きりしま月の舟

きみちゃんって、宇宙人⁉

2024.03.25更新


 昨日開催しました「よしもとばなな『王国』探訪」イベント、大成功、大感謝、大歓喜の渦のなかで、無事、終了いたしました。

 朝から、雨がしとしと降り、時々大雨になるというお天気のなか、チケットを購入してくださった方々は、ほぼ全員がご来場くださり、大感謝でした。本当にありがとうございます。

 総勢60名ほどのお客様、そしてスタッフ。会場のみやまコンセール小ホールは、熱気むんむん。ちょうど良い人数、光、近づきすぎず、遠すぎず。100名を目標としたきみちゃんでしたが、ああ、ちょうど良い人数にこうしてピタッと嵌まるんだな、と感慨深かったです。

 トークショーも、真理様と最後まで細やかに打ち合わせ、そしてまたお互いを信頼して、端折るところ、強調するところを確認しあって、本番は最高の出来でした。

 何よりもまずオープニングでのウエルカムミュージックが素晴らしかった。ピアノのちあき様によります春の曲メドレー。「エレジー」から始まり、「トロイメライ」、「夢のあとに」、「花の歌」のメドレー。

 死後の世界から子どもの世界、大人の夢、花の世界へと続くメドレーだそうで、ちあき様のアイデア。そのピアノ曲に裕子様のクリスタルボウルが音を添え、それはそれは夢のような音楽の世界でした。

 そして、真理様の登場。お客様全員の名前をまず読み上げられます。チケット番号とお名前を控えた名簿がありましたので、ご参加の皆様全員のお名前を読み上げることができたか、と存じます。

 そして、ばななさんの「王国」その1、より「守られた女の子の物語」の件を朗読される真理様。資料集にも朗読される文章を載せておりましたので、会場の皆様は耳でも目でも「ばななワールド」にまず入っていかれます。

 そして、全員でのガイアヒーリング。真理様の誘導で、会場が愛と光に満たされます。ばななさんにもチャネリングしてくださって、ばななさんからの感謝も伝えられました。ここでもうすでに世界が波動があがり、きみちゃんの進行でトークショーが始まります。

 真理様はご自分の20代に、あまりにもサイキックの回路が開きすぎて困るときに、ばななさんの言葉が蓋となって、自分を助けてくれたこと、毎日、ばななさんの日記を読んでいたこと、ばなな名言集も真理様仕様のものを編んでくださって、これもまた資料集に載せました。素晴らしいです。

 真理様の読書は、深い。ご自分を守るため、成長させるための読書ができておられて、本好きな仲間として、心地よく朗読や、ばなな名言集についてのお話を伺いました。さすがの真理様です。

 きみちゃんは、長編小説『王国』の成立過程をご説明したうえで、きみちゃんが最も感動した部分(その3から)をお話しました。主人公の雫石が婚約者・真一郎君と、真一郎君の幼馴染で病弱で若くして亡くなった高橋君の丹精した庭を観に行くシーン。

 高橋君の義母(お父さんの後妻さん)が、高橋君の死後、彼の庭を一般公開すると張り切っていて、そこを植物に詳しい真一郎君に手伝ってもらいたい感じがほのみえること、またその義母さんは真一郎君の初恋の相手であることを直感で知った雫石は、義母と真一郎君を「美しい癒しの世界」で生きる「ゆるい人たち」と断言します。

 そして、雫石は真一郎君と別れることを決意します。高橋君の庭は、天才的な作品であったけれど、それは「生きたい」という思いがその作品を創りあげるのだ、とわかる雫石は、その天才性を見抜けずに、ただ表面的に「美しい癒しの世界」と、つねに追いつけない空洞をもつ「ほんとうの自分」で勝負していない義母と真一郎君を「ゆるい」と言う。

 この部分をばななさんは「王国」のなかで、最も力を込めて書いたんじゃないか、ときみちゃんには思えました。というか、きみちゃんはどうにも「美しい癒しの世界」に安住する方々が苦手で、雫石みたいに、いつもバタバタともがき、ドタバタと悪戦苦闘する努力型のきみちゃんには、他人の天才に乗っかったり、その天才性を羨んだりするというスタンスもまた苦手なんだなあ、と逆に気づくシーンなのですね。

 そして、このシーンから夏目漱石の小説『それから』の一節を思い出したのでした。主人公・代助の家に、親友・平岡の妻である美千代が百合の花を携えてやってくるシーン。植物を媒介にして男女が愛憎劇を繰り広げるシーン。

 『それから』の代助は、平岡夫妻の夫婦仲が良くないことを知り、逆に美千代への愛を確認するのですが、美千代もまた百合の花という、香りの強い、そしてエロスの象徴のような花を携えることで、代助への愛を表現します。

 『王国』の雫石も、その名前がサボテンの名前から付けられた女の子で、真一郎君もサボテン園で働く男の子、高橋君の庭、というように、植物を媒介にして、男女の愛憎が描かれます。

 さらに、この2作品を並べてみることで見えるのが、漱石の作品は「描写」が美しく、ばななさんの作品は「観察」が素晴らしい、ということ。そのことについてお話しました。

 トークはとても盛り上がり、真理様の感性の素晴らしさときみちゃんの読みの深さが融合して、素晴らしいものになりました。

 会場からのご意見、ご質問もたくさん頂き、アンケートでも「ばななさんの作品が読みたくなりました」とのお声がいっぱいで、きみちゃんはそのことが本当に嬉しかったなあ。それこそ、ばななワールドを世界に広げるお手伝いができて、ばななワールドの優しさ、美しさ、サイキック性、そうしたものが受け入れられる扉を開いた、ってことですものね。

 最後に、復興ソング「花は咲く」をみんなで歌いました。姶良市少年少女合唱団の有志の4名(ゆいちゃん、あさぎちゃん、ひよりちゃん、てるき君)が壇上に上がり、二重唱でハモってくださいました。その歌声の美しいこと!ひよりちゃんは、ギター持参で伴奏もしてくださいましたよ。ピアノ伴奏はちあき様、そしてクリスタルボウルの裕子様も美しい音色を響かせてくださいます。

 真理様は、朗読、トーク、ヒーリング、チャネリング、と大活躍してくださった上に、お得意のフラダンスで「花は咲く」をリードしてくださいます。東日本大震災のときに日本中のフラガールがこの「花は咲く」を踊ったそうで、そのときの振付を会場の皆様に教えてくださいます。

 いやあ、美しすぎる。会場の皆様も総立ちで、全員フラダンス(わーお)。そこで、2クール目は、全員で大合唱。その歌声とフラダンスは、能登半島の皆様をきっと勇気づけたことでしょう。

 「わたしたちはつらいことがあっても大丈夫。きっと乗り超えられる」との真理様のお言葉が魂に響きます。

 そして、閉会。アンケートへのご記入をお願いしましたら、まあ、なんとほぼ全員の皆様がアンケートに記入してくださり、たくさんの感動のお言葉をいただきました。大感謝です。

 さらに嬉しかったことに、出店者の皆様の野村さんのおはぎ完売(83個が売れた!)、祐太君のお野菜とおこわも完売(おこわ43個が売れた。5個は打ち上げ用にきみちゃんが買った)、百合絵ちゃんの紅茶も美味しくて、最高のおもてなしをしてくれましたし、いっぱいお客様が買ってくださいました。大感謝です。

 ほんと、百合絵ちゃんの霧島紅茶、特に最近金賞を受賞した「かなやみどり」の紅茶は、きみちゃん大好きで、4杯もお替わりしちゃいましたわ。きりしま月の舟でも百合絵ちゃんの紅茶を販売していますので、ぜひご賞味くださいね。

 閉会後も、いろんな方がご挨拶くださって、もう嬉しい、嬉しい。大歓喜の渦のなかにおりました。

 受付を担当してくれた鹿児島県立短大生の美月ちゃん、彩乃ちゃんも一日朝からがんばってくれました。シンガーソングライターの僚君も椅子並べ、お客様の誘導、ビデオ係と多彩に頑張ってくれました。僚君は早稲田大学国際教養学部出身ですから、ばなな作品も読んでいるとのことで、美月ちゃんも彩乃ちゃんも日本文学科なので、質問をしてくださいました。月の舟常連さんのさつきさんも「王国」を読破しておいでとのことでしたから、ご意見を会場で言ってくださいました。

 いやあ、すべてに大満足で、会場を片付けて、月の舟に戻って、打ち上げ会。「くるみとん」という名前の豚肉を扱っているひかりちゃんの豚バラと、農業青年・祐太君のクレソンで「しゃぶしゃぶ」がメインの打ち上げ会。

 ひかりちゃんは「王国」を読み込んでくれて、トークショーに参加してくれて、意見も言ってくれて、打ち上げ会では、お手伝いもしてくれて、ありがたい限り。ひかりちゃん、最高だわ。祐太君もいつもありがとう。

 打ち上げ会も最高でした。真理様、ちあき様、裕子様、祐太君、ひかりちゃん、ユタカ君にきみちゃん。きみちゃんの大根とリンゴの甘酒サラダ、きびなごの南蛮漬け、聖護院大根と厚揚げの煮物も大好評。

 そして、話題は、やはりリアルばななさんを交えてのトークショーをやりたいね、と夢が膨らみます。素晴らしいチャネラーの真理様がいろいろと降ろしてくださって、いやあ、最高。次の企画へとすでに歩みだしておりますよ。

 さらに、きみちゃんのピアノリサイタルの夢は、どうも2030年に実現するそうで(真理様のチャネリングによる)、昨年の「愛をぶっこわせ」イベント、今回の「よしもとばななイベント」でさらに愛着を持った「みやまコンセール小ホール」で、きみちゃんのピアノリサイタル開催。2030年8月16日に開催予定です(笑)。

 いやあ、ここ2年ほど、ほぼピアノに触っていない状態のきみちゃんですが、やはり、ピアノが大好き。ちあき様が今回の春の曲メドレーの楽譜をくださって、6年後のリサイタルへの第一歩も踏み出しました。ま、6年あれば、何とかなるでしょう(笑)。

 それに、きみちゃんが敬愛するピアニストの皆様にいっぱい賛助出演していただいて、場を盛り上げていただきますわ(笑)。麗華さま、絢乃さま、もちろんちあき様、絵星さま、ほか、きみちゃんが指名しそうだな、とお心当たりのあるピアニストの皆様、ご準備のほど、よろしくお願いいたしますね。

 今年の8月25日もまた、屋久島の詩人・山尾三省さんについて語る文学シンポジウムも竹本寛秋先生ほかで開催予定。10月26日も「光る君へ」関連で、みやまコンセール小ホールでトークショー開催の予定。

 666祭りもありますよ。続々とおハガキのご返事をいただき、御欠席の皆様も丁寧にいっぱい思い出や近況を書いてくださって、ありがたい限り。

 4月以降にならないと出欠がわからない方も、ぜひゆっくりとご返事くださいませ。5月中旬までお待ちしておりますね。

 さ、今回、きみちゃん、自分で自分を褒めてあげたい。トークショーでの機転、アイデア、読みの深さ、ばなな愛の深さ、真理様の感性をいっぱい引き出したところ、ちあき様、裕子さまの音楽を引き出したところ、偉かったなあ、素晴らしかったなあ。

 真理様にも、トーク前日に女神力アップのセッションをしていただき、チャネリング能力が高いと褒めていただき、きりしまのスーパーヒーラーの称号をいただきました。きゃー、嬉しすぎる。素晴らしく大きな力を持っているんですって。嬉しいなあ。

 それに、打ち上げ会で、ユタカ君のことを「在日宇宙人」と言って、話題にしていたら、真理様から、「あら、きみこさまも宇宙人ですよ」とのこと。しかも、ユタカ君と同じ星からやってきて、地球を救いに来たんですって。

 いや、実は、以前も月の舟にはじめてお越しのヒーラー様に同じことを言われて、地球を救いに来た夫婦だと言われていたのです。いやあ、きみちゃん、自分を人間を何回も繰り返してきた人間大好きな地球人だと思っていたのですが、宇宙人だったとは!

 いや、みんな宇宙からやってきて、宇宙の根源であり、神様ですからね、いま地球人を体験しているわけですからね。

 真理様は全肯定の女神様なので、きみちゃんのことを、スーパーヒーラー、お料理も天才、文学とトークはもちろん、素晴らしい天才、と大絶賛してくださいました。また右脳のみならず、左脳がしっかりしていて、頭が良い、とも言ってくださいました。

 きみちゃんの兄ちゃんは、知能指数が200近くある人で、中学生のときに、校長先生が我が家にいらして、「この子はぜひ東大に入れてください」とうちの親に頼まれたほど頭の良い人で、その妹ですからね、きみちゃんは。頭が良い家系かもしれません(笑)

 でもね、うちの親は、兄ちゃんを校長先生の言いつけどおりに東京大学に入れなかったし、兄ちゃんは、とっても優しく面白い人だけど、IQが高ければいい、というもんじゃない、ということは、家族の関係で嫌と言うほど理解しているし(笑)。

 頭が良い、という誉め言葉を、これまでどこか上の空で聞いていたきみちゃんですが、今回のばななイベントの大成功で、すべての誉め言葉を、がっつりと受け止めている自分がいました。

 スーパーヒーラー、チャネリング能力が高いってこと、エネルギーが高いってこと、文学をもう50年近くやっていることで、作品の読みが深いこと、頭が良いこと、すべてに目配りが行き届いていること、やさしいこと、料理が上手なこと、ピアノが弾けること、「美しい癒しの世界」に安住している人が嫌いなこと(笑)、それらをみんな受け止めて、自分がとても充実して、満足して、歓びと愛と感謝で溢れていることを昨夜から確認し続けています。嬉しく、とても充実しています。

 さらに、ユタカ君への愛が深まりました。イベントでの機転の利き方、働き者であること、きみちゃんを尊敬してくれること、いっぱい褒めてくれること、すべてが大好きです。

 真理様、本当に大感謝です。ちあき様、裕子様、大大大感謝です。百合絵ちゃん、百合絵ちゃんのお母さま、まなみさん、祐太君、美月ちゃん、彩乃ちゃん、僚君ありがとう。今回、急に出店できなくなった春奈さん、美空ちゃん、お母様、またやりましょう。

 そうそう、ウエルカムミュージックのときに、お花のパフォーマンスをしていただく予定の「花のフローラ」の松元君も、急遽、出演できなかったのですが、可愛いお花のバスケットを作ってくださって、真理様ときみちゃんの前の机に飾られて、ふたりの女神をパワーアップしてくれました。ありがとう。とっても綺麗だった。

 たくさんの月の舟を愛してくださる皆様、智美さん、なつみさん、まゆみさん、かおりさん、やすこ先生、たかよさん、妙さま、松枝様ご夫妻、まだまだいっぱいの愛をくださる皆様、本当に本当にありがとうございます。

 これからもきみちゃん、張り切って生きていきます。どうぞよろしくお願いいたしますね。

 で、今日はバタンキューで一日寝て過ごしていると思うでしょ。そうじゃないのよね、生命力の高いきみちゃんは、こんなときこそ、新しくエネルギーチャージするのですよ(笑)。

 雨降る中を、ユタカ君とふたりで、白鳥温泉上湯まで行きましたよ。地獄の蒸し風呂に入りました。いやあ、すごいわ。天然高温サウナに枕が置いてあって、寝ながらサウナができるのですが、いやあ、ものの5秒で背中がやけどしそうですわ(笑)。

 で、バケツに水をいっぱい汲んで、脇に置いて、水をときどきかけるのですが、タオルを水に浸けながら、ばしゃばしゃと水をかけ通しでないと、入っていられません。きみちゃんの好きな水風呂で身体を冷やし、また地獄サウナへ。

 サウナでご一緒した宮崎からのおば様と話が弾んで、2クール目のサウナは快適でした。また来よう。下湯へも行き、そこのカフェでコーヒーを頂きました。

 そうそう、西郷隆盛が愛した温泉ということで、漢詩が刻まれた文学碑もあるし、与謝野晶子鉄幹の歌碑もありますよ。いやあ、文学的だわ。嬉しいなあ。

 白鳥神社も良い雰囲気。でも、雨が降り出したので、参拝は次回へ。みやまきりしまロードを車でひた走り、御池を通って、霧島神宮近くの我が家へ帰ります。

 下湯では、「湯宴」ということで、6500円でお風呂と料理長さんのおまかせ会席が頂けるとの企画があって、きみちゃんとユタカ君、これに乗っかる予定。先ほど野菜を届けてくれた祐太君も一緒に行ってくれるって。4月中旬を予定しています。ご一緒できる方は、ぜひ。みんなで温泉と会席料理を楽しみましょう。

 ということで、今日も大充実した一日。満月ですしね。きみちゃん、3月末までの論文も一本あるんですけど、明日は、オンライン会議もあるんですけど、ま、何とかなりますわ。天才のきみちゃんですしね。すべてOK。すべて大丈夫。

 お金も宇宙銀行にお願いしてあります。お金の神様である亡き父とチャネリングしたら、お金も大丈夫、心配するな、と言ってくれました(笑)。で、絶対に大丈夫です。

 きみちゃん、ほんと、進化してるなあ。素晴らしい自分を受け入れることができるようになったね、偉いね、きみちゃん。

 ということで、いつもブログを読んでくださいまして、大感謝です。やはり、周りの皆様にどれだけ助けていただいているか、深く実感した昨日のイベントでした。大感謝、大感動、大歓喜です。

 では、またブログを書きます。皆様が少しでも癒されますように、元気が出ますように、生きる力が湧いて、ご自分の才能が開花しますように。