きりしま月の舟

ミッドナイトサイエンス

2023.10.02更新


 昨日から10月。今朝、起き抜けに寝室の窓を開けると、ひんやりした風が通り抜けていきます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、9月のお彼岸の時期を抜けたら、彼岸花も終わり、栗や里芋が出回って、昼間はまだ暑くても、朝晩は心地よい風が吹き抜けます。

 9月後半は、ものすごく忙しかったです。毎日このブログをチェックしてくださる方が、体調悪いのかな、とご心配くださったみたいで、ありがたく、嬉しく、また頑張って大好きなブログ書きを続けてまいりますね。ご心配をおかけしました。

 9月23日、24日は「月の舟かぐや姫祭り」を開催。竹灯籠創り、味噌作り、二胡ミニコンサートがあり、祐太君のお野菜、百合絵ちゃんのお茶、春奈さんのコーヒーやホットドッグなどの出店もあり、賑やかに楽しく開催できました。

 きみちゃんの鶏飯セットも大好評。たくさんのお客様にお越しいただき、楽しい会話も弾んで、幸せいっぱい。お越しくださいました皆様に、心から感謝いたします。節目節目にこのようなイベントを開催していきますので、また気軽にお越しくださいませ。

 9月29日は念願の「お月見会」を開催することができました。ユタカ君と祐太君が、大きな竹のドームを作ってくれて、その中にみんなで入って、お月見。午後6時から開催でしたが、お月さまが顔を出してくださったのは、午後8時半。

 満月の、光の強いお月さまを眺めながら、みんなで連句会。5,7,5と言葉を連ねていくだけですけど、何とか一句になったり、一首になったりしてくのが、日本語って、凄いな、と思えます。言葉って、生き物なのですよね。皆様、言葉をうーーーんとひねり出しながら、結構楽しんでおいででした。

 祐太君のお父様が、手作りのうどんを作ってきてくださって、とっても美味しかった。有馬さんのきなこおはぎ、かおりさん、めぐみさん持参のお菓子、祐太君の栗と里芋とサツマイモ、我が家の無花果、買ってきた果物をお飾りにして、お月さまを愛でました。きみちゃんも豚汁、沖縄キュウリの炒め物、かぼちゃの煮つけなどを作りました。

 大好きな皆様と、こうして豊かな気持ちで過ごすひととき。ありがたく、嬉しく、感動的でした。来年は、しっかりと告知して、月の舟の正式行事にしていきたいなあ、と思いますので、楽しみにお待ちくださいね。

 これまでコツコツと整地をすすめてきた、月の舟より少し高台にある広場が使えるようになったことで、月の舟のイベントも幅が広がります。もともとは雑木林であったところを買い取って、祐太君とユタカ君がふたりして草刈りをし、土も柔らかくなって、ちょうど良い使い心地。そこに竹のドームを創って、お月見会ができたことは、月の舟ユートピア計画の第一歩が踏み出せたようで、きみちゃんは心躍る気分でした。

 翌30日は、霧島小学校の運動会ということで、校長先生も少しだけお月見会に参加してくださって、ご挨拶くださり、わたしたち夫婦も小学校の運動会に参加しました。開会式から参加し、一年生から4年生までのかけっこを応援して、午前10時にヒーリングのご予約がありましたので、月の舟に戻り、ひと仕事して、午後から月の舟を臨時休業にして、また霧島小学校の運動会に参加して、全員ダンスと家族リレーを大応援してから、みやまコンセールのコンサートへ。

 家族リレーは、もっと観ていたかったけれど、午後2時からのコンサートに間に合いそうになかったので、後ろ髪をひかれる思いでみやまコンセールへ。

 校長先生、教頭先生、一年生の担任のやすこ先生、保護者の皆様とご挨拶ができたし、何よりも、子どもたちが「きみちゃーーーーーーん」と叫んで、まとわりついてきてくれたのが何よりも嬉しかったなあ。

 きみちゃんは、昔から人に愛される、もてた女の子でしたが、今が一番の「モテ期」(笑)。といっても、小学生が主ですけどね。昨年、作文教室で一緒に勉強した子どもたちが、2年生、3年生になり、きみちゃんを恋人のように接してくれます。彼らは、子どもと言うより、なんと言いましょうか、魂力の高い存在で、まあ、子どもみたいなきみちゃんを大好きでいてくれる、素晴らしい魂の子どもたちです。ありがたく、嬉しいですね。

 やすこ先生、教頭先生からもまた作文教室のご依頼があり、きみちゃん、張り切ってやりますよ。来年は、なんと、娘たちの母校である妙円寺小学校のサイエンスクラブさんからも講演のご依頼があり、嬉しいこと限りなし。

 万葉集、枕草子、源氏物語を子どもたちに話すのは、超絶技巧のピアノを演奏するようなものですが、きみちゃんならできる(笑)。とっても楽しみです。日本文化の根幹、すなわち自然と言霊と精霊たち(もののけ姫)についてお話したいです。

 先日、短大での「南九州の文学」授業アンケートの結果が送ってきましたが、きみちゃん、非常勤講師歴27年目にして、過去最高の4,9を出しました。最高得点が5のうちの4,9って、凄くない?めちゃめちゃ自慢です。

 素晴らしい言葉をわたしにプレゼントしてくれた学生さんたちに大感謝と同時に、これからも若者たちを無条件に魂から応援していきたい、と心に決めました。若者よ、大志を抱け。きみちゃん、いっぱい応援するからね。

 おかげさまで「秋分の日特別ヒーリング」、2週間で10名の方を見させていただきました。最初は、9月23日、24日に集中的に、と思ったのですが、竹灯籠創り、味噌作り、二胡ミニコンサートなどのイベントもあり、バタバタするなあ、と思っていたら、ご予約が早めに入って、早めの日程でヒーリングができましたし、わたし自身がイベントにゆったり参加できたり、と嬉しいことがいっぱいでした。

 「きみちゃんはシャーマンになりました」と言うと、「やっぱりね」と優しく受け入れてくださる方ばかりなのですが、中には、変な宗教に嵌まって、お金を吸い上げられていると勘違いをされている方もたまーーーにおいでですので、その辺のところをここで説明させていただきますね。

 きみちゃん、現実的な聴力は弱いのに、なぜか言葉がどこからかいっぱい降ってくる、ということがあって、こうしてブログを書くのも、ただただ降ってくる言葉を書き記しているだけ、と言ってもいいくらい、「言葉の人」なのです。

 だから、小学生向けの作文教室でも、きみちゃんが柔らかいゴムボールを投げて、それを受け取った子どもたちが、思いついた(降ってきた)言葉をすぐに言う、というワークをします。それがまた大好評なのです。子どもたちは座って紙に何かを書くことを作文と思って、緊張するようですが、きみちゃんの作文教室は、ほぼスポーツです(笑)。

 「ヒーラー」なのか「シャーマン」なのか「チャネラー」なのか、自分でも迷うところではあるのですが、最初にヒーラー&チャネラーとしての秘伝を授けてくださった真理様が「きみこさまは生まれながらのシャーマンですね」と言ってくださったことがとても嬉しくて、「シャーマン」でありたい、と思っています。

 ただ、シャーマンって、呪いをかける、みたいなイメージがあるみたいで、ご先祖さまに「シャーマン」がいて、その人のせいで家運が傾いた、みたいな使い方をされる方もあったりして、まだまだ誤解の多い分野ではありますね。

 わたしのシャーマンとしてのお師匠様は、大阪のREIKOさん、奄美の真理さん、そして、もう亡くなられましたが、最初にスピリチャルな世界に導いてくださった孤嶋圭子先生。この3人は、ものすごく尊敬しています。

 孤嶋圭子先生が、うちのワークショップで講師をしてくださった30年前は、わたし自身がまだまだスピリチュアルな世界に半信半疑で、孤嶋圭子先生に、「きみこさんは頭良いからね」と嫌味を言われるくらいでした(笑)。

 しかしながら、文学を専門としながら、論文を書いて、学会で認められ、大学教授になる道を行くよりも、人を励ます文章を書きたい、と思い続けていたら、最初は、田辺聖子さんのエッセイをお手本にしていましたが、読む本もスピリチュアルな本が多くなり、越智啓子さん、バシャール、本田健さん、ソニア・ショケットさんなどの本に導かれ、膨大な本を読み続けました。

 文学作品を読むときと同じで、同じ作家の本は全部読む、というスタイルで、どんだけ読破したでしょうか。おかげさまで、文学を専門としていることもあり、小さい時から読書の鬼でしたから、読むスピードはめちゃめちゃ速いみたいで、新書版であれば、2時間で読み終わるので、一日で3回読み返し、そうしたら、だいたいが頭に入ります。

 読書のスピード、人の話を聴く能力、というのは、わたしの主な能力のひとつかな。そのおかげで、料理も料理本を読んで新しいレシピを獲得することが多いので、読む力がどれだけわたしを助けてくれているか、計り知れません。

 心屋仁之助さんの『ダメなあいつを何とかしたい』という本は、たくさん買って、何人の方にプレゼントしたかしれません。今でも、ヒーリングをするたびに、「ダメなあいつを何とかしたい」という方の多さに気づき、心屋さんのあの本は、名著だな、と思うことしきり。

 ということで、わたしは文学の道に進むのに、大学院まで行きましたから、総額一千万円近くのお金を大学に払っていることになりますが(両親とユタカ君が払ってくれました、感謝)、シャーマンへの道の勉強には、膨大な数の本代はかかりましたが、それ以外は、毎回ちょっとしたブランドの洋服代ほどの出費。

 いわゆる上納金みたいなのは一切ありません。REIKOさんも真理さんも、いわゆる組織的な動きはされませんので、入会金とかもなくて、たとえば、REIKOさんがときどき開催されるズームお茶会とか、30分3,300円のズームセッションとかを受講しています。

 それがまた、たった30分なのに、ものすごく深い内容で、一言も聞き漏らさないきみちゃんスタイルで、深い学びをさせていただいています。

 真理様に伝授をいただきましたが、3回のセッションと伝授ノートを頂き、これまた良心的なお値段で、しっかり教えて頂きました。これからも、REIKOさんのセッションを受けたり、真理様に会いに奄美に出向いたりして、しっかりと学びを続けいきますが、基本は、きみちゃんオリジナルを開発しています。

 きみちゃんのヒーリングは、カウンセリング的な色が濃くて、人の話を聴くのが得意ですから、とにかくお話を聴いて、それからヒーリングします。そして、エネルギーワークを取り入れることで、課題の解決がものすごく早くなります。

 いつもユタカ君が言ってくれるのです。「あなたの人生相談は素晴らしいよ」と。これまで彼と結婚してから約30年ほど、いつも人の相談に乗っていました。文学や心理学、そして孤嶋圭子先生から学んだことをもとに、他人様の話を伺っていると、いや、この問題の核心はそこじゃなくて、こっちじゃないの?と気が付いて、そのことを話すと「なるほど」と納得されることがとても多かったのです。

 それがここ数年、スピリチュアル関係の本を集中的に読むようになって、たまたま「きりしま月の舟」にランチにお越しくださったヒーラーのちあき様の紹介で、REIKO様と真理様につながり、今に至るわけです。

 女神塾を開講したり、短大、大学の講義の際に「しあわせトーク」と称して、自分らしい人生を生きる上で大切なことを15分間話してから、講義を始める、というスタイルも、スピリチュアルな勉強の賜物で、大学、短大の授業の高評価も「しあわせトーク」の時間を学生さんたちが楽しみにしてくれていることもあります。

 そんなこんなで、これまで30年近く、素人的にやってきた人生相談を、これからは仕事としてエネルギーワークを取り入れて、お金を頂いて、やっていこう、と決めました。

 わたしはシャーマンである、と思うと、身体の芯が熱くなるような、自分の本質である、というような感覚になります。文学研究の論理的な部分、勉強好きなきみちゃんは、論理的であることも大好きなので、論理と感覚のバランスを取って、わたしらしい唯一無二のヒーリング&カウンセリングができたらいいな、と願っています。

 そうして、ヒーリングの短い時間で、見違えるほど元気になっていかれる皆様を拝見していますと、わたしまで嬉しくなり、少しでもお役に立ったな、と深い達成感に包まれます。

 これから良いご縁を繋げて、たくさんの方が少しでも豊かな気持ちで楽しく自分らしく生きて行かれることを応援したいと思っています。

 基本、30分で5千円、60分で一万円のヒーリング&カウンセリングを行います。たまに温泉に行くような感覚で、浄化したり、心の垢を落としたり、自分では気づかなかった視点で人生を捉えなおしたり、そんなことが気軽にできる場として「月の舟」があったらいいな。

 月の舟は、月曜、火曜がお休みですので、水曜日から日曜日までの午前10時から午後5時まで、いつでもご予約を受け付けます。文学講座もいくつか持っていますので、お客様との時間をしっかりと調整していきますので、気軽にお電話、あるいはメールを頂けますと、嬉しいです。(090-3669-5354 みたけきみこ携帯 mokka@po4.synapse.ne.jp

  わたしの場合、エネルギーワークをするのに、すんなりとできる体質のようで、もちろん、いつでも自分の気を整えて、水辺で瞑想したり、散歩したり、昼寝したりすれば、嫌な出来事があっても、落ち込むことがあっても、回復が早いので、そういう意味で、シャーマンなのかな、とも思います。

 あまり人を疑うこともなく、また騙されることもなく、素直でオープンな性格なのも、ヒーリング&カウンセリングに適しているみたいです。

 とにかく気軽にご相談いただければ、必ず、皆様のお役に立ち、背中を優しく押してさしあげることができます。いつも真理様が言われる(SNSに書かれる)のですが、皆様の母親であるような感覚で、全肯定して、共感し、側にいますよ。

 先日、友人に教えてもらった村上和雄さんの本を探していたら、「神(サムシンググレート)と見えない世界」(祥伝社新書)という本に興味を持ちました。矢作直樹さんと村上和雄さんの対談本です。さっそくアマゾンで購入しました。

 ご存じの方も多いかと思いますが、矢作直樹さんは東京大学医学部付属病院救急部・集中治療部部長を勤めた方、村上和雄さんは遺伝子解読で世界的に注目を集めた科学者。どちらも第一線で活躍する科学者がスピリチュアルと科学をつなげてくださり、『人は死なない』(矢作直樹)『生命の暗号』(村上和雄)などの著作も出しておられます。

 先程の祥伝社新書の対談本で、村上和雄さんがこんな風におっしゃっています。

 サイエンス、つまり科学もデイサイエンス(昼の科学)とナイトサイエンス(夜の科学)というペアで成り立っています。前者は知性、理性、客観性などを重んじる科学です。これが一般的ですが、夜の科学は直感、霊性、想念などを重んじる世界です。昼の世界はメンタル、夜の世界はスピリチュアルというイメージです。

 私は、さらにナイトサイエンスのなかに、ミッドナイトサイエンスがあると思っていまして、これは科学者が酔っ払わないと口にできないような世界です。まあ深夜ですからね、欲望の正体とか異次元、あるいはUFOといったことでしょうか。

 REIKOさんや真理様はミッドナイトサイエンスの世界においでで、本物のサイキッカーだと信頼しています。わたしはヒーリングにおいて、エネルギーワークができることが、とても嬉しく、それを力にできる感覚があるので、ナイトサイエンスの立ち位置かな。だって、「月の舟」の人ですからね。

 これからも文学講座、ランチ、ヒーリングと誠実に精いっぱい仕事をしてまいります。おかげさまで、今週はランチのご予約が7人とか、15人とか、大型予約が入っております。ありがたいことです。

 ランチも3年目にしてようやく軌道に乗ってきました。ユタカ君とよく頑張ったね、と褒め合っております。コロナ禍を乗り切るのに、人生初の試練をいっぱい抱えましたが、いろんな方にSOSを出して、助けていただきました。その御恩返しは必ずやさせていただきますね。

 SOSを出せた自分を思いっきり褒めております。だって、ひとりで抱え込んでも解決はありませんからね。きみちゃんの辞書に「恥」とか「罪悪感」とかがすっかりなくなりました。この9月の乗り切りで、ようやく穏やかな海に出た感じです。

 何よりも、自己価値が高くなったなあ、と思います。自分をとても誇らしく思うのです。自分を責めることがほぼなくなりました。罵詈雑言を浴びせられても、「それって、誰のこと?」と思えるのです。そうしたら、ヒーリングのご予約がどんどん増え、ランチのご予約が大型化し、文学講座も大好評で、最高の人生です。

 皆様もぜひ、「きりしま月の舟」で豊かで贅沢な時間をお過ごしくださいませ。文学講座、ランチ、ヒーリング、たくさんの豊かなメニューを取り揃えております。

 10月11日(水)は、午後2時から、カフェ・ド・マリーエさん(島津重富荘内)で「紫式部日記」を読む講座の第2回目です。一回ごとの受講も可能ですので、ぜひご参加くださいませ。第2回目は、「紫式部日記」の一番の核心部「お湯殿の儀」と「50日の祝い」のところをやりますよ。めちゃめちゃ面白いです。

 第一回目の9月13日(水)の講義は、受講生の皆様が大変満足してくださいまして、きみちゃんも達成感でいっぱいです。そのおかげさまで、受講生が2名増えて、11名になりました。まだまだ増えても大丈夫ですので、来年の大河ドラマ「光る君へ」に興味ある方、紫式部について知りたい方、美味しいスイーツを食べたい方、きみちゃんの講義を聞いてみたい方、ぜひお越しくださいませ。(090-3669-5354 みたけきみこ携帯)テキストはこちらで用意いたします。手ぶらでお越しください。参加費は3,300円です。当日、お支払いくださいませ。

 ということで、いっぱい書きました。この長さの文章を書くのに、だいたい2時間から3時間かかります。文章を書くことは、わたしにとっては天から言葉が降ってくるのを拾っている感じなので、楽しく、心躍る時間です。

 書きかけの論文も、締め切りが延びて、さらに気合を入れて書けることになりました。頑張ります。これまでみたいに、論文を書くことに力みがなくなったかな。降りてくる言葉を大切にして、わたしらしい論文に仕上げていこう、と思います。

 これからあと30年、この霧島の地で、ユタカ君とふたり、力を合わせて、豊かで愉しく美しい世界を創造していきます。この月の舟ワールドに癒されにいらしてくださいね。

 いつもブログを楽しみにしてくださいまして、ありがとうございます。これからも皆様に元気をお届けできるように、いつもご機嫌なきみちゃんでいますね。風がひんやりしてきました。暖かな気持ちでお過ごしくださいね。