古事記講座9月3日 海幸彦・山幸彦 2022.09.05更新 阿多隼人の祖と記された海幸彦(ホデリ)が、弟の山幸彦(ホヲリ・天皇家の祖)に服従することになる理由が語られます。山幸彦は海神の子・豊玉姫と結ばれ、ウカヤフキアへズが生まれます。されにウカヤフキアヘズは叔母・玉依姫(豊玉姫の妹)と結ばれカムヤマトイワレビコ(神武天皇)が誕生します。ここに天の神の子孫が、山の神の力(呪力)と海の神の力(呪力)を得てめでたく人間界を支配する正当性を確認します。