きりしま月の舟

**** single.phpです。

類は友を呼ぶ


2022.12.18

 今朝、起き抜けに窓を開けると、お、雪じゃないですか!どうりで、昨日は寒かったものね。

 今日の「紫式部日記」を読む講座はできるかなあ、という不安がふっとよぎりましたが、いまはZOOMがあるのです。そしてアーカイブ視聴ができるのです。やるだけやってみましょう、と思っていたら、晴れ間が出てきて、対面参加の方もぼちぼちおいでになりました。ZOOM参加の方も、いつもより多めで嬉しかったなあ。

 なんて素敵な時代になったのでしょうか。お天気が悪くても、こうして大切なこと、やりたいことができる時代になりました。ありがたいですねえ。

 今日は、「紫式部日記」を読む講座の3回目。かつて一年以上をかけて読み切った作品を、今回は3回で解説する、という離れ業を、きみちゃん、やりきりました。

 15分オーバーで、一時間45分もしゃべり続けたきみちゃん。聴いてくださっている方々も大変でしたでしょうね。ありがとうございます。大切なことをいっぱい伝えきれた満足感、達成感に、いま、包まれています。

 月の舟の受講生の皆様は、本当に素晴らしい。感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

 今回、雪のために講座においでになれなかった方、ZOOM参加をうっかりとやり過ごされた方も、アーカイブ視聴ができますので、HP「きりしま月の舟」のオンライン講座のご案内から「紫式部日記」を読む講座を見つけ出して、ゆっくりとご視聴くださいませ。

 来年1月8日から始まる「源氏物語早わかり」講座は、もう少しコンパクトにお話ができると思います。今回の「紫式部日記」講座のように、資料が多すぎる、ということもない、と思いますので、どうぞきみちゃん漫談を聴くような感じでご参加いただけると嬉しいです。

 最近、自分の才能に気づき始めて(笑)、「わたしって、めっちゃ凄くない?」と思うきみちゃん。これだけの膨大な情報量を何とか整理整頓できるきみちゃんって、天才だなあ。そして、皆様に感謝の気持ちが溢れてしょうがないのです。

 先日、ユタカ君が、月の舟会員さんのご自宅に、蔵書の整理に伺わせていただきました。その会員さんは93歳。施設を移られるのを機に、ご自宅を整理されるとのことで、わたしたち夫婦を信頼してくださって、ユタカ君に蔵書の整理を頼んでくださいました。

 さすがに、月の舟会員さんだけあって、すごい蔵書だったそう。以前、玄関先で、ちらっと書斎をのぞかせていただいたことはありますが、思った以上に整理に時間がかかった、とユタカ君が言っておりました。

 そして、蔵書の一部を分けていただいて、霧島に持ち帰ってきたのですが、そのほとんどが、わたしの講義で使った本ばかり。こんな風にして、しっかりと勉強されて、学んでいってくださったのだなあ、と感無量でした。

 感謝してもしきれないくらい、ありがたい気持ちでいっぱいです。明治から平成までの文学作品を読み込んだ月の舟なのはなクラス、古事記から読み進めて、いま「おくのほそ道」を読んでいる月の舟ひまわりクラス。

 どちらの講座も受講されている方が多くて、この会員のKさんも、古典も現代文学も、またわたしたちが行ってきた文学散歩もたくさん参加してくださったので、文学散歩関連の書物もいっぱいでした。

 わたしが推薦した本を、Kさんは、ほぼ余すところなく読んでくださった痕跡があります。

 わたしは、とても胸が熱くなりました。とても嬉しく、大感謝です。

 この年代の男性は、「女性」というだけで、「ふん」といった対応をされる方が多いのに、Kさんはいつもわたしたち夫婦を信頼してくださって、応援してくださいました。ありがとうございます。

 きみちゃん、がんばってきて、良かったね。嬉しいね。そんな風に自分にも声をかけたくなります。かれこれ30年、文学の仕事をしてきて、良かったなあ。

 やはり、思うに、類は友を呼ぶ、ってことなんですね。文学好きな方々は、なんだかんだと月の舟に集まってきてくださるのです。これまで文学にご縁がなかった方々も、月の舟に出会ったことで、目に見えない魂の世界のこと、感性の海を泳いで、ご自分の深層心理を学ぶきっかけになることでしょう。そうであったらいいなあ、そうでありたいなあ、といつも思います。

 自分の凄さを世間に知らしめる、というのではなく、皆様の才能を応援する月の舟でありたい、と思います。

 わたしたちは、学ぶことによって、成長していきます。学びと気づきがワンセットになって、どわーーーーーんと成長できるのだ、ときみちゃんは信じています。

 きりしま月の舟、今日で通常授業が終わり、あとは12月21日のひまわりクラス、24日のクリスマス会を残すのみ。

 クリスマス会に向けて、賑やかに準備が進んでいます。会員さんでなくても、どなたでも参加できますので、小さなプレゼント(なんでもいいです)をひとつ持参して、きりしま月の舟にお越しくださいませ。

 もしできれば、ご自分の得意なこと(楽器演奏、歌、ものまね、etc)を5分以内でご披露くださいね。きみちゃんは、久しぶりにピアノを弾きます。今回は、弾き語りをしようかな。自分が楽しみです。

 ヴァイオリン演奏、演歌熱唱など、いくつか演目が決まっています。聞くだけの参加でも、何かを披露されての参加でも、どちらでも参加費千円です。お待ちしていますね。予約なしでもOK。ぶらりとお越しくださいませ。

 さて、これから温泉に行きます。どこに行こうかな。まだまだ書きたいことはいっぱいですが、今日はここまで。

 いつもブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。文学講座、ブログ書きは、わたしの最もわくわくする楽しい時間です。大感謝、大歓喜。では、また。

https://tsukinofune.sakura.ne.jp
https://tsukinofune.sakura.ne.jp/tsukinofuneofficial/wp-content/themes/tsukino_fune2021
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