きりしま月の舟

自分を拝みなさい

2022.04.18更新


 昨夜は、満月。ピンクムーンでしたね。我が家の庭は空を遮るものがないので、月の運行がよくわかり、月が煌々とわたしたちを照らしてくれます。一晩中、月光浴ができるくらい。

 今回の満月は、浄化力が凄い、と言われています。さあ、わたしもいろいろと浄化しないと。そして、さらに成長していきたいもの。

 今日は、オフ。午前中に料理教室(千葉しのぶ先生が代表の霧島食育研究会)があり、久しぶりに出かけました。お花見弁当作りということで、おこわ、山菜の天ぷら、煮しめ、なます、菜の花の卵焼き、桜餅など、いっぱいのご馳走を、自分たちで作り、お弁当箱に詰めて、持って帰りました。

 あいにく快晴ではなかったのですが、自宅のテラスにゴザを敷いて、庭仕事を一所懸命やっていたユタカ君と一緒に、お花見弁当を食べました。美味しくって、完食!

 やはり、専門家は違いますよね。千葉しのぶ先生が見せてくださる、ちょっとした工夫がとても勉強になります。明日死ぬことがわかっていても、新しいことを学ぶ、というのが月の舟のモットーですから、どんなことでも新しい学びを続けたいものです。

 わたし自身、カフェでランチを始めてから、料理の腕が格段に上がりました。もともと上手ですけど(笑)、作るスピードが速くなったし、レパートリーも増えて、さらに料理が楽しくなりました。

 月の舟の女神ランチも「美味しい」と大好評です。さらに工夫して、美味しいランチを提供しますね。

 こんな感じで、いつもおもてなしをする側ですけど、先日は、月の舟会員のYさんがご自宅の庭にツツジが綺麗に咲いたから、とご招待くださって、お茶をご馳走になりました。

 ツツジの美しさ、広大な敷地、いろいろ植えられた果樹、畑、と興味が尽きなくて、お天気も良かったので、心から堪能しました。

 「きみこ先生はいつもお忙しくて、お声をかけるのがどうかな、と思いましたが、今日、これからいかがですか?」とお電話いただき、歩いても行ける距離ですので、ちょうどカフェのお客様が途切れたときでもありましたし、「嬉しい」と飛び上がる感じで、ユタカ君とふたり出かけました。

 お茶会のお菓子も美味しく、器も素晴らしく、良いお天気で、やはり月の舟会員のAさんもお越しで、とっても話が弾みました。笑い転げてばっかりでしたね。

 こんなとき、月の舟をやっててよかったなあ、と思います。たくさんの方が「月の舟が生きる支えです」とか「月の舟があってよかった」と言ってくださいます。

 月の舟があれば、安心。月の舟に行くと、楽しい。月の舟があると、心強い。そんな風に言ってくださることが、何よりも嬉しくて、この仕事を続けています。同じ講座の受講生同士で仲良くなられて、お互いの交流があるのも嬉しいですね。

 もちろん中心は、文学講座です。源氏物語、万葉集、「おくのほそ道」、女神塾、読書会、古事記講座、自主企画の講演会、コンサート、シンポジウムなど。また、多彩な講師の先生によるヨガ教室、折り紙教室、ピアノレッスン、子どものための講座など、これからも多彩な講座を展開していきますね。

 このブログでもご案内しておりますゴールドカード、シルバーカードの会員さんがぼちぼち増えています。受講すればするほど、お得になるシステム。

 多彩な講座を展開するためには、まず200人の方がゴールドカード、シルバーカードに登録してくださることが必要です。現在は100名に届かないところ。今年いっぱいには、200人を達成したいものです。

 年会費3万円のゴールドカードは、きりしま月の舟のHPから登録できますが、シルバーカードは、4か月分まとめてオンラインでできないので、一か月2500円で登録してくださいますと幸いです。リアルの講座だけでしたら、現金で大丈夫ですよ。

 霧島の文化の華となって、たくさんの方の心を潤し、幸せを運んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 先日、「あなたはいくら欲しいですか」という問いに、「そうだなあ、一億かな、3億かな」と考えていましたが、わたしにとっては、お金もいいけど、やはり「人」が最も財産だ、ということに気が付きました。

 まあ、3億あれば、特に何もしないで生きていけます。けれど、わたしの場合、仕事が大好きで、毎日が日曜日、というのはどうにも苦手。セレブな生き方はしたいので、贅沢はしますが、仕事もまた贅沢のひとつです。お金のために働くのではなく、仕事が好きだから、仕事したくて仕事している感じかな。

 体力が続く限り、文学講座を張り切ってやっていきますよ。月の舟の財産は受講生の皆様ですので、ぜひゴールドカード、シルバーカードの登録をよろしくお願いいたします。

 こうしてお声かけをしますと、必ず皆様応えてくださって、それがまた「この世も捨てたものじゃないなあ」と感動します。嬉しいです。感動です。

 さて、娘たちとの旅行は、まあ贅沢三昧で、めちゃめちゃ楽しかったですが、そのおかげで、霧島に戻ってから、元気が出て、仕事にも精が出ました。

 どの講座も全力投球で、楽しくやらせていただいていますが、昨日は、「古事記と日本書紀」と題して、特別講演会を開催しました。

 講師の原口耕一郎先生は、月の舟@天文館時代に、古代史を講義してくださっていました。その後、中国の大学に勤務が決まり、このコロナ禍で一時帰国されているうちに、また中国に帰れなくなったところで、月の舟でご講演をお願いしたのでした。

 まあ、本当に、さすが、ですね。専門家は素晴らしい。特に「日本書紀」がご専門なので、とっても勉強になりました。目からうろこの箇所がいくつもあり、「そうなんだあ」と感動。

 質疑応答も活発で、どんな質問にも堂々と答えておられる原口先生は、とってもかっこよかった。

 原口先生のご両親とのお付き合いから、息子さんである彼につながっていったので、ご両親にもどれだけ素晴らしいご講演であったかをお伝えしました。また、ご両親様からのお菓子のお土産も、ご参加の皆様に振る舞うことができて、幸せを感じました。

 ああ、やっぱり、こんな講演会は、月の舟ならではだなあ。レベル高い!深い!凄い!心から、月の舟を誇りに思います。

 土曜日にランチにお越しになったお客様が、お友達をいっぱい連れて参加してくださったり、また新しい受講生の方が増えて、シルバーカード、ゴールドカード登録の方もあり、嬉しい一日でした。

 午前中は女神塾で、これまた充実した時間。「おくのほそ道」講座、源氏物語、読書会もすべて、受講生の皆様の真摯な学びの姿勢に助けられ、わたしたち夫婦も逆に励まされます。感謝、感謝です。

 ということで、前置きが長くなりましたが、今回のテーマは「自分を拝みなさい」。

 いやあ、みたけさんもいよいよあっちの世界に行っちゃったかな、という怪しいテーマです(笑)。自分を拝む、ですってええ。そんな声が聞こえてきそうです。

 このテーマは、昨日の女神塾でもお話しました。

 よく「自分を大切にしましょう」「自分を愛しましょう」「自分に優しくしましょう」と言われ、そうだよね、と頭で納得するものの、本当はどうやれば自分を大切にできるのか、よくわかっていないかも。

 わたし自身もそうです。ところが、先日来、読んでいる本に次のようなことが書いてありました。いつもながらドクタードルフィンの本「至高神 大宇宙大和神(オオトノチオオカミ)の導き」から。

 「神社に行っても、自分自身にお参りしているということを認識しなさい。魂意識が上れば、高い次元の神である自分が、自分をサポートしてくれる」

 そんな一節に出会って、ひょえーーー、となったのでした。そっかあ、霧島神宮のお膝元なので、霧島神宮にはしょっちゅうお参りに行っているけど、お願いばっかりしていたなあ。あれって、自分にお願いしていたことなのか。自分にお参りするって、凄い発想だなあ。

 そんな感じで、刺激を受けていたら、次に読んだ大野百合子さんの「面白いほど願いはかなう!」という本で、鏡御拝(かがみぎょはい)、あるいは自神拝(じしんぱい)と言われる鏡の儀式についての件で、すとーーーんと自分の魂に落ちたのでした。

 毎朝、鏡に向かって、微笑み、神気を流し、合掌二礼拍手をして、鏡の中の自分を見ます。自分の本質とつながることを意図して、わたしのなかの神様、自分のなかの宇宙とつながります。

 そして「わたしはわたしを大好き!」と言うのです。

 鏡の前で深く呼吸して、ビッグバンから気の遠くなるような旅をしてきた自分自身に敬意を表します。最後に、歓びと感謝のエネルギーで、鏡の中の自分と自分自身を満たします。そして二拍手二拝をして儀式・鏡御拝は終わりです。

 自分の中に神様がいる。わたし自身が神様である。みたけきみこも女神である。そのことは頭でわかっているつもりでしたが、自分を拝む、という境地にまでは至っていませんでした。

 極端なことが大好きなきみちゃんですからね。いえ、極端な、過剰なことをしないと、わたしたちは日常を変えることはできませんからね。

 さ、これから自分を拝みましょう。鏡だけではなく、ショウウインドウに映る自分も拝みましょう。敬意をこめて。大好き、と言いながら。

 これって、ちょっと恥ずかしいけど、素晴らしい儀式かも。

 そして、神様であるきみちゃんは、自分に優しくし、大切にし、月の舟の会員さんを大切にし、優しくして、夢を叶えます。これからうなぎのぼりに会員さんが増えていって、月の舟はさらに豊かで華やかで、笑顔の絶えない、素晴らしいパワースポットになっていきます。

 パワースポット月の舟にいるきみちゃん女神は、いつもどっしりと安定感があり、幸せで、明るくて、美味しいランチを提供し、楽しくてよくわかる文学講座を展開していきます。

 これからも、いろんな素敵なイベントのアイデアが続々と浮かんで、楽しいことが続きます。

 5月7日(土)から古事記講座が始まりますよ。源氏物語もまだ間に合います。リアル講座を途中受講の方は、オンライン講座で勉強しながら、追いついてくださいね。源氏物語を読む人生は、確実に豊かになります。万葉集講座は単発ですから、いつからでも大丈夫です。「おくのほそ道」もまだ初めの方なので、間に合います。

 女神塾はいつからでもOK。自分を軽くしましょう。重たい気持ちを脱ぎ捨てて。自分を拝みましょう。女神だから。

 5月20日(金)から、第3金曜日午前10時~11時「鹿児島学」が始まります。鹿児島の歴史、文学作品を縦横無尽に語りつくします。鹿児島に興味のある方、ぜひお越しください。みたけきみこの鹿児島学は定評がありますからね。楽しいですよ。

 みたけきみこは女神です。だから、完璧、完全、天才、最高傑作。月の舟の講座もイベントも、どれも楽しくて深いです。

 マーケティングがどうのこうの、という世界はよくわかりませんし、これが万人受けするとは思っていませんけど、「これでいいのだ」。月の舟はめちゃめちゃ楽しいですからね。

 世界の人口のたかだか200人、多くて一千人、さらに欲張って一万人の世界です。YouTubeのチャンネル登録何万人という世界ではなく、わたしはわたしを信じ、わたし自身が大好きで、月の舟に集う方々が大好きで、大切で、そんな思いで、ひとつのユートピアを創ろうと思うのです。

 自分を拝みなさい。それが自分を大切にする、ということ。自分に優しくしましょう。神様に接するように。

 さあ、あっという間に一日が過ぎます。今日も素敵な一日でした。明日の朝、鏡を見て、「わたしはわたしを大好き」と言います。

 いつもこのブログをお読みいただき、ありがとうございます。感謝しています。