますよ。

 今日もつくづく思いました。他者を尊敬できない人って、未熟だし、劣等感の塊なんだろうなあ、って。尊敬と感謝の世界を、これからしっかりと確立していきますよ。

 尊敬と感謝の生き方とは、神人合一の世界観。ユタカ君を看病しながら、何度も「六根清浄大祓」の祝詞を唱えてあげました。

 ちょうど上京中に持ち歩いて、読み続けていた「面白いほど願いはかなう!」という大野百合子さんの本のなかに、古神道の真髄として「六根清浄大祓」の最後の部分をあげておられて、ここがまた、リズムが良くて、読み上げているきみちゃんも、聴いているユタカ君も、ものすごく気持ちが良くて、きみちゃん、一気にハマっています。

 我が身はすなわち六根清浄(ろっこんしょうじょう)なり。六根清浄なるがゆえに 身体健やかなり。身体健やかなるがゆえに、天地(あめつち)の神仏と同根なり。天地の神仏と同根なるがゆえに、万物(よろず)の霊(みたま)と同体なり。万物の霊と同体なるがゆえに 願うところのこと、成り就(ととの)わずということなし。極めて汚きも滞(たま)りなければ 汚きものはあらじ。内外の玉垣 清く浄(きよ)しと申す。

 以上が、「六根清浄大祓」の最後の部分です。一日何回でも唱えると良いかもしれません。

 要するに、六根(五感と意識のすべて)は清らかであり、神仏、万物の霊とわたしたちは同体なので、願うことは必ず叶う、ということです。わたしたちは神である。それを自覚するならば、すべての願いが叶う、ということです。

 大野百合子さんは、こう解説されます。

 今、潜在意識と顕在意識、思考と感情という二元の世界が統合しながら一元の世界になろうとしているわけです。今は、潜在意識で「本当はこれをやりたい」と思っていても、顕在意識が「それをやったら愛されないから、我慢、我慢」抑え込んでいたエネルギーがマグマのようにぐぐっと出てこようとしています。そのエネルギーを開放したり行動に出したりできる人はいいのですが、出せない人は、気のエネルギーが滞って病気になるわけです。

 なるほどお。だから、きみちゃんは病気にならないのね。免疫力が半端なく高いわ。やはり、女神ですねえ。きみちゃんの辞書に「我慢」の文字はないのです(笑)。

 今日も、ユタカ君の体調不良で変更していただいた女神ヒーリングを2件、一件はZOOMで、もう一件は対面でやらせていただきました。

 わたしたちは女神である。ここに至るように、ここを心底自覚して、自分を最高に愛し、大事にし、誇りに思う生き方ができるように、全力で取り組ませていただきました。やはり、女神な皆様方は、理解と成熟が早くて、本当にやりがいがあります。今日も感動的な月の舟女神マスターコースのセッションができて、きみちゃん大満足。そして達成感でいっぱいです。

 ありがたすぎるなあ、と感動しつつ、夕方のセッションが終わったところで、夕闇のなかを、ユタカ君とふたり散歩をしました。

 最高に幸せです。ユタカ君は、ちょっと歩くときつそうでしたけど、15分ほどの散歩ができて、また明日もやろうね、と今回の体調不良を機に、散歩がわたしたちの習慣になりそうです。

 きみちゃんは、今日、昼間のZOOMセッションが終わると、速攻で、温泉に行き、さっぱりして、夕方のセッションをやりました。温泉は、もうきみちゃんの日常の祓、禊になっています。

 また、英語の勉強も、毎日15分ほどずっと続けていますし、お料理も、毎日の10食から20食の仕込み、こうしたブログ書き、勉強、読書、規則正しい生活が、どんなときもできていて、自分を誇りに思います。

 ユタカ君が発熱して5日間ほどは、仕込みがなくて、朝ゆっくりと寝ていられて、らくちんでええわ、と思っていましたが、ベッドに横たわって思うことは、ネガティブなことばかり。

 これじゃあ、いかん、と思い直して、夢を実現するためにできることを毎日しっかりとやろうと決めて、歓び、楽しさだけに特化していったら、結局は、料理、勉強、温泉、といつものルーティンとなって、やっぱり、月の舟で講座をして、ランチを出して、女神ヒーリングをやること、それもユタカ君と協力しながらやることが、きみちゃんにとっての最高の幸せなんだなあ、と実感。

 さ、これからも、この三つのお仕事を張り切って、やっていきますよお。明日から3日間、ノンストップでオープン。皆様を魂からお待ちしております。

 特に、女神ヒーリング、きみちゃんの天職ですので、ぜひご受講くださいませ。初回3,300円。月の舟女神マスターコースは、全三回、各90分で、33,000円です。マスターコース、大好評です。さあ、みんな、女神になりましょう。

 いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。こうして、地球に生まれて、こうして幸せで満たされて、豊かな生活ができることを、深く深く感謝します。