源氏物語「空蝉」2
2022.02.17更新
きりしま月の舟でのリアル源氏物語講座の模様です。
マウスガードを着けておりまして、美的に「ちょっと」かもしれませんが、中身はグッドですので、お楽しみください。
空蝉の巻、後半部分です。
最後の和歌の配置が絶妙です。
弟を連れて、父親ほどの年齢差のある男性の後妻に入った空蝉。
娘時代であれば、この光源氏との恋愛を愉しむ余裕があるのに、と思う空蝉。
けれど、その境遇が空蝉の女性としての誇りを守る、という人間哲学が提示され、読み応えのある巻です。
いやあ、男性にはわかんないだろうね、笑。